お題「#買って良かった2020」
あっという間に2020年の年末を迎えました。今年は春先からコロナに振り回され、今までとは異なる一年を過ごした方も多いでしょう。私も今までの生活とは大きく異なる生活に踏み出しました。そんな1年ですが今年の振り返り記事をつづっていきたいと思います。
今回はお買い物編です。家にいる時間が長くなると、ついついネットショッピングをしてしまい、いらない物まで買ってしまったなぁ・・・という反省もありました。まずは旅をより快適にしたい、という思いで買った商品をご紹介。以下ご紹介する商品名の最後についている◎はよく使用している、○時々出番がある、△あまり出番がないというランク分けをしています。
小物類
折りたたみ洗面器◎
いきなり不思議な買い物ですが、鶴の湯に行くのに買いました。というのも、鶴の湯の本陣というお部屋は鍵がありません。現金はフロントに預けるにしても、スマホを部屋に置きっぱなしはちょっと心配。脱衣所のロッカーは有料で、何度も入るのにその都度100円というのももったいない。となれば肌身離さず浴室内に持って行くのが安全なのですが、浴室内での置き場に困るわけです。クレンジングや洗顔フォームも私の持参物なので一緒に洗面器に入れておくと便利ですが、秘湯の宿のお風呂って洗い場が少なく、洗面器の数も少ないのです。というわけで、こんな感じで使えるといいなと思って買いました。
直径は25センチくらいで、広げると高さは10センチくらいです。


畳んだ時の高さは3センチくらいかな。直径も畳んだ時の高さも、もうちょっとコンパクトだとなお良いのですが、このサイズでも畳むとちょうど私が使っているリュックの背中に入りました。
鶴の湯は念願かなって2020年に初宿泊ができあまりの感動に数か月後の予約もいれました。私のお気に入りの宿です。詳しくはこちらをどうぞ。
ちなみにこのお風呂持ち込み用の入れ物は他の物でもいろいろと考えていて、たとえばこちらは山道具の折りたためるボウル。
こちらも畳めます。
洗面器と比べてみるとこんな感じです。持ち運びには良いのですが、求めている物よりコンパクトすぎました。
もう一つ、ワンちゃん用水のみも購入してみました。先ほどのオレンジ色のボウルと直径はあまり変わりませんが、深さが浅いんです。こうやって比べると、お風呂に持ち込むのなら洗面器が一番しっくりくるかなぁと思っています。
ということで、折りたたみ洗面器が目的には合致していたので、年末の温泉旅にも出番がありました。
乾電池式のLEDスタンド○
これも秘湯の宿に行くのに買いました。鶴の湯の本陣の照明がもしも石油ランプだけだと、部屋で読書するにはちょっと暗いだろうな・・・と思ったからです。結局部屋には電球の照明もあり、困りませんでしたが、天井の照明を消した後、枕元にこのスタンドをつければ、布団に入りながら本を読むことができます。
折りたたむとコンパクト。


