鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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今までに泊まって良かった宿ベスト3を紹介する

この記事が200記事目になるので、まとめ記事っぽいものを。

2016年以降、軸足をWorkからLifeに移し(と言っても退職したわけではない)、体力があるうちにせっせと旅に出ています。泊まった宿も100軒を超えました。実際に泊まった中で私がこの宿は良いぞ!! と思った宿を集めました。評価は全くの私の感覚なので、他の方も同じように感じるかどうかはわかりません。これからも旅に出るので、新しい宿が登場したり、順位が入れ替わったりすると思いますが、いったん2022年1月時点でのベスト3をお披露目します。温泉旅館とリゾートホテルでそれぞれのベスト3をピックアップしました。

温泉宿部門

1位 鶴の湯(秋田県乳頭温泉)

旅に出るようになってから一番多く行っている温泉が秋田県の乳頭温泉で、この1年で4回も行っていて、5泊しています。そのうち3泊が鶴の湯です。鶴の湯の魅力は、お湯の良さ、秘湯らしい佇まい、素朴ながら味わい深いお料理です。すべてが素晴らしいのに1人でも泊まることができ、1泊2食で15,000円くらいというコスパの良さも魅力の一つでしょう。乳頭温泉では鶴の湯以外に、山の宿と妙乃湯に泊まりましたが、私には鶴の湯がダントツに良かったです。

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2位 旅館ひのえまた(福島県桧枝岐村)

尾瀬に行った時に前泊・後泊で2連泊しました。尾瀬沼に向かうシャトルバス乗り場までは車で20分弱で行ける場所にある旅館です。ご主人と女将さんのおもてなしが素晴らしく、こちらのニーズを先読みした対応と、地の食材を活用した手作り料理がめちゃくちゃ美味しいのです。温泉は単純温泉で源泉かけ流しではないのですが、温泉がフツーでもそれを補ってあまりある心遣いとお料理の良さです。ホント、いい宿でした。

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3位 向瀧(福島県会津若松 東山温泉)

会津若松市の東山温泉にある「向瀧」は、少し熱めのお湯がとっても新鮮で、何時でも何度でも無料で利用できる小さな貸し切り湯が3か所あり、存分に温泉を楽しめました。食事も地元の食材を活かしたお料理が美味しくて、この2年くらいの間に3回も訪問しています。

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向瀧は雪が積もった日には幻想的な雪見ろうそくを楽しむことができます。最近は暖冬でまったく雪見ろうそくができない冬もあったようですが、私が2回目に出かけた時には大雪で雪見ろうそくを楽しめました。体が冷えたら貸し切り湯で温まり、また雪景色を眺めるの繰り返しで楽しみました。

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リゾートホテル部門

1位 五千尺ホテル(長野県上高地)

上高地の名所、河童橋のすぐ横に立つホテルです。標高1500mくらいなので、五千尺という名前をつけたのだそうです。正統派リゾートホテルだけあって、スタッフの対応もお部屋もお料理も素晴らしく、お値段も高いですが、そのお値段を支払う価値のあるホテルでした。

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2位 裏磐梯高原ホテル

実は1位と2位にそんなに差はなく、同率首位でも良いくらい、裏磐梯高原ホテルも良かったです。 皇室の皆さんが何度も利用されているのも頷けるホテルです。裏磐梯高原は新緑、紅葉、雪景色いずれも楽しめるので、季節を変えていきたいです。磐梯山を眺められるロケーションとお食事がとても美味しかったです。裏磐梯高原きっての景勝地、五色沼では歩いて行けるので、早めに到着して散策してお腹を空かせ、温泉で汗を流したら、見た目も味もGoodなお食事を堪能しました。

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3位 王ヶ頭ホテル

長野県の百名山の一つ、美ヶ原の山頂に立つホテルです。周囲にさえぎるものがなく、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、浅間山など、360度の大パノラマを楽しめます。不便な場所にあるにも関わらず、ホテルスタッフの数も多く、1人1人がゲストのことを思いやっての全力サービスも素晴らしく、食事も美味しいです。

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ベスト3以外の良かった温泉宿

100か所以上に泊まっている中で温泉宿3つ、リゾートホテルを4つ選びましたが、他にも良い宿はたくさんあるので、ご紹介します。紹介順に意味はなく、北日本から南に向かって紹介しています。

酸ヶ湯温泉(青森県)

八甲田山ろくにあり、豪雪中継などでよくテレビに登場します。強酸性のにごり湯ですが、意外にも肌にはなめらかに感じ、またよく温まります。名物の1000人風呂は混浴ですが、湯あみ着が売られています。が、実際は行ってみると、湯あみ着を着て入るより、裸でせいせいと入りたいもの。夜と朝に女性専用時間帯があるので、この時間を利用してのびのび入るのが良かったです。お部屋はトイレ付きの新しいツィンルームから湯治向けのお部屋もありますが、トイレ付きの湯治棟のお部屋が一人旅にはコスパ良く泊まれます。こちらの記事の中で酸ヶ湯温泉を紹介しています。

