鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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2021年の紅葉温泉旅は八幡平で個性的な温泉を楽しみました

毎年紅葉の時期には夫婦で紅葉旅に出かけています。今年は八幡平を訪れました。八幡平は日本百名山の一つ。山頂付近の駐車場まで車でも路線バスでもアクセス可能なので、そこから30分も歩けば山頂という、実に簡単に登れる百名山なのです。山頂近くの鏡沼には雪解けの時期にドラゴンアイが出現するのも有名です。東北の山は冷え込みが強いせいか紅葉が見事ですね。初日以外は雨と霧でいまいちのお天気でしたが、個性的な温泉とともにドライブを楽しめました。

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旅の概要

今年の紅葉旅は2泊3日で八幡平を回りました。宿は初日に東北で最も高い場所にある温泉という藤七温泉、2日目は日本一酸性度が強い温泉に入れるという玉川温泉に泊まりました。どちらも個性的な温泉で楽しめました。

盛岡までは「お先にトクだ値スペシャル」を利用してはやぶさを半額で利用。「お先にトクだ値スペシャル」は当初2021年9月末までだったのが、年末まで延長になり、ホント助かります。盛岡駅前でレンタカーを借りて八幡平周辺を回りました。

八幡平までのドライブルート

盛岡駅から八幡平山頂の駐車場までは、高速を利用すると1時間ほどで到着できます。松尾八幡平ICで高速を降りてからは、信号がほとんどない一般道を抜けた後、アスピーテラインという山岳絶景ドライブルートを走るか、樹海ラインを上って山頂に向かいます。どちらも舗装路でセンターラインもあるし、大型バスも通る道路なので、とても走りやすいです。アスピーテラインの方が眺めが良くて好きです。

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アスピーテラインは走りやすい

ところどころ駐車スペースが用意されていて、車を停めて景色を楽しむことができるのもアスピーテラインの魅力。

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岩手山

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昔の鉱山跡

山頂付近より登っていく途中の紅葉がきれいでした。

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山腹の紅葉

八幡平をハイキング

八幡平の山頂に最も近い駐車場はレストハウスがある場所の駐車場ですが、こちらは有料です。もうちょっと下にもかなり広い駐車スペースがあり、5分くらい余計にあるきますが、無料の駐車場もあります。車を停めて、支度をしたら山頂に向かってハイキングです。こんなルートを歩いています。

紅葉の八幡平を歩く / ままこさんの八幡平の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

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階段の途中の分岐を左に進み、鏡沼の方から回りました

鏡沼と言えば、雪解けのドラゴンアイで有名です。実は今年の5月にドラゴンアイを見に来ています。

www.frostmoonweb.com

秋の鏡沼はこちらです。この時期、お目目はぱっちりあいていますね(笑)

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鏡沼

雪解け時期の鏡沼は御覧の通りです。

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雪解け時期のドラゴンアイ

鏡沼の隣には、メガネ沼という2つの沼があります。私のカメラだとメガネっぽく写らないなー。

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メガネ沼

歩き始めて30分ほどで山頂です。あっと言う間だし、たいして登っている感じもしませんでした。

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山頂に到着

山頂には展望台があります。八幡平の山頂って、とがった先ではなく、字のごとく平なので、展望台に上らないと眺望がないんです。雲がなければ岩木山なども見えるのですが、この日は岩木山は見えませんでした。かわりにこちらのなだらかな三角の山は何でしょう? 鳥海山かな?

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山頂展望台からの眺め

もちろん岩手山も見えます。

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山頂展望台からの岩手山

展望台からはガマ沼・八幡沼方向に歩きます。この辺り、ドラゴンアイの時期は雪原で、ピンクのテープを目印に歩いたことを思い出しました。

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山頂から八幡沼に向かう

まもなくガマ沼です。

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ガマ沼

となりに八幡沼です。

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八幡沼

八幡沼の周囲は湿原になっていて、木道が整備されているのでぐるっと歩いてみました。

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湿原を歩く

八幡沼をぐるっとまわって、見返り峠まで戻ってきました。ここからの眺望も絶景です。

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見返り峠からの眺め

足元を見ると、この日の宿、藤七温泉が見えました。

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この日の宿、藤七温泉

松川大橋の紅葉を楽しむ

藤七温泉に泊まった翌日は、残念ながら辺り一面真っ白。夜は星空だったのに急に天気が変わりました。天気予報通りと言えばそれまでですが。

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2日目は霧につつまれ真っ白

晴れていれば八幡平周辺の山に登ってみようと思っていました。たとえばこの畚岳。山と高原地図によれば、登山口から30分くらいで登れるようです。

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藤七温泉と畚岳

霧と雨で登るのは断念し、藤七温泉の前の道路「樹海ライン」を下り、松川温泉近くの松川大橋に行ってみました。途中、紅葉した木々がきれいでした。

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樹海ラインを下って松川温泉へ

樹海ラインを下って、松川温泉のちょい手前を右に入り、松川大橋に向かいます。舗装されていて、センターラインはないですがほぼ対向車がいても問題ない広さです。ところどころ狭い箇所がありますが、それほど危険な場所はありません。

