鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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ホテリ アアルト105号室 部屋に源泉かけ流しの温泉付きで1人でお籠りしたい人にぴったり

「ホテリ アアルト」は、磐梯山近くの自然に囲まれた中に佇む全17室の宿。温泉宿を紹介する雑誌で時々見かけていて、素敵なお部屋とロケーションが気になっていました。こちらの宿の部屋はすべて趣が異なるのですが、雑誌で見た105号室がとても印象に残り、105号室の予約がとれる日を狙って泊まってきました。105号室には源泉かけ流しの温泉があり、部屋もとても広いです。1人でお籠りしたい人にはぴったりのお部屋でした。1泊2食で58,000円と、私にとっては気軽に泊まれるお値段ではないのですが、お部屋も食事も素晴らしく、とても満足できる滞在となりました。特に呑兵衛さん、ドリンク代は料金に含まれるオールインクルーシブのシステムですのでおススメですよ!

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ホテリ アアルトとは

「ホテリ」はタイプミスではありません。フィンランド語でホテルの意味で、アアルトは波という意味。山口由美氏の著書「一度は泊まりたい 粋な宿、雅な宿」によれば、もともとはとある百貨店の保養施設として建てられました。

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百貨店の保養所として建てられた建物

その後とある市の山荘として使用されていましたが、2007年に閉館とともに郡山市で住宅のリフォームなどを手掛ける八光建設が取得して改装し、2009年からホテルとして開業したとのこと。

木造の施工例を見ると、木をふんだんに使用した温かみのある建物やお部屋がいくつも紹介されています。

八光建設 | 福島県郡山市の住宅・リフォームで自然と共生する豊かな都市づくりを

沼に面した温泉付きの105号室

ではさっそく今回宿泊した105号室を紹介します。アアルトの客室は本館と後から増築された別館に分かれていて、別館のお部屋はすべて源泉かけ流しの温泉がついています。なかでも105号室は敷地の沼に面していて景色が楽しめるのと、部屋が広いのが特徴です。

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105号室

ベッドが2台にリビングスペースがあります。 

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広々したお部屋

デスクに座ると目の前には静かな沼の景色。凍っていない水面には水鳥が遊びに来ていました。

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沼に面した105号室

こんなところでワーケーションできたら素敵です。足元にはオイルヒーターが設置されています。

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デスク

ベランダもあります。ベランダはすべて網戸で囲われているので、夏場は虫に悩まされることなく、外の爽やかな空気を楽しめそう。チェアが2脚、テーブルが1つあるので、飲み物をいただきながら、ぼーっとするのも良さそうですが、今回は冬のキーンと冷えた空気があまりに寒くて退散しました。

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部屋のベランダ

宿泊した日の夜から雪が降り続き、風も出てきて、翌朝起きるとベランダには飛ばされてきた雪で床もチェアも白くなっていました。

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翌朝は強風で飛ばされてきた雪も

105号室を含め、別館のお部屋の特徴は、お部屋に源泉かけ流しの温泉がついていること。部屋に入った途端、硫黄の匂いがしていました。2人で湯船に入ろうとするとちょっとキュウキュウな感じがしますが、一人旅なら手足を伸ばしてゆっくりとつかれました。アアルトの敷地内で毎分80リットル以上のお湯が湧いているんです。

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お部屋の温泉

脱衣スペースには洗面台とタオルウォーマーがあり、一度使ったバスタオルもタオルウォーマーにかけておけば、乾きます。その奥はトイレです。2人で泊まると、誰かが洗面台を使っているとトイレが使えませんが、一人旅ならそんな懸念もありません。洗面台にはクレンジング、化粧水、乳液の用意があり、バスルームの中に洗顔フォームもあるので、基礎化粧品は持参しなくても大丈夫でした。

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洗面台と脱衣スペース

アメニティや設備も充実しています。着替えとして作務衣とパジャマ。作務衣はレストランもOKです。

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作務衣とパジャマ

コーヒーはカプセルを使うマシン式。お茶を飲むために電気ポットの用意もあります。

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オールインクルーシブシステムなので、冷蔵庫内の飲み物はフリーです。なくなってしまっても、ラウンジやロビーで頂くことができますが、1泊ですべてを飲み切ってしまうことはないですねー。

