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フィレンツェ・ドゥオーモ クーポラ登頂体験記|463段の階段・予約方法・混雑状況まとめ

フィレンツェ観光の中でも特に人気が高いのが、フィレンツェ大聖堂(ドゥオーモ)のクーポラ登頂です。463段の階段を上り切ると、フィレンツェ旧市街を一望できる絶景が広がります。

この記事では、実際に63歳の女性の私がクーポラへ登った体験をもとに、予約方法、混雑状況、所要時間、そして登る際の注意点などを詳しくまとめます。

フィレンツェのドゥオーモは無料で入場できますが、クーポラに登るには「ブルネレスキ・パス」の事前予約が必要です。予約時間ごとの入れ替え制となっており、当日は行列の種類も複数あるため、初めて訪れる場合は少し分かりづらく感じるかもしれません。

実際に登ってみると、狭い通路や急な階段もありますが、その先にはフィレンツェの街並みを一望できる圧巻の景色が待っていました。

これから訪れる方に向けて、できるだけ現地の様子がイメージできるよう、写真とともに詳しく紹介していきます。

 

 

ドゥオーモのクーポラ登頂

その後向かったのは、フィレンツェ大聖堂(ドゥオーモ)です。クーポラに上る予約をしてあるので、私達にとってフィレンツェのハイライトでもあります。

ドゥオーモに向かう

クーポラ登頂の入り口はここ

ドゥオーモは観光客に大人気で、クーポラに上る人の列、予約なしでクーポラに入る人の列などがあり、クーポラに上る人は上る人の列に並ぶ必要があります。これがちょっとわかりづらい。ドゥオーモの入場口は複数あり、クーポラに上るのは以下の図の赤枠で囲った入り口です。予約した時間の15分くらい前には並んだ方が良いです。

ドゥオーモには入り口が複数ある

こちらがクーポラに上るための入り口です。

クーポラの入り口

一見わかりやすそうですが、幾重にも行列ができていることがあります。以下の写真の行列は、無料で入場する人たちの列ですが、列の途中からはガイドツアーで入る人たちの行列もできています。クーポラの行列に並んだら、先に並んでいる人に「クーポラに上る列ですか?」と確認するのが良いでしょう。その際に何時の枠で並んでいるかも確認するとさらに良いです。

ドゥォーモの入場列は幾重にもなる

463の階段の様子

私達は14:15-15:00の枠を予約しました。いよいよ私達の時間帯の受付が始まり入場しました。QRコードを機械にかざして階段口に向かいます。

いよいよ上ります

階段の段数は463段。1段ごとの段差はそんなに大きくはありません。前の人を抜かせるほどのスペースはないので、後ろの人に迷惑がかからない程度のスピードで上って行きます。

のぼり始めの頃の階段

ドームの根元の部分の回廊に出ました。

ドゥオーモの回廊部分に出た

参拝者の人の大きさからして、かなり高い位置にいることが実感できました。

ドゥオーモ内部を見下ろせる

ここでは天井画を間近に眺められ、少し待ち時間があり一息つけました。

クーポラ内部に描かれた最後の審判

スタッフの指示で再び階段を上ります。ここからはお椀を2つ重ねて伏せたような構造になっているクーポラ部分を上って行くのですが、階段は2つのお椀の間を上って行く感じでした。

右側の壁が丸みがありドーム部分を上っている感覚がある

狭い部分もありました

たまに見える外の景色から、だいぶ高い位置まで来ていることがわかり、励みになります。

だいぶ上ってきたことがわかる外の景色

最後は梯子のような急階段ですが、空が見えて達成感があります。

最後の急階段

 

 

テラスからの絶景

この日は時おり雨が降る不安定なお天気でしたが、クーポラの上では、青空が広がり、フィレンツェの街並みを一望できる絶景が広がっていました。下の写真の塔はジョットの鐘楼です。ジョットの鐘楼も上ることができますが予約が必要です。

クーポラからのフィレンツェの景色

こちらはウフィッツィ美術館の方向。3本の塔の中で左から2本目の鉛筆のようにとがった塔は、映画「インフェルノ」の冒頭で、生化学者ゾブリストが追っ手に追い詰められて落下するシーンにでてきた「バディア・フィオレンティーナの鐘楼(Campanile della Badia Fiorentina)」です。

