鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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えちごツーデーパスで新潟の秘湯の宿めぐりと絶景路線を楽しむ鉄道1人旅

の密を避けたいので、私の旅は木・金・土が定番。平日旅は観光地も交通機関も空いているうえ、宿泊費も安いのですが、お得な切符は土日祝日限定のものが多く、なかなか活用できません。そんな中、えちごツーデーパスは金・土でも使用可能ということで、平日旅を楽しむ人にも嬉しいお得な切符です。しかも50歳以上の私は「大人の休日倶楽部」の会員でもあるので、通常のツーデーパスよりさらにお得に購入できるのです。このパスを利用して新潟県内にある秘湯の宿をはしごしてきましたのでご紹介します。

ルート紹介

初日

2泊3日で旅しました。出発日の木曜日は東京から上越新幹線で燕三条駅へ。 3月末まではJR東日本の「お先にトクだ値スペシャル」が上越新幹線にも適用されていて、半額で乗車できました。

燕三条駅はえちごツーデーパスの対象区域内なので、ここで翌日から使用するパスを券売機で購入しました。

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燕三条駅の券売機でえちごツーデーパスを購入

こちらが現物です。通常2,740円ですが、私は大人の休日倶楽部会員なので、1,690円とお得に購入できました。赤い丸や線の部分が今回私が乗車した区間です。左の方、直江津駅と妙高高原駅の間(赤い■付近)は北陸新幹線の上越妙高駅で、帰りはここから新幹線で東京に戻りました。

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えちごツーデーパス

このパスが購入できるのは、フリーエリア内のJR東日本の駅の指定席券売機、みどりの窓口、えちごトキめき鉄道の春日山駅、高田駅、新井駅、妙高高原駅、糸魚川駅です。ただし「大人の休日倶楽部会員用」は、えちごトキめき鉄道での取扱いはありません。この切符については、いつもお得な切符情報を紹介してくれているひささんのブログがとても参考になりました。

www.kzlifelog.com

初日は日本の秘湯を守る会の会員宿「嵐渓荘」に宿泊しました。燕三条駅から無料送迎してくれます。宿情報は後述します。

2日目

2日目は宿の送迎車で東三条駅に送ってもらい、ここから旅を再開。駅前には三条市のデザインマンホールがありましたので記念撮影。マンホールカードも制作されると良いですね。

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東三条駅と駅前のマンホール

特急「しらゆき」に乗車し、直江津駅を目指します。

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特急「しらゆき」

特急券を別途購入することで、えちごツーデーパスで特急にも乗車できます。

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特急券を買って特急列車に乗車

2日目の宿の最寄り駅は糸魚川駅ですが、 えちごツーデーパスのフリーエリアが糸魚川より先の市振駅まであるので、乗ってみました。

 特急「しらゆき」は柏崎から先は日本海側に出るので車窓の景色を期待していましたが、この日は午前中はずっと雨で眺望がきかず残念。直江津駅でえちごトキメキ鉄道の日本海ひすいラインに乗り換えます。

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直江津駅で乗り換え

日本海ひすいラインには、かの有名な親不知近くの駅もあるのですが、駅前から景勝地までは遠いので、ここはスルー。ホームの目の前に海は見えますが、海上道路で景観は今一つな感じです。

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親不知駅

険しい海岸線が連続するこの辺り、鉄道は長いトンネルの中を走ります。市振駅に到着しました。海沿いの小さな無人駅です。なんで隣の泊駅までをフリーエリアにしなかったのか不思議でしたが、この駅がえちごトキメキ鉄道とあいの風とやま鉄道線の境界駅だからなのでしょう。

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フリーエリアの端っこの駅

景勝地の親不知海岸までは親不知駅からもこの市振駅からも歩いて行くにはちょっと時間がかかるので、今回は観光はせず、30分後に来た列車で糸魚川駅まで戻りました。宿のお迎え時間まで少し時間があったので、マンホールカードをもらいに行ってきました。駅から徒歩5分くらいの「糸魚川市駅北広場キターレ」で配布しています。

