大阪・関西万博が2025年4月13日から開幕しました。私はこういう大規模イベントは混雑するのが嫌であまり行かないのですが、今回の万博はちょっと行ってみようかな、という気持ちになり、開幕直前に少し割引のあるチケットを購入し、ゴールデンウィーク明けに行ってきたので、記録しておきます。世の中にはネガティブな情報もありましたが、私は静岡からはるばる出かけて行って良かったと思いました。今回行けなかったパビリオンやショーもあるので、もう一回行きたいくらいです。
- 訪問日はこうやって決めました
- チケット購入と入場ゲートと入場時間の予約
- 宿泊場所
- 万博会場への入場
- タバコを吸う人は再入場口から外へ
- パビリオンの事前予約
- 実際に訪れたパビリオンと予約の有無
- パビリオン以外の見どころ
- 万博内でのお食事
- つじさんの地図がとても便利
- 次回行くならタクシー&西ゲート希望
- これから行く方へのアドバイス
- まとめ
訪問日はこうやって決めました
私が訪問したのは5月9日です。なぜこの日にしたかという理由を以下に書きます。要は季節と混雑です。
猛暑や台風を避けたい
万博は4月13日から10月13日まで半年間だけの開催です。外のイベントなので、酷暑の夏は避けたいところ。今の日本はお彼岸過ぎまで暑い日々ですし、8月後半からは台風の心配もあります。
後半は混むだろうと予測
こういうイベントは開幕当初の出足はイマイチでも、あと少しで閉幕、という頃になると「やっぱり行ってみよう」という気持ちになって来場者が増えるように思います。ということで、前期券の時期を選びました。チケットも前期券なら1000円安いんです。
GW直後を狙う
上記1, 2を考えると、爽やかな気候が期待できる5月の平日が良さそうです。勤務の都合で、木曜日の夜に大阪に向かい、金曜日に万博訪問というのが都合が良く、5月9日(金)か5月16日(金)が候補になりました。
静岡から行くとなると、夜まで万博会場にいるとすれば、大阪に2連泊することになります。宿泊予定のホテルでお値段を調べると、5月8日(木)から2連泊の方が、5月15日(木)からの2連泊より安かったんです。
ということで、5月8日(木)の夕方に静岡から大阪に移動して、大阪に宿泊。5月9日は朝から終日万博を楽しんで、その日も大阪に宿泊し、5月10日(土)に静岡に戻るという2泊3日の行程としました。
ちなみに3日目は大阪市立美術館の国宝展を見てから静岡に戻りました。
2連泊の理由
1泊2日の行程でも大阪万博に行くことは可能ですが、夕方以降は帰ってしまうお客さんもいて、会場内が空いてくること、夜のドローンのショーを見たかったので、夜まで会場にいることにしました。ただ夜のショーは私が行った時は荒天のため中止でした。そこが残念です。
チケット購入と入場ゲートと入場時間の予約
チケット購入
スマホに万博のアプリをインストールすればチケットの購入も入場の予約も、パビリオンの事前予約もできますが、私はチケット購入と事前予約は自宅のパソコンから行いました。60過ぎると画面が大きい方が操作しやすいからです。アプリとパソコン側とは万博IDで結び付けられているので、PCで購入したチケットはスマホのアプリ側でも表示できます。
ただ毎度2段階認証です。PCでログインする時には、登録したメールアドレスに認証用の番号が届くので、それを入力。アプリの場合も同じメールでの通知方式も選べますが、生体認証が可能なスマホなら生体認証が圧倒的に便利。特に現地で当日予約するのにいちいちログインする時に、メールでの通知だけだとログインする度にメールを開いて認証番号を確認してアプリに入力と言う手間がかかりますが、生体認証ならその手間は不要です。
入場予約
私は4月12日に入場券を購入し、同時に入場時間の予約もしました。その時には東ゲートの朝一番の枠(9時から10時)はやや混み状態で予約ができたので、地下鉄中央線でアクセスする東ゲートで予約をしました。地下鉄を選んだのは、アクセスのために予約が不要だったからです。でもこれは後から考えると再考の余地ありでした。
