2024年4月に、馬籠や妻籠などの歴史ある宿場町を歩いてきました。全体の旅の行程の都合で、馬籠宿の最寄り駅である中津川駅の宿に前泊して歩くことにしました。中津川駅から歩いて7-8分くらいの場所にある「お宿Onn中津川」に宿泊したので宿泊記をまとめました。中津川駅近辺に泊まって馬籠に行こう、という方もいらっしゃると思いますが、こちらの宿は館内も新しく大浴場もあっておススメです。
泊まってみるとお客さんはほぼ外国人。皆さんどうやってこの宿を調べてやってくるのでしょう。フロントも外国人の対応には慣れている感じでした。
「お宿Onn中津川」の概要
- 内装は新しく部屋もきれいで快適。特別室以外の部屋にバスタブはなく、シャワーのみ(トイレは客室内にあります)だが、大浴場がある。
- Wifiも快適
- 夕食付プランはないが、宿周辺に飲食店は多数あり困らない。
- 朝食はビュッフェスタイルで、メニューは豊富。
- 宿泊者はほとんどが外国人。
- 朝食付きプランで平日の夜に1人で泊まって16,000円くらい。クレジットカード利用可能
公式サイト
チェックイン
入口で靴を脱ぎます。でもそこにスリッパはありません。下駄箱に自分の靴を入れたら、靴下履いてる人は靴下で、素足の人は素足のままフロントでチェックイン手続きです。
お部屋に行くと使い捨てのスリッパがあり、館内ではそのスリッパで過ごせました。
客室
今回私が泊まったお部屋は一番安いお部屋です。ダブルサイズのベッドが1台のお部屋ですが、1人でダブルベッドは快適です。
ベッド以外にはデスクにできるカウンターにチェア、カウンターの上にはテレビもあります。ビジネスホテルっぽい感じです。
洗面台がテレビの横というレイアウトが珍しいです。洗面台のところには引き戸があるので、廊下と部屋のドアに加えて、室内にももう1枚扉があり、部屋の中はとても静寂です。
冷蔵庫やお湯を沸かすケトルもありました。コンパクトに必要なものがまとまっている印象です。こちらの宿では、フロント横に宿泊客が自由に飲めるコーヒーメーカーがあるので、コーヒー飲む人はそちらを利用するのが便利です。
部屋の空調も自分の好みの温度に調整できるし、枕元に部屋の照明のスイッチがまとまっているのも機能的。もちろんWifiも快適に使用できます。
お部屋には洗浄機能付きのトイレにシャワーがついています。私は大浴場を利用したので、シャワーは使いませんでした。
大浴場に行くので、ちゃんと湯籠も用意されていまして、この中にタオルが入っていました。
アメニティはフロントの横に用意があり、必要なものを各自持って行くシステムです。歯ブラシなどとともに、お部屋で飲む緑茶やほうじ茶もここに用意されていました。
部屋の広さは15m2と公式サイトに表示されています。広くはないですが、1人で泊まるだけなら十分な広さです。館内は新しくてきれいなので快適でした。
館内の様子やサービスなど
大浴場
お部屋にはシャワーのみでしたが、館内に男女別の大浴場があるのは助かります。それほど広い浴槽ではないけれど、洗い場は8人分くらいあり、隣の方との間には仕切りもあって快適です。温泉ではないようです。浴室内の撮影はできないので、脱衣所の写真のみ。脱衣所は鍵付きのロッカー方式で、ロッカーの向かい側に洗面台が3人分だったかな、ありました。ドライヤーも完備です。浴室内にはシャンプーやボディソープなどもそろっています。
大浴場は深夜1時まで。翌朝は5時から利用できます。
自販機も電子レンジもある
大浴場の近くには自販機コーナーがあり、こちらには電子レンジの用意もありました。コンビニでお弁当買ってきて、ここで温めてラウンジやお部屋で食べることもできます。
夜鳴き茶漬け
ラウンジでは夕食の提供はないのですが、夜7時からお茶漬けのサービスがあります。
ラウンジに行くと、お茶漬け海苔が用意されていて、その他にも具材が何種類か用意されていました。お茶漬け海苔なんて、海外の人には初体験かもしれませんが、英語の説明もあり、皆さん周囲の人のを参考にしながら楽しんでいる様子でした。
私のはこんな感じ。
いろいろメニュー豊富な朝食バイキング
夕食の提供はないですが、朝食はホテル内で提供があります。宿泊プランも素泊まりか朝食付きかだったので、私は朝食付を選びました。
カウンターにずらりと並ぶお惣菜。
飲み物もいろいろありました。
あれこれいっぱい取ってしまった。主食はご飯もパンも両方ありました。
夕食は外食
中津川駅周辺にどれくらい食事できるところがあるのかちょっと不安でしたが、全く問題ありませんでした。宿のすぐ近くに居酒屋さんやお蕎麦屋さん、ステーキを食べさせるレストランなど、種類も豊富。宿に聞くと、お食事処マップをいただけます。
私は宿の近所のお蕎麦屋さんで夕食にしました。
お蕎麦に一品ずつ頼める天ぷらをつけて夕飯にしました。
まとめ
駅から歩いて10分かからず、宿周辺には飲食店もあり、夕食付プランはなくても問題ありませんでした。翌日の馬籠に行くバスは駅前から出るので、駅から近いのも良いです。馬籠と妻籠をハイキングするための前泊宿としてはとても良いと思いました。
翌日は予定通り、駅前からバスに乗り馬籠に向かい、妻籠の少し手前の大妻籠までハイキングしました。その模様はこちらです。
こちらの宿に泊まる前は、中央線の恵那駅で接続している明知鉄道の寒天列車に乗車しました。