鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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ユーラシア旅行社のパタゴニアツアーを選んだ理由や持ち物など

2025年2月のパタゴニアの旅は、ユーラシア旅行社さんのツアーで参加しました。

実はユーラシア旅行社さんに申し込む前に、別の旅行社のパタゴニアの旅に申し込んでいました。その後にユーラシア旅行社さんから、今回私が参加したツアーの発表があり、当初予約していた別会社のツアーをキャンセルしたという経緯があります。私の経験がツアー選択の参考になるかもしれないので、乗り換えた理由も記載しております。

こちらの記事では旅の全体像や、日々の記録へのリンク、旅の費用、パタゴニアに行くなら持参した方が良いもの、持って行って役立ったものなどをまとめました。

なおツアー会社を乗り換えた理由や持ち物に関するパートは有料としてあります。あらかじめご了承ください。

14日間の内容

全部で14日間のツアーでしたが、日本から遠いのと、現地も広大なので移動にかなり時間を取られます。感覚としては半分は移動に費やしていたような感じです。ただ現地での長時間の移動中は、野生動物が見えたり、日本では見られない山と氷河の景色が楽しめました。

1日目は夜出発

出発便は成田発のエミレーツ。この便は夜10時頃出発するので、1日目はこの便に乗ったところで終了です。

2日目はほぼ移動で終わり

2日目の早朝にドバイに到着し、3時間くらいドバイで乗り継ぎ時間があります。その後ブエノスアイレス行きに乗ります。途中、サンパウロに給油のため経由し、ブエノスアイレスには夜9時頃到着し、2日目が終了します。機内食が4回も出る飛行機に乗ったのは初めてなので、搭乗記を書きました。

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ブエノスアイレスでは725コンチネンタルというホテルに泊まりました。華美ではないけど、広さもあるし、シャワーのお湯もちゃんと出て快適なホテルでしたが、ほんの数時間いただけでした。この建物がホテルです。

725コンチネンタル

3日目はウシュアイアへ

朝3時にブエノスアイレスのホテルを出発して国内線の空港へ。朝食はお弁当でした。

前日ベッドに入ったのは深夜だったのに・・・。でも早朝出立のおかげで、アルゼンチン最南端の町、ウシュアイアには午前中に到着し、時間を有効に使えました。

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4日目はクルーズでペンギンを見る

4日目はウシュアイアで定番のアクティビティの一つ、ビーグル水道クルーズです。お天気はイマイチでしたが、目的のペンギンも見れたし、楽しめました。

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5日目・6日目は感動のペリト・モレノ氷河

空路カラファテに移動し、世界遺産のペリト・モレノ氷河を観光しました。翌日ももう一度ペリト・モレノ氷河観光に行き、6日目はクルーズ船からの観光を楽しみました。

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6日目のペリト・モレノ氷河観光の後は、フィッツ・ロイの麓の町、チャルテンに移動しました。

7日目はフィッツ・ロイハイキング

朝飯前と朝食後の計2回ハイキングに行き、この日は3万歩以上あるきました。つかれたけれど、心地よい疲労感でした。

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8日目は国境を越えてパイネ国立公園へ

この日は早朝からバスでの大移動。バスで国境を越え、チリのパイネ国立公園へ。野生動物をたくさん見かけました。

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9日目パイネ国立公園ハイキング

パイネ国立公園内のトレイルをハイキング。この日は終日猛烈な風で、風の大地の洗礼を受けました。

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10日目国境を越えてアルゼンチンへ戻る

9日目のハイキングが終了すると、あとはもう淡々と帰国に向けての移動です。10日目はアルゼンチンのカラファテに戻りました。

11日目ブエノスアイレスへ

カラファテから飛行機でブエノスアイレスへ。直行便もあると思うのですが、私達が乗ったのは、バリローチェ経由の便で、移動に4時間ほどかかってブエノスアイレスに到着しました。できれば直行便を確保できると良かったのに、と思いました。ブエノスフアレスでは、到着した時に宿泊したホテルと同じホテルでした。

この日の夜は希望者のみ実費でアルゼンチンタンゴショーを楽しみました。支払った金額は、2杯分のドリンク込みで65US$でした。私はTシャツにカジュアルなパンツで出かけましたが、ワンピースなど少しオシャレした装いの方もいました。こういう場なので、荷物に余裕があれば少しドレスアップできると気分も上がると思います。ホテルに戻ったのは深夜12時過ぎでした。

