鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

50代から始めた乗り鉄で温泉とご当地マンホールの捕獲を楽しんでいます。女一人旅の旅行記メインのブログです。

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阿蘇の恵みの湯を貸切・源泉かけ流しで楽しめる内牧温泉の「蘇山郷」はコスパが良い宿でした

内牧温泉はJR豊肥本線の阿蘇駅から車で10分ほどの距離にあるアクセス抜群の温泉です。泊まったのは与謝野鉄幹・晶子夫妻も滞在したことがある「蘇山郷」という宿。この手の宿はお値段が高いのでは?と思うかもしれませんが、一人泊で2食付き、1泊16,500円とこの手の宿にしてはリーズナブル。お湯・食事・お部屋など滞在そのものも快適でコスパの良い宿でした。私が泊まったのは11月中旬。BS朝日「新 鉄道・絶景の旅」の11月26日放送分で、同じようなコースを紹介。林家たい平さんが紹介していた宿も「蘇山郷」でした。ということでお宿の紹介をしたいと思います。

www.bs-asahi.co.jp

※私が宿泊した11月は一人泊プランがあったのですが、ブログ公開時点(2020年12月)には一人プランが見つからず・・・。もしかしたら今は一人泊できないのかもしれません。

建物

蘇山郷の玄関は老舗旅館の趣。入り口には与謝野鉄幹・晶子夫妻が泊まったことを示す歌の碑、看板などがありました。

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もちろん館内には与謝野鉄幹・晶子夫妻が滞在した「杉の間」が保存されています。廊下がピカピカに磨き上げられていてなんとも言えない美しさ。レトロ感あるガラスも趣があります。林屋たい平さんはこちらで食事してましたね。

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与謝野鉄幹・晶子夫妻が滞在した杉の間

廊下のガラス越しには宿のお庭を楽しむことができます。

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杉の間からの眺め

チェックインはロビーで行います。テーブル席に案内され、まずはお菓子とお抹茶のサービスがあり、ここで宿帳を記載します。

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Welcomeスイーツとお抹茶

客室

チェックインが終わると係の人が荷物を持ってくれ、お部屋まで案内してくれます。今回は「眺めの良いお部屋 和室8帖」というプランを予約したので3階のお部屋です。エレベーターがあり、車いすでも行けそうですが、最後部屋の入り口に段差がありました。部屋は8畳+広縁でかなり余裕があります。

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3階の客室

 期待の眺めは・・・3階だから遠くまで見えるけれど、景色が良いというほどでもないです。

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窓からの眺め

阿蘇の絶景が眺められたら良かったのですが、ここへ来る前にレンタカーを借りて楽しんできたので、良しとしましょう。 

www.frostmoonweb.com

 トイレ・洗面付きのお部屋です。洗面台は広縁にありました。トイレはもちろんウォシュレット付き。 

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洗面所は広縁にある

洗面台には歯ブラシやドライヤー、電気ポットなどが用意されていました。ハンドソープの用意はありますが、化粧品類はありません。歯磨き用のコップはプラスチック製と紙コップの両方が用意されていました。

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ドライヤーやポットなど

洗面台の下の扉を開けると、小型の冷蔵庫が設置されています。中身は入っていませんが、客室のテーブルの上に水のペットボトルがサービスされていました。

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洗面台の下に冷蔵庫

お茶はティーバッグタイプの緑茶が用意されていました。

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お茶は緑茶のみ

部屋には個別にエアコンが設置されています。秋口のように暑い日もあれば肌寒い日もある時に、自分で温度調整ができるエアコンは欠かせません。空気清浄機の用意もありました。なかなか設備が整っている客室です。

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エアコンと空気清浄機

嬉しかったのは、部屋の照明のリモコンがあったこと。私は寝る前に布団に入りながら本を読むので、いちいち起き上がらずに照明を消せるリモコンはとても嬉しいのです。

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部屋の照明のリモコン

デジタルガジェット充電のためのコンセントは、空気清浄機がつながっているところに一口、洗面台にもドライヤーやポットを使うためのコンセントがあるので、充電には困りませんでした。

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コンセントも問題なし

Wifiはpwつきで、部屋で問題なく使用できました。

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部屋でのWifiは問題なく使える

客室は大変使いやすく満足でした。一点ささいなことですが、窓の目隠しビミョーに足りなくて。早朝から部屋が明るくなるのを避けたい人には気になる点ですが、私は日の出とともに明るくなってくれる方が良いので、この寸足らずなロールスクリーンは問題ありませんでした。

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はじっこが寸足らずなロールスクリーン

加温・加水・循環なし 源泉かけ流しのお湯を楽しむ

温泉はこちらの宿の自慢の一つ。大浴場の脇に自然湧出の自家源泉があり、48.5℃お湯が湧いているそうです。絶妙な温度で、湧出量が毎分273.3リットルと豊富なので、加水・加温・循環なしのお湯を源泉かけ流しで貸し切り湯でも大浴場でも楽しめるのです。

