2025年5月下旬からツアーに参加して出かけたスペイン旅の3日目、マドリード滞在の2日目の観光を紹介します。
この日はマドリードから日帰りで行ける古都セゴビアと世界遺産エル・エスコリアル修道院を訪れました。エル・エスコリアル修道院は日本からのツアーだとあまり訪問することがないそうで、人も少なくゆっくり見学できました。修道院近くで名物料理のランチの後マドリードに戻り、美術館を2つ梯子するという、大変盛りだくさんの内容で、感動の連続でした。こちらの記事では、セゴビア観光とエル・エスコリアル修道院について記載しています。

マドリードから日帰りでセゴビアへ
朝8時にホテルをバスで出発し、自動車専用道路を走ってセゴビアへ。セゴビアはマドリードの北西約95km、標高1000mほどの高地に位置します。マドリード2日目の観光はセゴビアからスタートしました。
セゴビアの必見ポイント3つ
- ローマ水道橋
- 大聖堂
- 白雪姫のお城のモデルになったアルカサル
ローマ水道橋
最初の目的地はローマ水道橋です。私が楽しみにしていた観光スポットの一つです。

15km離れた川の水を町へ引くため、紀元1世紀前後に建造されたとのこと。全長は728m、高い場所は28mほどとのこと。今も一部とは言え、その姿を残していることは驚きです。

ちょっと逆光で見づらいですが、聖母マリア像がはめ込まれています。

ズームで寄ると見えました。

橋の横に階段があり、上に上ることができます。

壮大な水道橋の眺め。今から約2000年も前にこんな立派な構造物が完成していて、しかも今も残っているのがすごい。

上に上がると、水道橋のてっぺん部分は立ち入れないようになっていました。

下からの眺めとはまた違った眺めです。遠くには雪が残る山も。

大聖堂
水道橋の後に向かったのは大聖堂。こちらは入場しなかったので、外観写真のみです。

アルカサル
アルカサルと呼ばれる建物はセゴビア以外の町にもあります。アルカサルは城とか宮殿という意味です。セゴビアのアルカサルは、白雪姫のお城のモデルにもなったと言われています。

お城の前庭の木の上にはコウノトリがいました。

当初は中に入って見学する予定でしたが、日本を出発する直前に、私達が訪れる日に行事が行われることになり、観光客は入れないことになってしまいました。こんなわけで外観を見るだけになったのですが、その行事は結局キャンセルになったんだとか。それでも入場はできず、ちょっと残念でした。
アルカサルは崖の上に立っている感じでした。歩いて下の方まで下りてみました。こんなお川沿いを歩きまして。

散策をしていると、白い綿のようなものがフワフワ舞っていました。場所によってはこんな風に雪のように綿毛が落ちていて、花粉症の私は見ているとちょっとムズムズしそうでしたが、特に体が反応するようなことはなく良かったです。

アルカサルは下から見上げてもなかなかステキ。

セゴビアの位置
車で1時間半ほど
セゴビアはマドリードの北西約95kmにあり、私達はツアーの大型バスで向かいました。ハイウェイを通り快適なドライブで1時間半ほどです。
変わったルールのハイウェイ
ハイウェイを走っていると、上り線と下り線の間にもう一つ車が走れる道路がありまして、両サイドの道路より空いています。ここは2人以上乗っている車だけが通行可能なんだとか。そのため、助手席にかなりリアルなお人形を乗せて走る輩もいるのだとか。こういう情報は現地のガイドさんがいないとなかなか仕入れることができませんね。勉強になりました。
世界遺産のエル・エスコリアル修道院
エル・エスコリアル修道院の必見ポイント
- 天井画が素晴らしい図書館
- 歴代の王と王族が眠る霊廟
- 礼拝堂
修道院の概要
セゴビアのアルカサルの入場がキャンセルになったので、代わりの観光スポットが用意されました。マドリード自治州の中の街にあるエル・エスコリアル修道院です。
幅161m、奥行き206mというかなり大きな建物です。

アルカサルの代替観光スポットということで、普段日本人のツアーがここを訪れることはまずないそうで、空いていました。

でもここ、王宮や図書館、聖堂も含まれた複合施設で、歴代のスペイン王が眠る霊廟もあるのです。なぜここが通常の観光スポットに入っていないのか不思議なくらい。
天井画が素晴らしい図書館
広い館内、最初に向かったのは図書館です。図書館に入るなり目を引いたのがこの天井画でした。スペインについて建物の中に入るのはこの修道院が最初だったこともあり、天井画の迫力に圧倒されました。

地球儀に日本らしき国も。

こちらの図書館では、ほんの背表紙を奥に向けて本が並んでいました。本を探すのに手間がかかるかもしれませんが、保存上の理由のようです。

礼拝堂
続いて向かったのは礼拝堂。

祭壇のサイズも大きく、装飾も見事です。

美術室
下の絵は宮廷画家を目指していたグレコが、フェリペ2世から礼拝堂に飾る絵として注文をもらい描いた作品です。ただ、どうもこの作品の雰囲気をフェリペ2世が気に入らず、礼拝堂ではなく美術室に飾られることになったようです。お蔵入りってことかな。

王族の霊廟
こちらの建物の中には歴代スペイン王や王族が眠っています。まずは国王以外の王族たちの霊廟を訪れました。

こちらは王子・王女たちが埋葬されているそうです。

こちらは棺の上に像がのっていました。指輪などの装飾品まで再現されています。ドン・フアン・デ・アウストリアという方の棺のようです。ガイドさんいわく、モテモテの男性だったとか。

こちらが当人の肖像画です。

歴代国王の霊廟
歴代国王が眠る霊廟は、入場はできますが写真撮影は不可ということで写真はありません。スペイン王室文化財局のサイトにある写真をお借りしました。とても神聖な空気が漂う空間でした。
ほぼ満杯状態で、今の国王が亡くなったら、どこに埋葬しようか頭を悩ませているそうです。
エル・エスコリアル修道院の場所
私達はツアーだったのでバスでセゴビアに寄った後、エル・エスコリアル修道院に寄りましたが、個人で行くならマドリードから鉄道やバスで向かうことができます。
ランチは名物料理の子豚の丸焼き
私が参加したツアーでは、その土地の名物料理を食べる機会があります。この日は子豚の丸焼きをいただきました。エル・エスコリアル修道院からは歩いて5分ほどのこちらのレストランでいただきました。
ランチはスープ、メインが子豚の丸焼き、デザートというコースでした。丸焼きにする前の子豚さんも見せてもらいましたが、ブログに載せるには少々気が引けるので、サーブされたものを載せておきます。皮がパリッとしていて、かつお肉は柔らかで大変美味しくいただきました。

まとめ
この日は見たいと思っていたローマ水道橋を訪れることができたこと。また予定されていたアルカサルはどたキャンになったものの、代替観光地のエル・エスコリアル修道院が素晴らしく良かったので、大満足の観光となりました。
ランチの後はマドリードに戻り、ソフィア王妃芸術センターでピカソのゲルニカを、続いてプラド美術館で名作のあれこれを鑑賞しましたが、かなり駆け足だったのが残念でした。
2025スペイン旅の記事へのリンク
マドリード市内観光
セゴビア観光の前日に日本からマドリードに到着し、市内観光をしています。
バルセロナ滞在記
旅の最後に訪れたバルセロナでは、ガウディ建築を中心に観光しました。
パラドール宿泊記
トレド、グラナダ、ロンダではパラドールに宿泊しています。
