鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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天城湯ヶ島温泉に散策コース「湯道」をご紹介

天城湯ヶ島温泉は川端康成氏や井上靖氏などの文豪が滞在された温泉場です。今はだいぶ寂れた感じもあり、飲食店や歓楽街はないですが、その分静かに清流と新緑、秋には紅葉が楽しめ、何より湯量豊富な温泉が素晴らしい場所です。湯ヶ島温泉は天城にも近く、ハイキングコースもあります。今回は温泉街の中に整備された湯道と呼ばれる散策路を歩きました。温泉宿に滞在中、ちょっと周辺を歩きたい、なんていう時にぴったりの散策路です。

湯ヶ島に滞在するならお散歩したい湯道

地図の中の赤枠で囲った中がご紹介する「湯道」です。

湯ヶ島温泉の地図

こちらのバス停(地図のSの所) からお散歩スタートです。左下の写真の奥に見えている橋が西平橋。この橋を渡ります。

西平橋のバス停から歩き始める

西平橋の上からは狩野川と宿泊した白壁さんの別館が見えます。

西平橋の上から

橋を渡り緩い上り坂を上った所が、超高級宿の落合楼。1人でも泊まれますが、1泊2食で10万円以上する宿なので、たぶん一生泊まれません。

落合楼

落合楼の前を通り過ぎると、出会い橋への入り口です。案内表示がしっかりしているので、迷わずに歩けます。

湯道は案内もわかりやすい

坂を下って川の方に下りて行くと、出会い橋の女橋がありました。この辺り、6月くらいには蛍が鑑賞できるそうです。

女橋

女橋の上からは川沿いに立つ旅館「たつた」さんが見えました。こちらの宿は川床での食事がウリのようです。

旅館たつた

女橋を渡るとモニュメントがありました。ベンチがあり休憩もできます。

出会い橋のモニュメント

反対側にはたつたさんが営業しているカフェ「まどろみ」の看板がありましたが、平日のせいか営業していませんでした。

出会い橋付近のカフェ

男橋です。女橋の下を流れるのは猫越川、男橋の下は本谷川で、ここでちょうど二つの川が出会うので出会い橋というのでしょう。

男橋

9月のお彼岸が近いこともあり、道沿いにはヒガンバナが咲いていて、緑とのコントラストが美しかったです。

ヒガンバナが咲いていた

地図の案内では一旦国道に出るルートになっていましたが、こちらの水路沿いの道も歩けそうだったので、こちらを歩きました。

水路沿いを歩いてみる

地図だと青い矢印の方向です。

国道には出ずに青い矢印の方向に歩く

左手には先ほど渡った2つの川が出会い、狩野川となって流れていて、つり橋も見えました。渡れるのかな?

眼下には狩野川とつり橋

ベンチがあり休憩できる場所がありました。

休憩場所

やがて宿泊した白壁さんのテラス横に出てきました。

白壁さんのテラス

ということで、地図の赤いルートを歩いてみました。

ショップや宿など

山葵屋さん

時間に余裕があったので、湯道ではないけれど、バス通りを歩いてみました。こちらは山葵屋さんです。8月に来た時にはこちらで山葵を1本買って帰りました。

山葵を売っている伊豆屋さん

1人でも泊まれてレベルの高い宿、白壁

一人旅でも、2食付きで1泊25,000円くらいで宿泊でき、お湯も食も接客も良い宿です。宿泊記をこちらにまとめました。

www.frostmoonweb.com

オーベルジュのarcana izu

こちらも湯ヶ島温泉の中では高価格帯の宿です。全室の露天風呂がついています。一人でも泊まれるプランがありました。

arcana izuの入り口

公式サイトはこちらです。

www.arcanaresorts.com

川端康成氏が逗留した湯本館

2022年8月に夫婦で泊まった宿です。川端康成氏が毎年こちらに逗留され、小説を書きました。日本の秘湯を守る会の会員宿です。一人旅だとプランが出てきませんでした。

湯本館

宿泊記はこちらです。

www.frostmoonweb.com

アクセス

私の家からだとマイカーで行くのが楽ちんですが、公共交通機関の場合は、静箱根鉄道の終点、修善寺駅から路線バスで行くことになります。湯ヶ島温泉の中まで行くバスは本数が少ないので、河津駅に行くバスに乗り、湯ヶ島温泉口で下車するのが近いです。1時間に1本くらいの頻度で走っています。

 

時刻表は東海バスのHPで調べることができます。

www.tokaibus.jp

まとめ

湯ヶ島温泉の湯道、なかなか雰囲気があって良い散策路です。地図には他にもコースがあるので、また滞在する際には歩いてみたいと思います。

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