鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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四国4県2泊3日レンタカーの旅 四万十川の沈下橋・龍馬像・スリリングな祖谷かずら橋に丸亀城と温泉を楽しむ

2022年10月に2泊3日で四国を旅しました。特に意図したわけではないのですが、終わってみれば四国4県を回っていました。珍しく4人での旅と言う団体旅行だったので、レンタカーで回りました。車だと列車の待ち時間がなく、効率良く回れました。四国を代表する観光スポットである桂浜と坂本龍馬像、四万十川の沈下橋、秘境祖谷のかずら橋、現存12天守の丸亀城を訪れ、温泉も楽しめるコースなので、旅行記をまとめました。

今回の旅は半年くらい前から宿や飛行機など手配してあり、全国旅行割とは無縁のつもりでしたが、タイミングよく全国旅行割がスタートし、また高知県独自の支援策として1人5000円補助もあり、お得に旅ができました。こちらの支援策は2023年1月末までやってます。

kochi-tabi.jp

今回のコース

羽田から飛行機で松山空港まで行き、空港でレンタカーを借ました。松山空港から宇和島市、その後高知県に入り四万十川のほとりの宿に一泊、2日目は高知の桂浜で龍馬像を見たのち、徳島県の秘境の宿に泊まり、最後は香川県の丸亀駅でレンタカーを返却して静岡まで鉄道で戻ってきました。

羽田から松山空港へ 上空からの景色

全国旅行割のおかげか、金曜日と言うのに松山空港に向かう飛行機は満席でした。

エアバス321型 全席モニター付きが嬉しい機材

全員が着席するまでに少し時間がかかり、5分ほど遅れて出発です。お天気が良く、窓の外の景色が楽しめます。これは芦ノ湖ですね。

上空からの芦ノ湖

私は羽田から西に向かう飛行機に乗る時には、その飛行機が富士山のどちら側を飛ぶことが多いかを調べてから座席の予約をするようにしています。九州や四国に向かう飛行機は富士山の北側を飛ぶことが多いですね。ちなみに沖縄だと富士山の南側を飛びます。

ということで、進行方向左側のA列の座席にしたところ、真下に富士山という感じでした。富士山の火口の中を見たのは初めてです。離陸してから富士山までは案外早くて、おしゃべりに夢中になっていたりすると見逃します。

富士山上空

その後雲の多い空になってしまいましたが、神戸上空を過ぎたころから雲が取れてきて、瀬戸内海の景色を楽しめました。こちらは瀬戸大橋。奥側が四国で、帰りは瀬戸大橋を渡って岡山から新幹線で帰宅しました。

瀬戸大橋

瀬戸内海の景色がとても美しく、もう最初からかなり感動です。

まもなく松山空港に着陸

1日目は松山空港から江川崎の宿へ

初日は四万十川ほとりのホテル星羅四万十という宿まで走ります。

松山から高速にのりました。片側1車線の対面通行の高速ですが、それでも信号がないのは運転しやすいです。三間インターで高速を下り、近くで翌日から開催されるコスモス祭の会場へ。インターから1kmくらいと近いです。2022年のお祭りは11月6日ですが、10月21日の時点で、すでにお花が咲いていました。

コスモス畑

お祭り前だけど、人がいる!と思ったら、かかしでした。

かかしもたくさん

第33回 みま町コスモスまつり | えひめ南予きずな博【公式】 つながるきずな、ひろがるいやし

www.nihon-kankou.or.jp

近くには道の駅があり、こちらにもかかしがたくさんいました。

道の駅

初日のランチ

松山空港に着いたのがお昼ごろ。レンタカーを借りて高速に乗り、伊予灘のSAでランチにしました。

ホテル星羅四万十に宿泊

初日の宿はホテル星羅四万十という宿に宿泊しました。上空からの写真でもわかる通り、四万十川に面したホテルです。

建物は3階建てで、部屋数は14室。お部屋はかなり広々していて、二人分のお布団敷いても余裕がありました。

今回宿泊したお部屋

部屋にいると四万十川は見えません。ちょっとテラスが邪魔かも。3階のお部屋はテラスがなさそうなので、お部屋から四万十川の景色が楽しめるのかもしれません。

2階のお部屋からの眺望

お風呂は一応温泉ですが、加水・加温・循環・消毒ありでした。お食事はできたてのお料理が運ばれてきて、味も美味しく、楽しめました。スタッフの皆さんも親切で、四万十川のアクティビティにも便利な立地です。次回泊まるのならアクティビティもセットで楽しみたいと思える宿でした。

宿泊記はこちらです。

www.frostmoonweb.com

車で行きやすい岩間沈下橋

四万十川と言えば沈下橋。2日目はチェックアウトした後、沈下橋に出かけました。沈下橋とは欄干のない橋のことで、大雨の時などに、上流から流木などが流れてきた時に、橋の欄干につっかかってしまうことを避けることができます。四万十川には沈下橋が数多くかけられていて、観光名所にもなっています。宿でこんな地図をいただき、車で行きやすい沈下橋を教えて頂きました。

