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ローマ観光1日目|バチカン美術館からトレビの泉まで王道スポット巡り

ローマには3連泊となり、終日ローマで観光できる日が2日間ありました。1日目は現地の日本人ガイドさんの案内で、バチカン美術館やローマの代表的な観光スポットを訪ねました。バチカンから古代ローマ、そして映画の舞台までを巡る濃密な一日となりました。ローマを初めて訪れる方が「まずここを押さえたい」という定番スポットを一日で巡るモデルコースにもなっています。

ホテルを出発してバチカン美術館へ

ホテルをバスで出発し、まずはバチカンへ。途中、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」に登場した教会の前を通りました。火の教会の舞台です。

天使と悪魔で火の教会となった教会

バチカン美術館

入り口の混雑にびっくり

バチカン美術館はツアーの行程に組み込まれていて、あらかじめ旅行社で予約をしてくれてありました。私達の予約は9時でしたが、8時半頃には予約者の列に並びました。

下の写真は入場口に並んでいる行列がはるかかなたまでつながっているのがわかりますが、これは予約をもっていない人の行列です。奥の突き当りを右に曲がった先まで行列ができていました。

予約をもっていない人たちの行列@バチカン美術館

3つある白いテントの辺りが予約者の列の先頭のようです。私達はその列の後ろに向かって歩いています。

入場者の列@バチカン美術館

私達は旅行社が予約してくれていてガイドさんも同行しているので、おそらくグループでの予約と思われます。ガイドさんの指示で一番壁際の行列に並びました。もう混雑がすごくて、個人旅行で来ていたらどこの列に並べばよいのか、さっぱりわからないと思います。

入場待ちの行列 (8:40時点)

予約の時間通り9時に無事入場できましたが、大混雑で自分たちのガイドさんからはぐれないように必死でした。棒の先にスカーフなどの布をつけて旗のようにしている人が、各グループのガイドさんです。全員、ヒヨコが親鳥に続くように各グループが旗の周辺に集まります。

入場してすぐのロビーの状況

上の階に上がるためにエスカレータに乗りました。エスカレーターでは、片側を空けることなく、皆さん左右に並んで乗っていました。そのため混雑していても流れは意外とスムーズでした。

エスカレータで上の階へ

バチカン美術館の主な見どころ

松ぼっくりの中庭

9時15分、大きな松ぼっくりのモニュメントがある「松ぼっくりの中庭(Cortile della Pigna)」に出ました。

「松ぼっくりの中庭(Cortile della Pigna)」

ここにはシスティーナ礼拝堂に関するパネルがあり、ガイドさんが礼拝堂内の絵画について説明してくれました。

中庭でシスティーナ礼拝堂の絵画について予習
ベルヴェデーレの中庭

こちらも有名な彫像が並ぶベルヴェデーレの中庭です。4つの角に彫像が置かれています。

ベルヴェデーレの中庭

最も有名なのは、「ラオコーン」。像の前は人だかりで、なかなか最前列まで進むのは難しい。1506年に発掘されたそうですが、この像を見つけた人はさぞ感動したでしょうね。

ベルヴェデーレの中庭に展示されているラオコーン

他にもアポロン像などが展示されています。

アポロン

ペルセウスとメドゥーサの首
トルソ

建物の中に入り、ミューズの間には「トルソ」が展示されています。バチカン美術館を代表する作品の一つで、周囲には大勢の人が。

紀元前1世紀の大理石像「トルソ」

台座には「アテナイのネストルの息子、アポロニオスがこれを作った」と刻まれています。

「トルソ」の台座に刻まれた文字
ネロ皇帝の浴槽

10時には隣の円形の間に入りました。金色に輝くのはヘラクレスの像、水盤のようなものはネロ皇帝の浴槽と言われています。

円形の間

こちらのお部屋の床のモザイクも素晴らしいです。

床のモザイクは1世紀頃のもの
キャンドルのギャラリー

次に一つ上の階の長い廊下に入りました。キャンドルのギャラリーと呼ばれています。両側にはズラリと彫刻が並んでいるのですが、人の数がものすごくて、なんか息苦しかったです。

ギャラリー
タペストリーのギャラリー

「キャンドルのギャラリー」に続いて「タペストリーのギャラリー」です。こちらには大きなタペストリーが展示されていました。

タペストリーのギャラリー
地図のギャラリー

10時10分、「地図のギャラリー」です。両サイドに大きな地図が展示されていますが、天井も見事でした。

天井が美しい「地図のギャラリー」
ラファエッロの間

この後はラファエッロの間に向かいました。こちらはラファエッロの間でも最も有名なフレスコ画「アテナイの学堂」です。

プラトンやソクラテスも描かれている「アテナイの学堂」

右端にはラファエッロ自身も描かれています。

ラファエッロ本人も描かれている

「アテナイの学堂」の反対側の壁には「聖体の論議」。

「アテナイの学堂」の反対側の壁に描かれている「聖体の論議」

システィーナ礼拝堂

ラファエッロの間を見学したら、いよいよシスティーナ礼拝堂へ向かいます。

システィーナ礼拝堂へ

システィーナ礼拝堂は、コンクラーベが行われる場所でもあり、映画「コンクラーベ」や「天使と悪魔」の中でのコンクラーベの場面で何度か登場していますね。礼拝堂の中は撮影不可なので、写真はありません。礼拝堂の壁いっぱいに描かれたミケランジェロの「最後の審判」を見ることができました。他にもたくさんの絵があり、先ほどまつぼっくりの広場で事前勉強しましたが、どの絵がボッティチェリの作品だったか、すっかり記憶から消えてしまっていました。

