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出発地も日程もバラバラでも大丈夫|鳥取で10人女子会旅を成功させた工夫と行程

2025年11月、鳥取に住む学生時代の友人を訪ねて、10人で女子会旅行に出かけました。

今回の旅は、出発地も日程もバラバラという少し難しい条件。それでも「途中合流」という方法を取り入れることで、無理なく全員が集まることができました。

この記事では、鳥取砂丘・三朝温泉・出雲大社を巡った行程とあわせて、大人数でもスムーズに旅を成立させるための工夫をご紹介します。

還暦世代になると自分の時間が取りやすくなり、同じように「みんなで旅行したい」と考える方もいるのではないでしょうか。実際に今回の旅では、40年ぶりに再会した友人もいました。

温泉宿に泊まり、みんなでワイワイと過ごす時間は、当時の思い出が自然によみがえってくるような、かけがえのないひとときでした。そんな体験を、同じような世代の方にもぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

※記事中のイラストはAIを活用しています

 

 

10人が集合した鳥取女子会旅の全体像

今回の女子会旅は、最終的に10人が鳥取駅に集合するところからスタートしました。

参加メンバーは、静岡県内から8人、岡山県から1人、そして鳥取在住の友人1人。出発地も日程もバラバラでしたが、それぞれが無理のない形で移動し、同じ場所に集まることができました。

旅の行程は、鳥取駅で集合したあと、鳥取砂丘、三朝温泉、出雲大社を巡る1泊2日プラン。観光は全員で行動し、久しぶりの再会をゆっくり楽しめました。

また、出雲大社の日は天候に左右されやすいため、雨の場合は足立美術館へ行く代替案も事前に用意。天候に左右されない選択肢があると安心です。

一方で日程は以下のように分かれていました。

・木曜日出発の2泊3日組
・金曜日出発の1泊2日組
・出雲から延泊した3泊4日組

このようにスケジュールが異なっていても、集合のタイミングを決めることで、大人数でも無理なく旅を成立させることができます。

最大の課題は「出発地と日程がバラバラ」だったこと

今回の女子会旅で最も悩んだのが、出発地と日程の違いでした。

静岡からの8人も三島・新富士・静岡・浜松と出発駅が分かれ、さらに岡山からの合流もあります。加えて日程もバラバラで、一般的な「全員同時出発」は現実的ではありませんでした。

そこで考えたのが、「それぞれの都合を優先しながら、どうやって一つの旅にするか」という視点です。

【工夫①】途中合流という発想で全員集合を実現

全員をまとめるために取り入れたのが「途中合流」です。

木曜日出発組は関西方面へ向かい有馬温泉で1泊。金曜日出発組は姫路へ向かいました。
そして金曜日、三宮と姫路から同じ特急はくとに乗ることで、車内で合流しました。

このように、最初から全員で同じ行動をとろうとするのではなく、途中合流や現地集合という発想を持つことで、実現しやすくなります。

【工夫②】指定席は“全員まとめて確保”する

もう一つ重要だったのが、列車の指定席をできるだけまとめて確保することです。

今回のように乗車駅が異なる場合、それぞれが個別に切符を手配すると座席がバラバラになってしまう可能性があります。

そこで今回は、「特急はくと」の指定席7人分を駅の窓口で私と私の近くに住んでいるメンバーでまとめて手配し、同じ号車・近い座席になるようにしました。残る1人は別の駅で購入する必要があったため、事前に座席番号を伝え、できるだけ近い席を確保してもらいました。

大人数での移動では、同じ列車に乗るだけでなく、座席の配置まで含めて計画しておくことが大切です。

近くの座席の指定を取るのが一番ハードル高かった

その結果、合流した瞬間から自然に会話が始まり、移動時間そのものが楽しい時間になりました。

大人数での移動では、単に同じ列車に乗るだけでなく、「どの座席に座るか」まで含めて計画しておくことが大切だと実感しました。

【工夫③】大人数移動は「マイクロバス手配」で一気に快適に

鳥取駅で全員が集合すると、総勢10人。ここからの移動手段も大きな検討ポイントでした。

レンタカーに分乗する方法も考えましたが、慣れない土地での運転や、複数台での移動には不安が残ります。特に観光地では駐車場探しや道順の確認など、ドライバーの負担が大きくなりがちです。何よりも私の旅の第一優先は、事故無く無事帰宅できること。