予約した時点ではやや混み状態だった時間帯も、訪問前日には東ゲートは朝9時から11時までは満員となっていました。
宿泊場所
万博会場まで地下鉄中央線で行くので、中央線の本町駅直結のAPA HOTELを予約しました。駅直結のホテルは雨でも濡れずにホテルまで行けます。
静岡から新幹線で行く場合、新大阪駅から本町までは御堂筋線で20分くらいと、静岡からのアクセスも良い場所なのです。
ツインルームに2人で朝食付きで2連泊して、41,400円でした。朝食のビュッフェの内容もよく、このお値段はおトクな感じがしました。
万博会場への入場
夢洲駅
本町からは20分ほどで夢洲駅に到着します。地下鉄の車内はかなりの混雑でしたが、姿勢が変えられないほどの激混みではありませんでした。
入場の予約は9時から10時の枠でした。8時15分頃ホテルを出て、会場の最寄り駅である夢洲駅に到着したのは8時45分頃でした。
東ゲート
駅の階段を上がって外に出て、人の行列について進みます。はじっこの方に携帯各社の移動アンテナ車がいました。私は普段使っている4Gとか5Gの電波を利用していましたが、特に問題なく使用できました。
8時55分に、9時から10時の入場枠の人たちの長い行列の最後尾に並びました。ゲートに向かって左手の方がいくぶん空いているようで、案内の人も左の方が空いています、と案内していました。
この時間帯、すでに10時から11時の入場枠の人たちも来場していますが、別の待機エリアに誘導されていました。予約時間より早くついても、ただ屋外で待たされるだけなのかも。
9時なるとゲートが開いたようで、少しずつ行列が進みます。ゲートでは空港のような手荷物検査があるので、そこで時間がかかるのですが、スタッフの数は多いので、ゆっくりですが行列は進みます。
手荷物についてはこういう看板がてっています。この場合、スマホやタブレットはカバンから出してトレイにいれるのか、カバンに入れたままX線検査を通過できるのか、わかりませんでした。私はスマホとタブレットと水筒はカバンとは別にトレイにいれて検査を受けましたが、カメラと腕時計はカバンに入れたまま検査を受けました。
飲み物は手に持っていて下さいと言われました。ペットボトルにカバーをつけている人は外してください、という案内もありました。
万博にはアルコール類の持ち込みはできません。私は水筒に水を入れていたのですが、水筒の中身の検査はありませんでした。空港だと一口飲んで下さい、とか言われますが、そういうこともなく。X線検査で中身がわかるのかな? 謎です。
ゲートを抜けたのが9時20分でした。この日は曇り空で気温もそんなに高くなかったので、待っていてもそれほど苦になりませんでしたが、炎天下だったり、雨でみんなが傘をさしていると大変かも。
タバコを吸う人は再入場口から外へ
私の旦那さんは喫煙者ですが、万博の会場内に喫煙場所はなく、吸えるのは東ゲートの外です。20分かけて入場しましたが、さっそく外にタバコを吸いに出ます。
外に出てもう一回あの行列に並ぶわけではなく、再入場口で手にスタンプを押してもらって外に出たところに喫煙所があります。このスタンプはブラックライトを当てると見えるスタンプとのことで、肉眼ではわかりませんでした。
再入場口は東ゲートの両サイドにあります。
再入場エリアからゲートの外を見たところです。9時25分頃の状態。だいぶ行列が短くなりました。
再入場者は再入場者ゲートで手荷物検査があります。タバコを吸うためだけに出るのであれば、荷物は同行者に預けてから出ても良いかも。
パビリオンの事前予約
抽選による予約は全滅
パビリオンの抽選予約は2か月前抽選と、7日前抽選の2回あります。私がチケットを購入したのは、来場日の1か月前だったので、すでに2か月前抽選は終わっていました。なので7日前抽選に応募しました。抽選では第5希望まで入力できます。同じパビリオンに対して時間を変えて入力しても良いし、5つとも異なるパビリオンについて申し込みをしてもかまいません。私は同じパビリオンについて、時間帯を変えて入力しました。5つ希望を出しても当選するのは1つのみです。
