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主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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ANAのシンガポール行きNH841搭乗記 ビジネスクラスで別路線の食事を頼んでみる

2025年3月に夫婦でシンガポールに3泊4日の旅に出かけました。今回はANAのビジネスクラスを利用しました。どうせビジネスクラスに乗るなら、ちょっと変わった事をしてみようと思い、今回は食事の事前予約サービスを利用して、行きは欧州路線の食事、帰りはヘルシーミールというのを頼んでみたので、記録しておきます。

チェックインから搭乗まで

利用したのはNH841便。羽田をお昼前に出発する便です。前年度にマイル修行したおかげでダイヤモンドステータスがあり、このステータスが切れる前に旦那さんと海外に行こうと思っていたのでした。ダイヤモンド会員でないと使えない施設とかあるし、私がダイヤモンドステータスなのは、2024年度が最初で最後だと思ったからです。

まずチェックインはこちらのお部屋の中で。

ファーストクラスとダイヤモンドメンバー用のチェックインカウンター

赤い絨毯が眩しいです。

赤い絨毯の上を歩いて室内へ

保安検査と出国審査を通過したら、出発まではラウンジで。

エスカレーターを上がってラウンジへ

ダイヤモンドステータスを活かしてスイートラウンジへ。たぶんこれが生涯最後のスイートラウンジになることでしょう。

スイートラウンジ

朝食を食べていないので、まずは一つ下の階のレストランで朝食を食べました。ラウンジ内が2階建てって、まだここしか知りません。

ラウンジ内で朝食

食事の後は、上の階で桜のドリンクをいただきました。

桜のドリンク

搭乗時間が来たので搭乗口へ。国際線ですが、沖止めでバス搭乗でした。雨じゃなくて良かった。

この日は沖止めでした

シート

機内に入り座席につきます。ANAの787のビジネスクラスは全席通路アクセス可能なスタッガード配列です。旦那さんとの2人旅ですが、やっぱり窓から外が見える方が楽しいので、窓側の席を縦に2席とりました。南に向かう飛行機では、たいてい右側の窓側の席を確保します。その方が好みの景色が見えるからなのです。景色は後程ご紹介します。

スタッガード配列は後ろの座席の人の脚を入れる場所が互い違いにくるので、窓側の席を取ったとしても、本当の窓側とそうでない窓側とがあります。右側の座席ではH列とK列が窓側ですが、本当の窓側は偶数番号のK列です。下の写真は4Kの座席。通路側にテーブルがあるので、通路からも少し距離があり、プライベート感があって私は好きです。

シートの上にはベッドパッド、掛布団、枕、スリッパ、ヘッドフォンがセットされています。

ビジネスクラスのシート

ビジネスクラスはWifiが無料で使えます。これは大変ありがたいサービスです。画面にQRコードが表示されるので、これをスマホで読み取って接続するのですが、なかなか接続できませんでした。

WifiはQRコードを読み取って接続

ビジネスクラスではウェルカムドリンクのサービスがあり、スパークリングワインかオレンジジュースからチョイスです。私はウェルカムドリンクではいつもノンアルコールをいただきます。下の写真は私が座っている奇数番のH列の座席ですが、窓際にテーブルがあるので、窓から外の景色を見るには、身を乗り出さないと見えないんですよ。

ウェルカムドリンク

ビジネスクラスに乗ると、ポーチに入ったアメニティキットを頂けることもありますが、アジアの路線では用意はありません。ただ、アテンダントさんが歯ブラシやアイマスク、耳栓などを籠にいれて席まで持ってきてくれ、必要なものを籠から取るシステムでした。

お食事

羽田からシンガポールまで、メインは離陸後に提供されるランチです。お食事前のアミューズから提供されます。こちらは和食だろうが洋食だろうが、他路線の食事だろうが同じ物が提供されます。

アミューズ

NH841便の本来のメニューはこちらです。洋食の場合、前菜はサーモン、メインはビーフかマトウダイからのチョイスです。

NH841便のメニュー

私が事前予約で注文した欧米路線のメニューがこちら。紙で配ってくれました。写真の撮影角度が悪いのと小さくて見づらいのが申し訳ないでのすが、前菜はチキンのエスカベッシュと鯛のマリネとパセリソースと書いてあります。

