鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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女子旅にもおススメな「TOHOKU EMOTION」に往復乗ってみました

TOHOKU EMOTIONはJR東日本が運行している観光列車です。沿線の風景を楽しみながら、車内で美味しいお食事やスイーツを頂けるのが魅力です。JR東日本の予約サイトだと、予約は2名からになっていて、ひとり旅が多い私は乗る機会がなかったのですが、学生時代の友人2人が一緒に行こうよと誘ってくれて、女3人での女子旅をしてきました。静岡から行くと日帰りはちょっとつらいので、1泊2日で出かけてきました。乗車記と併せて全体の行程もご紹介します。2024年6月の旅です。

本文中にはTOHOKU EMOTIONを東北エモーションと表記している個所があります。

TOHOKU EMOTIONの概要

  • 東北エモーションは青森県の八戸駅を出発し、八戸線を久慈駅まで走ります。
  • 行きは車内でランチを、折り返しの帰りはデザート&アフタヌーンティーを楽しみます。
  • 1号車はコンパートメントタイプ、3号車はオープンダイニング、2号車はライブキッチンやビュッフェで利用します。コンパートメントは2~4人で利用可能で、2-3人での利用だと4人で利用するより一人当たりの料金はちょっぴり高くなります。

詳細はこちらのサイトをご覧ください。予約もこちらからできます。

www.jreast.co.jp

行きはランチを堪能

ランチコースは2024年6月時点では八戸駅を11時6分に出発します。東京を朝7時32分に出発するはやぶさに乗ると間に合います。私が生息する静岡からだと朝が早すぎるので、盛岡のつなぎ温泉に前泊して利用しました。

八戸駅にて出発前に撮影

3両編成ですが、乗降口は2号車の1か所のみです。レッドカーペットが敷かれていました。この外観からもわかる通り、TOHOKU EMOTIONは列車全体がまるまるレストランというコンセプトの列車なのです。

乗車口

出発10分前くらいになるとドアがあき、どうぞご乗車下さいとスタッフがお出迎えしてくれます。入り口で乗車票を見せると、あなたは1号車ですとか3号車ですと案内してもらえます。私達女子会3人組は1号車の座席を予約していました。

こちらが予約した座席。コンパートメントなんです。女子会はおしゃべりに花が咲きますから、他のお客さんを気にしなくて良いコンパートメントは女子会にぴったりです。

コンパートメントを予約しました

各コンパートメントの扉の横にクローゼットがあり、コートや上着を掛けておくことができますが、キャリーバッグは入らなそうなサイズでした。

テーブルにはメニューが用意されています。このメニューの紙は記念に持ち帰ることができます。

ランチメニュー

メニューの右側は飲み物のメニューなのですが、お好きなだけと書かれています。フリードリンクなのはお値段気にすることなく楽しめるし、降車前の会計も不要で良かったです。アルコールを飲まない私にはちょっとお値段は高いのかもしれませんが、この際そういうことは気にしないようにしましょう。

フリードリンクです

まずはウェルカムドリンクがサービスされてきました。リンゴ味のサイダーはさっぱりしたお味です。みんなで乾杯も楽しい。普段のひとり旅では味わえない瞬間。

ウェルカムドリンクで乾杯

お食事は前菜から。蓋つきのボックスが運ばれてきました。ボックスの中には一口サイズのお料理がたくさん。見た目もきれいです。

蓋を開ける楽しみも味わえる前菜

お箸袋もTOHOKU EMOTION。記念に持ち帰り人がいそうです。

お箸袋

お料理とおしゃべりに夢中になっていると、車窓の景色を見忘れそうですが、景色の良い場所ではアナウンスが入り、走行速度もゆっくりになります。観光列車ならではのサービスです。

最初の見どころは蕪島神社です。ウミネコの繁殖地としても有名な場所です。

蕪島神社

蕪島神社を通過すると列車は太平洋に出ます。この辺りもなかなかの絶景で列車は速度を落として走行してくれます。

大平洋

八戸線は太平洋沿いを走る路線ですが、海ギリギリばかりを走るわけではなく、線路と海の間に林があったり、民家があったりするので、ずーっと車窓にくぎ付けというわけではありません。その間にお料理を楽しみます。メインデッシュが運ばれてきました。

