マンホールカードファン待望の新たなマンホールカードの配付がいよいよ12月14日から開始されます。今回は63の自治体が66種のカードを新規に発行することになり、これによりトータルでは502の自治体から605種のカードが発行されることになるのです。すごい数ですね。これはもうすべて集めるのは無理かも!マンホールカードは、ご当地の観光スポットやゆるキャラなどがデザインされているカードが多く、旅の記念にもなります。
12月14日から配付されるカードからいくつかご紹介します。一覧表は下水道広報プラットホームをご覧ください。
駅前でもらえるカード
鉄道旅を好む私にとって、駅前に配布場所がある自治体はとても助かります。第11弾カードの中にも駅前でもらえるカードが何枚もあるので見ていきましょう。
静岡県沼津市(JR東海道線 沼津駅)
まずは地元静岡県のカードをチェック。沼津市はすでにカードを発行していますが、今回2種類目のカードを発行します。カードのデザインはすでに市内に設置されている「ラブライブ!サンシャイン!!」のマンホール蓋です。先日実物の蓋を見てきました。こちらの蓋がカードのデザインとして採用されています。
こういうキャラクターデザインのカードは人気が高いので、あっという間に初版は配付完了になるかもしれないですね。
配布場所は、沼津観光案内所(沼津駅ビルアントレ2階)です。駅ビル内というのは鉄道旅には助かります。
静岡県伊豆の国市(伊豆箱根鉄道駿豆線 伊豆長岡駅)
伊豆の国市では世界遺産登録の反射炉と富士山がデザインされたカードを発行します。で、さっそく配付初日にもらってきました。ただ・・・ちょっと画像がシャープじゃないんです。わざとこういうデザインにしたのかなぁ。イチゴがあまりおいしそうじゃないんです。
配布場所は、地元では「いずっぱこ」の愛称で呼ばれている伊豆箱根鉄道駿豆線の伊豆長岡駅前にある 伊豆の国市観光案内所です。
カードをもらうのも良いですが、反射炉は貴重な世界遺産なので是非見学に行ってみましょう。駅前からバスがあるのでバスでも行けるし、頑張れば徒歩でも行くことができます。こちらで紹介しています。
マンホールの実物も捕獲してきました。実物は「いずっぱこ」の韮山駅隣の韮山文化センター周辺に設置されています。
写真中央の塔の前に設置されていますが、ほかにも文化センターをとりまくようにぐるっとデザインマンホールが設置されています。
「いずっぱこ」沿線には足湯があったり、おしゃれなカフェもありますので、乗車の記念にマンホールカードをもらいつつ、反射炉を見学したりカフェで一息ついたり、という日帰りプランもお勧めします。「いずっぱこ」周辺情報はこちらをご参照ください。
そして天気が良いと、車窓からの富士山も格別です。
長野県佐久市(2019年12月21日現在、在庫切れ)
第11弾のマンホールカードで最も話題性が高いカードが佐久市が発行するカードではないでしょうか。デザインは 北斗の拳のケンシロウです。
配布場所は、土日は佐久平駅併設の「プラザ佐久」です。平日は佐久市下水道管理センターでの配付でこちらは駅からは遠いので、もらいに行く時は曜日に気を付けましょう。
佐久平駅には北陸新幹線が停まるので、首都圏からも行きやすい駅だと思います。在来線では小海線が乗り入れていて、小海線には日本で最も標高が高い場所にある駅や踏切があり、鉄道が好きな人にとっては馴染みのある路線です。また「HIGH RAIL 1375」という観光列車が走っているので、マンホールカード目的だけでなく、鉄道旅を楽しみつつその記念にケンシロウのカードをもらうというプランも良いと思います。「HIGH RAIL 1375」については、ひささんのブログで詳しく紹介されていますので参考にしてください。
ほかにも駅前でもらえるカードとしては、神奈川県伊勢原市、兵庫県尼崎市のカードは駅近くでもらえます。ほかにもあるかもしれませんが、とりあえず本日のところはここまでにして、また情報をupdateしていこうと思います。駅前でもらえるマンホールカードをこんなエントリにまとめています。
温泉とマンホールカード
