伊豆半島の西海岸にある松崎町には、那賀川沿いに約1200本の桜並木が続く美しいお花見スポットがあります。川の両岸に桜が咲き、のどかな田園風景や山の景色と一緒に春らしい風景を楽しめる場所です。
今回は清水港から駿河湾フェリーに乗り、西伊豆・松崎町の桜を見に行ってきました。首都圏からは少し距離がありますが、その分比較的混雑が少なく、ゆったりとお花見ができる穴場の桜スポットでもあります。
この記事では、那賀川の桜並木の様子とともに、アクセス方法や周辺の見どころ、宿泊情報もご紹介します。(訪問:2023年3月)
※土肥港からの無料シャトルバスは運行を終了しています。

- 松崎町・那賀川の桜の見頃
- 清水港〜土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」
- 日本三高山が望む駿河湾フェリーの航路
- 土肥港から松崎町へのアクセス
- 那賀川沿いの桜並木(松崎町のお花見スポット)
- フェリー以外のアクセス方法
- 公共の宿 伊豆まつざき荘に宿泊
- まとめ
- 関連リンク
松崎町・那賀川の桜の見頃
松崎町を流れる那賀川沿いには、約1200本の桜並木が続いています。桜並木は約6kmにわたって続き、西伊豆でも有数の桜の名所として知られています。
見頃は例年3月下旬から4月上旬。河津桜より遅く、ソメイヨシノと同じ頃に満開になります。川の両岸に桜が並び、近くの畑はお花畑となり、のんびり歩きながらお花見を楽しめるのが魅力です。
清水港〜土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」
駿河湾フェリーは静岡県の清水港と西伊豆の土肥港を結ぶフェリーです。フェリーなので車で乗船する方もいますが、もちろん徒歩客も乗船できます。徒歩客は2026年3月時点で片道2000円、でも往復だと復路が10%オフです。
私が乗船した2023年4月時点では通常片道2,300円でしたが、半額キャンペーン中だったので、往復で2,300円でした。
運賃については公式サイトをご覧ください。
フェリー乗り場へのアクセス
JR東海道本線の清水駅からフェリー乗り場までは徒歩3分。以前は歩くと30分くらいかかる場所に乗り場がありましたが、駅前に乗り場が変更になり、大変便利になりました。
日本三高山が望む駿河湾フェリーの航路
出発の10分くらい前から乗船できます。船の手前の車列は、これからフェリーに車と一緒に乗る皆さんです。遠くに富士山が見えています。(以下の写真は2023年4月に乗船した時のもの)

船内は通常の客室と、乗船後に500円払うと利用できる特別室があります。行きは普通の客室を利用、帰りに特別室を利用しました。特別室だと、前方展望が良いのです。

こちらは帰りに利用した特別室。コーヒー1杯サービスです。

清水港と土肥港の間は県道223(ふじさん)号線となっています。標識の奥には富士山のてっぺんが見えています。

こんなルートを航行します。

この航路上からは富士山はもちろんのこと、南アルプスの北岳、間ノ岳も条件が良いと見えるそうです。日本の高い山の上位3山が見えるとは、なかなか貴重なルートと思います。

清水港を出発して70分ほどで土肥港に到着です。土肥港の桜も満開な感じです。

土肥港から松崎町へのアクセス
路線バス
東海バスが修善寺駅発松崎行の路線バスを走らせています。フェリーターミナル前から乗船できる便は少ないのですが、ちょっと歩いて土肥港というバス停から乗れば、1時間に1本くらいの頻度で走っています。
2026年3月時点の情報では、清水港発の第一便に乗船すると、土肥港に9時10分着。路線バスが土肥港フェリー乗り場を9時23分発の路線バスに乗ると、松崎には10時5分着です。
復活してほしいシャトルバス
2023年3月は土肥港と松崎町の間の無料シャトルバスが走っていました。予約制ですが、当日でも空席があれば利用できました。残念ながらこの無料シャトルバスは2024年3月末で運行を終了しています。フェリーに徒歩乗船の人限定ですが、徒歩で乗船の人は土肥から先の足が路線バスのみになってしまうので、この無料シャトルバスはとーってもありがたいです。(でも500円くらいとっても良いと思います。) 松崎までは50分ほどです。

那賀川沿いの桜並木(松崎町のお花見スポット)
松崎町を流れる那賀川沿いに約1200本の桜並木があります。桜の木もそれなりに大きいので、壮観な眺めが楽しめます。無料シャトルバスの終点の松崎バスターミナルから那賀川までは国道136号線をまっすぐ歩いて5~6分ほどです。
バスの終点から歩いて那賀川にかかる宮の橋までやってきました。奥の方までずっと川の両側に桜並木です。これは素晴らしい。

