鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

50代から始めた乗り鉄で温泉とご当地マンホールの捕獲を楽しんでいます。女一人旅の旅行記メインのブログです。

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雪の山並みが絶景の大糸線

2018年の勤労感謝の日の連休を利用して、篠ノ井線の姨捨駅で日本三大車窓を楽しみ、糸魚川に泊まったあと、大糸線を乗りつぶしました。前夜の雨が山では雪となり、真っ白な山並みを楽しめる絶景路線でした。

糸魚川駅から出発

大糸線は長野県の松本駅と新潟県の糸魚川駅を結ぶ全長105.4キロの路線です。おもしろいのは、途中でJR東日本とJR西日本に分かれていること。大糸線走破は、糸魚川駅から松本に向かうことにしました。糸魚川から南小谷まではJR西日本の区間です。この区間は非電化なので気動車に乗ります。走っている本数は少ないので、効率よく走破するには時間調べて出発した方が良いです。大糸線のホームに向かうと、こんな表示が。1本のホームを前後で行先を分けているようです。越後ときめき鉄道の出発駅でもあり、ホームはJRと越後ときめき鉄道との共用です。

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大糸線のホームに向かう

階段を下りたら、越後ときめき鉄道の直江津行列車が停まっていました。

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直江津行きの越後ときめき鉄道の列車

大糸線を説明するボードがホームにありました。大糸線はほぼ姫川沿いに走る路線です。

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大糸線を紹介するボード

ホームからはキハが見えます。このキハは糸魚川駅構内にあるジオパル内に展示されています。キハ以外にも鉄道模型のジオラマもあって、列車の待ち時間に見学するのも良いです。鉄道好きには楽しい施設です。ホームからキハが見えるレイアウトにしてあるなんて、なかなかいいアイデアです。

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ホームからキハが見える!

キハで走るJR西日本区間

さて、そろそろ私が乗る大糸線の列車が入線する時間です。大糸線のホームで乗車位置を確認しましょう。列車によって2両編成だったり1両だったりするようです。

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乗車位置を確認

私が乗る列車が何両編成かわからなかったので、ホームにいた交代の運転士さんに聞くと、「1両ですよ」と教えてくれました。ついでに景色のことを尋ねると「基本は進行方向右手に姫川が見えます。時々川を渡ります。昨日山には雪が降っていて、紅葉もまだ残りがあるので、今日は素晴らしい景色が見えると思いますよ」とのこと。なんて親切な運転士さん。これはワクワクしますね。真っ先に乗って、進行方向右側の席を確保しなくては。乗車する列車が入線してきました。

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大糸線が入線

乗客は10人くらい。土曜日だったからなのか、土曜日でもこのくらいの人数なのかはわかりません。目立ったのは自転車を折りたたんで列車に乗る輪行の方が3人もいたこと。私も自転車に乗るのでどのあたりを走るのか聞いてみたら、簗場から松本までサイクリングをするそうです。景色を楽しめそうですね。羨ましい!

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間もなく出発の南小谷行き普通列車

車内はセミクロスシートでした。

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車内はセミクロスシート

トイレもついています。前方も眺められそうで期待できそう。

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キハの車内

車窓から向こうのホームにこんな碑が見えました。「汽笛一声百年之碑」とのこと。

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1番線ホームにある汽笛一声百年之碑

いよいよ出発

8:53、定刻通りに糸魚川駅を出発しました。

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大糸線走破の旅、出発です

進行方向に早速雪山が見えてきました。天気予報では雨が残る予報でしたが、青空で気分も上がります。

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早速雪山が見えてきました

前方の景色もいい感じ。もうちょっと窓がきれいだと最高なのですが。

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頸城大野駅に停車中に前方を望む

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頸城大野駅にて

やがて進行方向右手に姫川の清流が見えてきました。姫川は白馬辺りから糸魚川の日本海に注ぐ川で水質がキレイなことで有名らしい。水質ランキングで何度か日本一にも輝いているそうです。今回の旅では姫川のほとりを歩く時間はなかったので、水のきれいさを体感できなかったのが残念。

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進行方向右手に姫川

姫川、奥の雪をかぶった山、青空、いい景色ですね~

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姫川沿いを上っていきます

これから冬になると雪も積もるので、こんな雪をさけるトンネルも(トンネルと言わないのだろうけれど)。

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時々姫川にかかる鉄橋も渡る。ワクワク。

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鉄橋を渡る

あ、変電所だ。小滝という駅のちょっと手前付近です。橋梁のカーブ具合がイイですね。

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鉄橋を渡ると変電所

さらに姫川沿いを上流へ。対岸には塩の道の千国街道の国道148号線が走っています。国道も雪よけトンネルに覆われていますね。

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姫川の対岸を走る千国街道は雪よけトンネルの中

ダムも見えました。

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姫川に設置されたダム

ダムを過ぎて少し走ると、平岩駅に停車。向こうの壁に「白馬岳登山口」とか「蓮華温泉入り口」とか書いてあります。温泉の表示に思わず行きたくなります。調べてみると山の中の一軒宿とか。この駅や糸魚川駅からバスが出ているそうで、ますます行きたくなります。行きたい宿リストに加えました。

