鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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2022年4月おときゅうパスの旅、東北新幹線不通の影響で考えたこと・やったこと

2022年4月11日~4月20日は、Web限定の大人の休日倶楽部パス期間でした。東日本版と、東日本・北海道版の2種類が発売されていて、それぞれ対象区域内の新幹線も特急にも乗れる超お得パスです。今回は東日本・北海道版のパスを活用して、4月15日から東北・北海道新幹線を利用して、北海道鉄道旅に出掛けることにしました。パスは乗車日の1ヶ月前から購入できるので、3月15日にえきねっとで購入しました。ところが翌日の地震で東北新幹線が運休してしまうという事態に。結局無事北海道鉄道旅に行けましたが、出発までに私が考えたこと、やったことは鉄道旅の思い出でもあるので、ブログにまとめました。

当初予定

3月15日の時点で予定していたコースは以下の3泊4日のプランです。

1日目: 東京から新幹線で新函館北斗へ。特急「北斗」で登別まで移動。登別泊。

2日目: 登別---(特急「北斗」)---南千歳---(特急「おおぞら」)---新得。新得から代行バスで狩勝峠を越え、滝川経由で札幌へ。札幌泊。

3日目: 札幌から函館本線で小樽経由ニセコまで。ニセコリッツ泊

4日目: ニセコから小樽経由で新千歳空港へ。空路東京へ戻る

3月16日: 地震発生で東北新幹線が運休

おときゅうパスを購入した翌日の夜の地震で、東北新幹線が脱線。鉄道設備への影響もあり、一部区間が運休となりました。全線復旧は4月20日頃の見込みという発表が3月21日にありました。私が予定している4月15日から18日は東北新幹線で北海道に行けません。けれど、以前にも似たような運休が発生した際、JR東日本は驚異的なスピードで運転再開していた記憶があったので、もしかしたら行けるかも・・・という期待もありました。結果的に東北新幹線は4月14日から全線で運転再開し、私は予定通りおときゅうパスで北海道に上陸できたのですが、代替案もいくつか用意していましたので順を追って記録していきます。

3月21日: JR東日本が全線復旧は4月20日頃と発表

新幹線が脱線している映像は衝撃的でした。これは復旧までに長くかかりそうだ、ということは素人目にもわかります。3月21日にJR東日本から復旧予定が発表になり、全線復旧は4月20日頃であること。私が旅に出る4月15日の時点では、福島-仙台間が不通区間として残ることがわかりました。3月21日のニュースリリースはこちら

案1. おときゅうパス強行プラン

新幹線が走らない福島-仙台間は、在来線で移動すると1時間半くらいなので、この区間だけ在来線を利用すれば行けそうです。福島まではやまびこで、仙台からははやぶさを利用すれば、当初予定の登別まで行くのは難しいけれど、函館泊なら十分可能なめどがたちました。なので登別の宿をキャンセルし、函館のホテルを予約しました。函館着が遅くなることが予想されたので、チェックインを19時以降にするとショートステイプランが適用になって、少しお安くなるプランでこちらの宿に泊まりました。

www.centurymarina.com

案2. 空路で北海道に行くプラン

今回の旅は鉄道だけが目的ではなく、ニセコの高級ホテルリッツから大変ありがたいオファーがあり、どうしてもニセコには行きたい事情がありました。おときゅうパスの旅を断念したとしても、ニセコには行きたかったので、飛行機で北海道に渡り、日程を4月16日出発の2泊3日に短縮して、とにかくニセコには行くプランも考えました。この場合、フリーパスタイプの切符は使わず、空港とニセコまでは在来線での移動を考えていました。

案2-1 静岡空港からFDAで出発する

静岡に住む私にとって、静岡空港から出発できるのは、空港までの交通費が安く済み、FDAの運賃の最安値はANAより安い 18,000円とメリットもあります。

静岡空港から新千歳空港までの運賃

一方で、この安い運賃だと: キャンセル料が5000円。

FDA運賃別のキャンセル料

おときゅうパスで行く可能性もあり、そうなると飛行機はキャンセルとなります。そのキャンセル料が5000円は痛いので、3月21日の時点では、予約だけして、支払いは後日にしておきました。結局空路で行く場合は、以下2-2のANA便を使うプランにしたので、FDAはキャンセルしました。

案2-2 羽田から新千歳空港に行く

ANA利用だと羽田まで新幹線を使うこと、航空運賃もFDAよりはやや高い設定ですが、手元にある株主優待券で株主優待料金が使えるので、キャンセル料が440円で済むのが魅力です。キャンセルの可能性がある旅だったので、キャンセル料が安いこちらのプランを代替案にしました。支払いはANAをスカイコインに変えて支払ったので、実際の費用は発生していません。

3月22日: JR北海道の超格安パスの情報が目に留まる

3月22日になり、いつもお得な切符情報を公開して下さるひささんのツイートが目に留まります。

内心待ってました! という感じ。おときゅうパスで行けなかった場合、北海道で特急乗り放題のフリーパスが出ないかな、と期待していたのです。この切符のおかげで、当初の3泊4日で北海道鉄道旅のめどが立ち、3つ目の代替案を考えました。

案3. 空路函館&HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パスで3泊4日の旅をする

行程は3泊4日のままとし、函館に空路で入り、函館到着時にパスを購入。2日目を函館からスタートし、以降は当初の予定通り、2日目に狩勝峠に行った後、札幌泊。3日目はニセコ泊。ということで、函館行の航空券も株主優待で予約して支払いも済ませたのですが、一つ失敗。予約してあった4月16日出発の新千歳行きをキャンセルしてから支払い手続きをするべきでした。そうすれば使用していたスカイコインが戻ります。戻ったスカイコインを使って函館行きを支払えば、費用発生はなしでした。結局函館便もキャンセルしたので、持ち出しはなかったのですが・・・。航空券は予約してすぐ支払いよりは、ちょっと考えてから支払いに進んだ方が良いのだな、と思いました。

4月5日: 東北新幹線全線再開は4月14日と発表

4月5日にJR東日本が東北新幹線は4月14日から全線運転再開と発表しました。ニュースリリースはこちらです。速度を落として走行する臨時ダイヤでの運転ですが、それでも乗り換えなしで北海道まで行けるとはありがたい。おときゅうパスで行けそうな気配になってきました。

4月13日: 東北新幹線の指定席確保に難儀する

東北新幹線の4月14日以降の指定席は、えきねっとでは4月13日朝5時から始まりました。GW期間中の予約も同日同時刻からの発売だったせいか、えきねっとは大混雑でまったくアクセスできない状態が終日続きました。おときゅうパスは購入済だったので、最悪、出発当日の朝に券売機から指定席を予約するか、あるいは仙台までは自由席があるやまびこで移動することも考えて、東京発の時刻を探っていました。結局出発前日の4月14日になってえきねっとにアクセスすることができ、無事はやぶさの指定席を確保できたので、確保してあった函館行きのANA便をキャンセルしました。こちらも株主優待チケットだったので、キャンセル料は440円です。

4月15日: 無事北海道へ

というわけで、4月15日に東京駅から3泊4日の北海道鉄道旅に出発することができました。当初予定の登別温泉宿泊は函館泊に変更になりましたが、久しぶりの北海道を楽しむことができました。予定より1週間も早く運転再開を実現してくれたJR東日本に本当に感謝です。ありがとうございました。

おときゅうパス

ただ、現地についてからトラブルもあり、今回の旅の旅行記はこちらにまとめました。

www.frostmoonweb.com

 

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