鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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ANA ビジネスクラス THE Room搭乗記 2024年9月羽田からロンドンへ

2024年9月にロンドンに行った時に利用したANAビジネスクラスの搭乗記録です。THE Roomのビジネスクラスは初体験でした。各シートに扉がついていて、かなり個室感ありました。

また2024年はダイヤ修行のおかげで、羽田のラウンジもSuite Loungeを初めて利用させてもらえたので、あわせて紹介しています。

ANA SUITE CHECK-IN

羽田からロンドンに向かうANA便は、第二ターミナルからの出発です。今回が3回目の利用。時間帯が朝だからなのか、旅行客が増えたからなのか、結構な賑わいでした。

混雑している第二ターミナル

今回はビジネスクラスなので、通常ならビジネスクラス用のカウンターで手続きですが、昨年ダイヤ修行して今年だけはダイヤモンドのステータスなので、初めてこちらのお屋敷でチェックインしました。

ファーストクラスとダイヤモンドメンバー専用カウンター

お屋敷内で手続きした後は、一旦外に出て保安検査場を抜けます。ここまでは全く混雑無縁でした。

ANA SUITE LOUNGEで朝ご飯

ロンドン行きの便は午前10時頃の出発です。静岡から当日の朝羽田に向かうのは慌ただしいし、交通機関が止まると乗り遅れるので、リスク回避のため羽田空港近くのホテルに前泊していました。素泊まりプランだったので、まずは朝食を食べにラウンジへ。

朝食を取りにラウンジへ

ここでもダイヤモンドメンバーの特典を活かし、SUITE LOUNGEに向かいます。SUITE LOUNGEは右手にあります。

SUITE LOUNGEへ

中に入るとスタッフがすぐさま「ご朝食でしょうか」と声をかけて来てくれました。案内されるままエレベーターで一つ下の階へ。お食事は下の階のダイニングでいただきます。

ダイニング

各テーブルにはQRコードが表示されていて、メニューから注文します。出来上がるとショートメッセージで通知が来ました。

オーダーはスマホから

定番のカレーとかもありますが、午前11時までの朝食メニューのガレットが美味しそうだったので、ガレットを注文しました。ドリンクはスタッフの方が聞きに来てくれました。

ガレットのセットメニュー

食事を済ませたら1つ階をあがり、エントランスと同じフロアに戻りまして、くつろぎエリアで出発までのんびり過ごします。座席数は結構多いです。このラウンジを使えるのは、ファーストクラスのお客さんとダイヤモンドステータスのお客さんだと思うのですが、満席になることあるのかなー。

くつろぎエリア

バーカウンターもあり、注文すると目の前でカクテルなども作ってもらえます。

バーカウンター

ほうじ茶を使ったANA Ice Magicをお願いしました。

バーカウンターのメニュー

クッキーつきです。

バーカウンターでお願いしたドリンク

こちらのフロアにもビュッフェ台があり、がっつり朝ご飯を食べる必要がないなら、最初からこちらのフロアでくつろいでいても良さそうです。ビッフェ台をパチパチ写真撮りまくるのも気が引ける静けさだったので、この1枚だけしか撮っていませんが、他にもいろいろ並んでいました。

ビュッフェ台の一部

機内へ。THE Roomは個室感のあるシート

ラウンジで十分くつろいだ後、ゲートに移動。普通のビジネスクラスはグループ2での搭乗ですが、今年だけダイヤモンドの私はファーストクラスの皆さんと同じタイミングで搭乗です。

ボーディングブリッジではファーストクラスの方は左へ、私は右へ。

ビジネスクラスはエコノミーと同じ方向へ

こちらがTHE Roomのシートです。今までANAのビジネスクラスはスタッガードシート配列の機材にしか乗ったことがないので、THE Roomのシートとは今回が初対面です。

THE Roomのシート

モニター左手前のでっぱり部分は、前の席の方の足が入る部分です。つまり、THE Roomは前後の座席が向かい合わせにセットされていて、奇数番のシートは飛行機の進行方向に対して後ろ向きの座席となります。上の写真のように偶数番のシートは、座席位置が窓から少し離れます。

シートにはあらかじめ寝具、スリッパ、アメニティキットが用意されています。ビジネスクラスではパジャマの貸し出しサービスがありますが、ファーストクラスと異なり、数に限りがあります。私は離陸後にリクエストしましたが、Mサイズはもうなく、Lサイズのパジャマを借りました。

シートベルトはショルダーストラップがついた3点式ベルトを離着陸の時に必要です。ヘッドカバーの下に覗いているベルトがショルダーストラップです。ファーストクラスは通常の2点式です。

THE Roomはショルダーストラップあり

人が座っても余裕のスペース。2人並んで座ることができる広さがあります。

2人並んで座れそうな広さ

座席は窓側は1列、中央は2列でどの座席からも通路に出られます。一番の特徴は扉がついていること。離着陸の時には扉は開けたままにしておく必要があるので、この写真だと分かりにくいですが、扉を閉めると通路の向こう側のお客さんのことは全く気にならなくなります。