欧米路線のメニュー

まずは前菜。

前菜

続いてメインはビーフをお願いしています。この便の本来のビーフがどの部位を使用しているのかわかりませんが、欧米路線はフィレ肉とのこと。

メインの肉料理

最後にデザートです。スイーツ、フルーツ、チーズの用意があり、複数チョイスするこことも可能です。

デザート

軽いお食事

ランチの後、シンガポール到着まで4時間くらいあるので、その間にお腹が空けばメニューの軽い食事の中から選んで注文可能です。私はラーメンをお願いしました。

軽いお食事の中からラーメン

窓から見える景色

シンガポール便は時間が有効に活用できる深夜便もありますが、機内で十分睡眠をとるのが難しいので、私は日中便が好みです。その方が景色も見えるしね。NH841便は10:50分出発。ほぼ定刻に動き始めました。

離陸して間もなく見えたのは、横浜のみなとみらい近辺。

みなとみらい

続いて江の島。

江の島

私は南に向かう便、特に沖縄やシンガポール行きでは右側の窓側席を取ることが多く、今回もH/K列です。その理由は富士山が見えるからなのです。その富士山が見えてきました。

右前方に富士山

この日の富士山は真っ白で格別です。機内でも右手に富士山がきれいに見えていますとアナウンスがありました。手前の愛鷹山も山頂付近に雪があります。

真っ白な美しい富士山

この日は富士山だけでなく、富士山の背後にある南アルプスや遠くの北アルプスも雪をかぶった山並みが見えていて、今まで上空から見てきた富士山の中では1,2位を争う美しさでした。

富士山の奥に南アルプス

南アルプスと奥にたぶん北アルプス

富士山を堪能した後はランチの時間となり、しばし食事に集中します。その頃は本州を離れて窓からの景色も海ばかりです。ランチが終わって一息つくと、沖縄の島が見えてきます。今回のフライトでも右手に石垣島が見えました。

サンゴ礁に囲まれた石垣島

沖縄の離島はマイル修行にもちょうど良いし、今までにも何度か来ています。特に石垣島からは日本最南端や日本最西端への船や飛行機が出ていますからね。

www.frostmoonweb.com

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沖縄を過ぎると進行方向右側の景色は海ばかりで単調になります。次に景色が見えてくるのは着陸前なので、それまでは眠ったり映画を見たりして過ごします。2月にアルゼンチンに行った時のことを考えると、シンガポールまでの7時間半のフライトはあっと言う間です。2月のフライトの様子はこちらです。

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ということで着陸態勢に入りました。この日は天候不順の影響なのか、単に空港が混雑していたからなのかわかりませんが、空港の手前で旋回して着陸待ちの時間がありました。

もうじき着陸

どの辺りを飛んでいるのか全然わかりませんでしたが、Google mapと突き合わせると、シンガポールの南り浮かぶインドネシア領のバタム島上空を飛んでいたようです。

 

右旋回しているので右側の座席側からは陸の様子がよく見えます。

陸の様子 たぶんバタム島

着陸直前にはゴルフ場が見えました。

もうじき滑走路

クラブハウスの感じからすると、こちらのゴルフ場のようなので、この日は南西側からのアプローチだったということになります。

 

帰りは特別食をオーダー

飛行機は無事着陸し、3泊4日のシンガポール滞在を楽しみました。帰りは私にしては珍しく、深夜便のNH844便をチョイス。帰国便に乗る日は憧れのラッフルズホテルに滞在していたため、チェックアウト時刻の12時ギリギリまでホテルにいたかったから、というのが理由です。日中便だと朝ホテルを出発しないといけないので。

深夜便の場合、羽田着陸前に朝食が出ますが、それは日本時間の3時頃。なので食べずにずっと寝ている方もいます。帰国便も行き同様、変わったことをしてみようと思い、特別食の中から、低脂肪のお食事というのを選びました。その他のメニューはこちらのサイトにありますが、低塩とかバランスの良い食事とか、特別食にはこんなにも種類があるんですね。

www.ana.co.jp

提供された食事はこちら。低脂肪だと思いますが、品数もあるしお腹いっぱいになりました。

低脂肪食

まとめ

飛行機に乗るというのは、列車の旅よりもさらに特別感があり、いつもわくわくします。今回は今まで頼んだことのなかった別路線の食事や、特別食を頼んでみました。どちらも美味しくいただきました。

ただANAのビジネスクラスについては、是非ドリンクメニュー、特にノンアルコールのメニューを見直してほしいなぁ、と思います。ジュース以外にコーラとスプライト程度だと、食事の時に飲みたくなるメニューがないんですよ。最近は巷にもノンアルコールのスパークリングワインとか出ているので、是非取り入れてほしいなと思います。エミレーツに乗ると、さすがイスラム強の国だけあって、ノンアルコールはカクテルもあって充実しています。これからのANAに期待です。

飛行機搭乗記へのリンク

鉄道旅が好きですが、飛行機旅も好きなので、搭乗記を時々書いています。

www.frostmoonweb.com

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