鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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2023年9月海外旅行筋の筋トレに。1人でも行けたよシンガポール

2023年は6月にものすごーく久しぶりに、海外旅行に出かけました。この時はカリスマ添乗員が日本から同行してくれて、自分では何もしなくても目的地を回り無事帰国しました。添乗員さんがついてくださるのはとてもありがたかったのですが、以前は自分であれこれ手配して海外に出かけていた私。果たして私は今でも一人で海外旅行に行けるのだろうか?と思い久しぶりに1人で海外に出かけてみました。海外旅行もIT化が進んだので、顔パスやらVisit Japanの税関申告など、いろいろ体験したいという目的もあります。行き先はシンガポールで、とにかく海外に1人で行く練習が目的だったので、日程は短く2泊3日の行程です。

シンガポールは海外旅行筋トレにおススメ

シンガポールには2000年に1度行ったことがあります。その時も一人旅でした。治安が良く街もきれいで、チップの習慣もなく、私は英語を話せないけど、現地の人はたいてい英語を話してくれます。観光客にお土産物を売りつけに人が群がってくる、なんてこともありません。久しぶりの海外一人旅は、ハードルが低い国が良いなと思い、海外旅行筋の筋トレ先にシンガポールを選んだのです。

海外一人旅初心者にもおススメのシンガポール

海外旅行筋トレで体験したかったこと

顔認証のチェックイン

成田からスイスに行った時には、添乗員さんから搭乗券をもらい、有人カウンターで荷物を預けました。今回は羽田発のANA便でカウンター前にはズラリと顔認証システムの機械が並んでいます。これ、使ってみたかったのです。

Face expreeの端末

ANAは事前にオンラインチェックインができるので、私も前日のうちにオンラインチェックインを済ませました。わざわざFace expressでチェックインしなくても良かったのかもしれませんが、何事も経験ということで、Face express使ってみました。

顔認証でチェックインしておくと、保安検査場ではパスポートや搭乗券を出さなくても、顔パスでゲートが開き、検査が受けられました。

顔パスでゲート(青い矢印の透明な板)が開く

今回はビジネスクラスを利用したので、優先レーンが使用できました。事前に他の方のブログをチェックすると、ビジネスクラスでも優先レーンが使用できないという記事も見当たりましたが、この日は優先レーンが使えました。でも通常レーンの方も全く混んでおらず、優先レーンのメリットはあまり感じませんでした。

顔パスでゲートが開くのは、いちいちパスポートを取り出さなくても済むので便利だと思いました。ただ保安検査を抜けた後の出国審査では、結局パスポートを取り出して、顔認証するので、本当に便利なんだかどうなんだか、よくわかりません。出国審査も顔パスできると良いのにな、と思いました。

オンラインの入国システム

シンガポールへ入国する人は、あらかじめネット上で入国手続きすることが求められています。アメリカのESTAみたいなものだと思えばよろしいかと。

以下のサイトから手続きします。

https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/

「submit online」を押します。

Submit Onlineを押して次の画面へ

次の画面になると、右上の言語設定で日本語が選択できます。日本人がシンガポールに行く場合は、ほとんどが右のボタンを押すことになります。

日本語に切り替え可能

日本語になってしまえば、特に迷うこともなく、入力できました。

シンガポール到着の3日前からでないと申請できません。何事も早めに処理しておきたい私は、1週間くらい前には完了しておきたい心境でしたが、3日前からでないと申請できません。申請が完了すると、申請時に登録したメールアドレス宛に、申請完了のメールが手出来ます。

シンガポールの入国審査の前では、事前の申請済みの人とそうでない人で、行き先が振り分けられていました。私は事前申請済の矢印のしたがって進むと、顔認証と親指の指紋を登録して入国審査を通過しました。通過すると、登録したメールアドレスに通知が届きます。なので、シンガポールにいる間に、登録したメールアドレスにアクセス可能なスマホを準備しておく必要があります。つまり、スマホがない人は入国できないわけです。これ、JTBのサイトにもスマホを持っていない人は必ずレンタルしてください、と書いてありました。世の中これが標準なのですね。

https://mirai.jtb.co.jp/rweb/digital_brochure/image/singapore_travel_procedure.pdf

私はドコモユーザーなので、海外に行く時には、ドコモの海外対応サービスを利用しています。ルーターをレンタルする手間もなく、SIM購入も手間もなく、自分が通常契約している容量をそのまま海外でも使えるサービスです。お値段もなリーズナブルと思います。

www.docomo.ne.jp

マリーナ・ベイ・サンズの列に並ばないチェックインとチェックアウト

シンガポールの滞在先は、泊まってみたいホテルの一つ、マリーナ・ベイ・サンズです。公式サイトから予約したら、アプリの案内があり、このアプリを使うと、チェックイン・チェックアウトは列に並ぶことなく手続きができるとか。なかでもチェックインをアプリを通じて行うと、スマホが部屋の鍵になり、チェックインカウンターに立ち寄らなくても、そのままお部屋に行けるとありました。

jp.marinabaysands.com

事前に入力が必要な情報は入力して出かけましたが、ホテルのエントランスについたら、スタッフがチェックインの列に誘導してくれて、しかも2人くらいしか並んでいなかったので、結局有人カウンターで通常のチェックイン手続きをしました。

