2025年5月に夫婦で旅行社のツアーに参加してスペインを旅しました。私達にとって初めてのスペインと言うことで、主要な観光地を回るコースを選択しました。日本をエミレーツ航空で出発して最初に訪れたのはスペインの首都マドリード。現地時間の13時半頃に到着しました。入国手続きなどをして現地のガイドさんと合流した後、マドリード市内観光へ。5月末は日が長く15時くらいからの観光でも主要な見どころは楽しめました。最後にマドリードで利用したホテルも紹介しています。
マドリード市内観光
スペイン広場
スペイン広場という名称は、スペイン各地にあります。マドリードのスペイン広場には、ドン・キホーテと従者のサンチョ・パンサの像がたっています。像の後ろにはドン・キホーテの作者セルバンテスが座っています。なんかもうスペインの太陽の洗礼を受けています。
王宮
スペイン広場から歩いて王宮へ。王宮に向かう途中、オリエンテ広場に寄りました。こちらにはフェリペ4世の騎馬像があります。
後ろ足2本だけで立っている騎馬像は、今にも走り出しそうな躍動感があります。この像は世界で初めて馬が後ろ脚2本だけで立っている騎馬像で、重量バランスを考慮するなど、技術的にも非常に高度な作品です。
こちらが王宮です。ちょっとベルサイユ宮殿みたいな感じがします。というのも、ベルサイユ宮殿で生まれ育ったフェリペ5世は焼失したハプスブルグ王家の宮殿跡に、フランス・イタリア風の王宮建築を命じたからでしょう。
王宮には現在の国王が住んでいるわけではないそうです。私達のツアーでは王宮には入場しませんでした。
王宮の前には大聖堂もあります。こちらも素晴らしい建物。
サンミゲル市場
続いて向かったのはサンミゲル市場。大聖堂からは歩いて7分。
途中メチャ狭い通りを歩きました。


こちらの建物がサンミゲル市場です。
中はとても賑わっていました。
美味しそうな食材が並んでいました。スペインは食事が日本人の口にも合うのが魅力です。


翌日の夕飯はこちらに食べに来ました。
マヨール広場
サンミゲル市場の次は歩いて1分ほどのマヨール広場へ。フェリペ3世が作らせた広場で、今はレストランやカフェが並ぶ憩いのスペースです。
プエルタ・デル・ソル
プエルタ・デル・ソルとは、太陽の門という意味です。この広場には首都から各地方に伸びる道路の起点となっているプレートがあり、写真スポットになっています。
こちらの広場にはマドリードのシンボルである熊の像もあります。マドリードの市章もこんなデザインです。
ここまで観光した後、マドリードで宿泊するホテルに向かい、一旦チェックインしました。
夕食はパエリア
マドリード初日の夕食はツアーに含まれていたので、皆さんと共にタクシーに分乗してレストランに向かいました。こちらのレストランです。
場所は地図で調べたら、この日に観光した王宮の近所でした。
まずは前菜としてサラダ。
大人数で頂くので、大きな鉄板で運ばれてきて、係の人が一人分ずつ取り分けてくれます。
イカ墨と魚介の2種類をいただきました。
最後にデザートでした。
宿泊したホテル
マドリードには2泊していて、宿泊したホテルはアグマールというホテルです。
お部屋はツインルームでバスタブ付きでした。
水回りはこちら。シャワーの水はねを受け止めるアクリルのパネルが短くて、床が濡れます。欧州の人はこのパネルだけで上手にシャワーを浴びられるのか不思議です。
マドリードとバルセロナのホテルには、シャンプーとボディソープはあるけどコンディショナーがありませんでした。4つ星くらすですが、この内容なので、日本から持参した方が良いかも。


朝食はホテル内のレストランでいただきます。ビュッフェ形式です。
立地
プラド美術館まで歩いて20分ほど。鉄道のアトーチャ駅も徒歩圏内なので、地下鉄で動く方にも便利かもしれませんが、ホテルが面している通りをタクシーがたくさん通っているので、自分たちで出かける時にはタクシーを利用しました。
公式サイト
まとめ
この日ははるばる日本から飛行機を乗り継いて到着し、そのまま半日観光というスケジュールでした。市内も主要スポットを回る感じの観光でした。
5月末のマドリードの空は抜けるような青空と、容赦なく降り注ぐ太陽が痛いくらいでした。マドリードはちょっと標高があるので、陽射しはきつくて暑いけれど、ものすごく乾燥しているので、木陰に入って風が吹かれていると、汗が引きます。それでも太陽に照らされる中歩いて観光していると、体力を奪われる感じはありました。
マドリードには2泊しています。この記事の観光のあとに1泊し、翌日はセゴビア観光とマドリードの美術館を観光して1泊、その後次の都市に移動と言うスケジュールでした。翌日の内容はまた別記事にまとめます。