こちらの宿には男女別の大浴場の他に、貸し切り湯が2か所あります。貸し切り湯は予約制ですが無料で使うことが可能です。チェックインした後に、フロントに電話して空き時間を確認します。こういう時は、大浴場よりまずは貸し切り湯を優先させるようにしています。大浴場はいつでも好きな時間に入れるわけなので、制限の多いお湯から楽しみます。

貸切露天風呂 緑彩の湯

2か所ある貸切風呂のうち、緑彩の湯はチェックインしてからその日の24時までが利用可能です。翌日は利用できません。もう一つのたる湯は、24時までは予約制ですが、そのあとは空いていれば自由に利用できるシステム。つまり緑彩の湯が一番時間の制限がきついお風呂なので、こちらを予約しました。時間になるとフロントから部屋に電話があるので、フロントにより、係の人と一緒に入り口まで行きます。

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緑彩の湯

鍵を開けてもらい、まず脱衣所へ。脱衣所には洗面台もありました。ドライヤーや化粧水などの用意があります。

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脱衣所内の洗面台

脱衣所の扉の向こうは2人分のカランとシャワーがある洗い場です。浴槽はさらに奥にあります。阿蘇の冬は寒いそうなので、体を洗う時に寒くなくて良いですね。宿の配慮を感じる造りです。

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脱衣所からまずは洗い場

こちらが浴槽です。露天風呂と書かれていましたが、窓がフルオープンになる半露天風呂という感じ。雨を気にせず入れて良いですね。湯口から投入される湯は豊富です。浴槽のサイズは2人でいっぱいと小さいですが、1人で楽しむのなら問題ありません。

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外の空気が入る緑彩の湯

立ち上がると目隠しの向こうのお庭を見ることもできます。

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お庭に面したお風呂

お湯はややにごりのあり、金属っぽい香りのするお湯で、阿蘇の恵みですねー。湯温はあんまり熱くないのでかなりのんびりつかることができました。

半露天貸切風呂 たる湯

もう一つの貸切風呂は、私が滞在中はいつも使用中で利用できなかったのですが、チェックアウト直前にちらりと覗くことができました。たる湯という名前がついている通り、酒樽を浴槽にしています。こちらの洗い場は1人分でした。

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半露天貸切風呂 たる湯

大浴場

大浴場は内湯のみです。浴槽は大きくて、10人で入っても大丈夫そうな広さでした。こちらの宿は部屋数が22室とそれほど多くないせいか、独泉させていただけました。貸し切り湯は自分の部屋からタオルを持っていくのですが、大浴場には体を洗うタオルは用意されていて、いつも新しいタオルを使うことができます。脱衣所は鍵付きロッカー方式です。

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大浴場の脱衣所

こちらが大浴場の浴室です。湯温はこちらも熱くもなくぬるくもない絶妙の温度で、ゆっくり手足を伸ばしてつかることができました。加水・加温せずにこんな温度になるとは、ありがたい温泉です。

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大浴場

カランとシャワーは6人分ありました。

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大浴場

脱衣所には温泉成分表と使用状況が掲示されていました。こちらのお湯は硫酸塩泉です。

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温泉成分表

お部屋の案内の中にも成分表が入っていました。成分表より右側の別料理の方が気になりますね(笑)。

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温泉成分表

食事

私のプランは夕食・朝食ともに食事処でいただきましたが、プランによっては個室食の場合があるようです。一人旅だと個室食は選べないのかもしれません。食事処はテーブル同士の間隔が空いていて、入る際にはアルコール消毒を求められるなど、コロナ対策がされていました。明るい感じの食事処です。

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食事処

夕食

席につくと宿泊者の名前を記載したお品書きが用意されています。これ見ただけでもすごい品数です。

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お品書き

食前酒もついていますが、くまもんサイダーを注文しました。食前酒の向こうに並んでいるのは、お造りのカルパッチョと、お凌ぎのおそば、野菜サラダです。

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夕食スタート

熊本というと、私は馬刺しと思ってしまうのですが、この夕食では前菜に一口サイズの馬刺しが出たのみ。一方で部屋の案内にも夕食のテーブルの上にも別注料理として馬刺しが紹介されていて、見ると食べたくなります。一人旅なので量が多いと困るな、と思って宿のスタッフの方に聞くと、「今から他のお客様に出す馬刺しがあるので、その量をご覧になってからの注文にしましょう」とのありがたいアドバイス。見るとちょっと多めでしたが、他の料理をセーブしようと決めて注文しました。それがこちら。

左上が霜降り、右上が赤み、右下はたてがみという部位です。大変美味しくいただきました。馬の肉ってお刺身で食べますが、ステーキとかもあるのかしらね。

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馬刺し盛り合わせを追加しちゃった

以下他のメニューを紹介。

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マツタケの土瓶蒸し
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ヤマメの塩焼きとあか牛のすき焼き

