那覇市を訪れた際に「メルキュールホテル沖縄那覇」に宿泊しました。那覇市内には選ぶのが困るほどたくさんのホテルがありますが、私がこのホテルを選んだのは、ゆいレールの駅から徒歩2分というアクセスの良さです。お値段は土曜の夜の素泊まりで、1泊15,900円でした。春節の時期で混雑するのかちょっと高いですね。通常の土日だと、12,000円くらいからプランがあるようです。ではどんなホテルだったかご紹介します。
アクセスと立地
那覇空港で飛行機を降りた後、ゆいレールに乗り約10分。4つ目の駅である「壺川駅」がホテルの最寄り駅です。壺川駅からは徒歩2分というアクセスが大変良いホテルです。
ゆいレールの駅から近いと、国際通りや首里城など、ゆいレールを使って出かける観光やショッピングにも便利です。ホテルの前には川が流れていて、その向こうは運動公園になっています。翌朝、散歩に行ったので、後程紹介します。
ホテルの周辺はオフィス街とマンションのようで、土曜日は昼間も夜もとても静かでした。駅からホテルまでの間にコンビニが1軒あるので、おやつや飲み物を買うにも便利です。 それではさっそくチェックインしましょう。
フロントのスタッフは皆さん外国人でした。アジア系と欧米系の方でしたが、皆さん日本語が上手でびっくり。親切に対応してくれました。
用意された部屋は4階でした。エレベーターの利用には、部屋のカードキーをかざしてから目的の階のボタンを押す仕組みです。
客室
スタンダードダブルという部屋を予約しました。広さは16平米。このホテルにはグレードの高い部屋もあり、そちらは21平米とか25平米など広いようです。今回は部屋でくつろぐつもりはなかったので、一番安い部屋にしました。
ドアを開けると大きな窓から光が入り明るいのですが、撮影すると逆光でちょっと暗く見えますね。荷物を置けるスペースもあり、1人で滞在するのなら十分な広さです。
窓の方から部屋を見るとこんな感じ。
500mlの水が2本サービスされていました。2人で利用するお部屋なんでしょう。部屋着やシャンプーなどのアメニティも2人分用意されていました。飲み物はさんぴん茶のティーバッグはありましたが、コーヒーはありません。電気ポットがあるので、ドリップバッグを持参すれば部屋でコーヒーが飲めますね。でもお値段を考えると、1つくらいサービスのドリップバッグがあっても良いかなと思いました。
お茶セットの下に小型の冷蔵庫があり、中身は空。電源は入っていないので、必要に応じて自分でスイッチを入れるタイプです。
部屋着はワンピースタイプでした。
バスとトイレはユニットバス式です。バスタブの大きさは広くはないけれど、私の体格で1泊だけなら特に不満はありません。鏡は中にヒーターが埋め込んであり、曇り止め機能がついています。バスタブ側と洗面台とは蛇口が別になっているのも良いですね。どちらもシングルレバーの混合水栓で使いやすかったです。
トイレはもちろんウォシュレットですが、便座が冷たかったのが意外でした。
アメニティはこのように使いきりタイプで、シャンプー、コンディショナー、シャワージェルの3種類が用意されています。
ドライヤー、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリの用意もありました。
コンセントは、デスクの上やベッドサイドにもあります。ベッドサイドは物が置けるスペースがあるのでスマホを目覚ましにがわりにしつつ、就寝中に充電も楽々。その他のデジタル機器の充電にも困りません。
Wifiはチェックインの時にpwを書いた紙を渡されます。サクサクつながりました。
ベッドの脇には空気清浄機も用意されていました。
食事
夕食はどうする?
ホテルのレストランは朝食とランチのみの営業なので夕食は外に食べに行くことになります。定番は国際通りでしょう。ホテルの目の前がゆいレールの駅なので、国際通りに行くのも苦になりません。
この日は15時にチェックインした後、荷物は部屋に置いて、ゆいレールで首里城に行き、帰りに国際通りで夕飯を食べました。
朝食はどうする?
素泊まりのプランでも簡単な朝食がサービスでついていました。こんなチケットを渡され、このチケットを持って1Fのレストランに行くと、パンと果物、ドリンクが提供されます。
提供される食事はこんな感じ。コーヒー飲みたいと思って聞いたら、コインを渡され、フロントの横の機械でどうぞ、と言われました。行ってみたらコーヒーマシンではなく通常の自販機で、コーヒーは缶コーヒーのことなのでした。ちょっとがっかりだったので、隣のビルにあるファミリーマートで100円コーヒーを買いました。
朝食を外食してみる
ちなみに私はちょっと歩いて、外のカフェに朝食を食べに行ってみました。なかなか評判の良いベーカリーがあるようだったので。オハコルテベーカリーというお店です。
ホテルからは徒歩10分くらいでしょうか。朝の散歩というわけです。
お店は7時半からオープンし、7時半から11時までが朝食メニューの提供時間です。で、こちらが朝食のメニュー。どれも美味しそうです。
私は厚切り食パンと自家製ジャムをチョイス。ドリンクがついて税込み990円でした。ベーカリーの厚切り食パンだけあって、美味しかったです。ちょっとお値段は高いけどね。
私は開店と同時に入店し、その時は私が一番乗りでしたが、10分もすると店内のテーブルは半分くらい埋まっていたと思います。すぐ近くにルートインがあるので、そこからお客さんがやってくるのかもしれません。
ベーカリーなのでパンの販売もしているし、その他いろいろ飲み物や食品などを販売しています。
夜8時まで営業していて、ハンバーグなどのメニューもあるので、夕飯を食べに来ても良いかも、と思いました。(ラストオーダーは7時のようです)
公式サイトはこちらです。
食後の散歩はホテル近くの運動公園へ
朝食の後、ホテル近くの運動公園に散歩に出かけました。ホテルからだと壺川駅の近くの橋で川を渡ります。
運動公園の中は朝のジョギングやウォーキングする人たちがいました。野球場や武道館、テニスコートなどがあり、かなり広い公園です。緑が多く、池にはサギがいたりして、散歩にはもってこいの場所。こういう場所がホテルから徒歩5分程度の位置にあると、気分転換にも良いですね。
まとめ
ホテルは新しくて清潔で快適でした。15,000円払う割には、思っていたより部屋は広くないと思いましたが、春節の時期の土日だとこのくらいのお値段なのかもしれません。スタッフはほとんどが外国人ですが日本語は問題なく、皆さんすごい努力家だな、と感心しました。外国人スタッフが多いところを見ると、お客さんも外国人が多いようです。夜は廊下で中国人のおばさんの話し声が聞こえましたが、気になって眠れないということもありませんでした。ホテル周辺はオフィス街なのか、夜は本当に静かでした。食事する場所がホテル周辺にはなさそうでしたが、ゆいレールで国際通りに出かければ全く問題はありません。リゾート気分を味わうホテルではないですが、空港からも国際通へも近くて便利なホテルでした。
ゆいレールの駅から近いホテルは他の駅にもいくつかあって、値段ももっと安いホテルもありますので、予算やニーズに合わせて選ぶと良いと思います。