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主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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スペインのパラドール宿泊記#2 アルハンブラ宮殿の中にあるグラナダのパラドール

スペイン、アンダルシア地方の街、グラナダにあるアルハンブラ宮殿はスペイン観光の目玉の一つです。宮殿の敷地内には修道院を改装したパラドールがあり、今回の旅で宿泊することができました。アルハンブラ宮殿は入場規制があり、見学するのもなかなか大変と聞きますが、その宮殿の敷地内に泊まれるなんて。パラドールってすごいです。2025年5月の旅です。

グラナダの位置

アルハンブラ宮殿があるグラナダはスペインの首都マドリードからは南に340kmくらいに位置します。アンダルシアと呼ばれる地域の中にあり、イスラム時代の遺産が残り地域です。私達は前泊地のトレドからバスで移動してきました。

宮殿の敷地内にあるパラドール

グラナダの有名観光地と言えば、アルハンブラ宮殿です。グラナダのパラドールはなんとアルハンブラ宮殿の敷地内にあるのです。そういう意味でも大変人気のあるパラドールの一つです。

エントランス

こちらがパラドールの入り口です。足を踏み入れるにもちょっと緊張してしまいます。

パラドールの入り口

よく手入れされた庭園が美しい。

エントランスの庭園

足元にも噴水があったり。

エントランスの庭園

庭園にはザクロの花が咲いていました。グラナダとはザクロという意味なんだそうです。

グラナダを意味するザクロの花が咲いていた

横の建物は私たちが宿泊していた建物です。

私達が宿泊した建物

建物への入り口の隣の塔が修理中でちょっと工事現場ちっくなのが残念な入り口。

入り口付近は工事中

ロビーや廊下など

チェックインの手続きは現地ガイドの方がやって下さり、その間こちらのロビーで待ちました。外観とは雰囲気が異なりモダンな印象です。

ロビー

こちらは階段。あちこちにアートが飾られています。

階段

廊下だけ見ていると、ここが歴史ある建物の中、というのは感じない。

お部屋に向かう通路

宿泊したお部屋

今回宿泊したお部屋です。歴史ある建物ですが、鍵はカードキーでした。

お部屋のロックはカードキー

お部屋の中はこんな感じ、アルハンブラ宮殿の中のパラドールという歴史的な感じはしませんでした。

宿泊したお部屋

公式サイトに掲載されているお部屋の写真から推測するに、スタンダードダブルというお部屋のようです。

ベッドサイドにはコンセントや照明のスイッチもあり、機能的でした。白い袋に入っているのは、テレビのリモコンです。

ベッドサイドにコンセントあり

窓の外は先ほど楽しんだエントランスの庭園が見えます。

お部屋の窓から

室内にはシンプルなデスクも。Wifiもあります。

デスク

冷蔵庫には有料のドリンク。これは前日のトレドのパラドールもほぼ同じ。

お部屋の冷蔵庫

コーヒーセットとサービスのお水の用意がありました。

お部屋のコーヒーセット

水回りはこんな感じ。

バスタブ付き

トイレの引き戸が透明なのでビミョーに使いづらい。誰かがトイレに入っている時に洗面所に入れないからです。

トイレの扉が透明なガラスは使い勝手が悪い

こちらのお部屋にはクローゼットの中にバスローブがありました。

バスローブ

お食事

夕食・朝食ともに階下のレストランでいただきます。

レストラン

レストランの外のテラスにはカフェスペースがあり、こちらは宿泊客以外でも利用できる感じでした。

レストランの外のテラスはカフェ

夕食

夕食は夜8時半からでしたが、窓の外はまだ昼間のように明るかったです。この日はギターの生演奏があり、雰囲気が良かったです。

ギターの生演奏

夕食のメニューは、前菜・メイン・デザートのコース料理です。まずは前菜。

前菜その1

前菜は2皿目がありました。盛り付けも工夫されています。

前菜その2