こちらはかわった一品で、とろろの中にウナギが入っています。最後のお食事の時に一緒に食べても美味しそうです。

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養老蒸し
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酢の物とデザート

馬刺しを追加した分、後半はかなりお腹がいっぱいになりまして、すき焼きとご飯を残してしまいましたが、デザートは食べちゃいました。どの献立も美味しくて大変満足の行く夕食でした。

朝食

朝食はとくに珍しい食材とはなかったのですが、卵料理がよくある温泉卵ではなく、自分でつくるベーコンエッグでした。熱々が食べられて良いですね。

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自分で作るベーコンエッグ
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朝食

実は朝食時にちょっとしたアクシデントがありました。上の2枚並んでいる写真の右側のお料理は蓋つきで提供されます。私が食べようと蓋をとった途端、天井から虫が垂直降下してきて器の中にダイブ。そのまま天に召されました。結構大きな蚊のような虫さんで、そのまま食べるのは抵抗があり、スタッフの方に伝えると交換してくれました。厨房に全くミスはないのにちょっと申し訳ない気持ちもありましたが、たいへん嬉しかったです。

館内の施設

焼酎バー灯火

館内にはバーが2か所あります。こちらは1階のフロント奥にある焼酎バー。壁一面にいろんな焼酎の瓶が並んでいます。お酒を飲まない私にはどれが美味しいのかはさっぱり。

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焼酎バー灯火

私がこちの部屋に用があったのは、夜9時まではエスプレッソマシンでコーヒーを自由に飲むことができるからなんです。朝食の後もいただくことができます。バーの中で飲んでも良いし、紙コップの用意もあるので部屋に持ち帰って飲むこともできます。かなり嬉しいサービスです。

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エスプレッソマシン

ルーフトップパー

夜になると宿の最上階と屋上を活用したバーがオープンします。ノンアルコールのカクテルもあると伺いましたが、そこまでして飲まなくてもいいや、と思い私は行きませんでした。

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夜になると営業するルーフトップパー

翌日の朝、ちょっと現場を探索するとこんな場所でした。屋上は阿蘇の眺めも良さそうなので、夜だけでなく昼間からカフェ営業しても良いかもと思いました。

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ルーフトップバー

ランドリーコーナー

こういう宿にしては珍しく、ランドリーコーナーがありました。

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ランドリーコーナー

 

アクセス

今回私は阿蘇駅近くでレンタカーを1泊2日で借りて、阿蘇の絶景ドライブルートを楽しむ中での宿泊だったので、車で乗り付けてしまいましたが、阿蘇駅からの路線バスも便利です。最寄りのバス停は阿蘇市商工会前です。

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最寄りのバス停

バスの本数も1時間に1~2本程度走っています。

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1時間に1~2本走っている

バス停からは徒歩1分もかからない距離です。

 阿蘇駅からの距離感はこちらの地図を参考にしてください。車なら10分でした。バスでも20分くらいではないかと思います。

宿の周辺

宿の周辺を歩いてみました。宿の近くを川が流れていまして、黒川と言います。川のほとりに遊歩道がついていました。朝の散歩にも良さそうです。

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温泉街を流れる黒川

ほんの少し宿周辺を歩いただけですが、温泉宿も見かけました。

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内牧温泉の温泉宿

また宿にチェックインした時にいただける「ご滞在案内」には温泉街の飲食店の紹介もありました。

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温泉街の案内図

この案内には、食事の時間を書き込む場所やお風呂の時間の情報と言った宿の情報と内牧温泉の情報がコンパクトにまとまっていて、大変便利なパンフレットでした。とても良い案内だと思います。

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パンフレットの表側

まとめ

阿蘇を泊りで観光するには立地が良く、お湯・食事・おもてなしどれも良くて泊まって良かったと思える宿でした。部屋数は22室と少ないのも私好み。1泊2食で16,500円、ここからGoToの割引があってさらにお安く泊まれたので、コスパが抜群に良い宿でした。豊肥本線乗っているだけでも阿蘇の絶景は堪能できますが、是非途中下車して中岳までの絶景パノラマラインを走って火口を見に行ったり、大観峰からの眺めも楽しみたいところ。また内牧温泉の近くで熱気球体験もできます。今回も申し込んであったのですが、朝から雨で中止となり残念でした。是非またトライしたいと思います。こちらの団体が運営しています。熱気球以外に体験パラグライダーやパノラマラインを下るだけのサイクリングなどもあるようで、私も楽しんでみたいなーと思いました。

www.aso.ne.jp

アクティビティも楽しむのなら泊りが良いと思います。今回宿泊した宿の公式サイトはこちらです。

www.sozankyo.jp

 

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