新型コロナの影響ですっかり鉄道旅と温泉旅から遠ざかってしまいました。仕事も在宅勤務中心になり、ホントに家で過ごす時間が長くなりました。けれども前回のエントリで書いたとおり、こんな生活のおかげで生活の質が向上した部分もあり、悪くない自粛生活を送っております。
今回はそんな自粛生活の中で「オンラインレッスン」なるものを試したのでご紹介します。
色鉛筆の塗り絵を始めてみた
今年のゴールデンウィークは勤務先の休業もあわさり、13日間という長期休暇。せっかく時間がたっぷりあるので、色鉛筆での塗り絵を始めました。たまたま手元に亡くなった母が残してくれた色鉛筆36本セットがありまして。介護施設でも「色鉛筆画」の アクティビティがあるくらいですから、たぶんボケ防止に効果があるのではないかと思うのです。また色を扱うとなんとなく右脳を使うように思うのもいいな~と思ったんですね。水彩画より手軽に楽しめるのも魅力でした。
オンラインで色鉛筆のレッスンを受ける
まずは適当に塗ってみたのですが、まったくうまく塗れません。近所に教えてくれそうな教室もないし、あったとしても今の時期、対面での指導は難しいでしょう。動画を探すとYoutube にたくさん塗り方が出ていて、動画を見ながら塗ってみましたが、うーん、いまいち。公開している方の塗り絵は素晴らしいのに、全然そんな感じに塗れません。そこでオンラインセミナーを受講してみました。受講したのは「カフェトーク」に登録されているセミナーです。
レッスンを検索してみたら、なななんと、私が見ていたYoutubeの動画を公開している方が先生のレッスンがありました! 対面のセミナーでは遠くにいる先生のレッスンを受けることはできませんが、オンラインなら憧れのあの先生のレッスンを受けることができるわけです。自粛生活にならなかこんな経験できなかったと思います。13日間のお休み中に3回レッスンを受けることができ、たくさんの学びがありました (が、腕はそう簡単には上達しません)。レッスンはスカイプで行われ、私の場合は1回30分、1回につき2000円でした。
手元カメラはスマホで代用
そうそう、色鉛筆の塗り方を習うので、お互いの顔を見るのは冒頭のみ。あとは先生も私も塗っている手元を相手の画面に出します。手元を映すためにWebカメラを買おうかなと思いましたが、スマホをスカイプのカメラとしても使用可能ということだったので、スマホで代用しました。こちらの記事を読みながら設定したら、私にも簡単にできました。
ホルベインの色鉛筆は気分を上げてくれた
塗り絵をしていると、どうも母が残してくれた色鉛筆だとしっくりこないんです。先生がよく使用している色鉛筆を含めて、異なるブランドの色鉛筆を何本かかバラで買ってみたのですが、塗り心地が違うんです。
こちらが母が残してくれた36色セット。ヴァンゴッホというブランドです。決して悪い色鉛筆ではないし、文房具の色鉛筆ではなく画材としての色鉛筆です。
レッスンをしてくださる先生が愛用されているのはホルベインというブランド。最初はバラで購入していましたが、思い切って36色セットを買ってみました。あけてビックリ。セットされている色の色合いが全く違うんです。とても鮮やかな36色でとても気分があがりました。
異なるブランドの36色セットを購入することなんてまずないと思いますが、こうやって比べてみると、ヴァンゴッホの色鉛筆のセットは渋いですねー。渋い色鉛筆も登場場面があるとは思うので、種類が増えたと思ってこれからも楽しんでいこうと思います。
夢中で色を塗っているとあっという間に時間が経つんです。え? 私の作品? とてもお見せできるレベルではないので、またいずれ・・・