特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
はてなブログが特別お題キャンペーンを開催中で、年末年始にぴったりのお題があったので、2022年の旅を振り返りました。北から南まで、絶景も温泉もマンホールカードも集められて、なかなか充実した1年でした。
- 始まりは初詣旅 美ヶ原の絶景を楽しむ
- 離島への旅
- 2022年の温泉の記録
- 温泉宿ではないけれど2022年に宿泊したところ
- 2022年に集めたマンホールカード
- まとめ
始まりは初詣旅 美ヶ原の絶景を楽しむ
我が家は毎年お正月は、どこかの神社に初詣旅に出かけています。2022年は諏訪大社に初詣に行きました。1泊目は下諏訪温泉に宿泊しましたが、1泊で帰ってくるのはもったいないので、2泊目を念願の王ヶ頭ホテルに泊まりました。日本百名山の一つ、美ヶ原の山頂に立つリゾートホテルで、1人で泊まれるプランがないのです。一人旅が多い私は、ずーっと泊まれる機会を待っていたのでした。
日の出も日の入りの時も、空が茜色になる光景は本当に美しく、宿泊した時には富士山も北アルプスも見えてかなり感動しました。
詳しくはこちらに宿泊記をまとめました。
離島への旅
今年は離島に行く機会が多かったように思います。離島に行くには飛行機や船などに乗る必要があり、到着までに時間がかかります。ですが、時間をかけた分だけの感動がありました。離島は美しい自然が残り、人の数も多くないので、絶景を楽しみながらのんびりと休日を過ごせるのが魅力です。
日本最南端を訪ねて波照間島へ
私は最北端とか最南端とか、そういうはじっこを目的地にするのが好きです。最北端と最東端は行ったので、今年は最南端を目指しました。
波照間島の海は波照間ブルーなどとも称される大変美しい海です。木浜で泳いでみたくなる衝動にかられました。3月でも日差しが強く、さすが最南端という感じがしました。
石垣島からガイドツアーを利用して、日帰りで訪れました。ガイドさんがいると、ネットなどからは調べきれない情報も教えて頂けてとても良かったです。
景色も食も宿も人も素晴らしい隠岐の島
隠岐は島根県の沖に浮かぶ島で、大きく4つの島から構成されています。隠岐にあるEntô(エントウ)という絶景宿に泊まってみたくて、3泊4日で訪れました。
Entôは海に面して立っているので、お部屋からも船が行き来するのが眺められます。1人部屋もあるので、一人旅も受け入れてくれます。宿のスタッフが皆さん親切で、予約の時から丁寧なサポートで、3泊4日の内容を充実したものにしてくれました。
島に囲まれた内海はとても穏やかなのに、島の外側は荒波によって削られた断崖絶壁です。船からも陸からもその景色を楽しめました。
隠岐牛があちこちにいて、ちょっとびっくり。
離島と聞くと、過疎化が進んでいるようなイメージがありましたが、島の高校には全国から生徒が集まってきているとか。島に魅せられて島の外から移住してきた方もいました。訪れてみると、海の幸、畑の幸、隠岐牛などの食材があり、水もあるので生活に困りません。とても豊かな感じのする島でした。3泊4日の内容はこちらにまとめました。
長崎県の壱岐を訪ねる
隠岐を訪ねる前までは、隠岐と壱岐の区別がついてなかった私です。隠岐に行ったら壱岐にも行ってみたくなりまして、11月に訪れました。壱岐は長崎県の沖に浮かぶ島で、島内の温泉ではとーっても濃い温泉が楽しめるのも魅力です。海の透明度が素晴らしく、美しい自然を楽しめる島でした。
壱岐の旅行記はこちらです。
自分の節目をお祝いする旅でもあったので、奮発して5つ星ホテルに滞在しました。とても良い宿でした。
軍艦島
廃墟マニアは一度は訪れたい場所の一つが軍艦島ではないでしょうか。私も廃墟は嫌いではないですが、私がこの島に行きたかったのは、007の撮影に関連してのことです。実際に撮影が行われたわけではありませんが、軍艦島の廃墟ビルをモチーフにしたセットが登場していました。
軍艦島に上陸するには、決められたクルーズ会社のツアーを利用します。また上陸条件が意外に厳しくて、波の高さが50センチ超えると上陸できないそうで、お客さんの中には3度目の正直という方もいるようです。私は普段の旅は荒天のことが多いですが、この時は無事上陸できました。詳しくはこちらにまとめました。
2022年の温泉の記録
旅の宿はたいていが温泉宿です。2022年に入った温泉と泊まった宿を振り返ってみました。
北海道
ニセコ: 東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ
泊まったのはリッツ。一番リーズナブルなお部屋を予約していましたが、ちょっとしたトラブルがあり、スイートに変更と言う大変ありがたいオファーをいただき、1人では広すぎるお部屋でのんびりしました。まだインバウンドのお客さんがいない時期だったので、温泉も貸切。すごく贅沢な滞在となりました。
旭岳温泉: ホテルベアモンテ
北海道の最高峰である旭岳のロープウェイ乗り場付近にある温泉です。何軒か宿がある中でロープウェイ乗り場に一番近い宿に泊まりまりました。
お天気が良かったので、頑張って旭岳の山頂を踏んできましたが、全然トレーニングしていない状態で登ってしまい、下りはヘロヘロでちょっと危なかったです。反省です。
モール泉が楽しめる十勝川温泉
狩勝峠に行きたくて北海道に旅した時に泊まりました。帯広近郊の温泉で、植物由来のモール泉が楽しめます。十勝川温泉第一ホテルという宿に宿泊しました。浴室はとても広くて2階建て。浴槽もたくさんありますが、その分源泉かけ流しとはいきません。一人でも泊まれる宿でした。
東北
秋田県乳頭温泉: 山の宿
乳頭温泉と言えば秘湯のイメージで、鶴の湯が国内外に有名ですが、その鶴の湯と同じ源泉を引く系列宿です。鶴の湯よりもお食事が豪華です。今回は日本の秘湯を守る会のスタンプ帳がいっぱいになったので、ご招待泊で泊まってきました。
秋田県猿倉温泉: フォレスタ鳥海
鳥海山は円錐形の山容が大変美しく、私の中では日本一美しい山だと思っています。その山に登るのは私の体力では無理そうなので、せめて山を見ながら鉄道旅と温泉を楽しもうと泊まったのがフォレスタ鳥海です。お部屋からは美しい鳥海山を存分に眺めることができました。
山形県蔵王温泉: 深山荘高見屋
強酸性の白濁の温泉が魅力の蔵王温泉。泊まったのは歴史ある高見屋さん。期待通りの温泉でした。翌日のハイキングはガスで眺望は楽しめなかったので、またリベンジしたいと思います。
山形県瀬見温泉: 観松館
「奥の細道湯けむりライン」の愛称がある陸羽東線の無人駅の一つ、瀬見温泉駅から徒歩10分ほどの場所にある小さな温泉街の中の宿です。実は皇族方も立ち寄られた宿です。一人でも泊まれる露天風呂付のお部屋があり、それほど高くなかったこともあり、お部屋で温泉を存分に楽しませていただきました。
宮城県作並温泉: ゆづくしSalon一の坊
目の前で料理人が作ったお料理をビュッフェスタイルでいただけるレストランや、自分でハンドドリップで淹れるコーヒーが用意されているサロンなど、滞在がとても快適な宿でした。雪見温泉したくて1月に行きました。期待通りの雪でしたが、駅まで無料送迎があるので安心です。
この時は雪の山寺に行って、普段雪が降らない場所で生活している私には、遭難するかも! と思うような雪で、非日常を楽しめました。
福島県飯坂温泉: 双葉旅館
福島県飯坂温泉は駅前温泉街になっていて、雪が降る季節でも駅から歩いて温泉宿に行けるのが安心です。客室数が8室と少ないこじんまりした双葉旅館でちょっと熱めの飯坂温泉のお湯を楽しみました。
関東・甲信越
神奈川県箱根町仙石原温泉: 箱根リトリート före
夏場にエアコンが壊れて、自宅にはいられない、ということで出かけた宿です。森の中にあるオシャレな宿でした。
新潟県越後田中温泉: しなの荘
日本一長い川が千曲川から信濃川に名称が変わって間もなく、の場所にある越後田中温泉の一軒宿です。信濃川に沿って走る飯山線の越後田中駅が最寄り駅。徒歩5分ほどで到着できますが、ちょっと隠れ家的な宿と言う感じ。源泉の温度が低いので加温していますが、自家源泉を100%かけ流しで楽しめます。
新潟県越後湯沢温泉: HATAGO井仙
2022年の締めくくりの宿でした。越後湯沢駅の目の前にあるので、大雪でもアクセスは楽々。上越新幹線は大雪にも強いので、冬に温泉を楽しみに行くにはもってこいの宿です。食事は魚沼産の食材を使ったお料理がとても美味しいです。一人でも泊まれる宿です。
長野県安代温泉: 安代館
湯田中渋温泉郷の中にある宿5軒の小さな温泉街にある宿です。湯田中駅からは徒歩20分ほどなので、歩いても行ける温泉宿です。冬は部屋にこたつが入り、夕食は部屋食。露天風呂はないですが、入るとお肌すべすべの美人の湯が楽しめます。お湯の温度が熱いのですが、ちょうど寒い時期で楽しめました。
長野県下諏訪温泉: 聴泉閣かめや
諏訪大社に初詣に行った時に宿泊した温泉宿です。全9室と部屋数が少なく、かつては皇女和宮様が江戸に下る際に泊まられた歴史ある宿です。
長野県浅間温泉: 和泉荘