メインはイカとイカ墨を使ったお料理でした。

メインはイカのお料理

最後にデザートが出て夕食は終了です。パラドールはお料理も良いですね。

デザート

朝食

朝食はレストラン手前のカフェスペースで頂くのが基本ですが、私達のツアーだけは夕食と同じテーブルでツアーメンバーの皆さんと一緒にいただきました。

朝食はチーズやハム、フルーツ、ヨーグルトなど冷たいお料理はビュッフェスタイル、メニューは結構豊富です。

ビュッフェ台の一部

また1人一品温かいお料理を注文できます。私達は朝食を食べている時間が20分くらいしかなく、温かい料理は現地ガイドさんが昨夜のうちに注文しておいてくれました。助かります。

温かいお料理として目玉焼きをオーダー

食事時間が短く、あれこれチョイスできなかったのが残念でならない。猫舌の私はゆっくりコーヒー飲んでいる暇もないのです。

私の朝食のチョイス

パラドール内の様子

イスラム建築とルネサンス様式が融合した中庭

アルハンブラ宮殿のパラドールとして有名な場所は中庭でしょう。時々ネットや雑誌などでも見かけます。宿泊客限定のエリアです。この時はパーティーか何かの準備をしている感じでした。

中庭

中央に噴水があり、周辺にも水路があり、水の流れる空間になっています。少し日が傾いてきた時間帯もステキ。

中庭

中庭を取り囲む建物も宿泊客用のお部屋になっています。こちらの建物は私達が宿泊している建物より歴史がある感じです。階段のステンドグラスや照明もステキです。

中庭を囲む建物の内部

建物の2階の廊下にはテーブルと椅子が用意されてくつろいでいるお客さんもいました。

2階からの眺め

テラス

パラドールの奥には池のあるテラスがありました。

テラス

池の横にはチェアの用意もあります。

チェアの用意もある

このテラスからはアルハンブラ城外のヘネラリフェがあります。ここは夏の離宮だったところです。

テラスからのヘネラリフェの眺め

宿泊した翌日はアルハンブラ宮殿を観光しています。ヘネラリフェ側から見るとこんな感じです。

ヘネラリフェ側から見たパラドール(赤枠内)

予約について

今回参加したツアーではグラナダの宿泊ホテルはパラドールではなかったのですが、オプションとしてパラドールへの宿泊アップグレードがありました。2人で1部屋に泊まる場合ですが、1人につき52,000円の追加費用がかかります。アルハンブラ宮殿の中に泊まれる機会はそうそうないので、迷わずアップグレードしました。

ただ希望者のみアップグレードにすると、ツアー客の宿泊場所が2か所に分かれることになります。添乗員は通常コースのホテルにいるので、夜景を見に行く時には、パラドールから一旦通常コースのホテルまでタクシーで移動しなくてはなりませんでした。片道15分くらいかかるので、この時間がちょっともったいなかったです。

ツアーを探してみると、最初からグラナダでの宿泊はアルハンブラ宮殿のパラドールが指定されているツアーもあります。そういうツアーを探すとツアー楽ちんだと思います。

私が参加した旅行社がスペインで連携していた旅行社では、アンダルシアのツアーの中にアルハンブラ宮殿のアップグレードプランもありました。個人で行く場合はこういうツアーを利用する手もあるかもしれません。

mikamitravel.com

まとめ

アルハンブラ宮殿はスペイン南部に位置するアンダルシア地方の代表的な観光スポットです。この宮殿内に泊まれるというのは、なかなかできない体験です。前日に宿泊したトレドのパラドールもそうでしたが、スペインのパラドールは立地が素晴らしいと思いました。

私達が泊まったお部屋の建物は、外観からするとモダンな印象を受けましたが、有名な中庭を囲む建物の方はステンドグラスがあったり、照明が洒落ていて、ここが歴史ある建物の中なんだな、と感じました。

公式サイト

paradores.es

他のパラドールの宿泊記

今回の旅では全部で3軒のパラドールに宿泊しています。その宿泊記へのリンクです。

www.frostmoonweb.com

 

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