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2024年3月エジプト10日間の旅 内装が素晴らしいモハメッド・アリ・モスクとラムセス2世のミイラに会えるエジプト文明博物館

2024年3月、一度は見てみたいエジプトのピラミッド。ちょうど仕事がひと段落する時期に良さそうなツアーを見つけて出かけてきました。全部で10日間の旅で、こちらの記事では2日目の様子をご紹介しています。

2日目はカイロ到着から始まります。私にとって、初めてのアフリカ大陸上陸です。ドバイで飛行機を乗り継ぎ、カイロ国際空港には午前中10時半くらいに到着しました。その後バスに乗って市内観光へ出発しました。

モハメッド・アリ・モスク

最初の観光はモハメッド・アリ・モスクへ。カイロの高台に位置していて、周辺には城壁が残っていました。

城壁が残るモハメッド・アリ・モスク

城壁の中に入り、階段を少し上ると美しいドームと2本のミナレットを備えた荘厳なモスクの全容が見えました。1830年着工1857年完成とのこと。日本だと江戸時代ですね。

モハメッド・アリ・モスク

角度を変えて見るとこんな感じ。

角度を変えて

回廊のアーチもとてもステキ。

モハメッド・アリ・モスクの回廊

回廊の内側は土足禁止です。自分の靴を入れる袋があると便利ですが、持ち合わせがなければ、入り口に靴カバーを持った人がいるので、1ドル出すとカバーをもらえます。袋を持参していたとしても、手で持って歩くのは煩わしいので、カバーを購入してしまう方が楽だと思います。

1ドル払ってもらった靴カバーをつけて中へ

中庭です。奥に時計台が見えますが、この時計台はエジプトがフランスへ贈ったルクソールのオベリスクの返礼として贈られてきましたが、35分しか動かなかったそうですよ。エジプトが送ったオベリスクはパリのコンコルド広場に今も立っています。

モスクの中庭と35分しか動かなかったフランスから贈られた時計

モスク内部の壮麗さにはおもわず息をのみました。ちょっとオペラ座の怪人を思い出しました。

シャンデリアや天井の装飾が素晴らしい内部

天井ドームの装飾も素晴らしいです。

天井ドーム

シャンデリアの真下でカメラのレンズを真上に向けて撮影すると、なかなかいい感じの写真が撮れるとガイドさんから教わり、私達もやってみました。他の観光客も私たちの動きに気付いて、真似して撮影していました。訪問した際には是非お試しください。カメラやスマホを床に置いて撮影するので、セルフタイマーをセットしておきましょう。

シャンデリアの真下から撮影

ドームに入ってすぐ右手にはモハメド・アリの霊廟がありました。

モハメド・アリの霊廟

モスクはイスラム教の礼拝堂ですから、礼拝に関する設備ももちろんあります。壁中央のカーブした窪んだ部分はメッカの方角を示しています。

中央の窪みはメッカの方向を示す

モハメッド・アリ・モスクは高台に立っているので、カイロの街を見渡せます。カイロタワーが見えています。

カイロの街並み

この日はコンディションが良く、遠くにギザのピラミッドがうっすら見えていました。スモッグやら砂ぼこりでカイロの街からピラミッドが見えるのはなかなか貴重らしいです。

遠くにピラミッド

エジプト文明博物館

エジプトの博物館と言うと、ツタンカーメンの黄金のマスクが展示されている博物館を真っ先にイメージしますが、こちらの文明博物館はその博物館とは異なります。

nmec.gov.eg

エジプト文明博物館の地下にはミイラ室があり、古代エジプトの王や女王のミイラが展示されています。あのラムセス2世のミイラも展示されていました。ラムセス2世のミイラは以前はツタンカーメンのマスクが展示されているエジプト考古学博物館に展示されていましたが、2021年4月に引越ししました。引っ越しの際には大々的なパレードが行われました。

残念ながらミイラ室内は写真撮影はできません。

ここから先、ミイラ室内の写真は不可

1階の展示物は撮影OKです。こうした古代エジプトの出土品を生で見るのは初めてなので、どれも興味深かったですが、ミイラや人骨を発掘で見つけちゃったら、やっぱりギョッとしちゃうよね。

古い人骨の展示

こちらは黄金の王冠でしょうか、アクセサリーでしょうか。ローマ帝国のもののようです。Goldが好きな私としては、かぶってみたい。

黄金色の財宝

アネメムハト3世のスフィンクス

アメンエムハト3世のスフィンクス

写真を撮っていませんが、義足の展示もありました。他の遺跡でも医療用具が発見されたり、壁画に描かれていたりして、古代エジプトの医療技術レベルが高かったことがうかがえました。

トライアンフ・ラグジュアリー・カイロに宿泊

カイロに到着した初日の観光は、モハメッド・アリ・モスクとエジプト文明博物館の2か所で、その後はホテルに移動し、ちょっと休憩した後夕食となりました。宿泊したホテルはトライアンフ・ラグジュアリー・カイロでした。Googleで検索すると5つ星ホテルと表示されているだけあって、広くて快適なお部屋でした。ベッド周りにはコンセントもあり、十分も楽々。灰皿もあってベランダでタバコが吸えました。

宿泊したお部屋

水回りも広々。バスタブも大きく、シャワーブースは別にあります。バスタブにためた水も特に濁ることもなかったし、シャワーブースの水圧も申し分ありませんでした。洗面台にはドライヤーも完備です。

水回り

コーヒーはインスタントですが、ケトルがあるのでドリップバッグを持参していくと良いです。ペットボトルのお水はサービスです。水道のお水は飲まないで、ということなので、サービスのお水はとてもありがたいです。

コーヒーなど

こちらはロビー。ラマダンの時期だったので、ランタンが飾られていました。

ラマダンの飾り付けがされたロビー

中庭にはプールもありましたが、暗くなってから到着し、暗いうちに出発してしまったので、利用する時間はありませんでした。

ホテルのプール

そんなわけでホテルライフを楽しむ余裕はなかったのですが、公式サイトを見るとなかなかゴージャスな感じです。

triumphhotel.com

まとめ

エジプト初日は日本からの到着から始まりました。日本から西に向かって移動したこともあり、そんなに時差ボケにもならずに観光できました。

最初に行ったモスクがとても美しく感動しました。バスに乗ってカイロ市内を走っていると、あちこちにモスクっぽい建物が見えましたが、モハメッド・アリ・モスクの美しさは群を抜いていると思いました。

翌日は朝3時にホテル出発と言うスケジュールなので、夕食後は早々に休みました。

今回のエジプト旅の記事へのリンク

アブシンベル神殿

ラムセス2世の巨像が印象的なアブシンベル神殿をアブシンベルに宿泊しながら観光しました。ラムセスデーからは1か月くらいたっていましたが、それでも朝日が至聖所に射し込む時間は神々しく、とても感動しました。

www.frostmoonweb.com

 

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