2025年10月、北海道・大雪山系の紅葉を楽しみに層雲峡温泉を夫婦で訪れました。日本で最も早く紅葉が始まると言われる大雪山エリアは、黒岳ロープウェイや旭岳など絶景スポットが多く、秋の旅行先として非常に人気があります。今回宿泊した「朝陽亭」は、ロープウェイ乗り場から徒歩5分と好立地で、夕食・朝食とも個室でいただけるプランを選んだため、落ち着いた滞在ができました。本記事では、実際に宿泊したお部屋、食事内容・周辺観光プランを紹介しますので、層雲峡や大雪山への秋旅を計画されている方はぜひ参考にしてください。

朝陽亭の概要
- 北海道各地に宿泊施設を展開している野口観光グループの宿
- 朝陽亭は部屋数が252室(楽天トラベル情報)と大型旅館で、実際大型バスで乗り付ける外国人観光客の姿が多数あった
- 個室で食事できるプランを利用して、2泊で10万円くらい(2人分)。今回は楽天の割引があり、84,000円(2泊分の2人分)ほどだった
公式サイト
客室
今回宿泊したお部屋は和洋室デラックスというお部屋でした。バイキングではない食事処でお食事するプランを選ぶと、もれなくこのカテゴリーのお部屋になる感じでした。

上の写真には写っていませんが、入り口入ってすぐの所(上の写真だとベッドスペースの左側)にはソファーセットもあり、デラックスというだけあって、部屋の面積はかなり広かったです。
窓からの景色はこんな感じ。色づいた渓谷を見ることができますが、絶景というわけではありません。

お部屋には電気ポットとドリップバッグの用意がありますが、ロビーにコーヒーマシンがあったので、そちらを利用しました。


こちらはお茶請けのお菓子。

冷蔵庫にはお水とお茶のサービスがありました。

浴衣はチェックインの後、エレベータに乗る前にサイズ別に積んであり、そこから自分に合うサイズの浴衣を持って行くシステムです。お部屋には帯や足袋の用意があります。箱の中のボトルはシャンプーとコンディショナーです。

お部屋でWifiは使えました。コンセントも部屋の中にはあるのですが、枕元にはなく。いつも持参しているながーい充電ケーブルを活用しました。
洗面台もトイレとは別にありました。

洗面台奥の扉の中がユニットバスです。お部屋のバスは使わないので、この空間がトイレだけでも良いかなと思います。ユニットバスのトイレはちょっと狭い感じがします。

温泉
建物の最上階に、男女入れ替え制の大浴場、そして2階には間接照明を活かした薄暗い感じの浴槽を設置した大浴場があります。

お風呂の写真は撮影不可なので、公式サイトの温泉のページをご参照ください。
公式サイトによれば、露天風呂は循環・消毒とありますが、大浴場は放流式の源泉かけ流しっぽいですね。
大浴場は気持ち良かったけど、かけ湯用の小さな浴槽に人が入っていてギョッとしました。
お食事
食事は宿泊プランでバイキングと食事処の「北番屋」でいただくプランを選べます。私はバイキングはなんとなく落ち着かないので、多少高くても運んで来てもらえる食事プランを選ぶようにしているので、こちらの宿でも「北番屋」プランを選択しました。そうすると夕食も朝食も個室で頂くことができます。

個室の中には囲炉裏があり、土瓶蒸しを温めたり、魚や肉を焼いたりしながらいただくスタイルです。火があるので、個室内はかなり暖かく、厚着していくと汗かきます。

1日目の夕食
1日目のお品書きはこちら。一つ一つのお料理について素材も明記されていてかなり気合入っている感じがします。

食前酒は日本酒をベースにはてオリジナルカクテル。

まずはテーブルに用意されていた前菜からいただきます。

続いてお椀ものは土瓶蒸しでした。囲炉裏で温めてからいただきました。


お造りはサーモン、鮪、ヒラメ、ブリの4種類がお刺身用と炙り用に1種類のお魚につき2切ずつ運ばれてきました。


焼き物はお肉と山女魚とカスベ(エイのこと)の朴葉包み焼きの3種類も出て来て、どれも美味しかったけれど、私には量が多すぎました。

こちらはカスベ。ちょっとかたかった。

この後はお食事とデザートです。みそ汁はキノコ鍋のみそ仕立てということで、鍋で提供されました。たっぷり入っています。

ご飯は鮭の炊き込みご飯です。お釜ごと運ばれてきました。

ご飯のお供にはいくらがついてきて、親子丼みたいな感じになりました。


最後のデザートは、モンブランを作る機械からほうじ茶ペーストをかけて仕上げました。実はもうお腹がパンパンでほとんど入りませんでした。

2日目の朝食
この日は朝食後に黒岳登頂を予定していたので、7時半くらいから朝食をいただきました。前日の夕食と同じ個室でいただきます。囲炉裏には陶板が乗り、手前の個別コンロには、朝からすき焼きという、まるで夕食並みの献立です。