 糸魚川の町はかつて大火事があり古い建物や街並みが焼けてしまいました。その大火の記憶を伝えるデザインです。 

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糸魚川市のマンホールカード

2日目の宿は日本の秘湯を守る会の会員宿でもある、笹倉温泉「龍雲荘」に宿泊しました。

3日目

私の旅の3日目はたいていが帰宅の途につくだけのことが多く、糸魚川から北陸新幹線で戻っても良かったのですが、えちごツーデーパスがあるし、妙高高原に向かう鉄道路線は絶景路線なので、妙高高原まで行き、帰りは上越妙高から新幹線に乗るプランにしました。

宿の送迎車で糸魚川駅についたのが予定より早かったので、5分ほどあるいて海岸へ。ここには展望台があり、日本海と北アルプスの景色を楽しめます。

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糸魚川から見える北アルプスの山並み

ちょっと春霞でくっきりとは見えませんが、まずまずのお天気です。

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海岸沿いの展望台からの眺め

糸魚川駅から列車に乗り、直江津駅でえちごトキメキ鉄道の妙高はねうまラインに乗り換えます。直江津駅で列車を待っていたら、観光列車の雪月花がいました。大きな窓で妙高の山並みがきれいに見えるのだと思います。この日に予約して乗ることも考えましたが、1人19,800円もするので今回は見送りました。

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一番奥が雪月花

雪月花についてはこちらをご覧ください。

www.echigo-tokimeki.co.jp

私ははねうまラインの列車に乗って、こんなルートを行きました。

はねうまラインの列車に乗り、直江津駅を出発してしばらくすると、白い山並みが見えてきました。

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車窓の景色

妙高高原に近づくと、ますます山が大きくなり、ダイナミックな車窓が楽しめる絶景路線なのです。

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妙高の山並みが近づいてくる

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妙高山

この区間は以前乗車したことがあり、その時のダイナミックな車窓は印象に残りました。また来られて良かったです。もう一つ妙高はねうまラインの見どころはスイッチバックの駅があることです。

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二本木駅はスイッチバックの駅

妙高高原に向かう時には、ちょうど列車交換のタイミングで、気づいたら真横に反対方向の車両がいてビックリしました。

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列車交換のタイミングでは反対方向の車両がすぐそばに

二本木駅で常に列車交換が行われるわけではないので、もし二本木駅での列車交換を体験したければ、時刻表を読み解いて二本木駅で列車交換されるタイミングの列車に乗りましょう。私はこんなお手製の時刻表を持っていきました。

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お手製の時刻表

めちゃくちゃ塩辛い越後長野温泉の「嵐渓荘」

つづいて宿泊したお宿を紹介していきます。初日は新潟県三条市にある「嵐渓荘」。越後長野温泉という温泉の一軒宿です。ここの特徴はめちゃくちゃ塩辛い濃い温泉に入れること、古い木造三階建の宿、お料理が美味しくスタッフの対応も良いことです。とても満足度の高い滞在となりました。

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木造3階建の本館

この古い趣ある本館のお部屋にも宿泊できますが、渓流のそばに立っているので、今回はその渓流を大きな窓から眺められる渓流館に泊まりました。

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渓流館のお部屋

お風呂は男女別の大浴場以外に、無料の貸し切り湯が2か所あります。いずれも露天風呂がついています。

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泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉で漢字からもわかる通り源泉の温度が低いので加温されています。溶存物質がめちゃくちゃ多くて、14.32g/リットルという量です。10gを超える温泉は濃いですよー。ということで、高張性弱アルカリ性冷鉱泉という標示がされていました。高張性の温泉てなかなか出会いません。なめるととても塩辛いです。

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とっても濃い冷鉱泉

この塩辛い温泉を利用して、朝食では温泉粥が提供されるのです。

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朝食には温泉で炊いた温泉粥

食事は夕食・朝食とも部屋食で、品数豊富で味も素晴らしくとっても美味しくいただきました。ちなみに量を控えめにした「控えめコース」というプランもあります。私はせっかくなので「フルコース」プランにしました。

