青い海と空が魅力の沖縄。密を避けてのんびり一人旅を楽しむのにぴったりなラグジュアリーなホテルが「オリエンタルヒルズ沖縄」です。部屋数が少なく、大きなプライベートプールが全室に備わっています。夕食以外は部屋から出ずに過ごせるので、おこもり滞在にもピッタリ。私は1泊のみの滞在でしたが、21時間ほどの滞在中に会ったのは10人以下でした。お値段は高いですが、自分へのご褒美旅行に、With コロナの時期に密を避けられるラグジュアリーなホテルでした。(2020年夏に宿泊)
チェックイン
チェックインタイムは14時からですが、私は13時に到着。まだお部屋は使えないので、チェックインはフロント前のロビーで行いました。到着するとまずはウェルカムドリンクとおしぼり。ウェルカムドリンクはアルコールとノンアルコールから選ぶことができます。私は飲まないのでノンアルコールの飲み物をチョイス。さぁ、おこもり滞在のスタートです。
お部屋が使えるようになるまでしばらく時間があったので、フロントの下の階にあるラウンジで待ちました。ラウンジにはコーヒーやビールなどの飲み物が用意されています。
部屋に貸し出しできるDVDもズラリ。ラウンジ内には鑑賞用の大型テレビもあって、私が行った時には2人の女性がDVDを見ていました。
お部屋の準備ができるとスタッフが声をかけてくれ、カートでお部屋に案内してくれます。フロントやレストランがある本館とコテージは歩いても行ける距離ですが、夏の沖縄の日差しは半端ないので、カートで送ってもらうのが良いです。
敷地内のレイアウトはこのようになっています。
コテージには沖縄の島の名前が付けられていて、私が滞在したのは「伊平屋」という名前のコテージでした。
お部屋
客室はすべて独立したコテージタイプで、14棟のみという隠れ家的なホテルです。こちらのウリはすべての客室にプライベートプールがあり、そのプライベートプールが日本最大級ということ。公式サイトにも表示れされています。(2020年7月現在)
入り口を入るとまずはリビング。とても広々しています。大きな1枚ガラスの向こうにはプライベートプール、その向こうの青い瓦屋根は一つ下の段のコテージ。さらにその奥には海が見えます。
リビングの隣にはベッドルーム。
ベッドルームからリビング方向を見るとこんな感じです。外が明るすぎてものすごい逆光になってしまった。
バスルームとアメニティ
ベッドルームの奥にはバスルーム。こちらもかなり広いです。奥の扉の先にトイレがあります。なので誰かがお風呂に入っているとトイレに行きづらいかも。
洗面はダブルシンクです。
バスはもちろんビューバスです。ホテルの中にはビューバスと言っても、ベッドルームの向こうに海というレイアウトで「実際は海見えないバス」もありますが、ここはガラスの向こうがプールと海で解放感が全く違います。
バスルームからプールに出るところにシャワーブースがあります。バスアメニティはスペインの化粧品ブランド「AINHOA」。香りがあまりなく癖のない使用感でした。(写真がピンボケですみません)
化粧水や乳液などの基礎化粧品類はフランスのオムニサンスというブランドのものが要されていました。どちらのブランドもコスメに関心薄い私には知らないブランドでした^^;
他にクレンジングシートやアイマスク、日焼け止め、お風呂に入れるハーブなども用意されていました。
バスルームに用意されているものとしては、ボディタオル、洗顔の時に泡立てるバブルボール、割としっかりしたヘアブラシ、コットンキット、爪切りと爪やすり、歯ブラシなどが用意されています。バブルボールは便利で自宅に持ち帰って使っています。
泳げるプライベートプール
こちらのホテルの最大の魅力は、各部屋に設けられた大きなプライベートプールだと思います。プライベートプールもいろいろあって、5m四方の正方形に近いプールだと、遊んだり水につかるには良いのですが、泳ごうという気になれません。こちらのプールは長方形で長さが10mくらいあります。そこまであると、ちょっとは泳げるし、水中ウォークをしても良いでしょう。エクササイズしようという気持ちにさせてくれるのがとても良いのです。実際よく歩いておなかを空かせました。深夜でも早朝でも使えるのも良いです。
プールに入ると向こうの海と重なってインフィニティプール風。
プール側から部屋方向を見たところ。
夜はライトアップされます。虫がいっぱい飛んでくるかと思いましたが、思っていたほどではありませんでした。カナブンとかがときどき水の中でもがいているので、用意されている網ですくうなどして救助してあげました。
隣の棟とは壁で仕切られているし、前の棟とは段差がついた絶妙な設計で、他のお客さんと視線を合わせることはありません。たぶん裸で泳げるのではないでしょうか(私はやりませんでしたが)。カップルにも楽しめるコテージです。
