鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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下諏訪温泉の全9室の宿「聴泉閣かめや」宿泊記。諏訪大社下社参拝とマンホールウォッチング

2022年の初詣旅は諏訪大社にお参りし、下諏訪温泉に宿泊、翌日は美ヶ原高原へと言う行程でした。こちらの宿は諏訪大社秋宮の隣にあり、江戸時代には皇女和宮さまが江戸に輿入れの際、お泊りになったという歴史ある宿とのことで、宿泊してみました。立派な建物の宿ですが部屋数は9室と少なく、お食事は完全個室でいただくので、あまり他のお客様に会うことなく過ごせました。夫婦2人で宿泊しました。お値段はちょっとお高くて、1人29,700円でした。

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宿の基本情報

  • 全9室。部屋にバストイレあり
  • お部屋でWifi使用可、お部屋にコンセント複数個所あり
  • 部屋ごとに温度調整可能な冷暖房あり
  • 駅からの送迎はなし。駅から徒歩10~15分くらい
  • 小さな露天風呂付の内湯が男女別に1か所ずつ。貸切風呂は有料

公式サイト

www.ckameya.com

宿泊したお部屋

かめやさんの客室は、本館と新館に分散しています。上の建物の写真の真正面に見えるのは新館。大浴場は新館の最上階にあります。私達は今回は本館のお部屋を利用しました。玄関を入ったロビー。靴のままあがり、ここで宿帳などの記入をします。

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ロビー

本館2階の客室には階段を上がりました。ドアを開けるとお部屋の玄関と踏み込み。ここで靴を脱ぎます。部屋の中に靴があると、外出の都度、宿の方の手を煩わせずに済むので実は好きです。館内移動にはスリッパが用意されています。

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お部屋の入り口

客室は10畳プラス広縁という造りでした。テーブルの向こうのピンクの縁取りの機械は空気清浄機兼加湿器のようでしたが、フィルターの掃除が行き届いているのかどうかわからないので、今回は使用しませんでした。床の間には枕元灯の用意もあります。

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今回宿泊したお部屋

こちらのお宿は大名や皇女和宮様がお泊りになった宿なので、庭園がきれいなのでしょうけれど、広縁から見えるのはこんな景色で、お庭が楽しめる、という感じではありませんでした。

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広縁の窓からの眺め

お部屋にはバス・トイレ・洗面付きです。お風呂は大浴場があるので使用しませんでした。洗面台にはドライヤー、手を洗うためのフォーム石鹸の用意があります。

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お部屋の水回り

エアコンは客室ごとにコントローラーがあります。ただこの部屋のエアコン、温度を上げると頭のあたりは温かいのですが、足元が冷たくて。お布団で寝る時に、枕のある位置はちょっと寒かったんです。でも起きていると暑く感じるし。部屋が大きいせいかな?

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エアコンは客室ごとにコントローラーあり

お茶セットは緑茶のティーバッグのみ。ポットは沸かし機能付きの電気ポットでいつでも熱いお湯が手に入ります。寒い時にはありがたいです。チェックイン後のお茶は特に宿の方が淹れてくださることはなく、セルフでした。

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お茶セットと電気ポット

宿に来る前に下諏訪大社の春宮・秋宮を歩いて参拝してきて足が疲れていたので、まずは自分でお茶をいれ、お菓子を食べて一服します。

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まずは一服

Wifiはお部屋で使用可能で、サクサクつながりました。室内のコンセントも複数個所あり、スマホの充電も問題なしですが、枕の位置からちょっと離れた場所にコンセントがあるので、寝ながらスマホはちょっと厳しいかも。私はいつも延長ケーブルを持ち歩いているので、延長ケーブルを使用しました。

温泉

一息ついたらまずは温泉に行きます。こちらが館内のレイアウトですが、私たちのお部屋は本館2階の水月。お風呂に行くには、階段で1階に下りて、渡り廊下を渡り、エレベーターで4階にあがったところにあります。本館に泊まると大浴場まではちょっと距離があるのです。

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大浴場にはちょっと遠い

脱衣所に向かう通路の手前でスリッパを脱ぎます。そういえばスリッパクリップはありませんでした。客室数が9室なので、スリッパを間違えるほど混まないのかもしれませんが、夕食後に来た時には、スリッパが5足くらい脱いであり、スリッパクリップがあった方がよいなと思いました。今回はマイクリップを忘れちゃったんですよ。