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蔦温泉旅館(青森県)

一つ前にご紹介した酸ヶ湯温泉から車で20分ほどの場所に立つ一軒宿です。足元から湧き出す新鮮なお湯がとても素晴らしく、宿では「源泉湧き流し」と呼んでいました。青森県の酸ヶ湯温泉から蔦温泉、奥入瀬のルートは秋の紅葉が素晴らしく、蔦温泉旅館から徒歩15分ほどの蔦沼は紅葉の名所でもあります。私も2019年に堪能しました。トップシーズンには蔦沼の展望デッキは入場規制があり、事前予約制になるので要注意です。

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日景温泉(秋田県)

秋田県と青森県の県境の山間にある1軒宿です。こう書くと交通の便が悪そうですが、最寄りの駅まで送迎してくれて、車で15分くらいなので、車を運転しない方でも行きやすいです。硫黄の匂いがする白濁の湯が楽しめ、貸し切り湯もあります。お部屋は広いし、ロビーにはドリンクバーがありコーヒー・紅茶以外にアイスバーまで用意があり、くつろげます。スタッフの笑顔が明るく、皆さん親切です。お料理は個室でいただくことができ、美味しかったです。

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樅峰苑(秋田県強首温泉)

よう素泉という珍しい泉質の温泉を楽しめる宿です。建物は昔の庄屋さんのおうち、という感じの大きな赤い屋根が特徴です。温泉は溶存物質が温泉1kg中22.24gととっても濃い温泉で舐めるととってもショッパイです。お料理は近所の川でとれる川カニや鯉を用いたこの土地らしいお料理がとても美味しかったです。

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安達屋旅館(福島県高湯温泉)

福島県高湯温泉は硫黄の匂いがプンプンする白濁の湯が豊富に湧いていて、どこの宿も源泉かけ流しで楽しめます。中でもこちらの宿は川が流れるような大きな露天風呂が特徴です。こちらの露天は混浴ですが、女性は女性専用の露天風呂の湯につかりながら混浴ゾーンに行くことができ、混浴としてのハードルは低いです。お料理も囲炉裏で焼きながらの夕食が美味しかったし、飲めない私にはノンアルコールドリンクのメニューがいろいろあって良かったです。

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嵐渓荘(新潟県越後長野温泉)

上越新幹線の燕三条駅から送迎バスで40分ほどの山間にある宿です。温泉は冷鉱泉なので加温していますが、めちゃくちゃ塩辛いというかもう苦みを感じるお湯が特徴です。こういうインパクトのある温泉は結構好きです。重要文化財の本館も趣があるし、新しい渓流館は大きな一枚ガラスから渓流の眺めを楽しめます。こちらの記事の中で紹介しています。

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林屋旅館(群馬県湯檜曽温泉)

ご主人と女将さんの気配りが行き届き、ジャバジャバとかけ流される温泉が新鮮です。部屋数が少なく、夕・朝食ともに部屋食で一人旅でも周囲を気にせず過ごせます。この辺りは上越線の湯檜曽ループや日本一のもぐら駅である土合駅も近いので、鉄道旅を楽しむ時に利用するのも良いと思います。谷川岳に向かう途中にあるので、登山の前泊・後泊にも良いと思います。

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上野屋(神奈川県湯河原温泉) 

静岡県に生息する私にとって、湯河原温泉は在来線と路線バスで行くことも、マイカーでサクッと行くこともできる温泉地。

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オーベルジュ湯楽(神奈川県湯河原温泉)

オーベルジュと言うだけあって、お料理が素晴らしく、温泉も源泉かけ流し。

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福田家(静岡県河津町)

伊豆の踊子のゆかりの宿で、こちらの宿で映画の撮影も行われたのだそうです。歴史を感じる浴室と温泉、キンメダイの煮つけなど伊豆らしいお料理とご主人のテキパキとしたおもてなしが良かったです。

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岡本屋(大分県別府市)

日本でも有数の温泉街である別府の明礬温泉地区にある宿です。青白く見えるにごり湯は酸性ですがなめらかで温まります。お料理も美味しい宿です。

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丸長旅館(大分県竹田市 長湯温泉)

長湯温泉は炭酸ガスを豊富に含む温泉を楽しめます。丸長旅館は部屋数が6室と少なく、お風呂は3つの貸し切り湯のみで、他の人と顔を合わせず過ごせました。何軒かの宿がある温泉街ですが、駅から遠いこともあって、静かに過ごせます。丸長旅館のご主人は有名旅館で修業されたこともあり、お料理は見た目も味も素晴らしいです。

