2026年6月、待ちに待った飛鳥IIIで小笠原諸島・父島を訪れる5泊6日のクルーズに夫婦で参加しました。
この記事では、私たちが利用したミッドシップスイートのお部屋について、写真を入れてご紹介します。これから飛鳥Ⅲでどのお部屋にしようか検討している方の参考になれば嬉しいです。
※飛鳥Ⅲは飛鳥3や飛鳥IIIと表記される場合もありますが、本ブログでは飛鳥Ⅲとしています。

- 飛鳥Ⅲミッドシップスイートに泊まった感想
- 飛鳥Ⅲ ミッドシップスイートの客室をレビュー
- Wi-fiについて
- お部屋のコンセントのタイプは?
- テレビのHDMI端子は使えるか?
- お部屋の清掃
- 防音性はどうか?
- 流れないアナウンスもある
- インルームダイニング
- あると便利なもの
- ミッドシップスイートのお値段
- まとめ
- 飛鳥Ⅲ小笠原クルーズへのリンク
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飛鳥Ⅲミッドシップスイートに泊まった感想
結論を先に書くと、大変快適に過ごせるお部屋でした。お値段が高いので当たり前なのかもしれませんが。実際に泊まって感じたメリット・デメリットをまとめると次のとおりです。
良かった点
- リビングと寝室が分かれていて広々使える
- 一般客室より乗船前予約の開始が早い
- 冷蔵庫内のドリンク類が充実
- インルームダイニングが追加料金なし
- 乗船順が早い・・・意外と大事なので後述します
気になった点
- Wi-fiは6時間ごとに切断されるので再接続が必要
- マグネットはドアしか付かなかった
- HDMI端子は実質使えなかった
- クローゼットは少し狭い
- USB端子がない
- テレビの反応が遅い
乗船順が早いことのメリット
スイートクラスで特にメリットがあると感じたのは、乗船順です。乗船しないと予約がとれないレストランや船内アクティビティの予約に、一般客室の方より早く予約に入れます。一般客室の低層階とは乗船時間に30分の差がありました。限られた枠を予約するにはこの30分はかなり大きいと思いました。
ミッドシップスイートは料金に見合う価値がある?
クルーズ中に楽しみたいレストランやアクティビティの先行予約を考えると、私にとっては料金に見合う価値があると思いました。レストランはビュッフェや予約不要のレストランだけで良いとか、アクティビティには参加せず、船内でのんびり過ごせればよい、という場合は、スイートにこだわる必要はないと思います。
ミッドシップスイートは「リビングと寝室を分けてゆったり過ごしたい方」「乗船直後に人気レストランを予約したい方」に特におすすめです。
飛鳥Ⅲ ミッドシップスイートの客室をレビュー
リビングスペース
ごろんと横になれる長さのソファーと一人掛けの椅子、テーブルがあります。テーブルは高さの調整が可能でした。

ソファの正面には大きなテレビも。リモコンで操作しますが、反応が鈍いので、自分が押したボタンの電波がTVに届いているのかどうかが分かりづらかったです。

ミッドシップスイートは日本の都道府県の魅力を紹介する「ASUKAⅢ meets 47都道府県」を実施しています。テーブル上のお菓子も各県にちなんだものでした。

テレビボードの上には工芸品などが飾られています。

テーブルの上にはウェルカムシャンパンが冷えていました。私達夫婦はアルコールは飲まないので、事前に郵船クルーズにメールでノンアルコールにしてほしいとお願いしてありました。お返事にも「ウェルカムシャンパンはノンアルコールにてご用意いたしますのでご安心ください。」とあったので、安心していたのですが・・・。

飲んでから気づきましたが、アルコールのシャンパンでした。お部屋の電話からレセプションに電話して、事情を説明すると、ノンアルコールタイプをスタッフが持ってきてくれました。
リビングスペースにはミニバーコーナーがあります。

アルミ缶に入ったお水、ドリップバッグのコーヒー、紅茶や日本茶など種類豊富に用意されています。

冷蔵庫内にもジュースやスムージーなど、ドリンクが充実しています。扉の上のポケットに入っているジュースはオレンジジュースとグレープフルーツジュースで、こちらは飲んでも補充がありました。