ポークのローストにほうれん草とホヤのピュレが添えられています。

メインデッシュはポーク

列車は階上駅に到着。ここで反対側からくる列車と列車交換のため数分停車しました。

続いてお食事です。お寿司とお澄ましという形で提供されました。

お食事

鯖寿司は昆布で巻いてあります。

お稲荷さんと鯖寿司

お食事が終わる頃、列車は再び海沿いへ。今度は美しい弓型の浜が広がる海岸です。

弓型の海岸付近を走行

お友達が何かを発見したようです。

前方に何かあるらしい

これは大震災からの復興のメッセージなのかも。八戸線は3.11の大震災で全線不通となりましたが、約1年後には全線復旧した路線です。

夢をのせてJRのメッセージ

Google mapにも掲載がありました。

さらにさらにこんな嬉しいおもてなしが。沿線の皆さんが大漁旗を振って歓迎してくれました。観光列車ならではの車窓の風景です。ありがたいことです。観光列車に初めて乗車した友人はかなり感動していました。

地元の皆さんのおもてなし

お食事はしめくくりのデザートが運ばれてきました。何やらふさのついたオシャレな箱です。開ける楽しみがありますよ。

デザート

蓋を開けるとこんな感じです。胡麻豆腐に水ようかんと色合いはやや地味ですが美味しかったです。

デザート

デザートをいただいている間も列車は海沿いの絶景区間を走行していて、ここでも再び沿線の皆さんからの歓迎を受けました。ホント、皆さんありがとうございます。

延線の皆さんからのおもてなしPart2

ランチコースではお土産がついています。コンパートメントのテーブルについている引き出しを開けると、東北エモーションのロゴマーク付きのエコバッグが入っていました。

お土産のエコバッグ

この後線路は内陸に入り、海は見えなくなります。間もなく終点の久慈駅です。八戸駅を出発して約2時間、あっと言う間でした。

久慈駅

久慈駅でも大漁旗でお出迎えがありました。

久慈駅のおもてなし

デザート&アフタヌーンティーコース

帰りは久慈駅を14時18分に出発です。14時くらいから改札が始まりホームに入れました。乗車する時にはアテンダントさんから「お帰りなさいませ」と迎えられました。帰りも女子旅ではコンパートメントを予約しました。

まずはデザートコースのメニューから。最初にプレートで提供された後は、2号車でデザートビュッフェで好きなものをいただくシステムです。

デザートコースのメニュー

出発するとプレートが運ばれてきました。

テーブルサービスのプレート

プレートのデザートを食べている間に、2号車ではデザートビュッフェの準備が進んでいます。ビュッフェの準備ができるとアテンダントさんから「準備ができました」と声がかかります。ということで、2号車へ。

カウンターの上には数々のスイーツが並んでいます。甘いものばかりではなく、マリネやナッツの用意もあり、スイーツの合間に食べると味がかわってさらにスイーツが入ります。

カウンターに並ぶスイーツの数々

全部1種類ずつ取りたかったのですが、ランチコースでお腹いっぱいになり、全部は入りきらなそうだったので、食べれる量を取りました。

デザートビュッフェでいただいてきました

ランチコースの時には、八戸駅を出発すると終点の久慈駅までドアは開きませんが、デザートコースは種差海岸、鮫、本八戸でドアが開き下車可能でした。

私達は終点の八戸まで乗車しまして、定刻の16時1分に到着しました。この後は16時16分発のはやぶさに乗って帰宅しました。東京に住んでいると当日の朝出発して日帰りで楽しむこともできるんですねー。

往復乗車の際の時間の過ごし方

私達はランチコースで久慈駅で降りたあと、折り返しのデザートコースにも乗車しました。そういうお客さんも半分くらいいたように思います。デザートコースの出発まで1時間15分ほど時間があったので、駅周辺を少し散策してみました。