沈下橋マップ

向かったのは宿から車で10分くらいの場所にある岩間沈下橋です。

こちらの橋は近くに駐車場があるので、車で行っても安心して橋を楽しめます。最初駐車場がわからず、間違って橋の方に車で下りてしまい、橋を渡ってからUターンしてきました。欄干のない橋を車で渡るのは、一本橋を渡っているようで少々スリリングです。岩間沈下橋は車の通行も可ですが、他の沈下橋には車通行不可の橋もあります。

沈下橋の上を走行

ホテル星羅四万十から岩間沈下橋に向かう場合は、岩間沈下橋の標識を過ぎた先に駐車場があります。下の地図では左方向に宿泊した星羅四万十ホテルがあります。岩間四万十茶屋が目印で、5台ほど無料で駐車できます。

こちらの駐車場には三山ひろしさんの歌碑があり、ボタンを押すと歌が流れます。龍飛岬で爆音で流れる津軽海峡冬景色の歌碑を思い出しました。

駐車場にある歌碑

駐車場は橋よりも高い場所にあるので、見下ろすような角度で沈下橋を眺めることができます。

駐車場からの眺め

今度は車ではなく、歩いて橋を渡りました。

岩間沈下橋にて

橋の上からみた四万十川か水がとてもきれいで、川底の石まで見えました。

四万十川

橋を対岸まで渡ると河原に下りられます。到着した時にはこの辺りからカヌーかSUPツアーに出かける人たちもいました。水の流れが緩やかなので、カヌーやSUPを楽しむのも良さそうです。

四万十川の河原にも下りられる

四万十川沿いを走って桂浜へ

沈下橋を楽しんだ後は、四万十川を遡りながら高知の名所、桂浜に向かいました。遡りながらと書きましたが、あまりに川の流れがゆるやかで、最初どっちに向かって流れているのかよくわかりませんでした。

高速に乗るまでの間は四万十川沿いの国道を1時間くらい走ります。センターラインがある片側1車線の道路で、特に危ない箇所はありません。信号が少なく、道も空いていて、いくつもの沈下橋や四万十川のゆったりとした流れを楽しめました。道の駅がところどころにあるので、トイレ休憩もしやすく、ドライブが楽しいルートです。

予土線の線路もほぼ並行して走っていますが、一度も列車とすれ違いませんでした。次回は鉄道で四万十川の景色を楽しみたいものです。予土線には0系新幹線を模した車両も走っています。こちらは宿にいる間に撮影したものです。

予土線

こちらに予土線を走る観光列車が紹介されています。

www.jr-shikoku.co.jp

桂浜で坂本龍馬像にご対面

桂浜には大きな有料駐車場があり、車でも行きやすい観光スポットです。車をとめてさっそく龍馬像へ。ちょっと階段を上ります。太平洋を見つめる龍馬像とご対面です。思っていたより大きい像でした。

坂本龍馬の像

龍馬像の右側には櫓が組まれていて、「龍馬に大接近」ということで、龍馬の目線まで上ることができるようになっていました。こちらは坂本龍馬の誕生日が11月15日なので、そこに合わせて10月中旬くらいから毎年櫓が組まれているのだそうです。

竜馬像の隣には櫓が組まれていた

櫓に上るには100円かかりますが、せっかくなので上ってみました。でも100円て安すぎませんか。300円でも観光客はお金払って上りそうな気がします。

上ってみると、太平洋が見えます。龍馬はこの高さから松林越えの海の景色を毎日眺めているのですね。

櫓の上からの眺め

まさに龍馬像に大接近という感じです。

龍馬に大接近

龍馬像にご対面した後は、桂浜に下りてみました。青い海と砂浜のコントラストが美しい浜です。奥の方まで歩いてみたかったのですが、ぼちぼちこの日宿泊する宿に向かう時間だったので、駐車場に引き返しました。

桂浜

桂浜と駐車場を結ぶ遊歩道の途中には最近オープンしたばかりという感じのショップが並んでいました。

桂浜の新しいショップ

2日目のランチ

桂浜に行く前に腹ごしらえ、ということで、桂浜近くのお寿司屋さん「寿し一貫せと店」へ。回転ずしですが、お客さんが多く人気店のようでした。ネタが新鮮で美味しかったです。

sushiikkan.jp

2日目は祖谷温泉ホテルに宿泊

2日目の宿は四国の秘境に立つ、祖谷温泉ホテルに宿泊しました。ホントに断崖絶壁に立っていて、お部屋や展望レストランからは祖谷渓の絶景を楽しめますが、高所恐怖症の方には足がすくむかもしれません。