旅の目的が「温泉」という方もいらっしゃると思います。この私も鉄道旅の目的地や立ち寄り地が温泉ということはよくあります。そんな温泉地訪問の記念にもらえそうなカードも第11弾の中にありました。
栃木県那須塩原市
那須塩原市のデザインマンホールがカードになりました。デザインは那須塩原市のキャラクター「みるひぃ」と、キティちゃんが温泉に入っているデザインとのこと。こちらもキャラクターのデザインで人気が出そうです。
配布場所は塩原温泉の中にある「塩原もの語り館」です。土日も対応してくれるので、温泉の記念にカードをもらってみましょう。
長野県千曲市
千曲市はすでに2種類のマンホールカードを発行していますが、第11弾では3種類目のカードを発行しています。
第11弾のカードの配布場所は戸倉温泉街にある戸倉創造館。公民館と図書館をかねた建物のようです。
千曲市と言えば、先日の台風で千曲川が決壊し大きな被害を受けました。すでに発行されているマンホールカードも配布場所を変更しているとのこと。この地区には静かな温泉街があるので、温泉に入り地域にお金を落とすことで復興支援することもできそうです。この地区の温泉については、いつも静かな温泉宿を紹介してくださるゆうさんのブログにも多数紹介されています。
岐阜県奥飛騨温泉郷
奥飛騨温泉郷には、多数の良質の温泉がありますね。新穂高ロープーウェーは冬でも運行しているので、登山しない人でも気軽に標高2200mまで上り、槍ヶ岳、西穂高岳などの景色を楽しめます。かつて一度行ったのですが、その時には霧の中でした。是非また行きたいと思います。その奥飛騨温泉郷で、岐阜県高山市のマンホールカードの配付が始まりました。高山市の公式サイトでまだ発表がないので、デザインなどのリンクをつけられないのですが、後日公開されたら改めてリンクを貼ります。
配布場所は、奥飛騨温泉郷観光案内所です。地図で見ると、ロープーウェイ乗り場の近くです。これは温泉と絡めていきたくなります。
奥飛騨温泉郷については、月山ももさんのサイトに詳しく紹介されています。その中の一つをご紹介します。飛騨と言えば飛騨牛も有名ですね。うーん、これは行かねば。
北海道阿寒湖温泉
北海道は面積が広いこともあり、マンホールカードの発行数は34種類と多いです。第11弾では7種類のカードが追加となり、全部で41種類になりました。 北海道の釧路市では2種類目のマンホールカードを今回発行しています。釧路と言えば釧路湿原に生息するタンチョウヅルをイメージされる方も多いと思いますが、1種類目も2種類目もデザインのモチーフはタンチョウヅルです。で、2枚目のカードは配付される場所が阿寒湖温泉ということで、鶴とともにマリモが描かれています。
配布場所は「阿寒湖まりむ館」。鉄道ルートからはかなり遠いですが、釧路駅への送迎を行っている宿もあるようです。
最寄りの路線は釧網線です。ここまで来たのなら是非釧網線の旅を楽しんでほしいところ。絶景路線の一つです。また釧路湿原をカヌーで下るアクティビティもお勧めします。川の流れる音と鳥のさえずり以外何も聞こえてこない静寂の中の川下りは本当に素晴らしい体験です。私も体験しました。
季節でデザインが変わるマンホールカードを配付する自治体
第11弾で配付が開始されるマンホールカードの中で、大阪府池田市のマンホールカードが少々かわっています。というのも、今回一度に4種類のカードが発表されたのですが、いつ行ってもまとめて4種類がもらえるわけではなく、春夏秋冬でもらえるカードのデザインが変わるんです。コレクターの心理としては全部ほしくなりますから、季節を変えて池田市を訪問してもらおうという意図なのかもしれません。
かわいいひよこちゃんがデザインされたマンホールカードです。
こちらのひよこちゃんのカードは、阪急池田駅改札口近くの大阪池田ゲストインフォメーションで配付されます。鉄道でもらいに行きやすいカードで嬉しいです。
第11弾として66種類ものマンホールカードが発行されたのに、こちらのエントリで紹介したのはごくわずかですが、今後もupdateしていこうと思います。