あまちゃんの展示とマンホールカード

久慈はNHK朝ドラの「あまちゃん」の舞台でもあります。あまちゃんを見ていた友人は、とても感慨深げに駅前の廃ビルに掲げられた看板を眺めていました。実際にドラマに登場した看板とのこと。私も007のロケ地に行くとテンション上がりますから、友人の気持ちはよくわかります。

朝ドラ「あまちゃん」に登場した看板

私は駅横の「久慈市情報交流センター YOMUNOSU」に用事がありまして。それは久慈市のマンホールカードをもらうことです。以前八戸線に乗って久慈駅に来たことはあるのですが、その先三陸鉄道の列車に乗り継ぐ時間が短くて、マンホールカードをもらいに行く時間がなかったのです。再び久慈駅に来られるとは思っていなかったので、今回は本当に友人たちに感謝です。

駅隣のYOMUNOSUでマンホールカードをゲット

久慈市のマンホールカードにはさかなクンがデザインしたそうです。実物の蓋も交流センター入り口前に設置されています。

実物の蓋もセンター前に設置されています

センターの中もあまちゃんにちなんだ展示がされています。

情報交流センター1階

道の駅で素晴らしい山車を見てみよう

帰りの東北エモーションの出発までまだ時間があったので、道の駅に行ってみました。ランチコースでお腹がいっぱいになっていたので、なんとかカロリーを消化しなくては、という感じです。片道10分もかからない距離で、腹ごなしの散歩にちょうど良いです。

道の駅で惹きつけられたのは、こちらの山車です。2階建てをぶち抜きいたホールいっぱいの大きさがあり壮観でした。

見事な山車

大型トラックを解体してその荷台を利用して製作するそうです。お祭りは9月の第三金曜から日曜日に開催されているようです。

お祭りは9月の第三金曜から日曜日

検索したら動画もありました。


www.youtube.com

 

ドラゴンアイとつなぎ温泉を組み合わせてプランニング

学生時代の友人達と東北エモーションに乗車するのが目的でしたが、静岡からだと前泊して乗車するのが無難な行程です。1日目どこに行こうか思案して、私が提案したのは八幡平のドラゴンアイを見に行くことでした。

私は以前一人でドラゴンアイを見に行ったことがありましたが、その時はまだ早かったんですよね。当時の様子はこちらの記事で紹介しています。

www.frostmoonweb.com

2024年は雪解けが例年より早く進み、5月末はちょうど良い感じでした。天気予報は雨予報で、八幡平に向かう高速道路上は土砂降りでしたが、八幡平の駐車場についたら雨はやみ、日も射すほどのお天気となり、友人2人にドラゴンアイを見ていただくことができました。結構喜んでもらえて、プランニングした私としても嬉しかったです。

2024年5月31日のドラゴンアイ

宿泊は盛岡つなぎ温泉

ドラゴンアイを見た後は、高速を盛岡まで戻り、つなぎ温泉の四季亭に宿泊しました。楽天トラベルで予約したら、あれこれ割引があり、1泊2食付きで1人18,000円くらいで泊まれました。その割に部屋も広く、お食事も良く、スタッフも親切で、友人たちに感謝されました。

www.shikitei.jp

まとめ

普段ひとり旅が基本の私ですが、今回の旅は女子会旅となり、普段と違って楽しかったです。東北エモーションのコンパートメントは個室感があり、自分たちのおしゃべりに集中できるのも良かったです。女子会向けの観光列車と思いました。

食事もデザートも美味しいので、人気なのもうなづけます。地元の皆さんが大漁旗を振って歓迎してくれるのも観光列車ならではのおもてなしで嬉しくなります。

東北エモーションそのものも楽しかったのですが、久慈駅で折り返しの列車を待つ間に行った道の駅の山車には感動しました。久慈駅で余裕のある方は、是非見に行ってみて下さい。

1泊2日のプランもお友達に満足してもらえたようです。プランニングから切符や宿の手配まで私が担当したのですが、旅行の話が決まった途端に、すべての手配事項が完了したので、「あっという間に決まって行ったのがすごかった」というフィードバックをいただきました。こういうプランたてるのは結構好きなのです。ということで、次回の女子会旅はいつ・どこに行こうかな、などと思案しています。

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