鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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JR東海エリアの住人が、JR東日本の週末パスで1泊2日の温泉旅に行った話

鉄道で旅する人向けに、JRはいろいろなお得な切符を用意しています。けれどJRが東日本とか東海とか、地域ごとに分かれてしまっているため、JR東日本のお得な切符を使いたいのだけれど、JR東海エリアの住民には手に入れづらいという切符もたまにあるんです。JR東海沿線に住む私にはこの「週末パス」がまさにその切符。今回念願かなって「週末パス」を活用した温泉旅に出かけてきました。

週末パスはこんな切符

週末パスは土日に東日本地域を旅するには広範囲で利用できてお得感があります。なんせ、伊豆の下田から北は秋田県の酒田駅や宮城県のくりこま高原駅、信州・北陸方面では南小谷駅や直江津駅も週末パスの範囲内。しかもJRだけでなく、えちごトキめき鉄道やしなの鉄道などの私鉄にも乗ることができます。これだけ広範囲に乗れて2日間利用でき8,730円はかなりお得感があります。特急券を買えば新幹線や在来線の特急にも乗れるのも魅力。フリー切符の横綱「青春18きっぷ」は特急券買っても特急や新幹線に乗れないことを考えると、週末パスはまだまだ時間が惜しいと思う私向きのフリー切符なのです。

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週末パス

ですが、この切符、前日までに購入しないといけません。JR東海エリアの住人にとっては、ここがハードルの高い点なのです。旅行当日の購入もOKであれば、東京駅で新幹線の乗り換え時間に買う、なんてこともできるのですが、前日までの購入となると、この切符を買いにJR東日本の駅まで出向かないとなりません。そうなると、切符を買いに行く時にかかる交通費の分が上乗せになってしまい、結果的にあまりお得ではないということもありがち。が、今回の旅の3週間ほど前に熱海駅経由で熱川温泉に行ったので、熱海駅で週末パスを購入することができました。

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静岡県内のJR東日本の駅の熱海駅

今回はこんなルートを旅しました

今回旅したルートはこんなルートです。東京から上越新幹線で新潟に出て、新潟からは特急いなほで、坂町へ。坂町からは米坂線完全乗車旅で米沢に出て、米沢からは山形新幹線で東京に戻ってきました。私はJR東海の住人なので、東京までの往復は新幹線自由席の回数券のばら売りを利用しています。

「週末パス」は本当にお得なのか?

上記のようにぐるっと一筆書きのようなルートをたどる場合、「週末パス」は本当にお得なんだろうか?という疑問が湧いてきます。というのも、JRの運賃は長く乗れば乗るほど1キロあたり運賃が安くなります。特に600キロを超えるとグンと安くなってくるんです。一筆書きで長い距離で運賃を考えた方が得なのか、「週末パス」の方が得なのか。東京までは回数券が良いのか、上越・山形新幹線は「えきねっとトクだ値」が良いのかなど、いくつかパターンがあって複雑なんです。私なりに考えてみたのですが、この考え方が正しいかどうか自信がありません。

①運賃同士の比較なら週末パスが有利・・・と思う

JR東海の最寄駅から東京経由でぐるっとこのコースを回ることを考えてみます。新富士→東京→新潟→坂町→米沢→大宮(大宮と新富士の間はダブりなので一筆書きにならない)。これだと、919キロだと思う。 919キロの運賃は11,600円です。これに大宮-東京間の運賃が必要なので、週末パスの方がお得ですね。

②東京まで新幹線を使ったらどう計算する?

今回は新富士駅から東京までは新幹線を使いました。「週末パス」は熱海駅からカバーされるのですが、東海道新幹線の乗車券としては使用できないんです。なので、新富士-東京間の往復分は回数券を使いました。そうすると「週末パス」と比較する運賃の起点は新富士ではなく東京になり、東京→新潟→坂町→米沢→大宮での比較になるのかな? このルートだと766キロで運賃は10,800円。まだ週末パスの方がお得のようです。

③えきねっとの「お先にトクだ値」を使ったらどうなる?