川の両側が歩けるようになっています。まずは右岸沿いを上流に向かって歩きました。

途中の橋の上から下流方向を見たところ。

橋から上流方向を見ると、駐車場スペースがあります。後ろの山にも桜と思われる白っぽい部分がたくさんあり、春爛漫という感じです。

松崎は桜も有名ですが、田んぼをつかったお花畑も人気があり、ちょうど姫キンギョソウが咲いていたので、寄ってみました。

お花畑の中に人がいるように見えますが、これはリアルかかしです。

那賀川沿いの桜はまだまだ上流方向に続いています。

お花畑の中には足湯もあります。結構歩いた感じがあるので、足湯があるのは大変ありがたいです。

足湯近くの鉄塔を見たら、1分に1350リットルという標示が。松崎温泉て湯量豊富なんですね。

この鉄塔がある場所には足湯だけでなく、ちょっとした売店もあり、ソフトクリームを食べました。

なおお花畑に入るには、協力金を求められます。地元の方が整備してくれるからこそ楽しめるお花畑なので、もちろん支払いました。

最近、木下斉さんやちきりんさんのVoicyで日本の観光産業について考えさせられます。こういうお金を取る仕組み、日本だとまだお願いベースのところが多いように思いますが、サービスにはコストがかかるものなので、協力金の支払いには協力していこうと思います。
フェリー以外のアクセス方法
2023年はフェリーが半額ということで大変お得だったので往復フェリーを利用するコースで行きましたが、他の交通手段もご紹介します。
修善寺駅や伊豆急下田駅からバスで行く
松崎を通る路線バスが走っています。修善寺駅からだと、だいたい1時間に1本程度走っていて、松崎までの所要時間は1時間半くらい、運賃は2190円です。伊豆急下田駅からだと、1時間に1~2本程度の運行で、所要時間は50分、運賃は1290円です。詳しくは東海バスのサイトで検索できます。
公共の宿 伊豆まつざき荘に宿泊
自宅からだと松崎のお花見は日帰り圏内ですが、温泉もある場所なので宿泊しました。何軒か宿がありますが、伊豆まつざき荘が公共の宿というだけあって、2人で泊まって、2食付きのプランで1人12,000円くらいでした。お部屋にはトイレ・洗面付きです。
宿泊記はこちら。
松崎のその他の宿として 桜田温泉 山芳園
花畑を歩いている時に山側に見えた宿です。調べてみると、温泉が地中直結ということで、鮮度がとても良さげな感じです。公共の宿よりお値段はupしますが、桜並木にも近いので、次回は泊まってみたいと思いました。
松崎以外に宿泊する手も
土肥
フェリー発着場所の土肥には素敵なオーベルジュもあります。
堂ヶ島
松崎は伊豆半島の西側にあります。伊豆半島の西海岸には松崎以外にも堂が島温泉や土肥温泉などの温泉地があり、松崎とは路線バスで行き来できます。お花見は松崎で楽しみ、宿泊は堂が島や土肥というプランも可能です。特に堂が島は奇岩を遊覧船で巡るアクティビティや、トンボロ現象の三四郎島もあって楽しめます。
たとえばこんな宿。
伊豆半島をぐるりと回るプランなら、下田あたりに宿泊する手もあります。
まとめ
松崎町の那賀川沿いの桜並木は、想像していた以上に見事で、西伊豆を代表する春の風景だと感じました。平日だったこともあり、比較的混雑が少なく、ゆったりとお花見を楽しめたのも印象的です。
松崎は桜並木だけでなく、田んぼを使ったお花畑や海の景色も楽しめる町です。伊豆半島の西海岸には堂ヶ島温泉や土肥温泉などの温泉地もあるので、宿泊と組み合わせて訪れるのもおすすめです。
今回は清水港から駿河湾フェリーを利用しましたが、伊豆急線や路線バスを使って伊豆半島をぐるりと回る旅も楽しそうだと思いました。
今回はフェリー半額+シャトルバス無料キャンペーンを利用しましたが、伊豆急とバスを組み合わせて伊豆半島をぐるりと回るコースも、乗れて楽しそうだと思いました。
関連リンク
伊豆には松崎以外にも桜を楽しめる場所があります。私が実際に訪れた場所の記録です。
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