チェックアウトはカウンターに寄らずに、カードキーをドロップするだけの方法でチェックアウトしました。チェックアウトの時にも行列はなかったけれど、カウンターに寄らずに手続きできるのは便利ですね。

エクスプレスチェックアウト用の箱

地下鉄にクレジットカードタッチ決済で乗車

シンガポールはMRTと呼ばれる鉄道が縦横に走っていて、市民にとっても旅行者にとっても便利に利用できる交通機関です。日本だとSuicaでピッと乗りますが、海外ではSuicaでは乗れません。ガイドブックを見ると、スタンダード・チケットにしろ、イージー・リンクカードにしろ、券売機でカードを買ったりチャージする手間があるようです。

シンガポールのMRTはクレジットカードのタッチ決済でも乗車できます。手元の2021-2022のガイドには載っていなかったので、タッチ決済で乗れのようになったのは最近なのかも。クレジットカードの手数料がオンされるようですが、イージーリンクカードは払い戻しの際、カード代は戻ってこないようなので、私のように利用回数が少ない人は、クレジットカードのタッチ決済が便利だと思います。

MRTの改札はクレジットカードのタッチ決済が可能

現金をなるべく使わない

シンガポールは日本よりキャッシュレス化が進んでいるイメージがあります。念のため羽田で両替して持って行きましたが、結局一度も現金を使わずに帰国しました。

現金持って行ったけど使用せず

6月にスイスに行った時には、公衆トイレでコインが必要だったり、ホテルのルームメイドさんへのチップが必要だったりと、少額ですが現金が必要でしたが、シンガポールはチップが必要なく、トイレもチップ不要でした。なので、両替した分をまるまる日本円に戻しましたが、手数料分を損しました。こんなことならもっと少額にしておけばよかったと思いました。

ホテルから空港に向かうタクシーを利用する際、現金のみ、というタクシーに当たりまして、現金持っていましたが、使いたくなかったので、カードで乗れるタクシーが来るまで10分ほど待ちました。

CASH ONLYのタクシーもたまにある

ホテルのエントランスから乗車する時は、ホテルのスタッフが支払い方法を確認してくれるます。クレジットカードで払いたい旨伝えると、ちゃんと車を選んでくれるので、安心して利用できました。

帰国時の税関申請をオンラインで

デジタル庁の取り組みの一つ、Visit Japan。ワクチン接種証明が必要な時には、ずいぶんと話題になりましたが、その後どうなっちゃったのかなと思い、今回、帰国時の税関申告書を紙ではなく、Visit Japanのサイトから申請してみました。

紙の税関申告書ではなく電子申告してみた

6月にスイスから帰国する時にも一応入力はしてあったので、パスポート番号や氏名・住所などは、スイス旅行時のデータをそのまま使えるので、改めてパスポート番号などを入力する必要がないのは、超便利。紙だと全部手書きしなくてはならないので、これは利用する価値があると思いました。

ただ、いざ税関のゲートを通ろうとした時に少し戸惑いました。イメージではQRコードを表示したスマホを手に、ゲートに向かえば良いと思い込んでいたのですが、ゲートよりももう少し手前、具体的には税関申告書の紙が積んである記載台のところにQRコードを読み込ませる端末があったのです。係の方が声をかけてくれるので、気が付かずにゲートに行くようなことはないのですが、人の流れとしてちょっと不自然な印象がありました。この端末にQRコードかざして手続きすると、係官がいるゲートを通過できる、という仕組みでした。

海外旅行は筋肉のようなもの

6月にスイスに出かけて感じたのは、海外旅行は筋肉のようなもので、適度な頻度で出かけていると海外旅行筋が鍛えられて、旅に出るハードルが下がるけど、行かないと海外旅行筋が衰えて、ますます出かけにくくなるということです。まだ行ってみたい場所があるので、適度に海外旅行筋を鍛えつつ過ごしたいと思います。

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まとめ

2泊3日の短期間でしたが、旅行会社を使わず、航空券やホテルの手配を自分で行い、入国に関する諸手続きも自力でできたので、ちょっと海外旅行に行く自信がついたというか、ハードルが下がったように思います。顔認証技術のおかげで、入国審査で行列なんてこともなく、ITの恩恵を感じました。

地下鉄もタッチ決済で乗れるし、タクシーもほぼカード決済可能で、クレジットカード特にタッチ決済ができるクレジットカードとスマホは海外旅行のMUSTアイテムだなー、と今さらながら思いました。

2泊3日を昼間便で行き来したので、シンガポールにいたのは実質1日でした。ちょびっと観光したので、こちらにまとめました。

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宿泊は屋上のインフィニティプールが話題のマリーナ・ベイ・サンズです。

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シンガポールは快適で旅行者にも優しく感じたので、また個人旅行で行きたいと思います。

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