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50代から始めた乗り鉄で温泉とご当地マンホールの捕獲を楽しんでいます。女一人旅の旅行記メインのブログです。

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残暑厳しき折、30℃のぬる湯で涼をとる 畑毛温泉「誠山」宿泊記

体温並みの気温が続く2020年のお盆。そんな暑い夏にはぬる湯に入りたくなります。幸い私が生息する静岡県東部には畑毛温泉というぬる湯の温泉があります。去年も真夏に行きました。今年もあまりの暑さに急遽思い立ち、楽天トラベルで検索したら、前日にもかかわらず、そしてお盆休み中の土曜日の夜にも関わらず、1人で泊まれるプランが出ていました。しかも、GoToトラベルキャンペーンにプラスして静温県民割引まで加わり、トップシーズンのこの時期、1万円以上もお得に泊まれました。どんな宿だったかご紹介します。公式サイトはこちらです。

hatakeonsen.jp

畑毛温泉とは

畑毛温泉は静岡県の函南町に位置します。位置がピンとこないかもしれませんが、東海道線で言うと、熱海の一つ西の駅が函南駅です。熱海から長い長い単なトンネルを抜けて到着する駅が函南駅です。 

 畑毛温泉には源頼朝が軍馬の疲れを癒したという言い伝えがあり400年以上の歴史があるそうです、静岡県で初めて環境省から「国民保養温泉地」に認定された温泉地でもあります。きっと昔は温泉旅館も今よりたくさんあってにぎわっていたのでしょうけれど、今や営業している宿は数軒のみの大変静かな温泉なのです。

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とても静かな畑毛温泉

それではさっそくチェックイン。

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ぬる湯の宿「誠山」

客室にテレビはないが広くて静かで快適

部屋数は全部8室。ベッドの洋室タイプが4室、畳の和室タイプが4室です。今回は洋室タイプを選択しました。洋室は1階にあります。

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1階の廊下

室内は広く、楽天トラベル情報によると28㎡とのこと。シングルベッド2台とテーブルと椅子のセットが置かれています。

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洋室タイプのお部屋

反対側から撮影するとこんな感じ。一人で過ごすには十分すぎる広さです。

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窓側から撮影した室内

入り口を入って右手にトイレと洗面などの水回りがあります。新しくて気持ちが良いです。段差もなくトイレ周辺も広いので、車いすでも入れそうです。ちなみにお風呂はどの部屋にもついていません。

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水回り

洗面台にはドライヤー、コップ、石鹸、綿棒が用意されています。基礎化粧品の用意はありません。

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ドライヤーなど

トイレの反対側はクローゼット。金庫もこの中にあります。

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クローゼットとその中の金庫

冷蔵庫はコンパクトなタイプのものが設置されていて、使う時にコンセントを自分で差し込んで使うタイプでした。

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冷蔵庫

お部屋に用意されているお茶はティーバッグタイプの緑茶。ポットは電気式で都度沸かすタイプです。

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お茶とポット

部屋にコーヒーやコーヒーカップの用意はないので、持参しました。

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コーヒーは持参

部屋にはバスタオル、お風呂で使うタオル、歯ブラシが用意されています。お風呂で使うタオルは実は脱衣所にも積んであり、部屋に用意されているタオルは使わずにそのまま持ち帰ることも可能です。浴衣はチェックインの時に色浴衣を選ぶスタイルでした。

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アメニティ

さて、この宿の特徴ですが、部屋にテレビがありません。私はあまりテレビ見ない人なので、全然問題ないですが、テレビ大好きな人はつらいかも。洋室タイプには1室だけデラックスタイプという部屋があり、この部屋にはテレビが常設されていますが、他の部屋にはテレビがなく、どうしても見たい人は1日1000円でレンタルすることになります。部屋にテレビがない代わりに、部屋の本棚に本たくさん並んでいます。私にはちょっと難しそうな本ばかりでした(笑)。

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部屋の本棚

部屋以外にも館内には漫画も含めていろんな本がありました。私は「岳」を借りて読んでいました。

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部屋の外にも本がたくさん

Wifiもあるので、ブログ書いたりSNS書き込んだりも問題なくできました。宿のサイトの「よくある質問」ではロビー付近で使用可能とありましたが、部屋でもちゃんと使えました。ただ私が宿泊した部屋は一番ロビーに近い部屋だったので、室内でも問題なくWifiが使えたのかもしれません。ロビーから遠い部屋はもしかしたら電波が弱いかもしれません。

ベッド周りにコンセントがあるので、スマホを目覚まし代わりに充電しながら休むことは可能なのですが、私が持って行った充電器はちょっとサイズが大きくて、ベッドのコンセントが使えなかったのですが、コンセントそのものは部屋の中に何か所かあるので充電自体は問題ありません。

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ベッドのコンセントを使うには充電器のサイズが大きいと難しい

ぬる湯でのんびり

畑毛温泉の特徴はなんといってもぬる湯。今年のように猛暑が続いた時にはじっくりつかっていられるぬる湯が嬉しいです。こちらの宿には男女別の露天風呂付大浴場と無料の貸切風呂があります。