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平岩駅

平岩駅を出て間もなく右手に大きなホテルが見えました。ホテル國富という温泉宿です。WEBサイトによれば平岩駅から徒歩10分。山の中の一軒宿で静かに過ごせそう。一人でも泊めてくれるかどうかはWEBサイトではわかりませんでした。

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温泉宿のホテル國富

【公式】ホテル國富 翠泉閣

さらに列車は上流に向かいます。糸魚川からずっと上りなので、気動車のゴォーッというエンジン音が心地よいです。

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さらに姫川の上流を目指す

糸魚川駅を出て1時間2分、この列車の終点である南小谷駅に到着。

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南小谷駅に到着

南小谷駅はJR西日本とJR東日本の境目の駅です。糸魚川からこの駅までの区間は非電化でしたが、南小谷から松本方面のJR東日本の区間は電化路線なので、ここで乗り換えです。乗り換え時間は10分。乗り継ぎが良すぎてあまり駅を探索している時間はありませんでした。

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JR東日本の列車

糸魚川から乗ってきたキハの車両、お疲れ様でした。

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ありがとう、キハ

JR東日本区間の大糸線

ここからはJR東日本区間。南小谷駅を出て3つ目の駅、信濃森上駅に到着すると、前方に素晴らしい山並みが見えました。これは絶景です。思わず席をたって運転席の後ろから写真を撮りました。

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信濃森上駅にて白馬の絶景

素晴らしい眺めだなー。このへんに住んでいる人は毎日この山並みを見て生活しているのですね。

写真を撮って座席に戻ると、さっきまでボックス席を一人で占領していたのですが、対面に青年が座っていて、こんにちは、と挨拶され、聞けばこの辺の住人だとか。私が富士山の麓から来たというと、富士山を毎日見て過ごせるなんて羨ましいとのこと。青年にしてみると、この絶景は毎日見ているのでさしたる感動もない様子。毎日見ている景色にはあまり感動を覚えない、おもしろいものですね。

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白馬駅付近の車窓の景色

本当にダイナミックな景色です。実は当初、松本から糸魚川方面に進み、途中白馬駅付近の宿に泊まるプランを立てていました。が、ちょっと乗り継ぎが悪く逆方向からにしたのですが、もし白馬に宿泊していたら、お風呂からこの眺めを楽しめたと思うと、あー、泊まっておけば・・・と思いました。それはまたの機会にいたしましょう。

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雪山がダイナミックに迫る車窓の景色

列車は進み、やがて湖のほとりを走ります。白馬から松本に向かう時には、最初に見えるのが青木湖。続いて中綱湖、そして木崎湖です。3つの湖のことを仁科三湖といいます。中綱湖の近くに簗場駅という駅があり、糸魚川から輪行袋抱えて乗り込んだ人たちが下車していきました。この日は天気がよくて、サイクリングも気持ち良いでしょう。私も走ってみたくなりました。

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自転車を組み立ててる人達@簗場駅

木崎湖の向こうにも雪をかぶった山並み。静かでいい感じがします。

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木崎湖

信濃木崎駅で列車交換のためしばし停車。ここでも山の向こうに白い山並みが。夏もきれいなのでしょうけれど、雪をかぶった山が見える方が、信州らしさを感じがします。

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信濃木崎駅にて

反対側からやってきたのはあずさ号でした。松本から先、南小谷まで直通のあずさ号が走っているんですね。

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美しい山並み

南小谷駅を出て1時間11分でこの列車の終点、信濃大町駅に到着しました。ここでもう一度乗り継ぎます。

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信濃大町駅に到着

乗り継ぎの時間は17分。ちょっと余裕があるので、跨線橋の上からの景色を見に行きました。白い山並みが素敵です。

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信濃大町駅の跨線橋からの眺め

信濃大町からの列車はロングシートタイプでちょっと旅情にかけますが、松本に近づくにつれ、お客さんも増え、かなりの人が立っている状態になりました。

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信濃大町を出てからも白い山並みが見えた

信濃大町を出て1時間3分で松本駅に到着。ここからはスーパーあずさに乗り換えて帰途についたのでした。

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スーパーあずさに乗車

まとめ

篠ノ井線の姨捨駅からの眺めを楽しみに出かけた今回の旅の中で、実は大糸線はついでに乗ってしまおう程度の期待値だったのですが、前日が雨で当日快晴、というお天気運に恵まれ、予想外の絶景を楽しめる路線となりました。次回は大糸線の途中の温泉に宿泊したいものです。