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脱衣所の手前でスリッパを脱ぐ

大浴場の入り口です。男女の入れ替えはありません。

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大浴場の入り口

こちらは女湯の脱衣所。部屋数が少ない宿なので、それほど広くはありません。夕食後に来たら、3つ籠が使われていたので、一度部屋に戻って出直しました。やはり密は避けたいし、脱衣所や浴室だとマスクしていないことが多いですからね。ただ、出直すとなると、エレベータで1階までおり、通路を渡って本館の2階まで戻る、というのは面倒ではあります。

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脱衣所

写真を撮り忘れましたが、脱衣所内にもちろん洗面台もトイレもあります。では浴室へ。洗い場は壁の仕切り付きで、全部で6か所くらいありました。

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大浴場

大浴場は内湯から直接行ける露天風呂があります。

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露天風呂もある

露天風呂の柵の向こうの木々は、諏訪大社の森だと思います。湯船に沈むと見えるのは空のみ。

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露天風呂

脱衣所の看板によると、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉の表示があり、確かに温まる感じがしました。

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ナトリウム-カルシウム-硫酸塩泉・塩化物泉の表示

でもこちらの分析書には単純温泉と表示されています。

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こちらには単純温泉の表示

源泉には綿の湯の文字があります。綿の湯の源泉はこちらの宿の入り口付近にあり、手湯が楽しめるようになっていました。

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神話の伝説がある綿の湯

お食事

お食事は、夕食・朝食ともに完全個室でいただきます。

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夕食・朝食ともに個室食

こちらが個室です。お庭をご覧いただけます、と案内されましたが、うーん、あまり素敵なお庭という感じはしませんでした。

夕食

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私達の食事したお部屋

最初に附出しがセットされています。コンロの鍋はこのあとしゃぶしゃぶのお肉が運ばれてきます。

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最初に用意されていた前菜など

ソフトドリンクのメニューにフルーツジュースがあったので、注文しました。ノンアルコール派には嬉しいです。ウーロン茶とサイダーだけだと、なんとなく頼む気になれないのです。

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ドリンクメニュー

こちらがこの日のお品書き。附出しの内容が充実しています!

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この日の御献立

食前酒を飲んで夕食のスタートです。

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食前酒から夕食スタート

お正月らしい雰囲気です。

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お正月らしい前菜

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椀盛

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お造り

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炊き合わせ

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焼き肴
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替え鉢のしゃぶしゃぶ

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留肴
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お食事とデザート

お料理は一品ずつ運んできてくれるので、出来立てをいただけて良かったです。前のお皿が終わった頃に次のお料理を運んできてくれるタイミングも良かったです。どのお料理も美味しくいただきました。お料理の内容はお値段相応だったと思います。

朝食

朝食も夕食と同じ個室でいただきます。

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朝食

籠の中にはいろいろとごはんに合いそうなおかずとサラダなどがズラリ。

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朝食のおかず

卵料理はだし巻き卵が運ばれてきました。

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だし巻き卵

卓上コンロの鍋はお味噌汁で、蓋を取ると伊勢エビが!

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伊勢エビのお味噌汁

食後のコーヒーはロビーにて提供されます。

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食後にコーヒーのサービス

駅から徒歩圏内で諏訪大社がお隣の立地

こちらの宿は、諏訪大社下社秋宮の隣と言っても良い場所にあるので、諏訪大社にお参りするにはとっても便利です。

最寄り駅はJR中央線の下諏訪駅です。駅からだと徒歩15分くらい。後半は秋宮に向かって上り坂を上るので、キャスター付きでコロコロ引いて行くには、ちょっと大変かも。私達は諏訪大社下社の春宮・秋宮両方に参拝してから宿に向かったので、全部歩いて向かいました。送迎サービスは公式サイトのAIに質問したら、ないとの回答でした。宿泊料がそこそこ高いので、送迎サービスあると良いのにね。