ドアポケットの下の缶はワインでした。缶ワインて初めて見ました。私達は飲まないので、ワインとビール(青い缶)は友人へのお土産に持ち帰りました。

寝室
リビングの奥には寝室があります。寝室はツインベッド。ベッドの下にはスーツケースをしまえるようになっています。リビングと寝室の間は扉がありました。

寝室エリアにも大型テレビがあるので、リビング側と寝室側で異なる番組を視聴することも可能です。

ベッドサイドにはコンセントや照明、そしてアイマスクの用意がありました。

寝室内にはデスクがあります。ここでPC広げて作業も可能です。ただ椅子は高さの調整ができないのがやや残念。

デスクの上のカード入れは、乗船証入れとして使わせていただき、記念に持ち帰りました。

デスクの引き出しの中にはタブレットが入っています。このタブレットはレストランや船内プログラムの予約にも使えます。お部屋から持ち出してラウンジなどで使用することも可能です。ただちょっと重いです。

ただ予約をするには、まずこのタブレットでマイページにログインしなくてはなりません。ログインに必要な情報は、テレビのWi-fi接続案内を見ればわかりますが、デジタルガジェットを使わない世代の方にはちょっと難しいのかも。この記事の後半にWi-fi接続について紹介しています。
エアコン
エアコンを完全にオフにすることはできないですが、温度調整はできます。ただ+5度とか大胆な温度設定はできなさそうですが、ちょっと寒い、ちょっと暑いと感じる時には十分調整できました。

水回り(洗面・バス・トイレ)
寝室の奥にはバスルームへの入り口があります。入り口にはバスローブがかかり、その奥の左側に洗面、右がバスタブで一番奥の突き当りがトイレです。

洗面はダブルシンクなので、2人で並んで歯磨きできるのは便利です。ただボウルの上の棚が思ったよりも前に出ているので、顔を洗う時にちょっと邪魔でした。限られたスペースに水回りを使いやすく配置するのはなかなか難しいようです。

右側のシンクしたの引き出しには歯ブラシ、ヘアブラシ、ボディタオル、コットンや綿棒など様々なアメニティが入っています。左側の引き出しは空なので、自分の化粧品などを入れておくと便利です。

ポーチに入っているのは、クレンジングや化粧水などの基礎化粧品類です。


バスタブは広くて快適。シャワースクリーンだけでなく、カーテンもあるので、バシャバシャとシャワーを浴びても、床に飛び散る心配がないのも良かったです。
シャワーの水圧はそんなに高くはないのですが、困るほど低いこともなく、私は何度かお部屋でシャワーを浴びました。今回は寄港地が小笠原だったので、観光から戻ると汗びっしょり。大浴場は混雑してそうだったので、お部屋で気楽にシャワーが浴びられるのはとても助かりました。

もちろんシャンプー、コンディショナー、ボディソープもそろっています。バスルームにはバスタオルとフェイスタオルの用意があります。体を洗うのはボディタオルで良いのですが、もう一枚洗面台の水滴を拭くためにハンドタオルが用意されていると良いなと思いました。

トイレは安心のウォシュレット付き。日本船ならではです。ただポーチなどちょっとした物を置ける場所もなけれど、トイレスペースには汚物入れもなかったです。

クローゼット
クローゼットはこのお部屋の一番奥にありまして、2人で一緒に使うのは無理なスペースでした。ワンピースなど丈の長い洋服は、右側のハンガーにかけることができます。

引き出しの上の風呂敷はランドリー用です。これ、持ち帰り不可ですが、クルーズの記念にほしいという人いると思うので、持ち帰り可になると良いなと思いました。

ちなみに靴べらですが、私達は入り口を入ってリビングに入るところで靴を脱ぎスリッパに履き替えていました。なのでリビングの入り口にフックがあって靴べらをつるして置けると良いなと思いました。
クローゼットにはスリッパの用意もあります。さすが日本船、助かります。

バルコニー
飛鳥Ⅲは全室にプライベートバルコニーがついています。スイートは通常の客室2部屋分を使って、片方がリビング、もう一方が寝室になっているので、バルコニーは2部屋分の長さがあり、広々している印象です。

クルーズ旅でやりたいことの一つに、お部屋のバルコニーの椅子に座って、海を眺めながらコーヒーを飲みたいと思っていましたが、航海日は行きはお天気が今一つ、帰りはやや揺れが大きく、小笠原では外が暑すぎて、結局バルコニーでゆっくり景色を楽しむ、ということはしませんでした。
マグネットがつかない
クルーズ客船はお部屋の壁や天井にマグネットがつくとよく聞きます。そう思ってマグネットフックをたくさん持ってきたのですが、なんとマグネットがつきません。くっつくのは入り口の扉だけでした。ちょっと意外。まぁ、部屋がそこそこ広いので、マグネットがつかなくても不便なことはなかったのですけどね。