朝食用のお品書きも用意されています。

ご飯は「ななつぼし」を釜で炊いて持ってきてくれます。

こちらは囲炉裏の陶板焼きの中身。

朝食にもデザートがついていました。

2日目の夕食
同じプランで2連泊としているので、2日目の夕食も北番屋でいただきます。
献立の概略は1日目の夕食とほぼ同じで、使われている材料が1日目とは変わります。こちらが2日目のお品書きです。

食前酒は日本酒がベースですが、近くにある滝をイメージしたカクテルでした。

今日もテーブルと囲炉裏にお料理が並んでいます。

材料はもちろん前日とは異なりますが、見た目で大きく違っていたのが蟹です。

焼き物も前夜と構成は同じく、肉と魚ですが、素材が異なりました。


ご飯は栗と鶏肉の炊き込みご飯、みそ汁は豆乳仕立てとなっていました。


こんな感じによそってもらいました。海苔は少し囲炉裏で炙っていただくのが美味しいです。

最後にデザートが運ばれてきて夕食は終了です。ごちそうさまでした。

3日目の朝食
この宿での2回目の朝食です。こちらがお品書き。

あらかじめテーブルに用意されているのは朝の八皿。

まずは目覚めのドリンクからいただきました。牛乳と野菜ジュースの2種類です。

囲炉裏の陶板で温められているのはギンダラの西京焼きです。

食後にはデザートも。

夕食も朝食もとてもボリュームがあるお食事でした。
ロビーでのサービス
宿泊客にはロビーで日本酒やコーヒーなどのドリンクとスイーツのサービスがあります。ロビーは大型旅館らしい広々した造り。池もあって鯉が泳いでいました。


ロビー奥のカウンターの上にはお酒の飲み比べができるように、数種類が用意されていました。

コーヒーやジュースも用意があり、お酒を飲まない私達もいただけます。

アイスの用意もありました。

一通りいただきました。


アクセス
朝陽亭は層雲峡温泉の中にあります。層雲峡温泉の観光スポットの一つ、黒岳ロープウェイまでは歩いて5分ほどという好立地なのが良いです。私も実際歩いて乗り場まで行きました。
で、宿へのアクセスですが、私達はレンタカーだったので、車で向かいました。公共交通機関の場合は、最寄り駅がちょっと遠くて、石北線の上川駅が最寄り駅。上川駅からは路線バスで層雲峡温泉まで来ることができます。ただ石北線は1時間に1本くらいしか走っていないのと、層雲峡界隈を旅するのなら車がある方が効率的に動けますので、雪のない時期はレンタカーがおススメです。
周辺観光プラン
層雲峡温泉は大雪山国立公園の中にあり、雄大な自然が何よりの観光スポットと思います。私が今回訪れた場所の記録は別ブログで紹介するとして、この宿に泊まって訪れていただける絶景スポットをご紹介します。
黒岳ロープウェイ
大雪山系の一つ、黒岳はロープウェイとリフトを使って7合目くらいまで簡単に行くことができます。
層雲峡
石狩川沿いにつづく断崖絶壁の区間が層雲峡で、2本の落差のある滝もあります。温泉街からは車で10分ほど。チェックインの前後に立ち寄るのがおススメです。
旭岳ロープウェー
大雪山系は日本で最も早く紅葉を楽しめる地域なので、紅葉の時期にこの周辺で温泉とセットで楽しむと良いと思います。私は層雲峡の前日は、大雪山系を挟んだ西側にある旭岳温泉と旭岳山麓のハイキングを楽しみました。
旭岳観光の時には、旭岳温泉の湧駒荘に宿泊しました。宿泊記はこちらです。
まとめ
今回の旅では黒岳登頂を予定していたので、ロープウェイ乗り場まで徒歩で行ける宿を利用しました。宿は大型旅館だけあって、特に土曜日の夜は大型観光バスがやってきて、海外からの団体観光客がどっと泊まっていました。
そういう団体受け入れの大型旅館であっても、食事がビュッフェではないプランがあると、あまり気にせずに過ごせます。以前、札幌近くの定山渓温泉でもビュッフェのプランとスタッフがサービスしてくれるプランがあり、サービスしてもらえる食事プランにしたおかげで落ち着いて過ごせた経験があります。
北番屋という食事処で食事するプランは確かに落ち着いて過ごせますが、60歳を過ぎた私達夫婦には夕食も朝食も量が多すぎました。しかも材料が異なるとは言え、似た感じの献立が2日間続きます。できれば2泊目はボリュームを選べるとか、もうちょっと量の調節や献立の内容がガラッと変わるとかできると良いなと思いました。
層雲峡にはまた行きたいと思っています。今回宿泊した朝陽亭の向かいに「ホテル大雪」という宿があります。こちらの宿には温泉付きのお部屋もあり、そちらも良いかも、と思っています。