そこで今回は、旅行会社に依頼してマイクロバスを手配しました。費用はレンタカーよりもかかりますが、その分のメリットは非常に大きかったと感じています。

マイクロバスを手配

まず何より、誰も運転しなくていいという安心感。全員が移動中もリラックスして会話を楽しめるので、まるで小学校の遠足のような一体感が生まれました。

マイクロバスの中は40年前に戻って遠足状態

さらに、観光の効率も格段に上がります。

観光地では大きな荷物をバスに置いたまま観光できるため、身軽に動けるのが大きな利点でした。

また、複数台での移動と違って「はぐれる心配がない」のも大人数旅行では重要なポイントです。時間管理もしやすく、全体の行程がスムーズに進みました。

結果として、多少費用がかかっても、それ以上に「安全」「楽さ」と「楽しさ」を得られる選択だったと思います。ちなみに費用は2日間で約18万円。10人で割ると1人あたり約1万8千円ほどで、運転の負担や移動の快適さを考えると、十分納得できる金額でした。

【工夫④】帰りは飛行機を選択|移動手段は柔軟に組み合わせる

今回の旅では、行きは鉄道、帰りは飛行機という異なる移動手段を組み合わせました。

当初は出雲空港から静岡空港への直行便を想定していましたが、実際の運航がなくなり、小牧空港行きの便に変更。その結果、名古屋での乗り換えが必要になり、移動時間は鉄道と大きく変わらない形になりました。

それでも、長時間の鉄道移動より飛行機の方が体力的にラクに感じることや、旅の最後に気分転換になることから、飛行機を選びました。

移動手段には正解があるわけではないので、時間・体力・乗り換えの負担などを考えながら、柔軟に組み合わせるのがおすすめです。

【工夫⑤】想定されるリスクはメンバーと共有

旅に想定外はつきものですが、起こり得るトラブルは事前にメンバーと共有しておきました。具体的には以下のような内容です。

  • 在来線から新幹線に乗り継ぐ人は、在来線トラブルに注意する。
    今回の旅で実際に発生し、ギリギリ新幹線に間に合った人、あと一歩で間に合わなかった人が出ました。
  • 飛行機欠航の要因は天候だけではない
    私の体験ですが、羽田空港でバードストライクがあり、羽田空港が閉鎖されたことがありました。天気が良くても飛行機は欠航することがあります。今回は帰りに飛行機を利用予定でしたが、もし欠航した場合、①なんとしてでもその日に帰りたいのか、②一泊して翌日の鉄道または飛行機に振り返れば良いのか 考えておくことができます。
  • 健康リスクは各自準備
    姫路から鳥取までのスーパーはくとはよく揺れるので、乗り物酔いする人がいます。こういう情報も事前共有することで、準備ができます。
  • 緊急連絡先を確認しておく
    もしも旅行中に事故などで本人の家族に連絡する必要があった場合、誰にコンタクトすれば良いかを事前に把握しておきました。

 

 

鳥取女子会旅の行程

ここまで、出発地や日程がバラバラでも女子会旅を成立させるための工夫をご紹介してきました。
では実際に、その工夫をもとにどのような行程で旅をしたのか、具体的な流れをご紹介します。

今回は、
・木曜日出発の2泊3日組
・金曜日出発の1泊2日組
に分かれ、それぞれが無理のないスケジュールで移動しながら、途中で合流する形をとりました。

2泊3日組(4人)|1日目は六甲観光と有馬温泉へ

木曜日出発の2泊3日組は、三島・新富士・静岡から同じ新幹線に乗り、関西方面へ向かいました。

ところが木曜日の朝にトラブル発生。東海道線が架線事故で長時間運休になってしまい、東海道線を利用して新幹線に乗り継ぐ1名が予定の新幹線に乗り遅れてしまいました。が、新幹線はたくさん走っているので、次の新幹線に乗車することで無事4人新神戸駅で合流できました。