来場日の7日前を過ぎると、結果がとどきました。全滅でした。えっ、一つも当選しないの??? という驚きがありました。ちなみにエントリーしたパビリオンは大阪ヘルスケアパビリオンです。人気パビリオンはどこもこうなのか、単に私のくじ運が悪いのか。
3日前からの先着予約
抽選に外れると、入場前にできる予約は3日前からの先着予約のみです。私は5月9日に来場予約をしてあるので、3日前からというのは、5月6日になる夜中の12時からが予約スタートです。12時にログインしようとしても混雑していてログインできないので、5月5日夜11時くらい、つまり3日前予約スタートの1時間前からログインしました。が、その時間でも以下の通り即ログインはできません。それでも何時頃ログインできるのか表示されているのは親切です。
画面の表示通りの時間にほぼログインできたのですが、ここで失敗。ログイン後操作をしていなかったらタイムアウトでログアウトされていましまた! 11時45分くらいにログインを試みた時には、さらに混雑具合は増していて、30分待ちの表示。日付が変わった深夜12時15分頃にならないとログインできない状況でした。仕方ないのでそのまま待ってログインしましたが、その時点で希望のパビリオンは一つも空きがなく、偶然見つけた開いているパビリオンに予約を入れて私の予約作業は終了です。予約ができたパビリオンはブルーオーシャンドームです。とにかく開いているパビリオン優先で予約したので、何を見られるのか分からず状態で予約しました。
実際に訪れたパビリオンと予約の有無
三菱未来館(予約なしの先着)
9時20分頃東ゲートから入場した私たちは、旦那さんの喫煙タイムの後、大屋根リングの内側に入ろうと歩いて行ったら、三菱未来館の前で「ただ今のお時間、予約なしでも入場いただけます」とスタッフが案内していました。なんとラッキー。見たかったパビリオンでもあり、迷わず入場しました。
こちらのパビリオンではバーティカルシャトルに乗り込んで、深海から火星まで旅をするというもの。予約なしで入場はできましたが、館内に入るまでに10分ほど待ちます。ここは上に屋根があって晴れていても直射日光を避けられそう。
階段をあがって建物の2階エリアへ。ここで一本映像を見ますが、この映像はまだバーティカルシャトルに乗り込む前の映像です。立ったまま見ます。
その後エスカレータで一つ上の階にあがり、着席してバーティカルシャトルに乗ってからの火星探査旅行の映像を見ました。座って楽しめると足が休まって助かります。
ここを出たのは10時ちょっと前くらいだったでしょうか。
ブルーオーシャンドーム(事前予約)
事前予約で唯一取れていたのが3日前からの先着予約で取れたオーシャンドームです。10時20分からの枠を予約してあったので、三菱未来館を出た後は、オーシャンドームがある場所まで歩きます。大屋根リングのほぼ真反対側に位置しているので、結構距離があります。リングの内径は615mほどです。
こちらの建物は建築家の坂茂氏の設計です。ドームが3つあり、それぞれ違う素材が使われています。
こちらのパビリオンでは海洋汚染を扱っていました。展示を見た後はこちらの部屋で映像を見ます。正面の黒い帽子のようなものに映像が出ます。座って視聴できました。
コモンズC館(自由入場)
海外のパビリオンには、ドイツやフランスのように単独でパビリオンを建設している国と、コモンズ館のように複数の国が共同で出展しているパビリオンがあります。コモンズ館は予約不要なので、予約パビリオンの合間に見るのがおススメ。
エジプト館(自由入場)
コモンズC館のあと、場内を歩いていると、待ち時間45分のプラカードが目に入りました。待てば入れるということで、エジプト館に入場。以前旅行で訪れたことがあるので、関心がわきました。この頃から雨が降り出しました。行列の先頭部分には屋根があったのですが、後方の人たちは傘をさしての行列です。待ち時間45分との表示でしたが、30分かからずに入れたと思います。
エジプトの過去から未来を紹介する映像が展示内容でした。最後にはアフリカで最も高い建築物のアイコニックタワーも紹介されていました。私達がカイロに行った時にはもうあったのかな???と思って調べたら、カイロの中心地ではなく、新首都予定地に建設されたようです。