Wi-fiについて
Wi-fiはつながると速度もあって便利ですが、自分のスマホでインターネット接続するまでの手順が非常にわかりづらい、というレビューをSNSで目にしました。
ですが、お部屋のテレビに表示されるWi-fi接続方法を見ながらやれば、とても簡単。わかりにくいという声を受けて、飛鳥側が案内を改善してくれたのかもしれません。
私のスマホはAndroidなので、Androidの手順は以下の通りです。
- 機内モードにする
- Wi-fi設定画面の「+ネットワークを追加」

- QRコード読み取りボタンを押してQRコードを読める状態にして、画面に表示されたQRコードを読むとWi-fiに接続できる。

ここで注意が必要なのは、Wi-fiに接続できることと、インターネットに接続できているのとは違うということ。お友達とLINEしたいとか、SNS見たいという場合は、Wi-fiに接続したうえで、インターネットに接続する必要があります。たぶん還暦過ぎの人たちには、このあたりの理解が難しい感じがしました。
- Wi-fi接続の次に表示されるもう一つ別のQRコードをスマホのカメラで読んで、マイページのログイン画面を出す
- 画面の指示に従って

- 「インターネット接続画面へ」をクリック

- 「インターネットに接続する」をクリックするとLINEやSNSが使えるようになる

船内では、Wi-fi接続サポートサービスデスクも開かれていて、そこに相談に来ているお客さんもいて、「私はこういうことはさっぱりなのよ~」と言いながら、スタッフに設定してもらっていました。スタッフにインターネット接続してもらったとしても、飛鳥のWi-fiは6時間で切断されてしまうので、また設定する必要があります。サポートデスク頼みだと、毎度サポートデスクに行かないとならないので、ちょっと大変かも。
お部屋のタブレットや自分のスマホからレストランや船内アクティビティの予約をするにはマイページにログインする必要がある
私はSNSもLINEもしないからWi-fi接続できなくても良いわ、という方もいるかもしれませんが、お部屋のタブレットや自分のスマホからレストランやアクティビティの予約をするには、Wi-fi接続したうえで、マイページにログインしなくてはなりません。
今回のクルーズではレストランは乗船前にスイートクラスの人は2回まで予約を入れられますが、予約が必要なレストランは4か所あります。事前予約できていないレストランは乗船してから予約するのですが、マイページログインしていないと、レセプションに電話して予約を取ることになります。行列ができていたかどうかわかりませんが、Wi-fi接続がうまくできていない人が相当数いる感じだったので、電話にいろレセプションでお願いするにしろ、時間がかかることは予想できます。
乗船後、真っ先にやったのがお部屋のタブレットでマイページにログインし、予約していない夜のレストランに予約を入れることと、船内アクティビティのゴルフシミュレーターの「リンクス」の予約を取ることでした。無事確保できました。
リンクス、結構楽しいです。ゴルフ経験がある方は予約されることをおススメします。手袋の用意がないので、持って行くと良いですよ。

お部屋のコンセントのタイプは?
お部屋にはリビングにもベッドサイドにも、デスクの上にもコンセントはあり、充電に困ることはありません。でもUSB-CとかUSB-Aのケーブルを刺せる場所はないので、ケーブルだけ持ち込んでも充電はできません。


テレビのHDMI端子は使えるか?
お部屋のテレビでは、衛星放送以外に、VOD(ビデオ・オン・デマンド)として、いろいろな映画などが提供されています。どんな映画が用意されているのかを事前に知ることができるのか? 私は手段が分かりませんでした。最近は飛行機でもVODを採用していて、その月にどんな映画や番組を視聴できるか公式サイトの案内で調べられるので、飛鳥もサイトの中の分かりやすいところに用意されていると良いと思います。
飛行機のVODでもあまり見たい作品がないことも多いので、今回は自分のタブレットに好みの映画をダウンロードして、お部屋のテレビにつないで見れると良いなと思っていました。お部屋のテレビにHDMI端子があるのかどうか、事前に申し込みをした旅行会社にメールで問い合わせると以下の通り、HDMI端子があり、自分のタブレットを接続してタブレットにあるコンテンツを楽しめる、と回答がありました。

ですが、テレビのHDMI端子はすべてテレビの背面にあり、テレビと壁の間の隙間は数センチ。女性の私の手でもその隙間からHDMI端子に持参したケーブルを刺すのはなかなか難しかったです。HDMI端子があるのは事実ですが、実用的とは思えません。あらかじめ延長ケーブルをつないで端子を使いやすい場所に出しておくなどの工夫があると良いと思いました。