厚みは2センチくらいで、重量は単4乾電池4本を入れた状態で130gくらいです。
電源はUSBでの供給も可能ですが、温泉宿は適当な位置にコンセントがないことも多いので、私は乾電池で使用しています。
似たような商品は他にもあり、充電式タイプもあります。なんとなく日本ブランドが安心かな、ということもあり、私はアイリスオーヤマの商品を購入しました。
スノーピークチタンダブルマグ220◎
温泉宿にお茶はあるけどコーヒーはない宿はまだ多数見かけます。到着した時や翌朝にコーヒー飲むのに買いました。お茶しか置いていない宿には部屋にコーヒーカップの用意がないので、ドリップバックだけ持って行ってもうまくコーヒーが淹れられないのです。購入したのはスノーピークのチタンダブルマグという商品。サイズがいろいろありますが、一番小さい220というのを買いました。
取っ手が折りたためてコンパクトになるのが私のニーズに合っているし、軽いのも良いです。
スノーピークのチタンマグに器部分がダブルになったダブルウォールとシングルのシングルウォールの2種類あります。シングルの方は直火にもかけられるそうですが、私はそういう使い方はたぶんしないので、保温性が良いダブルをチョイス。サイズも220, 300, 450, 600と豊富です。220か300か迷いましたが、お値段が結構良いので、一番小さいのを選びました。一口コーヒーが飲めればよい人なのと、小さいのがありがたいので220で満足しています。
カバン類
モンベルのポケッタブル ライトショルダー Sサイズ◎
観光する時は大きな荷物はコインロッカーなどに預けて、必要なものだけ持って歩きたいので、サブバックとしてモンベルの折りたたみ式のショルダーを買いました。サイズはSです。
とある夏の旅の日。駅周辺を散策するのに、水筒、タオル、折りたたみ傘、タブレット、レインウェアを持って出かけます。
Sサイズながら全部入りました。
肩のベルトの長さは調整可能です。外側にメッシュのポケットがついていて、ペットボトルが入りますが、ちょっとゴムがきついです。
外側のポケットの中に本体をしまうことでポケッタブルになる構造です。ポケッタブルというほどコンパクトにはなりませんが、肩ベルトとかも収まるので、リュックの中に入れるにはこれで問題ありません。重さも157gと軽いです。
メインのファスナーはダブルでどっち方向にも開くことができ、収納ケースにもなるポケットのファスナーはシングルです。シングルのファスナーは私が閉めたい方向とは逆方向に閉まるのがちょっと不満ではありますが、旅の都度出番があるサブバッグです。
U.L.MONO ポーチ Mサイズ△
お買い物好きな私はもう一つポケッタブルのショルダーを購入してみました。前述のショルダーと使いやすい方を持っていこうと思って試しに買ってみたのです。こちらは本当にコンパクトで、畳むと手の平サイズです。重さも30gと軽いです。
広げるとこんな大きさです。
畳んだ時のコンパクトさは素晴らしいのですが、マチがほとんどないのであまり物が入らず、今のところ私の旅で出番がありません。なので評価は△をつけました。
ウェア類
ミレーのティフォン 50000 ストレッチ ジャケット◎
雨女の私に雨具は必須。ついでにウィンドブレーカーとしても使いたい。ということで選んだのがミレーのティフォン 50000 ストレッチ ジャケット
防水性というとゴアテックス素材が有名ですが、ミレーのティフォン50000という素材は、登山でも対応可能な耐水性と透湿性を兼ね備えているということで、私のような街歩きには十分だと思い購入しました。
ゴアテックスの雨具に比べてとても肌触りが良く、ストレッチ性もあり着心地はとても良いです。持ち運びの際にもコンパクトにまとまるのもGoodです。
ポケットには8インチサイズのタブレットがすっぽり入るのも便利です。
ウィンドブレーカーとしても活用しているので、ほぼどの旅にも携行しているウェアです。
で、このティフォン50000とダウンを組み合わせた商品もあって、冬の旅行には暖かさも手に入るティフォン 50000 2L ダウン パーカーにもちょっと注目しています。来年の買って良かった物に登場するかも?
モンベルシャミースジャケット◎
モンベルのフリースジャケットです。ちょっと寒そうな地域に旅に出る時の防寒着として活用しています。暖かいのに軽いのが魅力です。フロントはジッパーで閉じることができるので、宿でカーディガン代わりにも着ています。
着ない時には畳んでリュックに入れるのですが、ちょっとかさばります。そのため、後述のシートゥサミットのスタッフバッグを活用しています。
モンベルクリマエアジャケット△
もう一つ、防寒用のウェアを買いました。またしてもモンベルですが、クリマエアジャケットという商品です。
先ほどのシャミースジャケットより毛足の長い素材が使われていて、このモフモフ感がかわいくて、ついつい買ってしまいました。
サムホールもついています。


毛足が長い素材で暖かいですが、風を通してしまうので、冬の旅ではもう1枚ウィンドブレーカーが必要。暑くなって畳んでしまおうとすると、先ほどのシャミースジャケットよりかさばるため、ウィンドブレーカーとシャミースジャケットの組み合わせの方が多いです。クリマエアは風が冷たくなる前のアウターとして着ようかなと思います。
スタッフバッグ◎
リュックやカバンの中を荷物を積めるのに、袋に入れて小分けにしてから詰める方は多いと思います。今まではビニール袋を使っていましたが、私がいつも読ませていただいている月山ももさんのブログでスタッフバッグが紹介されていて、こういう便利なグッズがあることを知り、私も購入してみました。確かに便利です。
最初に購入したのは、ももさんがお気に入りとブログで紹介されていたグラナイトギアのスタッフバッグ「eVent シルドライサック」。何が良いかというと、中身をつめてくるくるっと口を巻いて締めると、いつの間にか空気が抜けてコンパクトになり、荷物を詰める時にとてもスペースが助かります。スタッフバッグそのものも軽い、スーパーのビニール袋などに比べてカサカサ音が静か、防水仕様なので塗れたものを入れても大丈夫など、たくさんのメリットがあります。


