2026年5月に、旅行社のツアーに参加してイタリア旅行に出かけました。イタリア旅行の中でも、ベネチアは特に“水の都ならではの移動と観光スタイル”が求められる街です。路地が複雑で、人気観光地は混雑も多く、初めて訪れると移動だけでも戸惑う場面があります。
一方で、ツアー旅行でも自由時間を上手く使えば、自分たちのペースでかなり自由に観光できるのもベネチアの魅力でした。
今回の旅ではツアーを利用しながらも、現地では自由時間もあり、自分たちでGoogleマップを見ながら街を歩いたり、気になった施設に入場したりして過ごしました。
この記事では、ベネチア到着からサンマルコ広場周辺のホテル滞在、そしてツアー行程と自由行動を組み合わせたベネチア1日目の過ごし方を詳しく紹介します。
これからベネチアを訪れる方や、ツアー旅行でも自由に観光を楽しみたい方にとって参考になれば幸いです。

ベネチア到着と本島への移動(水上タクシーでサンマルコへ)
成田からワルシャワを経由して、ベネチア・マルコポーロ空港に到着しました。その時の搭乗記はこちらを参照してください。上空からベネチアの街を見ることもできました。どちら側の座席から見えるかも記載しています。
空港に到着後、本島までは旅行会社が手配したバスで移動しました。まずは陸路で本島側の乗り場まで向かい、そこからいよいよ水の都らしい移動手段へと切り替わります。

バスを降りた後は、水上タクシーに乗り換えてサンマルコ広場方面へ向かいました。

ここから先は一気に景色が変わり、車ではなく船で移動するベネチアならではの体験が始まります。

運河を進むにつれて建物が徐々に近づき、街そのものが“水の上に浮かんでいる”ことを実感できる瞬間でした。

また今回のツアーでは、スーツケースは別便でそのままホテルまで運んでもらえる仕組みになっていました。そのため、石畳の上を重い荷物を引いて移動する必要がなく、サンマルコ広場周辺まで身軽に移動できたのは大きなメリットでした。ベネチアは橋や階段が多く、スーツケース移動が大変なので、このサービスのありがたさは到着直後から実感しました。
水上タクシーはサンマルコ広場の近くまで直接アクセスでき、降りた瞬間からすでにベネチアの中心にいるという感覚になります。観光客でにぎわうエリアではありながらも、運河越しに見える建物や鐘楼の姿は圧倒的で、「ついにイタリアに来た」という実感が一気に高まりました。水上タクシーの乗船時間は20分ほどでした。

こうして、移動そのものが観光の一部となるベネチアの旅が始まりました。
サンマルコ広場徒歩1分のホテルにチェックイン
今回の滞在では、ホテルがサンマルコ広場から徒歩1分という抜群の立地でした。
そのため、夜のサンマルコ広場や早朝の静かな広場にもすぐに出ることができ、時間帯ごとの雰囲気の違いを気軽に楽しむことができました。
観光の拠点として非常に便利で、ベネチア滞在の自由度を大きく高めてくれる立地でした。こちらがホテルの公式サイトです。
到着日の自由行動(ツアー参加者とは別行動で散策)
13時頃にホテルに到着し、そのままチェックインできました。その後は夕食まで自由時間です。添乗員さんからは希望者は近くの名所を案内しますとありましたが、団体行動だと自分たちの見たい場所をゆっくり回るのは難しそうだと思ったので、私・夫・妹の3人は別行動を選び、Googleマップを頼りに自分たちでベネチアの街歩きをすることにしました。
かたつむり階段(パラッツォ・コンタリーニ・デル・ボーヴォロ)
螺旋状に続く階段が特徴の建物です。

階段を上るには入場料が必要です。ひとり9ユーロでした。65歳以上は割引がありますが、夫の分を言い忘れて、3人とも9ユーロを払いました。ここは行列はなくすんなり入れました。
かたつむり階段を上ります。