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夕食のお品書き

どの献立も見た目も工夫されているし、もちろん味も素晴らしく、たくさん出てくるのですが、カロリー控えめなのか量はちょうど良い感じ。部屋食でしたが、お造りは冷たく、イワナの塩焼きは熱々が出てきて感動しました。一品一品とても丁寧に調理されているという印象です。

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鯉の洗いとイワナの塩焼き

お肉料理は熱々の石で焼いていただきます。

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牛肉は熱々の石で焼く

予約した時には、お湯は冷鉱泉だから源泉かけ流しではないし、山奥だからお料理もどうなんだろう・・・などと思っていましたが、期待は良い方に大きく裏切られ、とても良い宿でした。スタッフの皆さんも臨機応変の対応をしてくださり、とても気持ち良く過ごせました。渓流館は新しく設備も良いので、一人旅でフルコースプランだと27,000円くらい。土曜日だと3万円こえます。古い本館だとトイレがついていませんが、25,000円くらいと渓流館も本館もちょっとお高めですが、お値段分の満足度はありました。

2日目は糸魚川の里山の一軒宿 笹倉温泉「龍雲荘」

2泊目はえちごツーデーパスで用もないのに市振駅に行ったりしまして、その後糸魚川駅から送迎車で30分ほどの山間にある笹倉温泉「龍雲荘」に泊まりました。こちらも周辺にはお店も食事処もない一軒宿です。

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周囲には何もない一軒宿

 お部屋は一人泊でも広々。コロナ対策で最初からお布団が敷いてありましたが、くつろぐのに全然問題ない広さです。

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1人でも広いお部屋

大きな窓があり、両サイドには網戸が入っていて窓を開けることも可能です。窓からはこんな景色が。朝日があたる雪の山がきれいでした。

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部屋からの景色

こちらの宿には男女別の大浴場以外に、予約制の無料の貸し切り湯が2か所あります。貸し切り湯は源泉かけ流しなのです。

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貸し切り湯は湯の花が舞う源泉かけ流し

貸し切り湯と言っても湯船はそこそこ広さがあって、4人で入っても大丈夫そう。左の壁の向こうは隣の貸し切り湯で、どちらも入りましたが、湯船の大きさはあまり変わりません。外の壁に掲示してあった温泉分析表は、男子浴場と女子浴場と表示されていたので、かつてはここが大浴場だったのですね。窓はすりガラスとすだれで眺望はありません。

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貸し切り湯

ちなみにこの2か所の貸し切り湯は、源泉が異なります。泉質はどちらもナトリウム・炭酸水素塩・塩化物温泉です。昔で言う重曹泉なので、お肌がツルツルします。

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温泉の成分表

食事は食事処でいただきます。前後は衝立がありましたが、横方向には衝立はありませんでした。献立は温泉旅館らしい献立で、前菜、お造り、鍋、焼き物など品数もあり、最後は釜飯でした。何か珍しいものや、手の込んだ料理という感じではありませんが、どれも美味しくいただきました。

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夕食

あんまり雑誌とかメディアで聞かない宿だったので、どんな宿なのかドキドキでした。山間の一軒宿で確かに秘湯の宿のちょうちんはありますが、地元の日帰り入浴客ね多く、秘湯感はそれほどありません。3月末だというのに、宿の周辺はまだまだ雪がたくさんあって、雪の降らない場所に住む私としてはちょっと驚きでした。宿の建物はそこそこ年季も入っていますが、まずまず清掃もされていて、何より応対してくれるスタッフが素晴らしくてとても気持ち良く過ごせました。金曜日の夜に1人で泊まって18,100円でした。

まとめ

行き帰りの新幹線は「お先にトクだ値スペシャル」が使え、秘湯の宿のはしごと妙高の絶景鉄道では「えちごツーデーパス」が大人の休日倶楽部価格で使えて、交通費はとても助かる旅でした。宿もあまり聞いたことのない宿でしたが、どちらも宿の方がとても親切で気持ちが良かったです。2軒とも駅からは無料の送迎をしてくださるのも助かりました。鉄道と温泉、どちらも満喫できる旅となりました。

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