クーポラからウフィッツィ美術館方向の景色

クーポラのテラスは予約した時間帯ごとの入れ替え制です。そのため行列の先頭に並んで最初にテラスの上に立つと、テラスにあまり人がいない状態で写真が撮れますが、最後に上って来る人は、すでにテラス場が混雑している状況になります。予約した時間よりも早い時間帯から並んで、同じ時間枠の中でも早くにテラスに到達するのがゆっくり絶景を楽しむにはおススメです。

クーポラの混雑具合(身動き取れないようなひとはない)

一定時間が経つと係員が来て、テラスにいた人に下りるよう案内があり、私達も下りました。

係の指示で同じ予約枠の人は全員下りる

帰りは螺旋階段をどんどん下りて行く時に、目が回るような感じがしました。

クーポラ登頂の所要時間は45分

クーポラに上るのは、45分の予約枠なので、入場して階段を上り、テラスで景色を堪能して階段をまた463段おりて出口に出るまでが45分です。

463段の階段上ってテラスに出るまでが20分弱でした。途中天井画の回廊で待ち時間があったので、実際上っているのは15分くらいな感じでした。テラスには20分くらい滞在していました。写真撮影をしたり景色を眺めたりするには十分な時間でした

クーポラに上る時の注意点

クーポラの階段は上りと下りで分かれているため、登り始めたけど、やっぱりやめる、ということができません。時間も45分と限られているので、階段の上り下りが無理そうな方、また閉鎖空間を上がるので、閉所恐怖症の方はやめておいた方が良いでしょう。

公式サイトにも

The climb is strongly NOT recommended for people with cardiovascular, respiratory diseases, vertigo, claustrophobia, and pregnant women.(心臓や呼吸器に疾患のある方、めまいを起こしやすい方、閉所恐怖症の方、妊娠中の方は、クーポラへの登頂をご遠慮ください) という注意書きがありました。

ちなみに私は63歳の女性で、この463段の階段に備えて、7階建てのビルの階段を何回か上り下りしました。140段くらいがこれくらいのしんどさだ、というのが分かっているだけでも安心感につながります。

普段から階段を使う機会があり、30分程度のウォーキングが無理なくできる方であれば、それほど心配する必要はないと思います。

あとは予約した時間に遅れないことも大切です。

またリュックは不可なので、ショルダーバッグなどで行きましょう。

クーポラ登頂の動画

youtube.com

ドゥオーモ内部も見学しよう

地下の遺跡エリアの入場口から入る

クーポラから下りると、一旦外に出ます。こちらのレイアウト図で青で囲ったあたりから外に出ます。ドゥオーモ内部に入るには黄色の出入り口の行列に並びます。ジョットの鐘楼の近くにある出入り口です。ここで緑の出入り口の列に並んでしまうと、ここは無料で入場する人たちの行列でかなり長い行列です。入場までに時間がかかるので、黄色の出入り口に並びましょう。それでも20分くらい並んでいました。

入り口を間違えないように

黄色の矢印の出入り口の行列に20分ほど並んでドゥオーモの内部に入りました。ここは地下に下りるための出入り口ですが、ドゥオーモ内部も見学できます。

クーポラから下りたら黄色の入り口からドゥオーモ内部と地下も見学

内部は落ち着いた雰囲気でした。

ドゥオーモの内部

先ほどクーポラに上る途中で見た天井画を下からも眺めてみました。

クーポラの天井画

ブルネレスキのお墓

地下にはクーポラを設計したブルネレスキのお墓があります。

ブルネレスキのお墓

洗礼堂

さらに併設の洗礼堂にも入場しました。こちらには映画「インフェルノ」の謎解きアイテムの一つ、ミケランジェロのマスクが隠されていた洗礼盤があります。

洗礼堂の中の洗礼盤

天井のモザイク画も素晴らしいらしいのですが、現在修復中で現物を見ることができませんでした。

天井のモザイク画は修復中

東の出入り口の扉は、ミケランジェロが「天国の門」と称賛したことで有名です。旧約聖書の物語が彫刻で描かれています。ただこの扉のレリーフはレプリカで、実物は美術館に保管されています。

旧約聖書の物語がレリーフになっている洗礼堂の扉

 

 