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冷蔵庫内の飲み物はフリー

到着したらまずはコーヒーを淹れてお菓子をいただきます。お菓子はシュトーレン。会津の「身不知(みずしらず)」という柿をドライフルーツにしたものが入っていて大変美味しかったです。リュックに余裕があればお土産に買って帰りたかった。

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お部屋に用意されているお菓子

お菓子はもう一つありました。こちらはチョコチップが入ったクッキーです。

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クッキーの用意もありました

部屋の設備もいろいろ揃っています。Bluetooth接続のBOSEのスピーカーがあり、スマホに入れた音楽を楽しむことも可能。PWつきのWifiがサクサクつながるので、アマゾンプライムの音楽を流しておきました。

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Boseのスピーカー

部屋の暖房は壁際のオイルヒーターでカバーしていますが、独立タイプのエアコンがついているので、夏も快適に過ごせそう。

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独立タイプのエアコン完備

加湿器の用意もありましたが、温泉がついているせいか、湿度がありすぎる感じで、加湿器は全く使用しませんでした。ちなみにMy湿度計で計測すると、絶対湿度で15g/m3、相対湿度で70%という数値。室温も23.8度と暖かく、温泉から上がると冷房がほしい、という気持ちになるので、冬でも冷房が使えたのはとても助かりました。室温と湿度を調整できることは快適な滞在には必須です。

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室内が高湿度

夕食・朝食とも大満足のお食事

食事は夕食・朝食ともに暖炉の火が燃えるダイニングでいただきます。

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ダイニング

夕食

夕食は18時スタートでした。飲み物は料金に含まれているので、遠慮なくジュースを注文。

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数種類のブドウをミックスして作られたジュース

ノンアルコールドリンクのメニューが豊富なのが嬉しい。リンゴジュースもトマトジュースも飲みたかった。

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ノンアルコールのドリンクメニュー

アルコールもシャンパン、ワイン、ビール、日本酒がありますし、もっと高級品を、ということであれば追加料金有りのドリンクメニューもありました。

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有料のドリンクメニュー

本日のメニューは手書き風。実は一品抜けていました(笑)。もちろんスタッフがその旨、説明してくれました。

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夕食のメニュー、実はもう一品多い

まずはアミューズから。シューで作られた白鳥がなんとも愛らしいです。食べるのが申し訳ない。

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アミューズ
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スープとお魚のお料理

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こちらはメニューに書き忘れていたお料理

メインデッシュは福島牛のソテー。厚いお肉なのに中は赤く、外はパリッと焼けていて素晴らしい焼き加減。

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美味しく焼けていた福島牛のステーキ

〆はパスタにデザートです。デザートの時には、コーヒー・紅茶以外にハーブティーもローズヒップ、ミント、カモミールから選べました。コーヒーは部屋でも飲めるのでカモミールをお願いしました。

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パスタとデザート

お料理はテンポよく出てきましたが、それでも食べ終わるのに1時間半くらいはかかりました。どのお料理も見た目も味も素晴らしく、温かいお料理はお皿も温めてあって、大満足のお食事でした。

お夜食

実は初日の食事は夕食で終わりではありません。夜9時半くらいにお部屋にお夜食が届きます。

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お夜食のおにぎり

部屋のドアの横に小さなボックスがあり、スタッフが届けてくれます。ノックしなくても良い仕組みでよく考えられているな、と思いました。

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ドアについているお夜食お届けボックス

朝食

朝食は8時、8時半、9時から選択できます。チェックアウトタイムが12時なので、特に午前中にお出かけ予定がなければ、遅い時間に食べるのも良さそう。

席につくと、中央のプレートとサラダ、デザートはスタッフの方が持ってきてくれます。 

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朝食

ご飯やパン、みそ汁、その他のおかず類は暖炉回りからセルフサービスで取ってくるハーフバイキングです。朝からシャンパンがありましたよ。飲める人がうらやましい。

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ハーフバイキングスタイルの朝食

普段はパン食の私ですが、この日は納豆が用意されていたので、ご飯をいただきました。

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笹の葉で巻かれた納豆

ドリンクも会津の牛乳、スムージー、野菜ジュースなど豊富。おばんざいの類もいろいろあり、ヨーグルトにプリンもありました。全部食べてみたかったけれど、豊富すぎて手を付けられないお料理があったのがとっても残念。