アルゼンチンタンゴのショー

12日目アルゼンチン市内観光

いよいよ日本に向けてアルゼンチンを離れます。夜11時過ぎの便なので、ホテルでのんびり朝食を取った後、ブエノスアイレス市内を観光してから空港に向かいました。

久しぶりにのんびり朝食

ブエノスアイレスは南米のパリと言われることもあり、なかなかおしゃれな街でした。

ブエノスアイレスの市内

「世界で2番目に美しい本屋さん」として有名なエル・アテネオは、もともとは劇場だった建物です。本当に美しい本屋さんでした。

エル・アテネオ

13日目機内で過ごす

13日目の日程表には何も記載されていませんでした。12日目の夜11時に飛び立つと、すぐに13日目に入ります。13日目になって間もなくリオデジャネイロ空港に着陸しますが、乗客は機内待機のまま。2時間ほどしてリオデジャネイロ空港を離陸し、ドバイ空港まで14時間ほど。ドバイ空港には日付が変わる直前に到着しました。

14日目帰国

ドバイ空港で8時間ほど過ごした後、朝8時半くらいの羽田行きのエミレーツに乗り込み、帰国の途につきます。羽田には夜10時頃の到着でした。成田着のエミレーツだと、その日のうちに静岡の自宅まで帰宅できるのですが、羽田着のエミレーツでは東京に1泊しないとなりません。そこが今回のツアーで唯一の不満点です。というのも成田行きの便にも十分乗れる時間にドバイに到着するのです。

ツアーの費用

南米までの往復をビジネスクラス利用で行くこともあり、お値段は一人200万円くらいかかります。エコノミーなら50万円くらいさがると思いますが、今まで乗った飛行機の中では最長の搭乗時間ということもあり、移動の疲労を少なくしたかったので、ビジネスクラスのツアーを選びました。

現地で滞在する宿はパタゴニアといういわば田舎なので、山小屋に泊まる感じ、と事前に案内されていましたが、実際にはもうちょっとホテル感がありました。どの宿も華美ではないけれど、清潔感があり、ホテルのスタッフも親切で、ほとんどの場所で快適に過ごせました。

ちなみに先に申し込みしていたC社のツアーは同じ14日間でビジネスクラスで往復でしたが、ユーラシア旅行社さんより高かったです。

現地ホテルの状況

チリのパイネ国立公園で宿泊したオステリア・ペオエについては宿泊記を書いています。こちらの宿以外の宿も部屋の設備や備品は似たりよったりです。部屋の備品は最小限な感じでしたが、スタッフは親切で、清潔な印象でした。

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  • 部屋の備品は最低限で、ケトルのあるホテルはなく、コーヒーカップなどもありません。冷蔵庫は1か所だけありました。ティッシュもない宿もあり、もちろんスリッパやパジャマもありません。
  • バスタブはすべての宿で備わっていたけれど、日本のようにお湯を貯めてつかることはできない。これは排水管がそのような造りになっておらず、大量の湯を捨てようとすると、逆流する可能性があるということで、添乗員さんからはバスタブにはお湯を貯めないよう指導がありました。なので、入浴剤を持参する必要はありません。
  • ブエノスアイレス以外のホテルでは、トイレにペーパーは流せませんでした。トイレ横のゴミ箱に捨てます。これは観光地のトイレも同様でした。
  • 水道の水で歯磨きしても大丈夫だった。エジプトに行った時には、口をゆすぐにもペットボトルの水を使いましたが、パタゴニアではそこまで気を遣わずとも大丈夫でした。ただこれは個人差あるので、判断は自己責任でお願いします。
  • シャンプー、コンディショナー、ボディソープはほとんどのホテルで用意がありました。スイスのホテルではまとめて1本で髪がゴワゴワになりましたが、パタゴニアではそんなこともありませんでした。その他の歯ブラシやヘアブラシなどのアメニティはないと思った方が良いです。
  • アルゼンチン国内のホテルはどこもお部屋でWifiが使用できました。
  • アルゼンチンのホテルのコンセントはOタイプ、パイネ国立公園のオステリア・ペオエはヨーロッパでよく使われているCタイプでした。コンセントがほとんど室内にない宿もありました。
  • どこのホテルも意外に乾燥していなかった。
  • ルームメイクして下さる方へのチップは必要。
  • 朝食はビュッフェで、温かい料理は卵料理とベーコン/ソーセージくらい。

ユーラシア旅行社のパタゴニアツアーを選んだ理由

冒頭、当初別会社で申し込んでいたツアーをキャンセルして、ユーラシア旅行社さんのツアーに乗り換えたと冒頭に書きました。その理由はいくつかあるのでご紹介します。

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