在来線運休で予定の新幹線に乗れないハプニングもあった

この日は神戸エリアに立ち寄り、六甲周辺を観光して有馬温泉に宿泊する行程です。雨だったら、アトアという水族館に行くことにしていました。

atoa-kobe.jp

六甲観光して有馬温泉に向かうにはいくつかルートがありますが、私のイチ押しは、六甲ケーブルで山にあがり、山の上にあるエリアからいくつか好みの場所を回った後、六甲有馬ロープウェイで有馬温泉に下りるルートです。

六甲山からの景色

六甲山の施設の中では「ROKKO森の音ミュージアム」を訪れました。

www.rokkosan.com

森の音ミュージアムにて

六甲観光の後はロープウェイで有馬温泉に向かいます。このロープウェイからの眺めは素晴らしく、私のお気に入りのロープウェイの一つです。

ロープウェイ

紅葉が始まっていて素晴らしかったです。

紅葉が始まっていた

このロープウェイに六甲から乗る場合、ゴンドラ最前列には座席があり、進行方向の景色をかぶりつきで楽しめます。ゴンドラを一本見送ってでも最前列に乗る価値あるので、時間に余裕をもってロープウェイ乗り場に向かい、是非行列の先頭を確保して、最前列座席を確保しましょう。

有馬温泉ではこちらの宿に宿泊。この宿を選んだのは、ロープウェイの駅から近いこと、有馬温泉の金泉を楽しめることを条件に選びました。

kamenoi-hotels.com

宿にチェックインして荷物を置いたら、温泉街そぞろ歩きに。お目当てのお店は生炭酸せんべいのお店でした。焼き立てはくにゃっとしているのに、あっという間にパリッとするお煎餅がなんとも不思議でした。

生炭酸せんべいが有名なお店


久しぶりに会うメンバー同士、温泉と食事をゆっくり楽しみながら、翌日の本格的な合流に備えました。

金曜日に合流|「特急はくと」で一つのグループに

金曜日出発の1泊2日組は、新富士・静岡・浜松からそれぞれ新幹線に乗り、姫路へ向かいました。

そして今回の大きなポイントが、ここでの合流方法です。

・2泊3日組:三宮から「特急はくと」に乗車
・1泊2日組:姫路から同じ「特急はくと」に乗車

という形をとることで、無理なく同じ列車内で合流することができました。

あらかじめ座席を近くで確保していたこともあり、乗車した瞬間から自然に会話が始まり、ここで静岡県に住む8人のメンバーが集まりました。

静岡県在住の8人は特急の中で合流

鳥取駅に全員集合|ここから1泊2日の女子会旅がスタート

特急はくとで鳥取駅に到着し、ここで岡山からの友人、そして鳥取在住の友人と合流。
総勢10人がそろい、いよいよ本格的な女子会旅が始まりました。

ここからの行程は、全員で行動する1泊2日のプランです。

・鳥取砂丘
・三朝温泉(宿泊)
・出雲大社

と、山陰の見どころを効率よく巡りました。

移動は事前に手配しておいたマイクロバスを利用。
大人数でもスムーズに移動でき、観光中も荷物を気にせず身軽に動けたのは大きなメリットでした。

鳥取砂丘

私は初めての訪問でした。ひとりで来ていたら、馬の背まで歩かなかったかもしれませんが、仲間がいたので頑張って歩けました。

鳥取砂丘 仲間がいたから馬の背まで歩けた
砂の美術館

こちらも初訪問。大きな像が砂でできていることが信じられません。感動しました。

砂の美術館
三朝温泉

鳥取砂丘と砂の美術館を見学した後は、バスで三朝温泉へ。三朝温泉に宿をとったのは、私の好みです。以前一人旅で来たことがあり、泉質もよかったし、温泉街の雰囲気も良かったので、再訪したかったのです。

