鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。

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鉄道で行く河津桜日帰りガイド — 混雑状況と見どころ 2026年版

春になると一度は見てみたいと思っていた、河津の早咲きの桜。今年は思い切って、夫婦で日帰りの鉄道旅に出かけてきました。目的地はもちろん、桜で知られる静岡県の河津町。川沿いに続く並木、菜の花との色の対比、そして観光地ならではのにぎわい、現地に立った瞬間、「ああ春が来たな」と実感できる景色が広がっていました。

今回は、実際に歩いて感じた桜の見どころや空気感に加えて、平日の混雑の様子、鉄道でのアクセスのコツなど、「これから行く人が気になるところ」もまとめています。写真と一緒に、河津の日帰り旅を疑似体験するつもりで読んでもらえたら嬉しいです。

河津に到着 — 春が一気に広がる桜の景色

河津駅前の桜並木

伊豆の南へ向かう列車を降りた瞬間、空気のやわらかさにまず気づきます。ここは早咲きの桜で知られる 河津町。駅舎を出ると、ピンク色の桜が目に飛び込んできて、一気に春へ踏み込んだような感覚に包まれます。

駅舎を出てすぐの桜並木

駅前の通りは、到着した人を迎える“最初の桜の回廊”です。歩き出してすぐ、頭上を覆うように枝が伸び、視界が一気に桜色になります。人の流れはあるものの、不思議とせかされる感じはなく、皆が同じように立ち止まり、見上げ、写真を撮っています。

青空に映える駅前の桜

ここは旅のウォーミングアップのような場所。移動の緊張がほどけ、「今日は桜を見る日なんだ」と気持ちが切り替わる瞬間でもあります。菜の花が咲いている場所もあり、電車を降りた人たちで思い思いに写真を撮っていました。駅を出てすぐにこの景色に出会えるのは、河津ならではの贅沢です。

河津駅前の桜並木には菜の花も咲いている

 

 

河津川沿いの桜並木

河津の見どころは、やはり川沿いに続く長い桜並木。駅前の賑わいを抜けると、川に沿って桜がずっと続き、歩くだけで春の中に入り込んだような気分になります。

この日は並木をかなりの距離歩きましたが、場所によって咲き方に違いがあり、それもまた散策の楽しさのひとつでした。

海側(下流側)はほぼ満開の華やかさ

線路より海側、つまり下流方向の桜は、見事に先揃っていて、今回訪れた中では一番の桜並木でした。

線路を背にして海方向の眺め

水面を背景にした桜もステキ。

川面に光が反射して桜も一層美しい

川の両側から濃いピンクの花がせり出し、視界が桜色に包まれるような景色でした。

駅より海側の川沿いの桜はほぼ満開

川の流れと桜が重なり、写真を撮る人が立ち止まるポイントも多く、自然と歩くペースがゆっくりになります。平日でも人は多めですが、皆さん桜祭りのメイン会場がある上流方向に向かう人が多いのか、混雑で動けないというほどではなく、思い思いに写真を撮りながら散策できました。

桜のトンネル
上流側はこれから咲き進む雰囲気

一方で上流側へ進むと、まだつぼみが残り、枝のラインが見える程度の木もありました。満開の華やかさとは違い、これから咲き進む途中の、少し落ち着いた印象です。

駅から上流方向の川沿いの桜

とは言っても満開に近い枝もあります。この日は快晴で青空と桜のコントラストが素晴らしかった。大雨女の私は晴れ男の旦那さんに感謝です。

青空と桜

私は最初にこちら側へ歩いてしまったのですが、「まだこれからかな」と思いながら進んでいくと、下流側で一気に満開の景色に出会えたので、その変化も楽しい体験でした。

上流の方はまだこれから満開を迎えそうな感じ

開花状況はその年や時期によって違うと思いますが、こうしてエリアごとに表情が変わるのも、長い並木ならではの魅力だと感じました。歩きながら桜の変化を楽しめるのは、この場所ならではの贅沢です。

峰温泉の大噴湯 — 桜+温泉

川沿いの桜散策を楽しんだあとは、少し足を延ばして峰温泉の大噴湯へ向かいました。ここは温泉の蒸気が地面から勢いよく吹き上がる名物スポットで、桜の季節にはピンクの花と湯けむりが同時に楽しめる、ちょっと珍しい光景が広がります。

峰温泉大噴湯公園

桜のピンク、温泉の白い湯けむり、そして青空が重なる景色は、ここでしか味わえない春の情景です。

桜と噴き上がる温泉

大噴湯の周りには足湯やベンチも整備されていて、散策の合間にほっと一息つくのにぴったり。温泉の蒸気がやわらかく漂う中で桜を眺めると、川沿いの散策とはまた違う“春の温かさ”を感じられます。足湯に浸かれば、歩き疲れた体もリフレッシュ。観光客も多いですが、意外とゆったりとした時間が流れていて、写真を撮るのにも困りません。

