2019年8月7日からマンホールカード第10弾として、新たに61種類のカードが追加されました。その中にゲゲゲの鬼太郎のカードが東京都調布市で配布されているあり、周辺を調べると、多摩市ではキティちゃんとラスカルのマンホールカードを配布していることがわかり、ならばまとめてもらいに行ってこようと出かけてきたのでご紹介します。
- 土日に行くのがオススメです
- キティちゃんのマンホールカード
- キティちゃんのマンホール実物は多摩センター駅前に設置
- 多摩モノレール初乗車
- ラスカルのマンホールカードは聖蹟桜ヶ丘駅
- ゲゲゲの鬼太郎は調布駅前でもらえます
- まとめ
土日に行くのがオススメです
今回もらってきたカードは、キティちゃんが2種類、ラスカル、鬼太郎、あとはキャラクターではないけれど、小田急線の駅構内でもらえた秦野市のカードの計5種類。これらをまとめてもらうには、土日に出かけるのがオススメです。というのも、平日は駅前の施設ではなく、市役所で配付されているカードがあるのです。土日は市役所が休みになるので、駅前の観光案内所や公民館で配付されるので、鉄道でもらいに行くなら土日がオススメです。ただしキティちゃんのカードは祝日は公民館が休みで配付していないので要注意です。
キティちゃんのマンホールカード
キティちゃんのマンホールカードは多摩市が発行していて、汚水用と雨水用の2種類が発行されています。土日は両方とも永山公民館というところで配付しています。永山公民館の最寄駅は小田急永山駅または京王永山駅です。駅からは徒歩3分。ベルブ永山という建物の中にあります。
駅の改札を出たら左手に進みます。マクドナルド横の階段を上ります。
マクドナルドが入っている建物はベルブ永山とは異なる建物ですが、階段の上をそのまま奥へ歩いていくと、ベルブ永山の建物につながっています。銀色の枠の中にエスカレーターがあるので、一つ上の階に上がると、左側に永山公民館があります。
カウンターで「マンホールカード下さい」というと、特に何も言わなくても2種類のキティちゃんのカードをもらうことができました。また実物が設置されている場所を示した地図もいただけます。
背景が黄色の方が汚水用の蓋。青いのは雨水用の蓋です。汚水が黄色って、なんか意味深ですが、集中豪雨の時にどちらが逆流してくるのかがわかるようにしてあるんだとか。そういう目的なら汚水なのか雨水なのかを連想しやすい色がついている方が良さそうです。
キティちゃんのマンホール実物は多摩センター駅前に設置
せっかくなので、キティちゃんのマンホールの実物も捕獲しにいきましょう。実物は一駅隣の多摩センター駅近くに設置されています。汚水・雨水ともに数か所設置されていますが、このあとモノレールに乗るので、モノレールに行く方向の中で探してみました。①が小田急と京王線の多摩センター駅。②が汚水用の黄色の蓋、③が雨水用の青い蓋です。
小田急と京王線の多摩センター駅の改札を出ると、周辺はキティちゃん一色なんですね。
そして壁にもキティちゃん。多摩市にはサンリオ・ピューロランドがあることから、多摩市の親善大使をキティちゃんが担っているからなんだそうです。
汚水用の黄色の蓋は、京王プラザホテル前の歩道に設置されています。駅側の歩道の上です。
次に雨水用の実物を見に行きましょう。そのまま歩道をモノレールの駅方向に進みます。モノレールの駅はこんな駅で見えますから迷わず行けます。
駅前の交差点の信号を、駅を背にして渡ったところに雨水用のマンホールの実物が設置されています。
ふと目線を上げると、こんな貼り紙が。ヤギを使った除草をしているとあります。
周囲を見ると、本当にヤギがいました。ご苦労様です。
多摩モノレール初乗車
JR東海エリアに生息していて、温泉か絶景目当てに鉄道旅をしていると、こういう都内の街にくる機会ってほとんどないんです。なのでこんな場所にモノレールが走っているって全く知らず、今回マンホールカード収集ツアーを自分で計画していて初めて気づきました。せっかくなので乗ってみます。運転席のすぐ後ろには、クロスシートが用意されていて前面展望席となっています。子供が喜びそうです。
モノレールは高い所を走っているので、車窓の眺めがよくて楽しいですね。また多摩のあたりは、緑が濃くて癒されました。モノレールを高幡不動駅で降りて、今度は京王線で聖蹟桜ヶ丘駅に向かいます。
ラスカルのマンホールカードは聖蹟桜ヶ丘駅