私がエジプトを訪れたのは1年前くらいでした。
チリ(自由入場)
こちらも自分が訪れたことのある国だったので、足を運んでみました。特に行列もなく行ったらそのまま入れました。スタッフの方がクイズをやっていましたが、結構な人だかりで全然見えなかったので、スルー。
いのち動的平衡館(当日予約)
万博会場の中央に、シグネチャーパビリオンが8つあります。8人の著名人がプロデュースした「いのち」に関わるパビリオンです。ブルーオーシャンドームを見た後、当日予約でこちらのパビリオンが14時20分から取れました。つまり10時50分頃スマホを操作していて取れたのが14時20分の枠、ということです。
下の写真は私たちの一つ前の予約枠の人たちが並んでいるところです。屋根がある部分もありますが、建物の入り口はもうちょい奥にあって、結局雨があたる場所で少し待ちました。
オマーン(自由入場)
いのち動的平衡館を見た後、当日予約でもう一つ予約。少し時間があったので、会場内を歩いている時に通りがかったパビリオンです。予約なしですぐ入れるとのことで、入場しました。
館内では最初の部屋で一つ、次の部屋でもう一つ計2つの映像を見ます。2つめの部屋には少ないですが椅子があり、早めに入室すれば座って視聴できます。
Better Co-Being(当日予約)
いのち動的平衡館の後に予約できたシグネチャーパビリオンです。3日前の先着でも空きがなく、午前中に当日予約を見ても空きがなかったのですが、午後から雨が降って客足が伸びなかったせいか、当日予約で16:00-16:15の枠を予約できました。
慶応技術大学の宮田先生がプロデュースしたパビリオンで、ここは屋外での展示です。
入場するとまずこちらで使うアプリをスマホに入れます。スタッフがサポートしてくれます。10人くらいが1つのグループになり、こんな石のようなものを一人一人が持ちます。ぶるぶる震えます。石の前の方が震えたり、後ろの方が震えたり、はたまた左右が震えたり、震動が石の中をぐるぐる回ったりします。その方向に導かれて歩くのかな?と思いましたが、結局は案内役の方について歩きました。


アートの所に来ると、インストールしたアプリ上に解説が表示されました。最後には一緒にアートを巡った人たちとのつながりが表示されました。私はここで何を感じ取れば良かったのだろう?
退場する時に、ノベルティをいただきました。記念グッズをいただいたのは、このパビリオンだけでした。
PASONA NATUREVERSE(夕方に自由入場)
こちらではネオアトムとブラックジャック先生が、iPS心臓などの先端技術を紹介しながら、命の大切さを訴求しています。
実際に動いているiPS心臓や心筋シートの展示もあり、入りたかったパビリオンの一つですが、予約がとれず、当日予約も全然ダメだったのですが、パビリオンの前を通ったら、予約なしでも30分待ちで入れるとのこと。実際は30分も待たずに入れました。17時15分頃のことです。やっぱり雨の夕方と言うことでお客さんが少ないのだと思います。
傷ついたアトムにブラックジャック先生がiPS心臓を移植してネオアトムが誕生しました。
こちらはiPS心臓。暗かったので動画を撮りませんでしたが、本当に動いていました。早く実用化されますように。
映像もiPS心臓も良かったけど、映像の前に見たアンモライトが美しかったです。
スペイン(自由入場)
夕食を食べた後、もうかなり歩いてへとへとだったので、帰り道に入れるパビリオンがあれば入ろうと寄ったのがスペインのパビリオン。夜7時くらいです。待ち時間なしで入れました。
パビリオン以外の見どころ
大屋根リング
世界最大の木造建築としてギネス認定されている大屋根リングは、さすがに壮大です。ここが万博で一番印象に残っている場所です。特に暗くなってから照明に照らされたリングがとてもステキでした。
下の写真にあるタイのパビリオンは、半分だけ作って、もう半分は鏡に映して全体の建物っぽくしているんだとか?