この日のお客さんは私以外にはもう一人女性の一人旅で全部で2人。その2人向けにたくさんのビュッフェメニューが用意されていて、恐縮です。

館内の様子

大浴場(本館)

部屋に源泉かけ流しの温泉のお風呂がついていますが、本館のお部屋にはお風呂がないので大浴場を利用することになります。本館の大浴場は男女別に一つずつ。24時間入浴可能なお風呂はうれしいですね。でもこちらのお風呂は利用しませんでした。大浴場の出入り口付近には、湯上りにぴったりのドリンクが冷えています。水以外に、サイダー、牛乳、飲むヨーグルト、トマトジュースなど種類も豊富。

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湯上りドリンク

部屋のお風呂の後に飲むのに、コーヒー牛乳を一本いただきました。 

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湯上りにコーヒー牛乳

大浴場(別館)

別館にも浴室がありますが、1か所なので通常は時間で男女入れ替えです。この日は私含めて女性の一人旅が2人のみだったので、別館のお風呂はずっと女湯でした。

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別館には大浴場は1か所 時間で男女交代制

こちらのお風呂は105号室から見える沼に面したお風呂なので、翌朝、明るい時間に入ってみました。部屋のお風呂でも十分満足なのですが、湯船が大きい分ゆったりと入れる感じがします。別館の103と104号室は沼に面していないので、103か104に宿泊するなら、こちらのお風呂で景色を眺めながらゆっくり温泉を楽しむのも良いと思います。本館に宿泊してしても別館のお風呂の利用は可能です。こちらは深夜12時まで。翌朝は6時から入れます。

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別館のお風呂

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湯船はL字型

脱衣所はコンパクトで2人同時に着替えるといっぱいな感じですが、この日は全く心配いりませんでした。

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脱衣スペース

本館の大浴場のように種類豊富なドリンクはありませんが、浴室の外にはレモン水と冷たいお水が用意されています。

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湯上り後の飲み物

ラウンジ

ロビーやダイニングとは別にラウンジもあります。

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ラウンジ

ここにはシャンパンやコーヒー・紅茶とおつまみのナッツが用意されていました。お客さんが少なかったこともあり、この日はセルフサービスでした。ナッツは部屋に持ち帰っていただきました。

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セルフサービス

ロビー

宿に到着するとロビーに案内されて、ウェルカムドリンクをいただきます。

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到着時にロビーでウェルカムドリンク

こちらのロビーにもコーヒーマシンや紅茶の用意がありますし、料金に含まれているドリンクをオーダーすることも可能です。本の用意もあるので、こちらでくつろぐこともできるわけです。手元が暗い時のために、本棚の上にはランタンの用意がありました。

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ロビーの本棚

オーディオのことはよくわかりませんが、ちょっとマニアな感じがします。

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高級そうなオーディオ

館内の休憩スペースや廊下など

ラウンジやロビー以外にもくつろぎスペースがあります。こちらは別館のくつろぎスペース。ここにもコーヒーマシンやミネラルウォーターの用意があります。本棚の本を1冊借りて部屋で読みました。

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別館の休憩スペース

別館の大浴場の横にもこんなくつろぎスペースがあるんです。

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別館浴室横のくつろぎスペース

こちらは別館の通路。一番奥の扉が今回宿泊した105号室です。この日別館に泊まっているのは私だけなので、しーんと静まり返っていました。

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別館の通路

敷地内の沼の散策

アアルトの敷地内には沼が2つあり、以下の図の沼1は周囲を散策できます。

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沼1は散策可能

グリーンシーズンであれば難なく行けますが、雪のシーズンはズボッと足が雪に埋まります。長靴を貸してくれますし、スノーシューもありました。

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冬場の散策は足元に要注意

10分もあれば1周できる小さな沼ですが、なんせ遊歩道は雪に埋まっています。途中までは地面が見えていましたが、池の周囲は道がよくわからず、1人で歩くのはちょっと怖い感じもしました。

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雪の時期の池の散策は一人だとちょっと不安

でも気を付けて歩けばなんとか歩くことができ、周囲はホントに静まり返っていて、池の眺めも冬っぽくてなかなか満喫できました。

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この空間を独り占め

泉質

泉質は「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」です。成分量は1,768mg/kg(ガス性のものを除く)で、pHは7.9。低張性-弱アルカリ性-高温泉です。泉温は51.8度、湧出量は85.4リットル/分という数値でした。メタケイ酸は40.2mgです。 