上まで登ると赤い屋根越しにベネチアの街並みを見渡すことができ、静かに広がる景色が印象的でした。

ホテルからかたつむり階段に向かうには、細い路地を歩きました。時々GPS信号をうまく受信できず、違う方向に行くこともありましたが、最後はこの看板を見つけ、左のアーチをくぐって到着しました。

リアルト橋
リアルト橋はベネチアの大運河にかかる大きな橋で、ベネチアの名所の一つです。かつては木製だったそうですが、16世紀末に現在の石造りの橋となりました。リアルト橋は予約も入場料も不要です。

橋の上からはベネチアらしい風景が楽しめますが、欄干沿いに多くの観光客が立っていて、なかなか手すりまで行けないことも。

橋は幅も広くて、橋の上にお店もありました。

フェニーチェ劇場
次に向かったのはフェニーチェ劇場です。

内部の見学もできるようだったので、1人12ユーロを入り口で支払って入場しました。特に行列もなく、すんなりチケットを購入できました。
ここでも65歳以上は割引ありだったので、夫が65歳以上だと申し出ると、9ユーロでした。特にパスポートの提示は求められませんでした。

外観からは想像できないほど内部は豪華で、装飾や天井の美しさに圧倒されました。

階段で一つ上の階にも上がれます。

私が持って行ったカメラのレンズでは座席エリアと天井のシャンデリアを一緒に捉えることができず、もう1枚。

アカデミア橋
アカデミア橋はカナル・グランデ(大運河)にかかる橋の1つで、今でも木製の橋が使われています。

カナル・グランデの出口に近いので、橋の上からは運河とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂のドームを入れた、ベネチア景色を楽しめます。

この日はツアーの皆さん全員で、ツアーの料金に含まれている夕食を食べにいくことになっていたので、歩いてホテルに戻りました。
細い路地が多く、GPSがうまく機能しない場面もあり、同じ場所を行ったり来たりすることもありましたが、それも含めて“迷うこと自体が楽しい街”だと感じました。
夜のサンマルコ広場
ホテルがサンマルコ広場まで徒歩1分の立地だったので、食事から戻った後、自分たちだけで夜のサンマルコ広場に出かけてみました。夜8時くらいですが、まだ空は真っ暗ではありません。

水上タクシー乗り場からは、夕暮れのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂もきれいに見えました。

夜になるとどこからか水が湧いてきて、広場内に水たまりができていました。岸壁の上まで海水が上がってきていたので、潮の満ち引きの影響なのかもしれません。


その水面に灯りが反射し、昼間とは違う幻想的な景色が広がっていました。

こうして、ベネチア到着初日は、団体ツアーと自由行動の両方を楽しみながら終了しました。この日の歩数は約12,000歩でした。
まとめ
ベネチア到着初日は、水上タクシーで本島へ向かうところから始まり、ベネチアならではの景色と移動方法を早速体験する1日となりました。
ツアー旅行ではありましたが、午後の自由時間を使って自分たちで街を歩き、リアルト橋やかたつむり階段、フェニーチェ劇場、アカデミア橋などを巡ることができました。細い路地が入り組み、Google Mapを見ながらでも迷う場面はありましたが、それも含めてベネチアらしい街歩きの楽しさだったと思います。自分たちのペースで歩けたせいか、あまり疲労感もありませんでした。
また、サンマルコ広場徒歩1分というホテルの立地のおかげで、昼間だけでなく夜の幻想的なサンマルコ広場まで気軽に訪れることができました。水たまりに灯りが映る夜景は特に印象的で、昼間とはまったく違うベネチアの表情を見ることができました。
翌日は、早朝の人がいないサンマルコ広場、ドゥカーレ宮殿やゴンドラセレナーデ、そして自分たちで事前予約していたサンマルコ寺院の見学へと盛りだくさん。ツアー観光と自由行動を組み合わせながら、さらに深くベネチアを楽しみました。詳しくはこちらをご覧ください。
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