THE Roomのシート

扉を閉めるとこんな感じです。

扉を閉めたところ

ビジネスクラスにお客さんが乗り込んでくると、ウェルカムドリンクのサービスです。シャンパンとオレンジジュースの2択ですが、飲めない私は毎度オレンジジュースをいただきます。

ウェルカムドリンクを飲みつつ出発を待つ

ANAのビジネスクラスは2024年夏からWifiの無料サービスが始まりました。座席にはあらかじめバウチャーカードが置かれています。カード背面の説明に沿ってスマホを操作し、最後にバウチャーコードの入力が求められるので、カード背面のコード部分をコインで削ってコード番号を表示して入力します。

緯度が低いうちはよくつながっていましたが、北極が近くなると繋がらなくなりました。緯度のせいなのか、ビジネスクラスのWifiはそんなものなのか。ちなみに帰りはファーストクラスで南回りでしたが、日本到着まで問題なく使用できました。

Wifiのためのバウチャーカード

ボーディングブリッジが離れていよいよロンドンに向けて出発です。ほぼ定刻通り。

飛行機が動き始めました

モニターが大きくカメラのクオリティもよく、滑走路の様子がよくわかります。後ろ向きで離陸するのは初体験。

いよいよ離陸

C滑走路を北から南に向けてテイクオフ。眼下にはD滑走路が見えました。右に旋回して北を目指して飛びます。

ロンドンに向けてテイクオフ

機内食

機体が水平飛行に移ると、最初のお食事タイムです。最初のお食事のメニューはこちらです。私は機内食の事前予約サービスを利用して、洋食のお肉料理を予約しておきました。出発前に食事の予約をしておいた方が、たぶんフードロス削減にもつながるのでは、と思うからです。

最初の食事のメニュー

まずはアミューズから。飲めないけど長距離路線のドリンクはちょっとだけアルコールをいただくようにしています。そのあと眠りにつきやすいんです。ということでシャンパンを一口いただきました。

シャンパンとアミューズ

つづいてアペタイザー。見た目も美しいです。パンも一緒にサーブされます。私はパンはオリーブオイルをつけて食べる派です。

アペタイザー

こちらはメインのお肉料理。なかなかボリュームがあります。地上で調理されたものを積み込み、機内で加熱して出すのでしょうけれど、なかなか美味しいです。この頃には飲み物は冷たい緑茶です。ANAにはもうちょっとノンアルコールドリンクに力をいれてほしいと思います。ノンアルコールの赤ワインみたいなメニューがあると嬉しいです。

お肉料理

デザートはスィーツ、フルーツ、チーズの盛り合わせです。

デザート

デザートの後はトイレで歯磨きして少し休みました。

その後目が覚めた時に、好きな時にリクエストできるメニューからいくつかお願いしています。そういうメニューはこちらです。

左側が最初の食事の後に注文できるメニュー

まずはアイスクリームとデカフェを頂きました。

ハーゲンダッツのバニラアイスとデ・カフェ

ANAの国際線と言えばラーメンも定番。誰かが食べ始めるとぷ~んといい匂いがしてくるので、つられて頼んでしまいますが、正直それほど美味しい、というわけではないかも。

ANA名物ラーメン

着陸の2時間くらい前になると、2回目のお食事です。洋食は私が食べられない食材のメニューだったので、和食をチョイスしました。

着陸前のお食事

飛行ルートではグリーンランドの景色が絶景

羽田を離陸した後は、かなり長い時間海の上を飛んでいます。6月にスイスに行った時には北極海付近でも昼間でしたが、今回は夕暮れになりました。9月中旬だと日が短くなっていることを感じました。

夕暮れ

北極近くはこんなルート。

アラスカの西を通過して北極海、そしてグリーンランド

眼下には今まで見たこともないような景色が広がっていてびっくり。私はこういう山と氷河の景色が大好きです。

絶景

こちらは下向きの機外カメラの映像です。

下方のカメラ映像

ヒースロー空港着陸

日本を飛び立って13時間。ようやくイギリスが近くなってきました。この日のフライトは14時間弱で着陸して、通常より早く到着できました。

イギリスの上空に到達

眼下の競技場はラグビーの競技場。

まもなく着陸

前方カメラで滑走路もよく見えています。

ヒースロー空港が見えました

ヒースロー空港からロンドン市街への移動については、こちらに書きました。

www.frostmoonweb.com

まとめ

THE Roomには、各シートに扉がついていてほとんど個室っぽくなるので、B787などで採用されているスタッガート配列のビジネスクラスに比べると、かなり贅沢な印象です。座席の幅も広いし、14時間弱のフライトもあまり苦になりませんでした。

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