大噴湯公園内の足湯

園内の小さな発見 — メジロと桜

大噴湯公園では小さな発見がありました。桜にかわいらしいメジロの群れがやってきたのです。枝にとまり、花の蜜をついばむ姿を見ることができました。

メジロと桜

大噴湯を見る時の注意点

噴き上げ時間は1時間に1回、1回の噴き上げ時間は1~2分程度です。噴き上げが終わった直後に公園についてしまうと、次の噴き上げまで1時間待つことになるので、噴き上げ時間の少し前に到着できるのが良いでしょう。あと定休日もあるので訪れる場合は確認しましょう。

kankou.town.kawazu.shizuoka.jp

もう一つの注意点は、風です。無風でまっすぐに温泉が噴き上がっている時は良いのですが、少し風が出るとこんな具合にお湯が広範囲に落ちて来て濡れます。私が見ていた時も風が吹いてお湯が観光客にかかり、皆さん悲鳴をあげていました。濡れることを覚悟で見に行くか、少し離れた場所から見るのが安全かも。

風向きによっては濡れます

峰温泉大噴湯公園までのアクセス

日帰り旅でも少し寄り道するだけで、河津の自然と温泉の両方を楽しめるスポットとしておすすめです。河津駅からは河津川沿いの桜を楽しみつつ行けます。

河津桜 平日の混雑状況

河津桜を見に行くなら、気になるのはやはり混雑状況です。今回は平日に訪れましたが、観光客は多いです。川沿いの桜並木は人が途切れることはなく、特に駅より上流側はたまに人にぶつかりそうになったり、抜かすスペースがなかったりすることもありました。土日はちょっと訪れたくないな、という印象です。駅より海側の桜並木の方が空いている印象です。

平日でもかなりの人手

トイレの行列

桜祭り会場周辺のトイレは数か所ありますが、平日でも行列はできていました。こちらは笹原公園のトイレですが、女性用は長蛇の列。男性用も5人くらい並んでいましたが、回転が速いのですぐ順番がまわってきていました。

笹原公園のトイレ

河津川沿いには何か所かトイレがあるので、笹原公園から離れた場所のトイレを使うのも手だと思います。私はもう少し上流の「豊泉の足湯処」の隣にあるトイレを使いました。女性用は2つしかないけれど、待っている人は2人くらいですぐ順番が回ってきました。

さらに、峰温泉大噴湯公園にもトイレがあり、噴き上がる時間の15分くらい前に到着したら、誰も並んでいませんでした。一方噴き上がりが終わった直後は5人くらい行列していました。

他にも駅から海の方向に歩いて行くと、一番海に近い橋のたもとにもトイレがあり、ここは3人くらい待っていました。

駐車場の状況

私自身は鉄道で訪れましたが、途中で駐車場の様子もチェックしました。たくさんの車がとまっていましたが、道路に係員が立っていて誘導していたので、道路の方まで車があふれているようなことはなかったし、場所によっては空きがある駐車場もありました。

混んでるけどまだ空きがある駐車場も

食事はどうする?

駅より上流側の土手沿いにずらっと露店が並んでいます。特にこだわらなければ、こうした露店で買うのがてっとり早いでしょう。ただテーブルと椅子が用意されている露店は少なく、買った後は河原で食べている人も多くいました。レジャーシートみたいなものがあると便利かもしれません。すぐに手が洗えないかもしれないので、ウエットティッシュも便利と思います。

露店は多数ある

町中には食事処やカフェもありますが、お昼時はどこも行列していました。露店で買うのを避けたいなら、熱海駅あたりでサンドイッチとかおにぎりを買って持って行き、公園や河原で食べても良いかもしれません。

河津桜はどれくらい時間を見ておけばいい?

私たちは熱海を9:40発の普通列車に乗り、河津に10:55到着。帰りは14:06発の電車でした。滞在時間は約3時間です。

この間に、河津川沿いの桜並木を散策し、峰温泉大噴湯にも立ち寄り、12時半からの噴き上げを見ました。写真を撮りながら歩いても時間に余裕がありました。ただランチは取っていません。また私達夫婦は歩くスピードは割と速いです。

混雑状況や立ち寄り場所によって変わりますが、目安としては3〜4時間見ておくと安心だと思います。時間がなければ、峰温泉はパスして、駅の近くを散策するだけでも楽しめます。