部屋のその他の設備
お部屋にはBluetooth対応のBoseのオーディオデッキがあり、自分のスマホとつなげればスマホに保存した音楽を聴くことができます。最近こういうスピーカーを置くホテルが増えてきたように思います。こちらのはパワーもかなりあり、リビングでボリューム上げておけば、プールでも聞こえました。
大きなテレビの横にはブルーレイのデッキがあり、ラウンジで借りた映画を見ることができます。結局2本見てしまいました。ホントおこもりしていました。
冷蔵庫と冷凍庫が用意されています。冷蔵庫に入っているドリンクは無料です。缶コーヒーやジュース、オリオンビールなどが入っています。飲み放題ではないので、追加する場合は有料です。
冷凍庫の中には氷が用意されていました。自分で氷を取りに行ったり、いちいち電話して持ってきてもらう必要がなくて良かったです。
意外にもエスプレッソマシンの用意がなく、コーヒーはドリップバッグでした。ティーバッグは緑茶、ほうじ茶、紅茶が用意されています。
ポットは都度沸かすタイプで保温はできません。温度を指定できるタイプで、1度単位で設定できます。沸騰させると温度が高すぎてしまう緑茶を飲むときなどに便利そう。
お食事
食事は夕食は本館のレストランで、朝食はお部屋でいただきます。夕食は時間になるとスタッフがカートで迎えに来てくれます。
夕食
夕食はフレンチ、鉄板焼き、鮨の中から選択します。私は鉄板焼きをチョイスしました。完全予約制なので、利用する2日前までの予約が必要です。沖縄のリゾートホテルでは、離島も含めて何か所かのホテルで鉄板焼きにしましたが、こちらのホテルが一番おいしく感じました。なんと言ってもメインのお肉にテンダーロインが追加料金なしでチョイスできるのが嬉しかったです。他のホテルだと、かなり高額の追加料金を払わないとテンダーロインがチョイスできなかったんです。
いよいよメインのお肉ですが、タレでも塩でもいただけますが、その塩にもこだわりがありました。ピラミッド型の塩なんて、初めてみました。
お肉そのものは小さいので、男性には足りないかもしれませんが、私には前菜から始まる鉄板焼きのコースとしては十分で、最後はガーリックライスとデザートをいただいてフィニッシュです。白いご飯も選べますが、こういう時に白いご飯選ぶ人っているのかな? と思い、シェフに聴いたら、たまーにいらっしゃるのだそうです。私はいつも香ばしいガーリックライスを選んでいます。
最後のデザートは鉄板焼きのカウンターではなく、ラウンジに移動していただきます。
朝食
朝食はお部屋でいただきました。まずはスタッフがリビングにテーブルをセットしてくれます。朝日が注ぎすぎて、結構暑いです(笑)。
朝食は大きなお弁当箱に入って届けられました。スープに卵料理、サラダにフルーツとボリューム満点でした。
送迎サービスがついてくる
こちらのホテルの宿泊料には専用車による送迎サービスが含まれています。チェックインする日に飛行機で那覇空港に到着してホテルに向かうのなら、空港から専用車でホテルへ。前泊するホテルから向かうのであれば、前泊のホテルに迎えに来てくれます。チェックアウトする日も空港や次に滞在するホテルがあるのであれば、そのホテルに送ってくれるのです。空港とホテルの間をもしタクシーを使うと、片道1万円くらいかかるので、往復の送迎サービスはなかなか良いですね。使用する車も、私の時はトヨタのアルファードで、もちろん冷たいおしぼりとミネラルウォーターのサービス付きで、プレミアム感を味わえます。
私は前日は万座ビーチホテルに滞在していたので、万座ビーチホテルまで迎えにきてもらいました。
せこいこと言うと、万座ビーチホテルからオリエンタルヒルズまではたいして距離はなくて、せっかくの送迎サービスを使うのなら、那覇空港との往復で使う方がお得な感じがします。
那覇空港ではバス待ちやレンタカー待ちで時間がかかったり行列に並ぶことがありますが、送迎サービスがあればそんな待ち時間は不要なので、このサービスを利用しない手はありません。
まとめ
日本最大級のプライベートプールをうたうだけあって、泳げるプライベートプールでした。部屋数が少ないので、静かに過ごせるのも魅力です。DVDもいろいろあるし、Wifiも問題なく使えるので、お籠りにも良いと思いますが、お値段も一流なので、連泊での滞在はお財布につらく、1泊のみの滞在となりました。ビーチに行くには送迎が必要なようだったので、滞在中はずっとお部屋で過ごしました。レンタカーがあるとホテルを起点に観光やゴルフなどにも行けます。空港との送迎サービスは是非利用したいラグジュアリーなサービスなので、ホテルで手配が可能なレンタカーを利用すると良さそうです。