雨でしたがリングの下を歩けば傘は不要でした。柱に番号がついているので、柱番号入りのマップがあると、自分がどこにいるかすぐわかります。
下から見上げてもステキ。
ミャクミャク
初めてメディアで紹介された時は、正直ちょっと気持ち悪いマスコットだと思いましたが、万博会場の中にいると、不思議とかわいく思えます。
マンホールにもミャクミャク。万博会場の外のマンホールにもこのデザインが使われているマンホールがありました。
足元にもミャクミャクを連想させるデザインが。コミャクと世間では呼ばれているらしい。


ガンダム
大屋根リングの西ゲート側に実物大のガンダム像があります。ガンダムのパビリオンの予約も試みましたが、△マークは出るものの、予約ボタンを押すとすでに他の人に取られてしまったのか、「予約できませんでした」が表示されます。この後も何度か当日予約をしようとしましたが、ダメでした。なのでガンダム像の写真だけで我慢。
噴水ショー
ウォータープラザでは11時から16時の毎時0分から5分ほどの噴水ショーがあります。正面から見ても良いし、斜めから見ても良いし、大屋根リングの上から見ても楽しめます。
万博内でのお食事
平日だったこともあり、食事場所を選ばなければ、食事は可能です。私が食べたものの記録です。
コモンズB館のパニーニ
次の予約までまだ時間があったと、雨を避けたかったので、予約不要のコモンズB館へ。入ったら目の前のパニーニが美味しそうで、おもわず一つ購入。1800円もしてあまりの高さにびっくりでした。
好きやねん大阪フードコート
ウォータープラザマーケットプレイス2階にあるフードコートです。お昼時だったので賑わっていましたが、全く座れない、という程ではありませんでした。場所はこちらです。揚げたこやきを頂きました。
おやつにフライドポテト
会場内にはキッチンカーも多数出店しています。小腹が空いた時にフライドポテトが美味しそうだったので、1つ700円のポテトを買って食べました。
大阪のれんめぐりの指定席を予約してゆっくり食事
大阪・関西を代表する老舗・伝統・ほんまもんのグルメが集結したフードコートといううたい文句に惹かれて夕食はこちらのフードコートを利用しました。こちらのフードコートは一人550円出すと、指定席エリア内の座席を50分使うことが可能です。指定席エリアの外だと立ち食いになってしまい、たくさん歩いた足を休ませたかったので、迷わず有料の指定席を事前予約しました。事前予約だと座席の番号まで指定できるので、周辺に人がいなそうな席を選んで予約が可能です。
事前予約しなくても、空いていたので、フードコートの入り口でお金を払って入場することもできますが、食事の時間帯だと手続きするのに少し並ぶかも。事前予約なら、QRコード見せて入れるので、入場の待ち時間はほとんどありません。
指定席エリアに入る場合は、こんなリストバンドをつけます。このバンドをつけていると、お店の注文の時にファストパスとして使えます。私が行った時は空いていて、ファストパスの効力を活かして注文するほどではありませんでした。
また指定席エリアのお客さんには、小さなペットボトル入りの水とクッキーを配布しています。それはいらないので、指定席料安くしてくれる方が嬉しかったりしますが。
予約はこちらのサイトから会員登録して予約します。万博のアプリとは異なるので、ちょっと面倒です。
雨で気温が上がらず、少しからだが冷えたので、どうとんぼり神座さんのラーメンと、大阪新世界元祖串かつだるまさんの串カツをいただきました。




つじさんの地図がとても便利
広い万博会場なので、地図は必携。でも紙の地図は有料販売です。かといってスマホの小さな画面で公式のマップを見るのはつらいです。そこで役だったのがSNSでも話題になっていた「つじさんの万博地図」です。A4の用紙にカラープリントして持って行きました。
万博のパビリオン巡りを主目的とした地図をVer2.02にバージョンアップ
— つじ@万博3/7回目 (@t_tsuji) May 8, 2025
(リンクはGoogledriveのpdf)https://t.co/rcpHr3jts0
・パビリオンの入場方法を最新情報(5/8)に更新
・給水機、医療救護施設の場所を追加
