鉄道の旅だけでなく飛行機の旅も好きな私は、ここ数年毎年沖縄に出かけていまして、お気に入りの旅行先の一つです。ゆったりできるリゾートホテルもあり、沖縄に行ければわざわざ海外のビーチに行かなくてもいいかも・・・とまで思うようになりました。新型コロナの影響で、海外旅行が解禁になるにはまだ時間がかかりそうなので、国内旅行の行き先の一つとして沖縄を考えている方も多いのではないでしょうか。今回は沖縄県の中でも一番のお気に入り、宮古島をご紹介します。と言っても、まだ2回しか行っていない(2020年7月時点)ので、私自身、ぜひぜひ再訪したいです。
2022年7月に3度目の訪問がかなったので、情報を少しupdateしました。
- 一度は訪れたい与那覇前浜ビーチ
- 東平安名崎(ひがしへんなさき)
- ムイガー断崖絶壁
- 宮古島の橋を渡ってみよう
- シュノーケリングに最適な中の島ビーチ
- 新城海岸もシュノーケリングに良いビーチ
- 下地島空港
- エメラルドコーストゴルフリンクス
- お泊りはいろいろ
- ドライブする時の注意点
- 宮古島のお土産
- まとめ
一度は訪れたい与那覇前浜ビーチ
特に東洋一美しいビーチとして名高い「与那覇前浜ビーチ」の美しさは看板に偽りなし。一度は訪れることをおススメします。
こんなに透明度の高い海って、見たことないです。
曇っていても美しい。奥に見える橋は来間島大橋です。
来間島大橋から見た与那覇前浜ビーチも美しいですが、足元の海の青さにはホント感動です。この海にはウミガメが住み着いているそうで、じっくり待っていると、時々呼吸しに海面にあがってくるウミガメを見ることができるんだそうです。ただサンゴ礁の海ではないので、シュノーケリングには適しません。
東平安名崎(ひがしへんなさき)
宮古島の最東端に位置する岬です。私は空港でレンタカーを借りて向かいました。空港からだと車で40分くらいです。私はナビが提示した島の中央部を通る県道78号線+国道390号線を通って行きました。この国道390号線は日本で一番南にある国道で、Wikiによると起点は石垣島にあり、宮古島を通って終点は那覇市にあるんだとか。不思議な国道です。
東平安名崎の入り口には無料の駐車スペースがあります。
岬の先端には真っ白な灯台が立っています。2020年6月に来た時には、特に協力金を求められたりしませんでしたが、2022年7月に行った時には、灯台に向かう遊歩道の入り口で環境保護のための協力金300円の集金箱がありました。あくまでも協力のお願いのようなので、払わなくても良いのかもしれませんが、環境保護に活用してもらえるならと、300円払いました。
こちらの灯台は、沖縄県の灯台の中で、唯一「日本の灯台50選」に選ばれている灯台です。
この灯台、日本の中でも数少ない登れる灯台なんですよ。全国で16基くらしかないようです。登には300円必要です。
ということで上ってみました。真夏はちょっと暑いけれど、階段は120段くらいでしょうかね。
てっぺんには灯台のライトが。
灯台の外にも出られます。地球の丸さを感じられるかも。(2022年7月)
灯台から島側を眺めても良い景色です。(2022年7月)
駐車場から灯台まで遊歩道が整備されていて、遊歩道からも素晴らしい眺望を楽しむことができます。(2020年6月)
東平安名崎から西方向を見るとこんな景色が。
ムイガー断崖絶壁
東平安名崎から宮古島の南側を走る道路沿いにある絶景スポットがムイガー断崖絶壁です。
地図で見ると道路の状況がよくわかりませんが、ちゃんとセンターラインがある広々した道路で、私が走った時には、前にも後ろにも車はいませんでした。この混雑無縁の状態がとても嬉しい(2020年6月)。2022年7月の海の日3連休の時もやっぱり誰もいませんでした。
以下のような看板が道路わきに立っています。冬はクジラが見えるようですね。
東平安名崎方向は断崖続きの海岸線です。
上には展望台が、下には東屋も見えます。東屋までは車で行けそうですが、私は階段で降りてみました。
歩道の脇には真っ赤なハイビスカスが咲いていて、南国情緒を楽しめます。
東屋のある場所からは展望台に向かう階段と、海の方に下りて行く階段があったので、ちょっと階段を下りてみましたが、途中から足元に草が茂ってきたので引き返しました。