ところが、WEBで新幹線の切符が帰るえきねっとでは、区間や席数限定で格安のチケット「お先にトクだ値」が発売されています。特急券+乗車券の価格が30%~35%オフとかなり割安です。上越新幹線と山形新幹線の両方に設定があるので、両新幹線とも35%オフできると「お先にとくだ値」より「週末パス」より安く行けそうです。「お先にトクだ値」にすると、新潟から米沢までの149キロを別に購入することになり、この距離では長く乗れば乗るほどお得という計算は使えませんが、それを補ってもあまりあるお得感です。なので最初は「お先にトクだ値」で行く予定でしたが、席数限定のせいか買えなかったので、「週末パス」を選択しました。

なかなか難しけどおもしろい

JRの運賃計算はいろいろと細かいルールがあり、そういうルールを理解していない私には正確な運賃計算はとても難しいんです。でも我流であっても、こうしたら安くなるのかしら?と考えるのはおもしろいです。これも旅の楽しみです。お得な切符情報はいつもこちらのひささんのブログで仕入れています。今回の週末パスの使い方も参考にしました。

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MAXときで新潟へ

さて、切符を手にして東京駅から乗車したのはMAXとき。MAXときはE4系と言うオール2階建ての新幹線。上越新幹線には、北陸新幹線でも活躍中のE7系という、お顔がハンサムな車両もありますが、MAXときは2020年度末には完全引退という話も聞いたので、乗れる時に乗っておこうと、 あえて2階建て新幹線を選びました。このちょっととぼけた、新幹線らしからぬお顔が大好きです。

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とぼけたお顔のE4系新幹線

こちらはハンサムなお顔のE7系。

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ハンサムなお顔のE7系

2階建て新幹線だけあって、いつもより目線が高い位置にあり、見える景色が普段と違います。隣の新幹線の屋根が見えました。

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目線が高いのでいつもとは違う景色

上越新幹線は高崎を過ぎたあたりから、周辺の景色が都会の景色とは一変してきますが、やがて長大トンネルに突入。「国境の長いトンネルを抜けると・・・」の書き出しで有名なのは川端康成氏の「雪国」ですね。7月の旅ではトンネルを抜けたら雪国ではないし、雪国の主人公が抜けたのは新幹線のトンネルではなく、在来線の「清水トンネル」なのですが、在来線にせよ、新幹線にせよ、この付近のトンネルを通ると周囲の景色も空の色も変わってくるように思います。新幹線用の大清水トンネルを抜けると、越後湯沢駅。周囲にはスキー場やらバブル時代に建てられたと思われるリゾートマンション風の建物がたくさん見えました。

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越後湯沢駅付近

燕三条付近にくると、車窓の景色は右も左も田んぼばかり。TBSの下町ロケットでトラクターのロケがこの辺だったように記憶していますが、本当に広大な田んぼが広がっていました。収穫前の黄金色に輝く時期もきっと素敵でしょう。また来てみたいです。

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燕三条付近の景色

東京駅を出発して2時間4分で新潟駅に到着です。はやいっ。到着したら、上越新幹線を走る車両が並んでいました。

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上越新幹線を走る車両

それにしてもMAXとき、でかい。これが時速240キロ出せるというのですから驚きです。

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MAXときは大きい

特急いなほに乗り換え

新潟からは在来線の特急に乗り継ぎます。通常だと新幹線のホームから階段を上るか降りるかして新幹線と在来線の間にある改札を抜けますが、新潟駅のホームは同じホームの片側が新幹線、もう片側が在来線になっていて、階段の上り下りが必要ありません。これは便利。お年寄りやキャリーバッグの人にはとても助かると思います。

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新幹線と在来線がホームを共有している新潟駅

 新潟駅はいろいろな路線が乗り入れていて、大きな駅ですね。雪を避けるためか屋根がついているので、なんかヨーロッパの駅を思い浮かべてしまいます。

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とても立派な新潟駅

私が乗るいなほ5号が入線してきました。

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特急いなほ

「いなほ」と聞いたら、てっきり稲穂色のボディだと思っていたのですが、真っ青な車両が入線してきてちょっとびっくりしましたが、鮮やかで良いですね~。寝台車ではないけれど、ブルートレインといったところでしょうか。大きな屋根と一緒に移すと、ちょっとヨーロッパ風な感じ。

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ブルーのボディ

車内もブルーとイエローでとてもさわやかな印象です。

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車内も爽やか

車内の扉もスタイリッシュ。

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車内のドア

新潟から秋田方面に向かう下り列車の場合、進行方向に向かって左からAB-CDという座席配置です。

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秋田方向に向かって左からABCDの順

前の座席の背に格納されたテーブルがあります。ちょっとでっぱっているせいか、なんとなく圧迫感がありますが、シートはリクライニングできるので、私くらいのサイズの人は問題ないかな。