京王線に乗り換えて聖蹟桜ヶ丘駅へ。ラスカルのマンホールカードも多摩市の発行です。配布しているのは駅前のビルの7階にある関戸公民館です。西口を出て、交番の前の横断歩道を渡り、1階にスタバが入っているビルが関戸公民館があるビルです。
このビルの7階です。エレベーターで上がります。
7階でエレベーターを降りると、マンホールカードは左手奥と貼り紙が出ていました。
マンホールカードを下さい、というとすぐにこらちのカードを渡してくれました。アンケートの記入などは特にありません。また実物が設置されている地図もいただけました。
こちらの関戸公民館はビルの7階にあるということで、眺めも良いのです。展望室がカフェになっていました。またマンホールカードデザインのマンホールクッキーも販売されていました。
こんな眺めを楽しめます。
実物は建物周辺に設置されています。
まずは汚水用の蓋です。さきほどのキティちゃん同様、黄色が多い蓋です。
その先に雨水用の蓋も設置されていました。どちらも歩道上にあるので、車を気にせずに捕獲できますが、自転車と歩行者の邪魔にならないように捕獲しましょう。
多摩市は「日本アニメーション株式会社」と地域活性化に関する連携協定を結んでいて、日本アニメーション株式会社の代表的なキャラクターである「あらいぐまラスカル」をマンホールのデザインに採用しているのだそうです。
多摩市のキャラクターマンホールは、キティちゃんもラスカルもシールプリントでなく、ちゃんと鋳物のマンホールだったのには驚きでした。鋳物だと型から作らなくてはならないので、コストがかかりそうですが、マンホールはやっぱり鋳物が良いな~。ちなみに、こんなかわいい蓋も多摩市にはあるんですよ。長靴ですね。
ゲゲゲの鬼太郎は調布駅前でもらえます
続いて鬼太郎のマンホールカードをもらいにいきます。調布市が2019年8月から配布を始めました。鬼太郎の街というと、鳥取県米子市を思い浮かべます。調布と鬼太郎って、どういう関係かというと、作者の水木しげる氏が調布に住んでいたことがあるのだそうです。
ゲゲゲの鬼太郎のマンホールカードは、平日は調布市役所での配布ですが、土日祝日は調布駅前の観光案内所ぬくもりステーションでもらえます。京王線で調布駅に着くと、地下ホームなので地上を目指しましょう。こちらの建物、というか小屋が観光案内所です。
さっそくいただきました。
駅から国道20号線に向かう通りの両側にマンホールカードと同じデザインの蓋をはじめ、鬼太郎シリーズの蓋が6枚設置されていますので、こちらも捕獲してきました。
蓋はいずれもシールプリントタイプの蓋でした。どれも自転車や歩きたばこはダメなど、マナー向上を働きかける内容でした。確かにこの通りを歩いているとたくさんの自転車が走っていました。捕獲の際には十分気を付けて下さい。設置位置はこちらです。
なお調布市は映画の街ということで、鬼太郎のマンホールが設置されているのとは逆方向に映画にちなんだマンホールも設置されています。ゴジラとかいますよ。
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1557194862083/simple/eiganomatihaitizu.pdf
また2019年はラグビーのワールドカップが日本で開催されるということで、ワールドカップにちなんだマンホールも設置されていました。
調布市の市の花、さるすべりがデザインされたマンホールもあります。
まとめ
マンホールカード目当ての旅は原則しないのですが、今回はキャラクターデザインということで、人気があるカードと言うこともあり、なくならないうちにもらっておこうと出かけてみました。小田急線にしろ京王線にしろ、一回列車を下りても、すぐ次の列車があるので、効率よく回れて助かりました。
東京にはかわいいマンホールカードとマンホールの実物があるんですね。キティちゃんの蓋が設置されているなんて、見ただけで楽しくなりそうです。世の中は、「ひこにゃん」や「ちびまるこちゃん」のマンホールカード(もちろん蓋の実物)もあります。ちょっとほっこりするマンホールですね。
ちびまるこちゃんのマンホールカードの配布場所はこちらの記事の冒頭にあります。駅前の観光案内所でもらえます。
ひこにゃんのカードは彦根駅から徒歩で片道20分くらいかかりますが鉄道旅でもらえるカードです。こちらで紹介しています。
それでは皆さまも良い旅を~