苦労してHDMI端子にケーブルを刺しましたが、今度は入力切替を押しても私が刺したHDMI端子を選択することがどうしてもできません。レセプションに電話して聞きましたが「お客様側では操作できない」というお返事でした。
お部屋の清掃
お部屋の清掃は1日2回入ります。1回目の清掃は結構朝早い時間帯から実施している感じでした。お部屋に入られたくない場合は、Don't Disturbのランプをつけておきましょう。扉の横にスイッチがあります。

2回目はターンダウンサービスです。ゴミ箱の清掃と、使用済のタオルがあれば交換してくれます。
防音性はどうか?
飛鳥Ⅲが新造船だから防音性能が良いからなのか、乗客の皆さんのマナーが良いからなのかわかりませんが、お部屋にいる限り、隣の部屋からの音や廊下を歩く人の声が聞こえてくることはありませんでした。
バルコニーの窓をきっちりしめていると、テンダーボートを上げ下げするモーターの音もかすかに聞こえる程度で、騒音に対するストレスは全くなかったです。
流れないアナウンスもある
非常時のアナウンスはもちろん客室内に流れるし、船長の挨拶も流れましたが、航行中に見える案内は、廊下でなっているのは聞こえるものの、客室内には流れませんでした。レセプションに確認すると、緊急性のない放送は客室内には流れない仕組みなのだそうです。なので「右手にイルカの群れが・・・」なんていうのは、客室内にいると気が付かないこともあります。
インルームダイニング
スイートクラスのお部屋にはインルームダイニングが料金に含まれています。これは朝食・昼食・夕食をお部屋に届けていただけるサービスです。レストランに行く必要がないので、お部屋でパジャマにスリッパという気軽な服装でお食事を頂けます。
私達は下船日の朝食はレストランが混むのではないかと思い、インルームダイニングをお願いしました。こういう時にリビングのテーブルを上げ下げできるのはとても便利だと思いました。

あると便利なもの
パジャマ
お部屋にバスローブはありますがパジャマの用意がありません。睡眠を十分とるのは旅を楽しむ原動力になるので、パジャマがあると良いでしょう。
折りたたみトレイ
四隅のボタンを留めると小物入れになるトレイです。このトレイに腕時計、スマホ、メガネなどをまとめておくと、「あれ、どこに置いたっけ?」の防止になります。
ミッドシップスイートのお値段
飛鳥Ⅲには最上位のロイヤルペントハウスからバルコニークラスまで、さまざまなお部屋があり、お部屋のグレードによって旅行代金が異なります。今回の5泊6日小笠原クルーズの場合、ミッドシップスイートは1人当たり855,000円(My ASUKA CLUB会員割引適用)でした。1泊あたり171,000円になります。そう計算するとかなりの高級ホテル滞在という感じがします。
料金はクルーズの時期や日程、予約条件などによって異なるため、参考としてご覧ください。
まとめ
飛鳥Ⅲミッドシップスイートは、広さや快適性だけでなく、乗船後のレストラン予約や船内アクティビティの予約で優遇される点が大きな魅力でした。
一方でUSB端子がないことやテレビのHDMI端子が使いにくいなど、実際に利用して初めて分かる点もありました。
初めて飛鳥Ⅲに乗船する方や、スイート客室を検討している方の参考になれば幸いです。
飛鳥Ⅲ小笠原クルーズへのリンク
飛鳥Ⅲ小笠原クルーズのまとめ記事
日々の様子
1日目: 乗船から初日にやったこと
何時頃ターミナルについて、乗船手続きはどうだった? 初日にやったことをまとめています。
2日目の終日航海日の様子
3日目は父島に初上陸
小笠原村のマンホールカードをもらい、午後はシュノーケリングを楽しみました。
4日目は父島での2日目
定期船「おがまる」と飛鳥Ⅲのレアなツーショットを撮影したり、南島に上陸しました。小笠原の海の素晴らしさに感動した1日でした。
5,6日目は終日航海から横浜帰港
飛鳥Ⅲレストランのレビュー
イタリアンレストラン「アルマーレ」について
飛鳥Ⅲには有料レストランが2つあります。そのうちの一つ、イタリアンレストランのアルマーレについてメニューや実際のお料理を紹介しています。
和食・割烹料理の「海彦」について
追加料金なしでフレンチが楽しめる「ノブレス」について
予約不要の「フォーシーズン・ダイニングルーム」
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にっぽん丸クルーズ
九州の志布志から大阪まで夜行フェリー乗船記
ナイルクルーズ
飛鳥Ⅲクルーズの一つ前の旅はイタリア
飛鳥Ⅲ小笠原クルーズの一つ前の旅はイタリアでした。