鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

MENU

宮古島の離島、来間島にあるシーウッドホテル宮古島のプールビラ宿泊記

2022年7月に夫婦で宮古島に3泊4日で出かけた時に、3泊目をこちらのホテルに泊まりました。まだ建設中にちらっと見えたエントランスの建物などが超大型で、一体どんなホテルなのだろう?と以前から気になっていたので、泊まってみることにしたのです。

シーウッドホテル宮古島の概要

  • 「シーウッドホテル宮古島」は、宮古島から橋でつながる来間島の西海岸にあり、2020年2月にオープンしたホテル。
  • プライベートプール付きのビラタイプが107室、ホテルタイプのお部屋が62室。プール付きビラに2人で泊まって1泊朝食付きで10万円/2人くらい。
  • 喫煙所が少なく、ビラのお庭でも吸えません。滞在する部屋によっては喫煙所まで徒歩5分くらいかかるので、喫煙者にはつらい。喫煙者はビラよりホテルタイプのお部屋の方が便利かも。
  • プライベートビーチはないが、徒歩5分くらいのところに白砂が美しい長間浜がある。でも遊泳には向かないとのこと。

公式サイト

www.seawoodhotel.com

チェックイン

フロントがある建物は「竜宮ハウス」と言って、かなり大きな建物です。ここまで来間島のサトウキビ畑をレンタカーで走って来ていきなりこの建物なので、竜宮城に来たのかと思いました。こちらの1階でチェックイン手続きです。レンタカーで乗り付けるとスタッフが荷物を預かり、フロントに案内してくれますが、車を駐車場に停めに行くのは自分たちです。

フロントがある竜宮ハウス、でかい

向かって左側にフロント、右側は1階にショップ、2階が和食のレストランです。

竜宮ハウス

竜宮ハウスのドームを抜けると、向こうには海が広がります。

竜宮ハウスからの眺め

フロントはこちらです。フロントでチェックイン手続きをしてくれるのは日本人でしたが、車から荷物を預かったりするスタッフは皆さん東南アジア系の方でした。

フロントでチェックイン

チェックイン手続きが終わると、カートでお部屋まで送ってくれます。カートはレンタルもできるのですが、私たちが宿泊した時には「貸し出しできるカートは予約でいっぱいです」とのことで借りられませんでした。

プール付きのビラに宿泊

プール付きのビラに宿泊しました。プール付きのビラにもグレードがあり、ベッドルームが3つあるプレジデンシャル、2つあるロイヤル、リビングとベッドルームが別々のスイートタイプのエグゼクティブ、1つの部屋の中にリビングとベッドがある一番リーズナブルなタイプなど4ランクあり、今回は一番お安いビラに泊まりました。402号室です。

今回宿泊した402号室

玄関の扉を開けるとリビングと寝室がワンルームになったお部屋です。左手のガラスの向こうにはプライベートプールが見えています。

宿泊したお部屋

リビングのテーブル以外に、パソコン広げるにはちょうど良いデスクもありました。

デスク

デスク回りにはエスプレッソマシンや冷蔵庫などがあります。このエスプレッソマシン、大きいカップのマートを押しても、一口しか抽出されず、3回位ボタンを押してしまいました。設定があっているのだろうか???

エスプレッソマシン

3人で利用する場合はエキストラベッドが入ることもあり、部屋はゆったりとしたつくりで、大きなスーツケース広げても邪魔にならないのが良かったです。ベッドの枕元にはコンセントがあるので、寝ながらスマホ&充電も問題なくできます。

お部屋は広々

テーブルの上には南国風のうちわが用意されていました。これはさすがにお土産ではないよねぇ??? ←聞かなかったけれど・・・

南国風のうちわ

部屋の奥にはクローゼットがあり、こちらも十分な広さ。

クローゼット

洗面台はボウルが2つ。その奥にバスルームがあり、洗い場もあるタイプです。プールから直接バスルームに入れるのはとても便利でした。トイレは洗面・バスとは別に個室で独立しています。

バスルーム

こちらがプライベートプールです。長手方向が7mほど。深さも1.2mくらいあるので、そこそこ泳げますし、水中ウォークで少し運動を、という気持ちにもなる大きさです。隣のビラとはうまく目隠しできていて、裸で泳いでも大丈夫そうでした。

プライベートプール

オープンして間もないので、プールもお部屋もきれいで広いのは良かったのですが、Wifiが今一つ。WifiはPW付きが用意されていて、チェックインした後は普通につながっていたのですが、夜になると極端に速度が落ちて、動画が見られない状態でした。たまたまこの日がそうだったのか、いつもそうなのかはわかりません。