スタッフバッグが入っていたメッシュの入れ物も便利で、小物入れとして活用できます。


「eVent シルドライサック」は空気が抜けるのがとても便利だったのですが、ももさんのブログによると素材が変更になり、空気が抜けないとのこと。代わりにおススメされていたのがシートゥサミット(SEA TO SUMMIT)のeVac ドライサックでした。ロールアップタイプの空気が抜けるバッグが便利だなーと感じていたので、シートゥサミットも買って愛用しています。先ほどご紹介したモンベルのシャミースジャケット、軽くて暖かくてよいのですが、畳んだ時にそれほどコンパクトになりません。が、シートゥサミットeVac ドライサックの3Lに詰めるとそこそこコンパクトになります。


シートゥサミットも防水仕様です。試しにシャワーをかけてみましたが、中に入れたタオルは濡れません。
この赤いザックは1リットルとコンパクト。スマホを入れて水辺に行くにも便利です。
冒頭の折りたたみ洗面器に入れて温泉に行くと、ちょっとくらいお湯がかかっても大丈夫。露天風呂に移動する時も洗面器に全部入れて持っていけるので、貸し切り湯の時にはこんな写真も撮れます。


と、なかなか便利なのですが、シートゥサミットのスタッフバッグはちょっとバックル部分が不満です。閉める時はパチンと入るのですが、なかなか開けづらい袋もあるのです。個体差なのか、私の使い方が悪いのか。バックルの開け閉めはグラナイトギアの方が使いやすかったです。
★ここから追記(2021/1/4)
グラナイトギアの素材が変更になり再び空気が抜ける素材になったと月山ももさんのブログに出ていました。ケースも上記で紹介したメッシュのいかにも広告っぽいケースではなくおしゃれ度がupしたケースに変更になっています。これはいいですねー。ももさんいつも最新情報をありがとうございます。
★ここまで追記
カメラ回り
レンタルレンズ◎
昨年、コンパクトなミラーレスカメラを買い、レンズが交換できるようになりました。ワイドな景色を撮るのならより広角レンズが良いのだろうし、遠くのものを撮るのなら望遠がきくレンズが良いのでしょう。でもカメラのレンズって高いので、当面はレンタルすることに。2019年の買って良かった物でも紹介しましたが私はこちらのAPEXさんのレンタルをよく利用しています。
広角ズームレンズはオリンパスの沈胴型か、パナライカのどちらかがほしいなーと思いながらレンタル。


もともとこのカメラには12-32mmのコンパクトな標準ズームレンズがついてきました。近い焦点距離のレンズでもうちょっとかっちょいいのも借りてみました。これも結構良いかも。
遠くの山も撮ってみたいと思い、望遠っぽいズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROも借りてみました。
と、いろいろ試してみましたが、そもそもこのGF9というカメラはボディがコンパクトすぎて、どのレンズをつけてもバランスが悪いのが難です。あとはレンズを交換しても腕が伴わないので、期待していたような写真は撮れません。
私のカメラはマイクロフォーサーズというマウント形式でレンズの情報などはOKPさんのサイトをよく見に行きます。OKPさんが撮るような写真を撮れるようになりたいなー。
来年の買って良かった物の中に、カメラの交換レンズがあるのか、ないのか。今から私も気になります。
リンク
2020年振り返り記事として、2020年に泊まって良かった宿をまとめました。皆さんの旅の参考にしていただければ幸いです。
まとめ
ということで、旅を快適にするために今年購入したりレンタルした物をご紹介してきました。ミレーのレインウェアとかカメラのレンズとか、ブランドとしても一流で値段もお高い商品は良くて当たり前な感じはしますが、1000円くらいで買えた折りたたみ洗面器が私の旅を快適にしてくれたのが嬉しかったです。
2020年のブログの更新はこのエントリが最後になると思います。今年も皆さんにブログを訪問いただきありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。