宿のまとめ

皇女和宮様もお泊りになったということで、館内には史料が展示されていました。

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ミニ歴史博物館

館内はお正月らしい飾りつけがされていて、高級旅館の趣です。

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お正月らしい生け花

部屋数が少なく、食事は個室なので、他のお客さんと一緒になることはほとんどないのが、コロナ禍としては嬉しいポイントです。お料理はお正月らしい盛り付けが楽しめ、とても美味しかったです。諏訪大社に近いのも便利でした。ただお値段が1人29,700円とほぼほぼ3万円。このお値段の期待に応えているか? というと、正直ビミョーな印象です。下諏訪の街は初めて訪れましたが、小ぶりな旅館が何軒かあり、次回はもうちょっとリーズナブルな宿をチョイスしようかな、という感じです。

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下諏訪温泉の温泉街

下諏訪温泉は車山や美ヶ原に近いのでハイキングの帰りに一泊しても良いと思います。車山と美ヶ原はどちらも百名山です。車とリフト利用なら同日に2座登頂も可能な距離でした。

www.frostmoonweb.com

諏訪大社下社の春宮・秋宮にお参りとマンホール情報

中山道経由で春宮へ

今回の旅は夫婦で初詣旅だったので、お昼頃に下諏訪に到着し、諏訪大社下社の春宮・秋宮両方にお参りしました。駅からちょと遠回りになりますが、中山道経由で向かうと、古い街並みを見ることができます。

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中山道経由で春宮へ

こちらが諏訪大社下社の春宮です。

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諏訪大社下社の春宮

下諏訪町のマンホール

春宮の入り口には、カラーのデザインマンホールがあるので、忘れずにチェック。下諏訪駅の観光案内所でマンホールカードの配布もしていますが、この日はまだお正月休み中でいただけませんでした。

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参道入り口に下諏訪町のカラーのマンホール蓋

下諏訪町のマンホールカード情報はこちらです。

www.town.shimosuwa.lg.jp

ランチは萩月庵 千ひろでお蕎麦をいただく

春宮にお参りした後、ちょっと遅めのランチを春宮近くのお蕎麦屋さんで食べました。こちらのお店、人気があるようで、午後2時近かったのですが、私たちの前に2組待っていました。食べ終わる頃には、その日のお蕎麦が終わってしまい、後から来たお客さんをお断りしていました。

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萩月庵 千ひろ

こんなメニューで、私は天ざるを注文。

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メニュー

結構ボリュームがありました。わさびは本わさびがついてきて、自分でおろしていただくスタイルです。

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天ざる

秋宮参拝

腹ごしらえしたので、宿に向かいつつ、チェックイン前に秋宮に参拝です。春宮の前に標識があり、秋宮まで車で1.2kmとあるのですが、徒歩でも1.2kmくらいと思うのですが・・・。車でとあえて書いている意味は何かあるのかな?

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春宮前の看板

こちらは秋宮。駅から近い分、春宮より混んでいました。

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諏訪大社下社 秋宮

こちらの手水は温泉なんですよ。寒い日にはありがたいです。

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温泉が出ている

諏訪市のマンホールカード

下諏訪町のマンホールカードが、観光案内所の休日ということでもらえなかったので、翌日、一駅鉄道で移動し、上諏訪駅の観光案内所で諏訪市のマンホールカードをいただきました。観光案内所は駅併設で、デザインマンホールの実物は、駅前の通りを渡った歩道上に設置があります。カード配布場所と実物の蓋が駅に近いのは、大変助かります。

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諏訪市のマンホールカードと実物の蓋

諏訪市のマンホールカードに関する情報はこちらです。

www.suwakanko.jp

まとめ

毎年年末年始のどちらかに夫婦で初詣旅に出かけています。今年は静岡県のお隣県の長野県をチョイス、諏訪大社にお参りをしつつ、下諏訪温泉を楽しむ旅ができました。この初詣旅、実は2泊3日で旅していて、1泊目をこの記事でご紹介した「聴泉閣かめや」に泊まり、翌日は美ヶ原の王ヶ頭ホテルに宿泊しました。絶景ホテルで、夏・冬どちらに泊まりたいか?と聞かれたら、私は断然冬ですねー。詳しくはこちらをどうぞ。

www.frostmoonweb.com

下諏訪温泉、街並みがなかなか良かったので、また訪れたいと思いました。

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