今回は夕方チェックインして、翌朝チェックアウトしてしまったので、温泉街を歩く時間はとれなかったのが残念です。

宿泊したのはこちらの宿で、その名も「女子会プラン」で予約しました。他にも大型旅館やこじんまりした宿もありましたが、ビュッフェではなく夕食が食べられること、1人当たりのお値段が高すぎないことを条件に選びました。

www.keisenkaku.com

旅行会社に手配を依頼することも考えましたが、私が見つけたこちらの宿以上に安いプランは出てこなかったので、私が宿に直接電話して予約しました。

温泉宿での宴会は本当に楽しい時間でした。今回参加できなかったメンバーとはラインのビデオ通話でつながり、オンライン参加してもらいました。

オンライン参加も含めると12名での女子会(AIで加工)
出雲大社

翌日宿をチェックアウトした後は、マイクロバスで出雲大社を訪れました。

出雲大社で仲間の健康を祈る
出雲空港で解散

出雲大社を参拝した後、延泊の1人とはここで分かました。残る9名は各自で食事をしたり、お土産物を買ったりの自由時間をとった後、バスに集合して出雲空港に向かいました。静岡に戻る7名は飛行機で帰宅の途につきました。

出雲空港から帰宅の途につく

大人数旅を成功させるポイントと反省点

その1: 一人に役割を集中させない

全体のプランニングと旅の手配は旅慣れていることもあり、私が担当しましたが、参加メンバーには次のことをお願いしました。こういうプロジェクトっぽい旅は旅行社にお任せのツアーとは異なり、各自がリーダーシップを発揮してくれると、より満足度の高い旅にできます。

  • 行きたい場所を各自出してもらう
    今回は鳥取砂丘、出雲大社、足立美術館などがあがりました。雨天だったらどうするか?も皆さんに考えてもらうと、いろんな案が出て良かったです。
  • 部屋割り、ランチのおススメ場所、乾杯の音頭、忘れ物チェック、記録係などなど、団体ツアーにつきものの役割は皆さんに割り振る
  • 思い出に残るよう、写真や動画を積極的に撮ってもらう
    素材は多い方があとでまとめやすい

その2: 自分で手配できるところはやってもらう

鉄道切符の手配は窓口にお願いすれば参加者分の手配ができましたが帰りの飛行機

(FDA)で○○割を使うには、メンバーになる必要がありました。私はもともとメンバーでしたが、1人のメンバーが一度に予約できるのは5名まで。なので、参加者にお願いして自分でできそうな人には自分で予約・購入・座席指定してもらいました。

還暦世代になると、新しいデジタルには抵抗感がありますが、仲間に聞きながらやると案外できるし、一度経験すると次からは自分で予約ができるようになり、本人にとってもメリットがあります。

実際、この女子会のあと、年末年始に家族旅行する際、自分で飛行機を予約して行くことができたと連絡くれた人がいて、すごく嬉しかったです。

 反省点: 鉄道の切符をクレジットカードで買ってしまった

今回の旅の一番の反省点は、私が窓口で切符を買う時に、私のクレジットカードで購入してしまったことです。切符は事前に各自に郵送などで渡してありましたが、その人が体調不良などでキャンセルする場合、その人が窓口に行っても私のクレジットカードがないと返金処理ができません。他の人の切符を購入する時には現金で買うということを学びました。

まとめ

今回の鳥取女子会旅は、出発地も日程もバラバラという条件の中で、10人全員が無理なく集まり、同じ時間を共有できた旅になりました。

最初から全員で同じ行動をとるのではなく、「途中合流」という考え方を取り入れたこと、移動手段や座席、現地での移動方法まで事前にしっかり計画したことが、スムーズな旅につながったと感じています。

また、大人数だからこそ役割を分担し、それぞれができることを持ち寄ることで、より充実した時間を過ごすことができました。

もちろん反省点もありましたが、それも含めて次につながる大切な経験です。

出発地や日程が違っても、工夫次第で大人数の女子会旅は十分に実現できます。これから同じような計画を考えている方の参考になればうれしいです。

関連リンク

女子会旅へのリンク

還暦前は一人旅が多かった私ですが、還暦過ぎると同級生にも自由な時間ができたこともあり、時々女子旅をしています。

2泊3日の四国旅

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1泊2日でドラゴンアイとTOHOKU EMOTION乗車

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私の山陰旅の旅行記

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石見銀山と出雲大社と玉造温泉

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