2024年3月に終了したテレビドラマ「さよならマエストロ」には茶畑や川沿いの堤防からの富士山の風景などが登場しました。これらは富士市と富士宮市の景色です。特に川沿いの景色は富士市内を流れる潤井川沿いで撮影されていて、このあたりは桜の時期はお花見が楽しめます。桜と富士山のコラボが楽しめる桜の名所「龍巌淵」です。お手軽コースから健脚向きのハイキングコースまで、3つご紹介したいと思います。身延線の入山瀬駅から徒歩10分なので、青春18きっぷ利用者にもおススメです。
龍巌縁の最寄り駅
龍巌縁の最寄り駅はJR身延線の入山瀬駅です。
龍巌淵までは歩いて10分くらい。
こんな碑がたってたりします。富士馬車鉄道って知りませんでした。
龍巌淵の橋の上から潤井川の上流方向を見ると、なかなかの激流です。奥にうっすら富士山が見えていますね。こちらの写真は2021年3月30日に訪れた時のものです。
下流方向は御覧の通りの桜並木なんです。
下流方向にも橋がありますね。あの橋の上から見ると、桜並木越しに富士山が見えます。入山瀬駅から歩いてきた時には、是非下流の橋まで歩きましょう。駅から下流の橋まで1キロちょいです。
橋の上から見るとこんな感じに見えます。これぞ日本の春という感じですよね。中央の鉄塔がちょっと邪魔です。こちらの写真は2022年3月30日のものです。
菜の花も残っていて、春爛漫といった景色です。
下流の橋よりもう少し堤防を下流方向にあるくと、より富士山が裾野の方まで見えてきますよ。
さよならマエストロでは桜の季節ではなかったですが、この辺りがドラマの中でも登場していました。
お手軽コース
龍巌淵の桜を楽しんだらもう歩きたくない、という方は、来た道を戻り入山瀬駅からまた身延線に乗ることになります。
軽いハイキングコース
入山瀬駅から龍巌縁までは下りを1kmほど歩きました。平坦な道をあと4kmくらいなら歩ける、という方におススメのコースをご紹介します。
潤井川の堤防の上は遊歩道になっていますので、ずーっと潤井川沿いに歩きます。下のグーグルマップは龍巌淵のスタートからしばらくは川の左岸を歩くルートになっていますが、ずーっと右岸の堤防沿いが良いでしょう。
ゴールのロゼシアターは、「さよならマエストロ」では晴海ホールの外観として使われていました。このホールの前でロケしていたとは、びっくりでしたよ。
潤井川の堤防沿いにも所々桜並木があり、お花見ハイキングが楽しめます。途中身延線の線路をくぐる所もあって、鉄道好きにも楽しめますよ。
富士山もきれいに見えます。
ずっと下流方向に向かって歩くのでup/downはほとんどありません。ゴールのロゼシアターの前は富士市の中央公園になっていて、公園の中にタリーズがあります。もちろんトイレもありますので、ちょっと休憩するにも良い所です。
ロゼシアターの前にも路線バスのバス停があるのですが、ここを通るバスの本数は少ないので、もうちょっと南に歩き、ロゼシアター入り口というバス停を目指しましょう。ここから富士駅行きのバスに乗って東海道線の富士駅に出ることができます。乗車時間は10分ていど。30分に1本くらいあります。
バスの時間はこちらを参考にしてください。吉原中央駅と富士駅間の時刻表を開き、「ロゼシアター入り口」の時刻を調べましょう。2024年4月現在だと1番上の路線が該当します。
晴れた日に富士山と桜を愛でながら歩くと、案外歩けます。最後は富士駅から帰宅する、あるいは次の目的地に向かうことができるのです。
健脚コース
龍巌淵で桜を楽しんだ後、がっつり歩きたい人には岩本山やかりがね堤を回るコースはいかがでしょうか。全部で10キロくらいのコースです。私はこんなコースを歩きました。最後は身延線の柚木駅から電車に乗って帰宅しています。岩本山も桜の名所の一つです。
龍巌淵・岩本山・雁堤お花見ハイキング / ままこさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
おわりに
身延線を利用したお花見ハイキングコースのご紹介でした。