お食事

来間島はとてものどかであまり開発が進んでいない島なので、島の中で外食できるところを探すのはちょっと難しそうな印象です。7月の3連休で混雑していると思い、出発の10日前くらいはホテル内の和食のレストランを予約してあったので、夕食難民になることはありませんでした。ホテル内にはフロント棟の2階に和食のレストラン、プールサイドに洋食のレストランがあります。

夕食は和食をチョイス

夕食は和食をチョイスしました。フロント棟の2階がレストランなので、窓際席は眺めも良いです。日没タイムには美しいサンセットが眺められそう。

和食レストランからの眺め

夕食スタート前に日没タイムだったので、レストランに入る前にサンセットを楽しみました。

フロント棟からのサンセット

こちらがこの日のメニューです。私が食べられない食材も使われていますが、私の分は違う食材で提供されました。予約時に伝えたことがちゃんと厨房に伝わっていて安心安心。会席のコースメニューは8,800円、13,200円、19,800円。他に寿司会席やしゃぶしゃぶコースもあります。年を取るにつれ、すっかり小食になった私たちは一番安い8,800円のコースにしました。

和食のメニュー

お料理はテンポよく運ばれてきます。

前菜

つづいてお吸い物と煮物。なかなか美味しいです。

お吸い物と煮物

焼き物のお魚はスズキでした。鱸という漢字が読めませんでした。不勉強です。

焼き物は鱸(スズキ)

お肉料理は牛しゃぶでした。一つ上のお値段のコースだとステーキが出るようです。

メインは牛しゃぶ

この後はお食事とデザートです。

お食事とデザート

和食はどのお料理も丁寧に作られている感じがして、とても美味しくいただきました。

朝食はビュッフェスタイル

朝食はプールサイドのレストランでビュッフェスタイルでいただきます。7時から食べることができます。全部で160室もある大型ホテルなので、大混雑かと思いましたが、思っていたほどではありませんでした。送迎車には頼らず、歩いて向かいました。

洋食レストラン兼朝食会場

メニューも豊富にあり、オムレツはその場で焼いてくれます。

オムレツは目の前で焼いてくれる

変わっていたのは、グレープフルーツ丸のままに、太いストローがささったもの。こちらはグレープフルーツの生ジュースなんですけど、ぎゅっと絞っているわけではないので、あまり量は飲めません。

朝食

ホテルの施設や近くのビーチ

敷地が広大でちょっと不便かも

こちらのホテルは御覧のような広大な敷地にビラやフロント棟、ホテル棟があります。下のマップで赤い丸が今回私たちが宿泊した402号室。左下にはホテルのプールと朝食会場兼洋食のディナー会場があります。

広大な敷地に点在するビラ107室

敷地内を移動するには、フロントに電話して送迎車で迎えに来てもらえば良いのですが、チェックイン時のようにお客さんが多い時間帯は待たされることもあります。ホテルのプールや朝食会場に行く時には、歩いて向かいました。私達のビラからは徒歩5分くらいです。朝の涼しい時はよいけれど、陽射しが照り付けている時間帯は歩くのも大変かもしれないです。

両サイドにビラがある通りを歩いてプールサイドへ

途中、フロント棟に続く階段との交差点では、階段の絵も楽しめます。

フロント棟に続く階段

滞在中は雨が降らなかったので、テクテク歩く気になりましたが、雨だったらちょっと出る気にならないです。カートが借りられるのなら、借りておいた方が良いですね。

ホテルのプール

1泊10万円もするホテルなので、プールサイドには飲み物や軽食が頼めるバーみたいなのがあるのかと思ったら、スタッフは誰もおらず。プール付きのビラに宿泊している人はわざわざ来ないのかもしれないですね。

ホテルのプール

プール横の建物が洋食のディナーと朝食会場の建物です。フロント棟といいこちらのレストラン棟いい、構造物が巨大です。

プールの隣はレストラン

プールで使用するタオルは、シャワールームの前に積んでありました。シャワーはコロナの影響で使用できませんになっていましたが、なんでだろう? ロッカー内で密になるのを避けているのかな???