ムイガー断崖から少し西方向にいった所にも、車を停められる場所があり、そこからは宮古島きっての大リゾート、シギラセブンマイルリゾートの建物が見えます。
宮古島の橋を渡ってみよう
宮古島は5つの島から構成されているため、島を結ぶながーい橋が観光名所でもあります。
伊良部大橋
宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」は宮古島の橋の中で一番長い橋です。3540mあり、通行量は無料です。無料で通行できる橋としては日本最長とのこと。歩いて渡ったら1時間くらいかかっちゃいますね。
橋の中央部分は下を船が通過できるよう高くなっています。走ってみると結構な急こう配でした。
池間大橋
宮古島の北に位置する池間島と宮古島を結ぶのが池間大橋。近くにはシュノーケリングスポットとして有名な八重干瀬(ヤビジ)が近くにあります。トライアスロンのバイクのコースにもなっているそうで、宮古ブルーの海が広がる絶景です。2022年7月にはこの橋を車で渡ることができました。
橋の手前(宮古島側)には、駐車場があるので、車を停めて宮古ブルーと橋の景色を楽しむことができます。
橋を渡って池間島に入ってすぐ右手にドライブインのような施設があります。カフェや食堂、お土産物屋さんがあります。
上の写真のピンクの建物の屋上に上ると、池間大橋を上から眺めることができ、かなりの絶景です。
ピンクの建物のお土産物屋さんの横からは白い砂浜に下りることもできました。
宮古島から池間大橋に向かう途中にはカフェがあり、こちらでランチしました。
カレーやフレンチトーストがありました。飲み物もちょっと南国風なのが良かったです。
場所はこちらです。道路沿いにありよく目立ちます。
来間大橋
来間島とを結ぶ橋が来間大橋です。東洋一美しいビーチと言われる与那覇前浜ビーチからもよく見えます。
橋の片方に歩道があるので、自転車で行っても車を気にせず走れました。中央部分が高くなっていて、ここからの眺めは素晴らしいです。
シュノーケリングに最適な中の島ビーチ
伊良部大橋を渡った先の下地島にある小さなビーチです。この時は5月でまだ水もやや冷たかったせいか、人気はほとんどなく、とても静かでした。
冒頭の与那覇前浜ビーチとは異なり、岩場の海岸ですが、こちらはサンゴ礁と熱帯魚が素晴らしく、シュノーケリングにもってこいの場所でした。ただ駐車場もないしトイレや売店もありません。車は路肩に停めるしかないです。10台分くらいが路肩に停められるスペースがありました。シュノーケリングの装備やバスタオルなどはあらかじめ持っていきましょう。特に足元は岩場で素足では絶対無理。マリンシューズを強くおススメします。
場所はこちらです。
人が少なく静かで良いビーチですが、監視員やライフセーバーもいませんから、安全には気を付けないとね。
新城海岸もシュノーケリングに良いビーチ
ガイドブックによると、宮古島の新城海岸もサンゴ礁がありシュノーケリングに適しているようです。
2022年7月にドライブの途中に寄りました。大きな駐車場があり、トイレやシャワーも設置されていて、レンタカーがあればこちらのビーチで遊ぶのも良さそう。2022年7月の海の日の3連休はたくさんの車が駐車場に停まり、海でもシュノーケリングを楽しんでいる人が大勢いました。それだけ人気のビーチなのでしょう。次回はこちらで遊んでみたいです。
場所はこちらです。
下地島空港
私が訪れた時には、下地島空港は飛行機の訓練用の空港で旅客の営業はしていませんでした。が、今はジェットスターが成田と関空から直行便を運航しています。
定期便があると離発着を見るのも楽しいかも。
滑走路と逆方向には海上に伸びる誘導灯。こういう構造物見るとワクワクします。
この辺りは宮古島というか、下地島の西のはずれに位置するので、日没時も良さそうです。日没を楽しむなら、日没時間を確認してから出かけましょう。本州よりかなり西に位置しているので、夏だと東京の日没より30分くらい遅いです。
エメラルドコーストゴルフリンクス