秘境の宿

源泉は38度くらいのぬる湯でケーブルカーで行く露天風呂は源泉かけ流しのお湯を楽しめます。宿から300mほど歩いた所には、名物の小便小僧もいましたよ。

祖谷渓の小便小僧

詳しい宿泊記はこちらをどうぞ。

www.frostmoonweb.com

スリリングな祖谷かずら橋は是非訪れたい

こちらの宿に行く前後には祖谷渓の名所も楽しみました。中でも祖谷のかずら橋は、日本三奇橋の一つで、以前から是非行きたいと思っていたスポットです。

祖谷のかずら橋

足下に板が渡していないので、梯子上の木の上を歩くのですが、なんだかずるっと踏み外しそうで、ついつい編んだかずらにしがみついてしまいす。祖谷川が足元から透けて見えてなかなかスリリングでした。橋は一方通行で、大人一人550円費用がかかります。Paypayのようなスマホ決済が使えました。

足下から川面が見えて結構怖い

かずら橋をわたったら、左方向に100mほど歩くと、琵琶の滝があります。マイナスイオンを浴びてから戻りました。

琵琶の滝

かずら橋には「かずら橋夢舞台」という立派な観光施設があり、何百台も置ける駐車場もあります。きれいなトイレも整備されています。夢舞台の駐車場は普通車1台500円ですが、その向かい側ではもう少し安い駐車場もあるので、空いていれば安い方に停めるのがお得です。

かずら橋夢舞台

かずら橋にはライブカメラがあります。紅葉の時期に行くのなら、色づき具合を確認してから行けますね。

mgis.city-miyoshi.jp

かずら橋の情報はこちらからも。

www.awanavi.jp

現存12天守の丸亀城とマンホールカード

祖谷を後にして、帰宅の途に着きます。松山空港で借りたレンタカーは丸亀駅で返却し、丸亀駅から鉄道で静岡に戻ります。レンタカーを返す前にダッシュで丸亀城に行ってみました。なぜなら、お城内の観光案内所で丸亀市のマンホールカードを配付しているからなのです。

日本一小さい丸亀城の天守閣

丸亀城は現存12天守の1つで、高さは15mと日本一小さいのだそうです。以前訪れた宇和島城も小さかったけど、丸亀城の方が小さいのですね。石垣の高さは日本一とのことなので、石垣に対して天守閣がちょこんとのっている感じがしました。

日本一の石垣の上に立つ丸亀城の天守閣

天守閣に上ることもできますが、現存12天守と言うだけあって、階段は急こう配。スリッパに履き替えて上りますが、すべって落ちそうです。

天守閣の階段はメチャ急こう配

天守閣の中はあまり大きな窓がないので、景色を楽しむのなら天守に上らなくても良いかも。天守閣前の広場からの景色の方が360度楽しめる感じです。

讃岐富士

こちらは瀬戸大橋。

瀬戸大橋

丸亀城には立派なお濠ものこっていて、素敵なお城ですね。

鯉も泳ぐ立派なお濠

旅の記念のマンホールカードももちろんいただきました。

丸亀市のマンホールカード

城内にはモノクロ版の蓋の設置がありますが、カラー版は税務署近くに設置されています。うちわと丸亀城がデザインされています。丸亀市は「うちわのまち」としても知られているのだそうで、全国の90%を生産しているのだとか。地元の名産品と丸亀城がうまくデザインされている蓋だと思いました。

カラーのマンホール実物

四国で配布されているマンホールカードの配付場所マップはこちらで紹介しています。

www.frostmoonweb.com

アンパンマン列車で帰宅の途につく

丸亀駅でレンタカーを返したのち、特急南風で丸亀駅を後にしました。ホームで待っていたら、私たちが乗車する特急の前にトロッコ列車がやってきました。こちらもアンパンマンでした。窓の上の部分にガラスがないので、瀬戸大橋からの景色の写真を撮るのに良いかも。

瀬戸大橋アンパンマントロッコ

私達が乗る特急南風がやってきました。この辺りの駅メロディは瀬戸の花嫁ですね。音がお届けできないのが残念。

特急南風もアンパンマン列車

特急南風は高知と本州を結んでいて、非電化路線を走るので気動車での運行です。ごぉーっというディーゼルエンジンの音が響いて、ちょっと武骨な感じがするのですが、車内はアンパンマンがいっぱいでかわいいです。

シートにもテーブルにもアンパンマン

まとめ

私にとっては7年ぶりの四国旅でした。鉄道だけで旅しようとすると、どうしても待ち時間が出てしまい、訪れる観光スポットにも限りがありますが、今回はドライバーが私を含めて3人いたので、レンタカーで効率よく回れました。四万十川も吉野川も渓谷美が素晴らしく、鉄道路線も川沿いにあるので、これは是非乗らねばと思います。JR四国は素敵な観光列車が走り、バースデー切符などのお得な切符もあるので、次回はそうしたお得な切符と組み合わせて絶景路線を楽しむのも良いな、と思いました。

www.jr-shikoku.co.jp

すでに次の四国旅は鉄道で行こうと計画を立てていまして、いつもお得な切符情報を提供して下さるひささんのブログで情報収集中です。

www.kzlifelog.com

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