静岡に住む私は中央線の新宿と甲府の間を乗車する機会があまりなく、一度乗ってみたいと思っていたので、新宿から特急あずさに乗って、松本まで行った時にこちらの宿に泊まりました。浅間温泉は松本駅からのバスの本数もあってアクセスが便利です。浴室が広々していて外の光が入る明るい浴室でした。お食事は個室でいただきます。
東海
静岡県伊豆湯ヶ島温泉: 湯本館
川端康成が愛した宿として有名で、館内には川端康成ゆかりの部屋や資料が残されています。源泉かけ流しのお湯がとても気持ちの良い宿でした。ただ一人旅だとプランがないかも。私は二人で泊まりました。
静岡県伊豆湯ヶ島温泉: 白壁
ブラタモリにも登場した宿で、大きな岩や巨木をくりぬいて作られて湯船があります。女将さんの気配りが行き届いている宿でした。スタッフは東南アジアの方でしたが、ものすごく丁寧な接客で驚きました。一人でも泊まれる宿です。
近畿
和歌山県紀伊勝浦温泉: 万清楼
料理旅館と言うだけあって、お料理が美味しい温泉宿です。紀伊勝浦駅からは徒歩でアクセス可能なのも嬉しいです。那智の滝へは紀伊勝浦駅からバスが出ているので、観光の拠点にも良い宿でした。
中国・四国
島根県海士町(隠岐): Entô
離島の旅のところでご紹介している宿です。
高知県四万十市用井温泉: ホテル星羅四万十
四万十川沿いに立つホテルです。四万十川はどっちに向かって流れているのかわからないくらいゆったりした流れで、カヌーとかのアクティビティも楽しそう。最寄り駅は予土線の江川崎駅。予土線は本数が少ないので、途中で一泊するのにちょうど良い立地です。スタッフが親切でくつろげました。
徳島県祖谷温泉: ホテル祖谷温泉
徳島の秘境、祖谷渓谷の断崖絶壁に立つホテルで、よくこんな場所にこれだけの建物が建てられたものだと驚きました。その分お部屋やお食事処などからの渓谷の眺めが素晴らしいです。ケーブルカーで向かう谷底の露天風呂はぬる湯の源泉かけ流しで30分くらい入っていられるのが嬉しい。
九州
長崎県壱岐湯本温泉: 壱岐リトリート海里村上
離島で唯一の5つ星ホテルと言われている宿で、離島の旅の所でも紹介した宿です。
大分県別府市観音寺温泉: 眺望の宿しおり
別府市や別府湾を見下ろせる高台にある宿です。熱いお湯が出る自家源泉があり、加水せずに冷まして湯船に注いでいます。スタッフも親切でくつろげました。
温泉宿ではないけれど2022年に宿泊したところ
大阪マリオット都ホテル
日本一高さがあるビルの中のホテルです。是非高層階からの景色を楽しみたいと思って宿泊しました。期待通りの眺めとホスピタリティが良かったです。
沖縄県石垣島: ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
波照間島を訪れた時に石垣島で滞在していたホテルです。こちらのホテルに泊まるのは2回目でした。前回泊まった時に建設中だったクラブフロアの建物に宿泊しました。クラブラウンジのフードプレゼンテーションのレベルが高かったです。
沖縄県宮古島: シギラベイサイドスイートアラマンダ
宮古島の中の大型のリゾートホテルで、リーズナブルなホテルから超リッチなホテルまで数軒のホテルから構成されているのですが、今回宿泊したのはお部屋にプライベートプールがついたホテルでした。
沖縄県宮古島: シーウッドホテル宮古島
宮古島から橋でつながる来間島に数年前にできたばかりのリゾートホテルです。ホテルタイプとコテージタイプがあり、コテージタイプにはプライベートプールがついています。広大な敷地と巨大な建造物にびっくりしました。
宮崎県高千穂: 高千穂 離れの宿 神隠れ
高千穂峡まで歩いて行ける距離の宿です。各部屋にお風呂付ですが、温泉ではないのです。高千穂神社まで徒歩10分ほどで、夜は歩いて神楽を見に行けました。
2022年に集めたマンホールカード
私は旅に出ると、旅先の自治体のマンホールカードを記念にもらいます。今年は22枚集まりました。
まとめ
振り返って見ると、今年は離島への旅が多かったように思います。波照間島、隠岐、壱岐、宮古島、石垣島。訪れた離島はどこも手つかずの自然が残り、何と言っても海の透明度が高いのに驚きました。アクセスできる交通機関に限りがあるせいか、本土の観光地より人が少ないのも魅力でした。離島に行くなら最低でも2泊、できれば3泊4日くらいでのんびり楽しむのが良いなと思いました。来年もステキな旅が続けられて、各地のマンホールカードが集められますように。
数字データ
宿泊数: 39泊
宿泊した宿: 34軒
訪問した県(通過は除く): 18都道府県
2022年に買って良かった物
2022年の振り返りの別記事に、買って良かった物があります。
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