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主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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スペインのパラドール宿泊記#1 旧市街の眺望が素晴らしいトレドのパラドール

2025年5月末から夫婦でスペイン旅行に出かけました。スペインのツアーは各社いろいろなツアーを販売していますが、私が選んだのはパラドールの宿泊が含まれているツアーです。

パラドールとは、かつての歴代王国の城や宮殿、由緒ある修道院や領主の館など、歴史的に価値の高い建物を改装した国営のホテルです。 いずれも絶好のロケーションに位置していて、スペインを旅するなら一度は泊まってみたいと思っていたのでした。パラドール宿泊が含まれているツアーを選びました。

今回の旅では3つのパラドールに宿泊したので、順番にご紹介します。まずは最初に宿泊したトレドのパラドールの宿泊記です。

トレドの位置

トレドはスペインの首都のマドリードから、南に約70kmほどの位置にあります。地図で見ると、スペインの中央付近という感じです。カスティーリャ=ラ・マンチャ州の州都です。

トレドのパラドール

旧市街を見下ろす丘に立っていて、一部の部屋からは旧市街を一望できます。私が泊まったお部屋からは見ることができないので、こちらの写真はテラスから撮影しています。追加料金を払ってでも、旧市街側のお部屋を確保できると良いと思います。

パラドールのテラスからの眺め

この景色は時間と共に変化し、夕暮れ時になると建物のライトアップが始まります。

夕暮れ時の景色

夜景

私達がチェックインしたのは、マドリードから移動し、トレドの旧市街を観光してからだったので、パラドールに到着したのは、午後6時過ぎ。5月下旬のスペインは日没が夜9時過ぎなので、まだまだ昼間と言う感じです。

歴史を感じさせる建物の雰囲気が素敵ですが、工事中の赤白テープがその雰囲気をちょっと壊しています。

トレドのパラドール

こちらがパラドールの玄関。

玄関

玄関を入るとレセプションとロビーがあります。

レセプションエリア

ロビーの奥にはカフェも。

パラドール内のカフェ

カフェにはテラス席もあります。私達が到着したのが18時過ぎで、夕食が19時からスタートだったので、カフェを利用する機会がなく、宿の滞在を楽しみたい私としてはそこが残念。

テラス席

宿泊したお部屋

お部屋はこんな感じです。ツインのお部屋でした。ベッド以外にソファーやデスクもあり、広さは十分。窓の奥はテラスになっています。

宿泊したお部屋

テラスに出るとこんな景色。下にプールが見えますが、旧市街は角度が悪くてほとんど見えないお部屋でした。ホント、ここは追加料金で旧市街が見えるお部屋にアップグレードできるなら、迷わずアップグレード選びますね。

テラス

ベッドサイドにもデスクにもコンセントがあります。Wifiも使えます。Wifiのパスワードはどのパラドールも同じパスワードでした。

ベッドサイドにコンセントあり

デスクの上にはコーヒーセットやケトル、サービスのお水の用意がありました。

コーヒーセット

冷蔵庫にも飲み物が冷えていますが、こちらは有料です。

冷蔵庫にも飲み物

バスルームはこちら。バスタブ付きで、シャンプー・コンディショナー・ボディソープが用意されていました。写真を撮っていませんが、もちろんトイレもあります。ウォシュレットはありませんが、ビデはありました。

バスルーム

お食事

食事は夕食・朝食ともにパラドール内のレストランでいただきました。レストランはロビー奥の廊下の先、下の写真では白い扉の奥にあります。

奥の扉がレストランの入り口

レストランの中はこんな感じ。白いお皿とナプキン、グラスにカトラリーが並んでいて、高級感がありました。

レストラン

窓からは旧市街を望むこともできます。

レストランからの眺め

夕食は前菜・メイン・デザートのコースです。

夕食のメニュー

まずはドリンクを注文します。こちらがドリンクメニュー。うちの夫婦は飲めないので、たいていジュースやコーラ、水をチョイス。スペインではワインを作る前のぶどうジュースをMOSTという名称でメニューに載せていて、このMOSTをよくいただきました。こちらでは3.5ユーロです。

ドリンクメニュー

前菜はねぎのスープでした。洗面器のような大きなボウルが運ばれてきました。中にはあらかじめイベリコハムが入っていて、後からスタッフがスープを注いでくれます。

スープからスタート

つづいてメインの肉料理。お肉はポークです。

メインの肉料理

最後にデザートです。コーヒー・紅茶はつかないので、必要な人は追加注文することになります。

デザート

朝食は同じ会場でビュッフェスタイルでした。パン、チーズ、生ハムを含めたハムやサラミ、ヨーグルトなどが用意されていました。各自のテーブルにお皿と竹製のトングが置いてあり、各自そのお皿とトングを持ってビュッフェコーナーにお料理を取りに行く方式です。マイトング方式は珍しいかも。

朝食はビュッフェ

まとめ

パラドールに宿泊することも旅の目的の一つで念願がかないました。歴史ある建物を改装してホテルにしてあるので、外観は本当に素敵。テラスからの旧市街の眺めも秀逸です。が、何度も書きますが、滞在時間が短かったのがとても残念。せめて16時くらいにはチェックインし、暑いさなかにはプールで遊んだり、日陰でコーヒーを飲んだり、という時間が欲しかったです。

またお部屋の位置によって旧市街が一望できる部屋、そうでない部屋があります。ツアー参加で追加料金を支払えば旧市街側のお部屋へアップグレードが確約されるのであれば、追加料金を払うことも検討すると良いと思います。私が利用した旅行社の別のツアーではそういうオプションがあり、追加料金は1人1万円でした。私なら迷わずアップグレードします。

こちら側のお部屋は旧市街ビュー

「トレドを見ずしてスペインを語るな」とも言われるトレド。旧市街の眺めは中世にタイムスリップしたようでした。この眺めもこちらのパラドールの魅力です。

その他のパラドール宿泊記

トレドの次はグラナダのパラドールに泊まりました。あのアルハンブラ宮殿の中にあるパラドールです。

www.frostmoonweb.com

 

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