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大き目のテーブルつき

新潟駅でお弁当を買ったので車中でいただきます。

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新潟駅で購入したお弁当

さぁ、新潟駅を出発。しばらく高架を走ります。

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新潟駅を出発

特急「いなほ」は白新線と信越線の共有部分をしばらく走ります。信越線と別れると、左手に貨物ターミナルが見えました。あ、赤い機関車がいますね。

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赤い機関車

阿賀野川を渡りました。

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阿賀野川を渡る

やがて白新線は羽越本線と合流。新潟駅から坂町駅まで38分で到着しました。あっと言う間です。下車して特急いなほを見送りました。

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坂町駅に到着

坂町駅

坂町駅は新潟県坂町市にある駅で、米坂線の終点となっている駅。ここから米坂線に乗り換えます。出発まで時間があるので、ウロウロしてみました。

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坂町駅は米坂線の終点駅

駅舎は私の最寄駅よりずっと大きい! 駅前にはD51の動輪が保存されていました。

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D51の動輪と坂町駅

駅舎には「鉄道のまちさかまち」という看板が掲げられています。近くの公園には蒸気機関車が保存されているようです。きっとかつては機関区があったのでしょう。

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坂町駅

Googleの地図を確認したら、転車台と扇型機関庫があったんだろうな~という跡地が写っていました。

 駅は有人駅でみどりの窓口もあります。Suicaも使えるところは立派です。 

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駅の改札

駅前は人がいなくてちょっと寂しい感じがしますが、食堂がありました。

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駅前通り

ピザ屋さんもありました。

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建物の1階にピザ屋さん

バス停があったのでバスも走っていますが、本数はとても少ないようです。駅からの足としてはタクシーが何台か停まっていました。

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駅前のバス停

忘れてはならないマンホール。このあたりは荒川町というんですね。

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坂町駅前のマンホール

米坂線に乗車

ぼちぼち米坂線の列車が出る時間になったので、ホームに戻ります。ちなみに米坂線はとっても本数が少なくて、時刻表をみるとこんなです。13:33の列車にのりますが、そのあとは4時間くらい列車はなく、17:12発なんですね。なのでなんとしても乗り遅れるわけにはいきません。

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米坂線の時刻表

乗車する米坂線の列車は一両編成でワンマンカー。

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米坂線に乗車

非電化路線なので気動車です。

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キハ110系

席に座ってほっと一息ついたら、上りの特急いなほが到着しました。なるほど、接続が考えられていて良いですね。上りの特急いなほはいなほ色の車体でした。列車は定刻に出発。羽越線の線路から右に分かれていきます。

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いなほ色の特急いなほ

やがて荒川という川が見えてきました。

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荒川が見えてきた

車内はセミクロスシート。3連休のせいか結構混んでいて、つめれば座れるけれど・・・という人が数人立っていました。でもさ、車内に立っている人がいるんですから、座席に荷物置いてどうどうとしている人って、どうなんでしょう? こういう人を見ると「ここ、空いてますか?」と言いたくなってしまいます。帰りの新幹線の自由席でもそういうお客さんがいてちょっとムッとしてしまいました。なんとなく最近こういうマナーの悪い人が増えたような気がします。

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車内

坂町駅から2駅目の越後下関駅までが初日の行程です。坂町駅から15分くらいで越後下関駅が見えてきました。

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まもなく越後下関駅

越後下関駅に到着。この駅は「しものせき」ではなく「しもせき」なんですよ。 

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えちごしもせき と読む

越後下関駅

越後下関駅は小さな駅ですが、ホームは2面。駅舎ではない側のホームには待合室もありました。

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2面2線構造

坂町駅側を見ると、このひなびた感がたまりません。のどかです。

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越後下関駅

小さな駅ですが有人駅なんですよ。でもSuicaは使えません。

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越後下関駅

駅前は特にお店や食事処、コンビニ類はありませんが、タクシーが駅前にとまっていました。

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タクシーが駅前に停車していた

このあたりは関川温泉郷といって、4つの温泉があります。タクシーはそういう宿へ行くのに利用する方がいるのかもしれません。バスもなさそうなので、鉄道で温泉に来た人は、宿のお迎えがなかったら宿に行けなそうです。

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この駅の近所には温泉場があります

雲母温泉とありますが「うんも温泉」ではなく「きら温泉」と読むんです。また湯沢温泉とありますが、越後湯沢とは異なります。このあたりは「関川村」という村なんですね。ということをこの看板ではなく、マンホールで知りました(笑)。