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松川大橋に向かう林道

こちらが松川大橋です。橋のすぐ近くに4~5台ほどの駐車場、もう少し離れた所にも何か所か駐車場がありました。

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松川大橋

橋の上からはなかなかの絶景です。

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松川大橋からの眺め

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松川大橋から

松川温泉にある地熱発電所もよく見えました。

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地熱発電所

森の大橋からの松川渓谷

松川温泉からさらに樹海ラインを下り、森の大橋からの松川渓谷もなかなかの絶景です。松川温泉側から向かうと、橋を渡った先に、数台車を停められる駐車帯があります。

橋の上からはこんな景色が眺められます。紅葉が良い感じです。

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森の大橋からの眺め

橋の反対側の景色はこちら。

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森の大橋からの眺め

後生掛温泉のオシャレなカフェでランチ

この後、昨日と同じくアスピーテラインで八幡平山頂を越えて、秋田県側へ。ランチを後生掛温泉のカフェ「ごしょカフェ」でいただきました。

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ごしょカフェ

食べたのは八幡平ポークのハンバーガー。ポテトサラダとヨーグルト、飲み物がついて1000円。

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ハンバーガーセット

バンズが黒いのが特徴です。単品のテイクアウトなら500円です。

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八幡平ポークのハンバーガー

御所掛温泉は歴史ある湯治部を備える温泉宿ですが、カフェはまだ新しく最近オープンした感じです。店内も明るくスタッフも笑顔で親切です。

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カフェの店内

カフェのメニューは後生掛温泉のサイトのPDFでご覧いただけます。

www.goshougake.com

温泉には入らなかったのですが、八幡平の特徴ある温泉の一つでもあるので、次回は泊りで楽しみたいです。

宿泊した宿

今回は2泊3日で八幡平に滞在しています。滞在した宿を簡単にご紹介します。

1泊目: 藤七温泉

藤七温泉は東北地方の温泉としては最も高い場所にある温泉とのこと。

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藤七温泉の玄関

露天風呂はなかなかワイルドです。基本混浴ですが、女性専用の囲いのある露天風呂があるし、夕食後に女性専用時間帯もあります。が、混浴時間帯に女性用の囲いのある露天に行くには、混浴ゾーンを歩いて行くので、湯船から男性が何も隠さず立ち上がる、なんていうシーンに出会うこともあります。夜は紅葉の時期は湯船までの道のりが少々寒いです。

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藤七温泉の露天風呂

宿泊者には専用の男女別の露天風呂もあります。

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宿泊者には男女別露天風呂がある

豪華さはないですが、今の天皇陛下が皇太子時代に雅子さまと八幡平を訪れた際、お昼休憩をこちらの宿でとられたそうで、今回宿泊したお部屋は、天皇皇后陛下がご休憩されたお部屋でした。ロイヤルルームですね。こちらの部屋にはトイレ・洗面つきです。

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天皇皇后陛下が休憩された別館のお部屋

宿泊記は後日upしたいと思います。公式サイトはこちらです。

www.toshichi.com

2泊目: 玉川温泉

日本で最も酸性度が高い温泉として有名な温泉です。湯治棟と旅館棟があり、部屋も一人用から家族向けなど種類も多く、収容人数はかなり多いと感じました。今回はトイレ洗面付きの和室に宿泊しました。

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玉川温泉の客室

温泉は内湯のみで露天はありませんが、内湯の中には強酸性の源泉100%の湯船、50%の湯船、立ち湯、寝湯など様々な浴槽があって楽しめます。詳しくは公式サイトをご覧ください。

www.tamagawa-onsen.jp

宿の近くには散策路があり、地熱により岩盤浴も楽しめるのですが、今回は雨だったので、散策路の入り口を覗いただけで引き返してしまいました。

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玉川温泉は収容人数に対して駐車場が少なく、私たちは15時頃に到着しましたが、敷地内には停められず、係の車について行って下さいと連れていかれたのは新玉川温泉の駐車場でした。車で7~8分という感じです。係の人は行き先を新玉川温泉とは言ってくれないので、どこへ連れていかれるのか、ホント心配でした。散策路のすぐ上に有料駐車場があるので、夜間はこの駐車場を借りるとかして、もうちょっと駐車場が近いと良いのですが。中には新玉川温泉まで連れていかれてからクレームつけているお客さんもいて、その気持ちはよくわかりました。移動先は最初に教えておいてもらいたいです。

八幡平近くの宿

前回八幡平に来た時に泊まった宿はこちらです。どちらも八幡平の山頂までは車で20分くらいなので、便利な宿です。

www.frostmoonweb.com

hachimantai-mountainhotel.com

まとめ

初日は晴天の八幡平を歩け、2日目にはお天気が悪いながらも、松川大橋では素晴らしい紅葉を楽しめました。八幡平のように標高差がある地区を移動すると、どこかで紅葉に出会えます。個性的な温泉も多いので、また訪れたいと思いました。

紅葉の様子やドラゴンアイの様子などは、観光協会で情報発信しています。

www.hachimantai.or.jp

過去の紅葉旅

毎年紅葉の時期にはどこかに出かけています。過去の旅の様子はこちらです。

www.frostmoonweb.com

 

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