クーポラに上るための予約方法

クーポラに上るためには公式サイトなどで「ブルネレスキ・パス(Brunelleschi Pass)」を購入し、その時に何時の枠で上るかを予約します。かなり私は公式サイトから購入しました。2026年6月時点で1人30ユーロです。公式サイトだと日本語の案内はありませんが、英語のサイトにしたら、なんとなくわかりました。

最初にアカウント登録が必要なので、公式サイトからアカウント作成しましょう

公式サイト

duomo.firenze.it

予約の実際

画面はこんな感じで遷移していきます。

ENGをクリックして英語に変更

TICKETをクリック

TICKETをクリック

次の画面で下にスクロールすると、チケットの種類が表示されます

画面を下にスクロール

3種類のチケットが表示されるので、Brunelleschi Passを選択する。

Brunelleschi Pass を選択する

自分が訪問する日(現地時間で)をカレンダーから選択する

訪問する日を選択する

日付を選択すると、人数を入力する欄が表示されるので、大人何人、子供何人というのを+ボタンを押して人数を確定させます。子供は7~14歳と、6歳以下で区別が必要です。

大人と子供の人数を入力する

クーポラに上る時間枠が表示されるので希望の時間枠を選びます。グレーアウトされている時間帯はすでに売り切れ。各時間帯の残り人数が表示されています。時間帯を選んだら、Add to Cart をクリックします。

時間帯を選んでAdd to Cartをクリック

次の画面でももう一度Go to Cartをクリック

もう一度Go to Cart

次の画面でGo to checkoutをクリック

Go to checkoutをクリック

ここで、申込者のアカウントを作ることになります。ご自身のEmailと、このサイト用のパスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れて、Registerをクリックします。

アカウントをつくる

氏名や国などのプロフィール情報を入れてSaveを押す。

氏名情報を入れて国を選択

登録したメールに、アカウント作成に関するメールが届きます。メール本文中のボタンを押すか、次の画面にメールに記載された5桁の数値を入力すると、アカウントが登録されます。

次の画面のチェックボックスにチェックを入れて画面を下にスクロールし、Save and continueをクリック

Save and continue をクリック

支払いの画面になるので、Pay nowをクリックします。後はどんな方法で払うのか、クレジットカード利用ならカード情報を入れて決済します。

Pay Nowをクリックして支払い情報を入力する

決済が完了すると、アカウント登録する時に入力したメールアドレスに、QRコードがついたチケットが届きますので、このQRコードを入場する時に表示できるようにしておきます。現地で問題なくネットワークにつながればメールを開くだけで良いのですが、うまくつながらない時のために、QRコードのスクリーンショットを撮っておくか、メールを印刷して紙で持って行きましょう。

予約時期

帰国後6/2の朝に予約サイトを確認しましたが、6/28までは完売でした。つまり、フィレンツェを訪れる1か月くらい前には予約しておかないと上れないということです。私は1.5か月前に予約しました。

私はツアーで参加していて、午前中はツアーであらかじめ組まれていた観光が入っていました。その観光が何時に終了するかは旅行社に問い合わせて教えてもらい、観光が終了して、自分たちでランチを食べて、それから行列に並ぶつもりで、少し余裕を持った時間帯を予約しました。ツアーの自由時間に行ってみようと思う方は、何時の予約枠なら行けそうかは、事前に旅行社に確認しましょう。

まとめ

フィレンツェ・ドゥオーモのクーポラ登頂は、フィレンツェ観光の中でも特に印象に残る体験のひとつでした。463段の階段は決して楽ではありませんが、途中の構造や天井画を間近で見られることも含めて、単なる展望台とは違う特別な体験になっています。

頂上から見渡すフィレンツェの街並みは非常に美しく、天候や時間帯によっても印象が変わるため、登るタイミングも重要だと感じました。

また、クーポラは予約時間ごとの入れ替え制となっており、当日は行列の種類も複数あるため、事前に「ブルネレスキ・パス」を購入し、時間枠を確認しておくことが必須です。特に人気シーズンは1か月以上前でも埋まることがあるため、早めの予約が安心です。

フィレンツェを訪れる際には、ドゥオーモ内部の見学だけでなく、ぜひクーポラ登頂もセットで体験することをおすすめします。街の印象が大きく変わるほどの眺望が待っています。

今回のイタリアツアーの記事へのリンク

www.frostmoonweb.com

 

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