鉄道でのアクセス

私たち夫婦は普段から車を運転していて、車で行く手もありましたが、河津までは伊豆の山道を走ります。最近は外国人観光客が慣れない道を走っていることもあり、事故のリスクは避けたいと考えました。そのため、今回は安全で快適に旅を楽しめる鉄道を選択しました。電車なら移動中も体を休められ、河津駅に着いたらすぐ桜散策を始められるのも大きなメリットです。

河津桜の日帰り旅では、鉄道を利用すると渋滞や駐車場探しのストレスもなく、比較的快適に移動できます。伊豆急行の河津駅は桜並木のすぐそばにあり、電車を降りたらすぐ春の景色を楽しめるのが魅力です。ここでは、私たちの体験をもとに、普通列車での移動や座席確保の方法をまとめました。

出発駅と乗車時間

河津駅は伊豆急行線内の駅です。伊豆急行線の起点は伊東駅ですが、熱海から直通運転されている列車が多いです。伊豆半島の東海岸を走る伊豆急行線は、車窓から相模湾の景色が見え、大島や利島などの伊豆諸島が見える区間もあります。

普通列車で向かうと1時間半くらいかかりますので、座っていける方が良いでしょう。

座席確保の工夫

熱海から河津まで直通運転の普通列車は、熱海駅が始発駅です。熱海に到着した列車が折り返し運転することが多いので、折り返し運転の列車が到着する頃、つまり河津に向かう下り列車の出発時間の15分くらい前にはホームに行き、折り返し運転の列車が到着したら、すぐに乗り込んで座席を確保すると良いでしょう。

河津駅到着時の混雑

確実に座りたいなら特急も検討

確実に座りたい場合は、普通列車だけでなく特急列車の利用も検討すると安心です。

  • サフィール踊り子:グリーン料金で割高ですが、快適かつ確実に座れます。
  • 普通の踊り子:熱海から河津までプラス1560円で利用でき、所要時間も30分くらい短縮されます。

料金は少し上がりますが、座席の確保と移動時間の短縮が両立できるので、特に日帰りで慌ただしい旅をする場合には検討する価値があります。普通列車でのんびり座れるか運次第ですが、特急を使えば確実に座れるという安心感があります。

私達も河津からの帰りは足も疲れているし、追加料金を払って特急にしようかと思いましたが、さすがにサフィールだと高すぎるし、当日予約ではサフィールはすでに満席の表示でした。普通の踊子は河津での待ち時間が1時間以上あったので、早めに駅のホームに上がり、行列の先頭にいたおかげで座席を確保できました。ただ、下田からやってきた6両編成の普通列車にはほとんど乗客はおらず、河津駅のホーム上にいた多くの観光客はほとんど座れたようでした。

伊豆急行線は単線なので、駅での待ち時間が長くなることがあります。私達が帰りに乗った列車は、途中駅で特急に抜かれるため、15分も停車していました。帰りは特急利用もありかもしれません。

河津桜情報

開花情報

開花情報はライブカメラで確認するのが間違いないでしょう。河津桜は割と長く楽しめる印象ですが、それでも満開と5分咲きではだいぶ見ごたえに差があります。私達はもともとは5日くらい前に行く予定でしたが、ライブカメラの映像でまだ先揃っていないと感じたので、行くのを延期していました。

kawazuzakura.net

観光マップ

こういうマップを持っている人をたくさん見かけました。駅などで配付されているのかもしれません。このマップがあると、どこにトイレがあるのかなども分かりやすいので、手に入れておくと便利だと思います。

https://www.kawazu-onsen.com/files/images/pdf/kawazumap290818.pdf

まとめ

河津町と同じ静岡県に住んでいるのに、河津に河津桜を見に行ったのは今回が初めてでした。平日でしたが晴天に恵まれたこともあり、桜並木の下はかなりの人手でした。混雑はしていたけど、見事な桜に感動しました。行って良かったです。私達が訪れた時点では上流の桜はこれから満開になりそうだったので、まだ楽しめそうです。このブログがこれから訪れる方の参考になれば嬉しいです。

伊豆で桜を楽しめる場所

春の訪れが早い伊豆半島には、河津以外にも桜を楽しめる場所があります。宿泊前提なら温泉もセットで楽しめるのも魅力です。私が実際に訪れた場所の記録はこちらです。

南伊豆町

河津桜もあれば、ソメイヨシノもあるので長い期間桜を楽しめます。大きな菜の花畑もあり、一面黄色の菜の花畑は圧巻です。河津町か南伊豆町の近辺で温泉宿に泊まって1泊2日で楽しむのも良いプラント思います。

www.frostmoonweb.com

松崎町

西伊豆に位置する松崎町には、長い桜並木があります。ソメイヨシノが中心なので、河津桜が終わった後がシーズンです。

www.frostmoonweb.com

 

 

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