ゴルフをされる方にも宮古島は良いですよ。宮古島には3つのゴルフコースがあります。パターゴルフとかショートゴルフではなく、ちゃんとした本コースです。私が行ったのは来間島近くにある「エメラルドコースとゴルフリンクス」です。来間大橋が見えたり、海越えコースがあったり、景色を楽しみつつもなかなか戦略的なコースです。今までプレーしたコースの中でも1, 2を争う絶景コースでした。
遠くには来間大橋も見えます。本当に海と空、白い砂浜のコントラストが素晴らしい。思わず海に飛び込みたくなります。
パブリックコースなので、Webサイトから予約ができます。
お泊りはいろいろ
宮古島はご紹介したような絶景スポットがたくさんあり、本当に美しい海が感動的。そんなわけで、国内外から観光客が訪れるようになり、ホテルもバンバン建っているので、お泊り先はより取り見取りです。私はちょっぴり奮発してデラックスなホテルに泊まっています。こんなところに泊まりました。それぞれの宿泊記はまた別途エントリにまとめたいと思います。
紺碧 ザ・ヴィラオールスイート
宮古島から長い橋でつながる伊良部島にあるホテルです。全部で8棟、すべてプライベートプール付きのヴィラタイプのホテルです。
部屋の中も広くてとても快適でした。またレストランの食事もとても美味しかったです。
また泊まりに行きたいと思えるホテルです。ただ目の前の海はビーチではないので、海で泳ぎたい場合は、レンタカーなどで移動が必要です。
宮古島東急ホテル&リゾーツ
こちらは東洋一美しいビーチ、与那覇前浜ビーチに面して立つ、東急ブランドの大型ホテルです。部屋からの眺望は抜群です。是非上層階の部屋に泊まりましょう。
お部屋も広いし、バスルームは洗い場付きで日本人が使いやすい快適なお部屋です。
東急が運営しているだけあって、オペレーションも確実。レストランも和食、鉄板焼き、バーベキューなど何種類かあるのも魅力です。空港から無料のシャトルバスがあるのも便利です。
ドライブする時の注意点
宮古島の道路は大きな道路ばかりではありません。特にサトウキビ畑の中の道路を走る時には、交差点に停まれの標識がなく、どちらの道路が優先なのかまったくわかりません。サトウキビが成長していると、交わる道路の横方向から来る車は見えず、そこに道路が交差していることにも気づくのが送れます。一度、横から減速しない車が現れてびっくりしました。数秒後に交差点にこちらが進入していたら、事故になっていたと思います。サトウキビ畑の中を走る時には、一時停止の標識がなくても、交差点で停まって安全確認が必要です。相手方も停まれの標識がないので、自分が優先だと思って減速せずに通過しようとします。例えばこんな交差点。左から減速しない車が来ても気づけません。
宮古島のお土産
私は沖縄に来ると、果物、塩、砂糖のいずれかを買って帰ります。
果物
果物としては、パイナップルかマンゴーを買うことが多いです。2022年7月に宮古島を訪れた時には、空港近くの農家直営のようなお店で、1個600円のマンゴーを2個買って帰りましたが、めっちゃ美味しかったです。お土産物として個人に販売するというよりは、通販とかで注文を受けて発送しているようなお店でした。入り口の坂が急で、中でUターンできないので、バックで出る必要があります。運転に自身のない方にはあまりおススメできません。
塩
宮古島の塩は雪塩という名前でいろいろな種類が売られています。こちらは空港の売店でも手に入ります。
砂糖
宮古島だけでなく、沖縄の離島に行くと、見渡す限りのサトウキビ畑です。それぞれの島に製糖工場があるようで、宮古島のサトウキビで作ったお砂糖もあるそうです。私はまだ売店で見かけたことがなく、購入していませんが、以前、波照間島に行った時には波照間産のサトウキビで作ったお砂糖が並んでいて購入しました。煮物などによく活用しています。
まとめ
沖縄県の島の中では今のところは宮古島が私の中では一押しです。リゾートホテルがたくさん建設され宮古島バブルなどとも言われていますが、道路を走っていても、まださとうきび畑が広がっていて、沖縄本島よりずっとのんびりした感じがします。そのせいなのか本当に海が美しい。羽田からの直行便もあり約3時間のフライトです。行きは直行、帰りは那覇で一泊して、なんていうルートで3泊4日にしても良いと思います。
沖縄県は本州より早めに梅雨があけます。梅雨があけたすぐくらいが海がきれいで良いように思いました。是非また行きたいと思います。