礼拝堂の中ではガイドさんがあからさまに説明することは難しく、ボソボソボソっと「右から何番目の絵が・・・」とガイドさんがつぶやく声を聞き逃さないようにして鑑賞しました。

おそらくガイドブックなどに解説があると思うので、そういうのをメモして持参すれば良かったと思いました。

サン・ピエトロ大聖堂

システィーナ礼拝堂を見学した後は、バチカン美術館の外に出て、そのまま隣のサン・ピエトロ大聖堂も見学しました。ツアーの行程表では、サン・ピエトロ大聖堂は外観のみになっていましたが、美術館のチケットでそのまま入れたのかもしれません。ガイドさんがいた方が見どころがわかるので助かります。

聖なる扉

サン・ピエトロ大聖堂の入り口はいくつかありますが、一番右の扉は「聖なる扉」と呼ばれる特別な扉です。通常は閉ざされており、聖年(ジュビリー)の時だけ開かれるそうです。

サン・ピエトロ大聖堂の聖なる扉は一番右の扉

ミケランジェロの「ピエタ」

大聖堂に入ってすぐ右側にあります。

ミケランジェロが20代で制作した彫刻で、十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアを表現しています。防弾ガラス越しの鑑賞ですが、それでも大理石とは思えない繊細な表現に驚かされます。

ミケランジェロの「ピエタ」

聖ペテロ像

右側の身廊にあるブロンズ像です。巡礼者たちが足に触れて祈りを捧げるため、右足の先端が長年の摩耗で丸くなっています。

聖ペテロ像

ベルニーニの大天蓋

大聖堂の中央、祭壇の上に建つ巨大なブロンズ製の天蓋です。高さは約29メートル。

ベルニーニの大天蓋

周囲の人々と比べると、天蓋の大きさが実感できます。

とても大きなベルニーニの大天蓋

クーポラ内部

大天蓋の上にはクーポラ。内部を飾る文字や人物像は遠くから見ると絵画に見えますが、多くはモザイクで作られています。

クーポラ

クーポラ登頂をすると、このモザイクを間近で見ることができます。

クーポラのモザイク画
翌日はクーポラ登頂

現地ガイドさん同行でのサン・ピエトロ寺院は内部見学と外観までですが、大聖堂のクーポラには有料ですが上ることができます。せっかく来たので、翌日の自由行動の時間に上ってみました。その模様は別記事で。

スイス衛兵

大聖堂の外に出ると、スイス衛兵がいました。

スイス衛兵

サン・ピエトロ広場

サン・ピエトロ広場は、大聖堂前の広場です。この日はイベントの準備なのか、たくさんの椅子が整然と並べられていました。

サン・ピエトロ広場

楕円形に広がる空間をベルニーニの列柱が大きく囲み、中心にはオベリスクがそびえ立っています。

オベリスクが立つサン・ピエトロ広場

実際に歩いてみると、そのスケールの大きさとともに、広場全体がまるで腕で包み込まれているような独特の構造になっていることがよく分かります。

サン・ピエトロ広場

お昼ごろになると、大聖堂に入場する方の行列が広場の中をぐるっと続いていてびっくりしました。でも朝8時頃だとほとんど人がいません。

朝のサン・ピエトロ広場

大聖堂の屋根の上や広場を囲む列柱の上に、たくさんの像が並んでいます。

これらはキリストや使徒、聖人たちの像で、広場を訪れる人々を見守るように配置されています。大聖堂正面の屋根の上には、中央にキリスト、その両側に洗礼者ヨハネや11人の使徒の像が並んでいます。また、ベルニーニが設計した列柱の上にも140体を超える聖人像が立っており、その数と大きさには圧倒されます。

広場に出るとたくさんの聖人の像が見える

大聖堂の入場待ち行列

先ほど少し触れた大聖堂に入場するための行列ですが、クーポラに上った時に見えた行列がこちらです。まだ午前11時くらいでしたが、広場の円柱に沿ってだいぶ長くなっていました。

広場内に伸びるサン・ピエトロ大聖堂への入場待ちの行列

この行列はどんどん長くなり、右側の円柱の方まで伸びていました。

右側の円柱の方まで伸びている行列

コロッセオ

バチカン美術館とサン・ピエトロ大聖堂の見学を終えた後は、レストランでランチをいただきました。午前中だけでも見どころが多く、かなり充実した時間を過ごしましたが、ローマ観光はまだまだ続きます。午後最初の目的地はコロッセオです。

