2025年3月に夫婦でシンガポールに出かけました。私にとっては3回目のシンガポールですが、旦那さんにとっては初めてということもあり、ならばシンガポールを代表するホテルに泊まろうということで、マリーナ・ベイ・サンズに2泊しました。
私は2023年に1人でシンガポールにマイル修行に来た時にマリーナ・ベイ・サンズに宿泊していますが、改装工事をしているようで、前回泊まった時とはちょっとお部屋のつくりが異なりましたので、記録しておきます。
前回の滞在
前回は一人で泊まったので、キングサイズのベッド1台のお部屋でした。デスクがあり、お仕事もはかどりそうなお部屋でした。一番お安いお部屋はバスタブはなく、シャワーのみでした。という内容はこちらです。
お部屋
今回もお部屋のランクとしては一番安いお部屋のサンズ・プレミアムというお部屋でビューの指定なしで予約しました。2人で泊まるので、クィーンサイズのダブル、というお部屋を選択しています。羽田発の日中の便で到着したので、チェックインした時にはすでに外は夜でした。
今回宿泊したのはタワー1の32階のお部屋です。高層階の指定などは予約時にはできません。今回はチェックインの時になるべく高い階が良いとねばって調整していただきました。
ベッドの間にはスリッパも。


前回は47階のお部屋でベランダには出られない構造でしたが、今回はもうちょっと低層階なので、ベランダがありテーブルと椅子が置けるスペースが置いてありました。蒸し暑いのであまりこちらに座っている時間はなかったですが、時々外の空気を吸える場所がついているのは良いなと思いました。
ビューは前回同様ガーデンズ・バイ・ザ・ベイビューでした。
チェックインの時に、何か記念日ですか? と聞かれ、前の月に旦那さんが誕生日だったと言ったら、キャンディをサービスしてくれました。こういうのはチェックインの時に伝えると、お客さんが部屋に行く前にささっと用意してくれるのかな。すごいね。
以前宿泊したお部屋には仕事にも便利そうなデスクとチェアがありましたが、今回のお部屋にはなく、かわりに充実のバーコーナーがありました。
ペットボトルのお水とコーヒー・ティーバッグの紅茶はWith complimentaryと表示されているので、サービスです。コーヒーカップがやや使いづらく、フツーの陶器のカップの方が私には使いやすく感じました。
上段には缶に入ったお茶と急須が用意されていますが、こちらは有料っぽかったので、手をつけませんでした。
このキャビネットには冷蔵庫の中に飲み物、引き出しの中にはスナック類も用意されています。以前宿泊した時は、冷蔵庫内の飲み物もサービスでしたが、今回は有料でした。


キャビネット型のミニバーとは別に、カートに乗ったお酒も用意(もちろん有料)されていました。これは前回はなかったです。我が家はお酒飲まないので、このカートは不要なのですが。
続いてバスルーム。洗面台はダブルシンク。
広々したバスタブ。
シャワーブースもありますが、バスタブとの間に床を挟むので、行ったり来たりの際には体を拭かないと床が濡れてしまいます。やっぱり日本式の洗い場付き浴槽が最高なのでは、と思います。
トイレは嬉しい洗浄機能付き。
TOTOのウォシュレットを海外ホテルが採用してくれているとは、嬉しい限りです。
前回宿泊した時はタワー3のお部屋で今回はタワー1のお部屋だったので、一番安い価格帯の部屋と言っても、完全に同ランクとは言えないかもしれませんが、今回のお部屋はバスタブがついていて、ウォシュレットだったのはとても嬉しかったです。一方でバーカウンターの充実は、私にはあまりメリットがなく、むしろ以前のようなデスクとチェアがある方が実用的と思いました。
インフィニティ・プール
マリーナ・ベイ・サンズと言えば屋上のインフィニティ・プールが有名です。こちらのプールは宿泊客限定なので、楽しむためにはルームキーを持って行く必要があります。前回はプールサイドを歩いただけでしたが、今回はプールにも入ってみました。
お天気が今一つだったので、プールはガラガラでした。プールは横に長く、大きく3つのエリアに分かれています。プールに向かって一番右(タワー3側)は大人エリアのようでした。静かな雰囲気を好む場合は、大人エリアに行くのも良いかも。
プールのヘリまで行ったら、ラッフルズ・ホテルも見えました。
今回の旅ではマリーナ・ベイ・サンズに2泊した後、ラッフルズホテルにも1泊しています。めちゃくちゃラグジュアリーなホテルで、さすがシンガポールを代表する名門ホテル、という感じでした。
サンズ・スカイパーク
ホテル屋上の船の先端のような場所は展望台になっています。
こちらはスカイパークから見たシンガポール・フライヤー。最終日に乗りました。
こちらはガーデン・バイ・ザ・ベイ。ホテルをチェックアウトした後に行きました。
こちらはマーライオン側あるマリーナ・ベイ側。
マリーナ・ベイでは毎晩光と水のショーである、スペクトラが開催されています。
食事
夕食はフードコートで
食事なしプランで泊まりました。マリーナ・ベイ・サンズにはフードコートやレストランもあるので、ホテルの外で食べる方が安く上がります。前回もそのつもりでいたら、中国の国慶節に当たっていたせいか、フードコートが大混雑で食べられない事態となりましたが、今回はそのようなことはありませんでした。
こちらは2023年にお訪れた時のフードコート。歩くのも大変な感じでした。
まずは席を確保し、旦那さんと交代で自分が食べたいものを注文しに行きました。たいていのお店は注文すると、ブザーを渡され、料理ができるとブザーで知らせてくれる仕組みです。食事の内容にもよりますが、下の写真の左側の定食メニューが14.80シンガポールドル(当時のレートで約1700円)でした。右側は旦那さんが食べたかった蟹です。


フードコートは混雑していると席を見つけるのも大変ですが、今回は初日はすぐに座れました。でも2日目は時間帯が影響したのか、座る場所がなかなか見つからず、偶然席をたったグループが近くにいて助かりました。その2日目も私達が食事を終える頃には空席もけっこうあったので、混雑する時間帯があるのかも。
朝食
朝食は前回同様ルームサービスでいただきました。いちいち着替えてレストランまで行って、料金も2人分取られて、もしかしたら並ぶかも・・・。それよりお部屋で食べた方が楽ちんです。注文はテレビから日本語でできるので、言葉の心配もいりません。2人分頼むと食べきれないので、アメリカンブレックファーストを1人前頼んで、シェアすれば量も適切だし、料金は1人前で済みます。
翌日の朝もルームサービスで。
まとめ
マリーナ・ベイ・サンズに滞在していると、ホテル直結の地下鉄の駅があり、どこに出かけるにも便利です。チェックアウト後は荷物も預かってもらえて、混雑しているけどどこかで長時間待たされることもなく、オペレーションはスムーズな印象でした。一番待ったのは、チェックインの時のお部屋の交渉でした。30分くらい手続きにかかっていたような気がします。チェック・アウトはキーをドロップボックスに入れれば完了。チェックインの時に登録したカードから引き落とされます。こういう仕組みは人手不足の日本でもどんどん採用すべきと思いました。行列から解放されます。
私にとっては2度目のマリーナ・ベイ・サンズでした。前回とはお部屋の内容が変わっていましたが、中層階のお部屋をアサインしてもらえて、景色も楽しめました。もし次に泊まる機会があったら、是非シティ・ビューのお部屋に泊まってみたいです。