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関川村のマンホール

さて、越後下関で下車した後は、宿の方のお迎えの車で宿に向かいました。この日の宿は日本秘湯の会の宿でもある「鷹の巣館」という宿でした。とっても良い温泉でしたよ。宿の情報はこちらの記事をご参照下さい。  

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 2日目も越後下関から米坂線でスタート

2日目、旅も後半。宿をチェックアウトした後はまた越後下関駅まで送ってもらいました。「週末パス」に窓口でスタンプを押してもらい、ホームに入りました。

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2日目の旅をスタート

 新潟から直通でやってくる快速「べにばな」に乗ります。快速と言っても、快速区間は新潟と坂町駅間のみで、米坂線内は各駅停車です。

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快速べにばなに乗車

昨日の普通列車は1両でしたが、快速べにばなは2両でした。車内はセミクロスシートで、片側は1人用が向かい合うレイアウト。反対側は4人のボックス席です。あ~、気動車の音と振動がとても心地よいです。

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快速べにばなの車内

米坂線は引き続き荒川に沿ったり渡ったりしながら走ります。

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荒川に沿って走る

川を渡ったり、トンネルを通ったり、米沢に向かって走ります。

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山間を走る米坂線

緑の中を抜けていく米坂線。

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米坂線

鉄橋も渡る。

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鉄橋

しばらく山間を走っていたのですが、街並みが見えてくると、列車は山形県に入って最初の駅「小国駅」に到着します。駅に到着する直前に転車台が見えました。米坂線の中では大きな駅なのかもしれません。

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小国駅の転車台

ホームも2つ、線路もたくさんありますね。赤い屋根の駅舎も立派です。

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小国駅

山形県に入ると、駅名に「羽前」と言う文字が入りようになります。「羽前松岡」とか「羽前沼沢」とか。だいぶ平地に下りてきたな~と思うと、あ、別路線の鉄道です。ここは「今泉駅」です。向こうのラッピング列車は、山形鉄道フラワー長井線です。

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山形鉄道フラワー長井線の列車

すっかり平地に下りてきました。車窓の景色は田んぼ、田んぼ、田んぼです。のどかです。

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田んぼの景色

 越後下関駅を出発して2時間ちょい。米坂線の起点駅である米沢駅に到着しました。2時間乗るのは長いな~と思いながら乗りますが、景色を見ていると案外あっと言う間です。

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米沢駅は米坂線の起点駅

米沢駅は米坂線だけでなく、山形新幹線が走る奥羽本線の駅でもあります。奥羽本線は電化されているので架線があります。

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奥羽本線

奥羽本線を走る山形新幹線がやってきました。

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山形新幹線「つばさ」

東京へ向かう山形新幹線のホームは、実は米坂線のホームと同じホームなんです。と言っても、米坂線はずっと先の方を控えめに使用しているんですけど。なんだか不思議な感じがします。

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米坂線と山形新幹線は同じホーム

米沢では古い友人が経営する極カフェで極上のコーヒーを飲んでから帰宅の途につくことにしました。こちらのカフェ、駅からはちょっと距離がありますが、静かで大人の雰囲気です。時間に余裕がある時に是非どうぞ。 

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「週末パス」での旅行を終えて

「週末パス」は広範囲をカバーしているので、JR東日本で旅行するにはとても便利だなと思いました。今回はJR線しか乗りませんでしたが、ほくほく線とかしなの鉄道にも乗車できるます。いちいち乗車券を買いなおさなくても良いのはとても便利です。以前でかけた、上越線経由で六日町からほくほく線で直江津へ、そのあとトキメキ鉄道で妙高へ、妙高からしなの鉄道で長野を経由して、湯田中温泉に泊まったり、別所温泉に行ったりしながら東京に戻る、なんていうコースでも便利だしお得です。改札を通る都度、日時が印字されるのも、旅している感じがして記念になります。特急券を買えば新幹線や在来線特急が利用できるのも、私にはありがたい切符でした。

一方、前日までに購入しなくてはならないというのは、JR東海区域に住む私にはハードルが高いです。良いタイミングで出張や旅行などがあると良いのですが。もう一つ私にとってハードルが高いのは、土日の旅行に限定されてしまうこと。私の旅行パターンは金・土で出かけることが多いのです。そうすると「週末パス」が使えないのですが、今回は土・日・月という3連休の土・日を利用しての旅行にしたので、やっと「週末パス」の恩恵にあずかれ、存分に「週末パス」の旅を楽しめました。またうまく購入できるタイミングで宿がうまく取れる時には活用してみようと思います。

皆さまも良い旅を~