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楓の小舎(大分県由布院)

全10室と客室数が少なく、すべての部屋に温泉の内風呂・露天風呂に加えて岩盤浴のスペースもあり贅沢なつくりに加えて、食事は夕・朝ともに部屋食なのに、1人25,000円ほどと、コスパの良い宿でした。

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ベスト3以外の良かったリゾートホテル

ホテリアアルト(福島県裏磐梯高原)

福島県裏磐梯高原にあるホテルです。雑誌にも良く登場していて、中でも105号室は沼に面した広いお部屋に源泉かけ流しのお風呂がついているとあって、紹介されていることが多いです。その分人気もあるので、平日でも埋まっている日もありました。105号室狙いなら、早めの予約がおススメです。食事も美味しくて、連泊したくなるホテルです。五色沼までは徒歩圏内なので、春から秋にかけてはハイキングも楽しそう。

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セブンカラーズ(沖縄県石垣島)

こちらの宿は宿泊記に書いていないので、ここで簡単にご紹介します。沖縄は本島も離島も大型のリゾートホテルが多いですが、セブンカラーズは石垣島にある7室のみの小さなホテルです。

www.hotel-sevencolors.com

お部屋はゆったりした造りで、Wifiも完備。ビューバスからは海を眺めながらのバスタイムも楽しめます。

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ツィンルーム

3か所のプライベートビーチがありますが、客室数が7部屋なので、どこも貸切。ただパラソルやチェアはないし、ライフガードもいないので、安全には気を付けましょう。

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プライベートビーチは貸し切り状態

夕食・朝食ともホテル内のレストランでいただきます。とても美味しくて見た目もよく、食事の内容も良かったです。

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コース料理の夕食の一部

石垣島の最北端の景勝地、平久保岬から2.3キロという、石垣島の中ではかなりはじっこにあるホテルです。周囲に民家もお店もなく、静かに過ごせますが、車がないとちょっと不便かもしれません。

ハレクラニ沖縄(沖縄県恩納村)

ハワイの高級老舗ホテルとしても有名なハレクラニが沖縄に進出しました。さすがトップブランドのホテルだけあって、スタッフの数が多く、サービスの質がとても高いです。その分お値段もしますが・・・。大型ホテルで建物はシンボルのオーキッドプールを見下ろすビーチフロントウィングと、東シナ海に面したサンセットウィングの2棟があり、サンセットウィングに滞在しました。こちらの建物は喧騒とは無縁の環境でとても静かにのんびり過ごせました。

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ハレクラニの快適なお部屋

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お部屋からのサンセット

宮古島と書きましたが、宮古島から大きな橋でつながる伊良部島にあるホテルです。ホテルの名前の通り、客室はすべて独立したヴィラでプライベートプールとガゼボ(東屋)付き。食事もとても美味しかったです。宮古島は島全体がのんびりした雰囲気で沖縄の中ではお気に入りの島です。

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全室プライベートプール付きのヴィラタイプ

夕食・朝食はホテル内のレストランでいただくことができます。部屋数が8室と少ないので、レストランは一か所です。海を眺めながらの食事はいかにもリゾートという感じがしました。

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海を眺めながらの朝食

www.konpeki.okinawa

はいむるぶし

石垣島からさらに船で移動が必要な小浜島にあるホテルです。ホテルの敷地は広く、建物もゆったりとレイアウトされ、白い砂浜のプライベートビーチも完備。大型のリゾートホテルです。お部屋もゆったりしていて、テラスからは海が眺められます。

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はいむるぶしのお部屋

夜は天の川が見えるほど空気が澄んでいて、海の透明度も高いです。公共交通機関がないので、ホテルでバイクをレンタルし旦那さんと二人乗りで島内を巡りました。私は400ccまでのバイクに乗れる免許を持っているので、125ccのバイクを借りることができたのです。原付じゃないバイクを用意してくれているのはとてもありがたかったです。

まとめ

以上、私が実際に泊まって良かったな~と思う宿をご紹介しました。書き出してみると、私は何を基準にGood/No Goodの判断をしているのか考えるきっかけにもなります。温泉宿もリゾートホテルも、単にお湯が良いだけとか、設備が新しいというだけでなく、スタッフの心遣い、それは接客対応のみならず、館内に清掃だったり、地元の食材を活かしたその土地らしいお料理やその説明なども含めて、伝わってくる人の温かさに感動しているのかな、と思います。

紹介している宿・ホテルを見ると、東北の宿が多いですね。これはコロナ禍以降、JR東日本が「お先にトクだ値スペシャル」を長期間実施していたのと、同じくJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」の影響が大きいです。

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これからも旅に出ると思いますので、これは良かった!という宿はここに追加して行こうと思います。

初回投稿: 2021年9月23日

ホテル部門3位を変更: 2022年1月9日

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