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温泉成分表

散策した池の隣には源泉小屋があります。ここからホテルまでお湯が送られてくるのですね。

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沼の横の源泉小屋

105号室狙いなら公式サイトから

宿の公式サイトはこちらです。105号室指定で泊まるのであれば、ホテルの公式サイトからの予約が空室カレンダーも見えて良いです。楽天トラベルでは105号室は出てきません。

hotelliaalto.com

アクセス

最寄り駅はJR磐越西線の猪苗代駅です。無料の送迎が1日1往復あります。車は10人乗りのワンボックス。お迎えは猪苗代駅14:45発です。予約制なので予約したお客さんがそろえば時間前でも出発します。送りは11:45にアアルト発。これに乗ると12:29発の列車に間に合います。ちなみに猪苗代駅では12:29に上下線とも列車があります。バスの乗車時間は20分くらいです。

 アアルトのお迎え時間よりもっと早く現地に着きたいという場合は、猪苗代駅からの路線バスがあります。裏磐梯方面行きのバスに乗りましょう。

www.totobus.co.jp

アアルト最寄りのバス停は「秋元湖入り口」というバス停です。

この宿をおススメしたい人

大自然の中で癒されたい、お籠り滞在したい、飲み物料金を気にせずに過ごしたい、公共交通機関で行きたい人にはおススメです。もちろん道路は広い舗装路なので、雪の心配がない時には、レンタカーやマイカーで行くと、現地での行動の自由度が増します。

旅プラン

裏磐梯の自然をとことん楽しむ

アアルト周辺には雄大な磐梯山や五色沼という美しい湖沼群があるので、グリーンシーズンならば是非歩きたいところ。2017年の5月に一度訪れています。 

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5月ごろの五色沼

2017年5月に訪れた際の旅行記はこちらです。 

www.frostmoonweb.com

冬も現地のガイドツアー会社によるスノーシューツアーなどがあります。今回は時間の都合と吹雪でひたすら籠る滞在となりました。現地ツアー情報は観光協会のページに掲載されています。

www.urabandai-inf.com

大自然を満喫しようとすると、連泊したくなりますが、連泊するとなるとお財布事情がつらいです(笑)。

会津若松の温泉と観光もセットしてみる

白虎隊で有名な会津若松は、アアルトの最寄り駅の猪苗代駅からは鉄道で30分くらいです。会津若松には東山温泉があり、こちらの湯宿に泊まる2泊3日の旅も良いと思います。今回はこのプランで出かけて、鶴ヶ城などを観光しようと思っていましたが、なんせ列車の運行に影響が出るほどの大雪で、観光は断念し、東山温泉にお籠り滞在となりました。東山温泉に泊まるのなら「向瀧」がおススメです。 

www.frostmoonweb.com

まとめ

時々雑誌などで見かけた時に、お部屋が素敵で泊まってみたいなと思っていた宿でした。お値段は少々高いのですが、部屋も食事も素晴らしく、お値段に見合う滞在ができたと思います。特に今回宿泊した105号室は一番奥まった場所にあることもあり、静かで好きな時に温泉に入れ、本当にリラックスできました。スタッフも対応も良くて、きちんとした宿という印象です。

冬場での宿泊だったことと、室内に温泉があるせいか、部屋の湿度が冬にしては高く、朝は窓がびっしょり結露します。浴室の扉にスリットが入っていて、そこから湯気が漏れるのか、脱衣スペースの床も濡れていて、気づかずに立ったら靴下がびしょびしょになったり、トイレ上の換気口にも結露していて、水滴がぽたぽたと垂れていました。この湿度対策ができると良いなと思います。

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窓の結露

 

今回は17室あるホテルにお客さんは1人旅の女性が2人だけ。なのに全館暖房が入り、大浴場にもお湯を満たし、ビュッフェのメニューも十分な量を用意してくれたホテリ アアルト。スタッフの数の方が多くて、きっと赤字だったと思いますが、宿泊を受け入れて下さったこと、本当に感謝です。自分へのご褒美に、また泊まりたいと思える宿でした。

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