ネットプリント、根拠資料、今後の更新、他言語版等はリプに pic.twitter.com/Vk2uXYF6uA
次回行くならタクシー&西ゲート希望
今回は予約がいらない地下鉄を利用したので、東ゲートから入場しましたが、予約がいらないという理由で、東ゲートから入場する人が多いように思います。実際時間帯別の予約状況を見ると、東ゲートの方が混んでいます。
もし次回行く機会があるのなら、タクシーで行って西ゲートから入場というのも良いかな、と思っています。というのも、地下鉄で向かう人が多いので、地下鉄はまず座れません。本町駅から20分くらいで到着しますが、ずっと立ったまま。その後ゲート前の行列も立ったまま。入場する頃には、少し足がくたびれてきます。万博会場に入る前に足がくたびれてしまっては、元も子もありません。
西ゲートへのアクセスにはシャトルバスが推奨されていますが、こちらは朝の時間帯は予約が求められています。予約すれば必ず座れるらしいですが、バスの予約は万博アプリや万博のサイトからはできず、「KANSAI MaaS」というアプリなんです。
帰りは地下鉄でもバスでも良いですが、来場時はなるべく体力を使わずに会場内に入れる方法が良いと思いました。
これから行く方へのアドバイス
朝9時入るのがおススメ
午後から行けば並ばずに入れるそうですが、私は朝一番に入ることをおススメします。というのも、朝イチだとまだお客さんが少ない時間帯なので、人気パビリオンが予約なしでも入れます、ということがあり得ます。今回三菱未来館はこれで入れました。
当日予約は早い時間帯の枠から取る
当日、自分のスマホから取れる場合、一度に予約できるのは1つだけ。予約したパビリオンの見学が終わらないと、次のパビリオンの予約ができません。朝一に夕方の時間帯を予約してしまうと、夕方まで他のパビリオンの予約ができないのです。
ただどうしても見たいけパビリオンの予約が夕方の時間帯だけ取れるなら、予約してしまい、夕方までは予約なしで入れるパビリオンだけを回るという手もあります。パビリオンを優先するか、予約して待ち時間なしで入ることを優先するか、ご自身のプランに合わせて予約すれば良いと思います。
歩きやすい靴で
私は1日で2万歩をこえました。行列には立ったまま並ぶし、パビリオンの中も椅子がないパビリオンもあります。歩きやすい靴で行きましょう。
お土産物屋さんは夕方以降は混む
お土産は帰りに買う人が多いので、平日でも入店に5分待ちという時間帯もありました。軽い物なら先に買ってしまう方が時間を有効に使えるかもしれません。大きなものや重いものは持ち歩くのが大変なので、帰りに買う方が良いでしょう。
まとめ
こうやってブログに書いてみると、訪れたパビリオンは10か所。事前予約がほとんどできなかったので、意外にも回れた感じです。特にシグネチャーパビリオンは当日予約で2つも行けたのは予定外。一方で並べば入れるフランス館やアメリカ館は朝10時くらいでも長蛇の列で、1時間以上の待ち時間表示でした。
私が訪問した5月9日の入場者数は、こちらの記事によると8万5969人(関係者除く)となっています。10万人を超えている日もあるので、私が訪問した日は比較的空いていたわけです。当日予約が取れたのは、空いている日だったこと、午後から雨が降り、さらにお客さんが減ったことが要因と思います。
ただ天気が悪かったので、楽しみにしていた夜のドローンのショーは中止でした。これがとても心残り。他にも見たいなと思うパビリオンがいくつかあるので、もう一回行きたいところですが、この先は蒸し暑くなってくるので暑い時期は避けたいです。涼しくなる9月下旬以降は、閉幕前になるので、混雑しそうです。行くなら夜間券で夕方から入るという手はあるかも。
平日で空いているとはいえ、それでもすべてのパビリオンを回るのは無理だし、興味があるパビリオンに絞ってもすべてを回ることはできません。静岡から行くと往復の交通費もかかるので、2日続けて入場という方がオトクだと思いますが、2日連続券というのがないんです。遠くから行く人のことも考えて、2日連続券で少し割引をつける、みたいなチケットがあると良いなと思いました。
開幕前も開幕後もネガティブな話題や、入場者数が思ったほど伸びていないなどのネガティブ情報もありますが、私は行って良かったと思います。