白砂が美しい長間浜

レストラン棟を行き過ぎるとホテルの敷地の外に出られ、そこから浜に向かう細い道があります。その道を降りて行くと長間浜と言う美しい白砂のビーチに出ます。

長間浜に向かう道

浜に出ると遠くではウェディングの撮影をしていました。白砂に宮古ブルーの海が背景とは、素晴らしい写真に仕上がりそうですね。

長間浜

奥にうっすら見えている橋は、無料で通行できる橋としては日本一長い伊良部大橋です。

遠くに伊良部大橋

以前、伊良部島にある「紺碧ザ・ヴィラオールスイート」に泊まった時、ホテルのレストランから初夏の日の光で真っ白に輝く長間浜が見えて、是非訪れてみたいと思っていました。シーウッドホテルに泊まらずとも、レンタカーで来ることもできますが、長間浜に向かう道は細いし、駐車スペースも少ないので、前回宮古島に来た時には断念しました。今回はホテルの部屋から行けて念願かないました。

遠くに伊良部島が見える

すっごくきれいなビーチと海ですが、潮の流れが速いそうで、泳いでいる人は誰もいませんでした。ライフセーバーもいないし、トイレも更衣室もないので、泳ぐには不向きなのかもしれません。

ジム

フロントがある竜宮ハウスの2階にはジムもあります。

ジムもある

大きな建造物の首里ハウス

こちらのホテルにはホテルタイプのお部屋もあり、そちらは先ほどの地図の右上にある首里ハウスという建物にあります。こちらも大きな建造物でびっくりします。

ホテルタイプのお部屋がある首里ハウス

アクセス

宮古島は公共交通機関がそれほどないので、車を運転される方はレンタカーを借りるのがどこに行くにも便利だと思います。私達も前泊していたホテルからはレンタカーで向かいました。来間大橋を渡って来間島に入ると背の高いサトウキビの中の道を行きますが、交差点は直進方向も左右方向にも停まれの標識がなく、どちらも観光客の場合、減速せずに交差点を通過して衝突の危険があると思いました。

今年からは空港からの送迎サービスを始めたようなので、レンタカーを借りない方はホテルの送迎か、タクシー利用となります。

与那覇前浜ビーチからも見えるホテル

どんなホテルなのか、とても興味がありました。以前、東洋一美しいビーチと称される与那覇前浜ビーチに面して立つ宮古東急に泊まった時に、シーウッドホテルの屋根部分が見えて、あの竜宮城のような建物はなんだろう?と思っていたからです。

与那覇前浜ビーチから見るシーウッドホテルの一部

Google mapの上空からの写真を見ると、こんな感じで、正直、自然豊かな島を一部とはいえ、こんな大規模開発してしまって良いのだろうか? と当時も今も思います。来間島って、ホント、集落以外はサトウキビ畑が広がるのどかな島という印象なんです。

これだけの大規模ホテルができると、当然、来間島内を私たちのような旅行客のレンタカーがバンバン走ることになり、もともと住んでいる人にとってはちょっと迷惑な感じがあると思います。ホテル側も車で来る際は集落を迂回するルートで来てほしいという案内がHP場にもされていました。着工はコロナの前なので、アジア方面からの旅行客を見込んでの建設だったのかもしれないです。

まとめ

オープンしてまだ2年くらいなので、敷地も建物もきれいですし、和食のレストランも美味しかったし、スタッフも親切でした。ビラにはプライベートプールがあるので、お籠り滞在しても良さそうですが、夜にWifiの速度が出なくなったのが残念でした。食事はホテルのレストランにしろ、夕方になるとフロント棟の前に現れるキッチンカーを利用するにしろ、島外で食べるにしろ、毎度ビラの外に出てそこそこ距離を歩くことになります。雨が降っていたらちょっと面倒になる距離です。荒天時はなおさらです。ルームサービがあると助かりますが、そこまでの人手はなさそうでした。

レストランに行った時、入り口の自動ドアが故障していて、両脇の扉から出入りしてくださいという貼り紙がされていました。こういう点も人出が足りていないのかなと思った要因の一つです。

今回は前日まではシギラベイサイドスイートアラマンダという、やはりプライベートプール付きのホテルに滞在していて、料金もほぼ同じだったので、どうしてもサービス内容などを比べてしまいました。シギラの方がビーチも売店も食べる所もいろいろそろっていて便利ですが、その分も人も多いです。一人静かに過ごすのならこちらのビラでも良いでしょう。その場合も、部屋で食べるおやつは事前に買い込んでいくのが良いです。ホテルの売店では種類が限られるし、ホテル周辺にお店はありません。

シギラベイサイドスイートアラマンダの宿泊記はこちらです。

www.frostmoonweb.com

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村