コロッセオ

古代ローマ帝国を象徴する巨大な円形闘技場で、近づくにつれてその迫力に圧倒されました。約2,000年前に建てられた建造物が現在も残っていることに驚かされます。ツアーで用意された観光では入場せず、外観のみの見学でしたが、コロッセオの内側も是非見たいと思っていたので、翌日の自由行動の日に予約をとりました。

ローマ帝国の象徴、コロッセオ

フォロ・ロマーノ

コロッセオからは徒歩でフォロ・ロマーノへ。こちらもこの日は外から眺めるのみでしたが、古代ローマの政治や経済の中心地だった場所です。遺跡群が広大に広がり、かつてこの場所に神殿や公共施設が立ち並んでいたことを想像しながら歩きました。

フォロロマーノはコロッセオのチケットを買うと入場できるので、翌日コロッセオ観光の際に入場観光しています。

古代ローマの政治・経済の中心地だったフォロ・ロマーノ

カエサル像

ローマ帝国の歴史にはとんと疎い私ですが、カエサルという名前は知っています。クレオパトラともゆかりのある人物ですね。塩野七生さんの「ローマ人の物語」の中で、カエサルが出てくる時代だけ読んだことがあります。

そんなわけでカエサル像に会うのも私の楽しみの一つでした。

フォロ・ロマーノの近くにあるカエサル像

この付近には他にも像が立っているので、カエサル目当ての場合は間違えないようにしましょう。

ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(左)と第13代皇帝トラヤヌス

トレビの泉

続いて訪れたのは、ローマを代表する観光名所の一つトレビの泉です。ローマ市内にはこうした泉が街のあちこちにあり、ちょっとほっと一息つける憩いの場所ですが、トレビの泉だけは観光客の数がものすごかったです。

多くの観光客で賑わうトレビの泉

以前はコインを投げるために泉の近くまで行くのは無料でしたが、最近は有料となりました。私達もチケットを添乗員さんがまとめて現地で購入し、入場しました。入場口は泉を正面に見て右側。入場すると一方通行で、出口は左側にあります。ここも行列していました。

トレビの泉の入場待ち

トレビの泉は、ローマを代表するバロック様式の噴水で、イタリアの建築家 ニコラ・サルヴィ(Nicola Salvi)が設計しました。海神ネプチューンとトリトンが躍動しています。

背後の宮殿を借景にしたトレビの泉

右手にコインを持ち、左の肩越しに投げると、再びローマを訪れることができる、というエピソードがあります。

またローマに来られるかな?

ジェラートを食べる

トレビの泉の近くにあるジェラート屋さんでジェラートを食べました。お店の奥にトイレがあり、観光客御用達な感じがありました。かの国の団体客がいると店内はカオスですが、そういう団体客がいない時間帯がおススメです。

ローマ観光に欠かせないジェラート

スペイン広場

最後に訪れたのはスペイン広場です。広場の正面にはトリニタ・デイ・モンティ教会へと続く大階段(スペイン階段)が広がり、その麓には舟の噴水が静かに水をたたえています。

観光客で賑わうスペイン広場

この場所は映画『ローマの休日』の舞台としてあまりにも有名で、アン王女がジェラートを食べながら階段に座るシーンは、多くの人の記憶に残っています。

ローマの休日の舞台としても有名

短い滞在ではありましたが、『ローマの休日』の世界観を実際に体感できる特別な場所として、印象に残っています。

まとめ

ローマ観光1日目は、バチカン美術館から始まり、サン・ピエトロ大聖堂、そしてコロッセオ、フォロ・ロマーノ、トレビの泉、スペイン広場と、ローマの代表的な名所を一気に巡る充実した一日となりました。

午前中はバチカンでの圧倒的な人の多さとスケールに驚き、午後は古代ローマの遺跡からバロックの噴水、そして映画『ローマの休日』の舞台まで、時代も雰囲気もまったく異なるローマの表情を体感することができました。

特にコロッセオやフォロ・ロマーノでは、外観からでも古代ローマ帝国の巨大な歴史のスケールを感じることができ、トレビの泉やスペイン広場では観光都市ローマの華やかさに触れることができました。

この日は日本人ガイド付きのツアーで効率よく主要スポットを巡りましたが、翌日は一転して自由行動の日。事前に日本から予約していたチケットを使い、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ登頂、パンテオン、コロッセオのアリーナ内部、そしてフォロ・ロマーノへと、自分のペースでローマをより深く体験する予定です。

1日目で“ローマの全体像”をつかみ、2日目でその一つひとつをじっくり掘り下げていく。そんな対比が楽しめるローマ滞在となりました。

なおこの日の歩数は約15,000歩でした。

関連リンク

今回のイタリアツアーの記事へのリンクです。

2-3日目はベネチア

www.frostmoonweb.com

www.frostmoonweb.com

4日目はミラノ

www.frostmoonweb.com

5日目は移動日で途中ピサとサン・ジミニャーノ観光

www.frostmoonweb.com

6日目はフィレンツェ

www.frostmoonweb.com

7日目はアッシジなどを観光しながらローマへの移動日

www.frostmoonweb.com

 

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