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いざ入浴

大浴場は夜11時まで。翌朝は7時からと、ちょっと朝のスタートが遅いです。

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入浴は朝7時から夜11時まで

大浴場

日帰り温泉も受け付けているので、宿の部屋数の割には大きめの脱衣場。

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脱衣場

洗面ボウルは2つ。ドライヤーも2台あります。化粧水だけ用意がありました。

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脱衣所内の洗面台

冷たい水の用意もありました。

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冷水の用意

脱衣所のロッカーは鍵付きで、100円が必要です。ちゃんと戻ってくるので実質無料ですが、100円玉がない場合は事前に両替が必要。部屋からお風呂に向かう時、ついつい100円玉を忘れがちで、部屋まで戻るということも。また最後に100円玉を取り忘れないよう気を付けましょう。たまに100円玉が残っていることがあります。

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ロッカーは100円玉が必要

内湯に3つの浴槽があり、源泉のままの30℃、加温した35℃、41℃のお湯が注がれています。

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温度違いの浴槽が3つ

30℃はプールに入っている感じで猛暑の時にぴったり。30℃と35℃の浴槽はジェットバスのようになっていましたが、私はジェットがない方が好きなんです。ジェットにあたっていると、なんかこう肌がかゆくなるんですよ。浴室内には外の光が入って昼間はとても明るい浴室です。

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プールに入っている気分の温度

内湯の外には新しい露天風呂があり、こちらは38度くらいでした。周辺を壁で囲われているので眺望はありません。屋根はないので青空が広がっています。雨の日はちょっとつらいですね。

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露天風呂

無料の貸切風呂

無料の貸切風呂があると聞いて使わせていただきました。が、こちらは浴槽が一つのみ。温度は38℃くらいかな。湯口からお湯が出ているわけではなく、わざわざ入る必要はなさそうです。

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貸切風呂

家族だけで入りたい方は利用するかもしれませんが、外の看板には「準備に2時間くらいかかる」と書いてあったので、宿側としてもあまり使用してほしくないのかもしれません。

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貸切風呂前の看板

泉質

こちらの温泉の泉質は単純温泉。これと言って特徴がないですが、長く入っていても湯あたりしにくい泉質とも言えるでしょう。ぬる湯のお風呂だと1時間くらい入っていることもあるので、体に負担がない泉質なのはぬる湯のお湯には良いのかも。pHは8.7でアルカリ性ですが、お肌ツルツルという感じはあまりしなかったように思います。

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温泉成分表

使用状況は、加温あり、循環ろ過あり、消毒ありでした。これと言って特徴のないお湯ですが、じっくりつかった後部屋に戻ると、なんとなく体がポカポカしてくるような感じがしなくもない。私のような温泉素人にはあまりこのお湯の良さがわからなかったというのが正直なところです。

食事

食事は夕食・朝食ともに食事処でいただきますが、場所が夕食と朝食で異なります。また朝食はサービスということで、料金に含まれません。朝食抜きでも料金は変わりません。

夕食

夕食はこちらの宿が運営している会員制の食事処でいただきました。コロナの時期だからそうなっていたのか、常にそうなのかはわかりません。こじんまりした食事処でしたが、案内されている人が私も含めて全員一人旅の人ばかりでした。他の家族連れやカップルは別の場所で食べていたのかも。

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こじんまりとした食事処

席に着くとお品書きが用意されていて、結構いろいろなものが出てきそうです。

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お品書き

それではアルコールが入っていない甘酒をいただいて夕食スタートです。

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飲む点滴、甘酒
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前菜とお造り

ここでびっくり。茶碗蒸しが出てきたのですが、なんと固まっていません。もちろん係の人に伝えて、温め直してもらいました。

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茶碗蒸し固まっていなくてびっくり

お品書きにたくさん書かれていたメニューはこんな感じで提供されました。食べ盛りの人には物足りないかもしれませんが、私にはちょうど良い量です。

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夕食

こちらは静岡名産、黒はんぺん。私にはなじみの食材です。

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黒はんぺん

メインはしゃぶしゃぶです。ちょっと固形燃料の勢いが強くて熱い! (笑)

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メインはしゃぶしゃぶ

この後食事とデザートで夕食はおしまいです。どれも美味しくいただきました。

朝食

朝食は夕食とは別の場所でいただきます。

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朝食会場

朝食はもともと料金に含まれていなくてサービスなので、パンとコーヒーくらいかと思っていたら、割とちゃんと出てきました。

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朝食

まとめ

今回はお盆休みの土日というトップシーズンだったので、1泊2日食事付きで17,600円。これからGoTo割引きと静岡県民割引のおかげで、結局6,440円(税込み)で泊まることができました。でももし割引なしで17,600円だったらどうかと言われると、ちょっと高いかも。通常の土日でも一人泊可能で、だいたい1万円から13,000円くらいなので、あえてトップシーズンに行かなくても良いかなと思いました。家族連れのお客さんもいたのですが、部屋にテレビがなく、周辺に何もないので、お子さん連れにはあまり向かず、1人のんびりしたい人向きです。

畑毛温泉はぬる湯の名湯として雑誌などにも紹介されているので、名湯なのでしょうけれど、正直私にはその良さがあまり理解できていません。やっぱ温泉て、匂いだったり色だったり手触りだったりに特徴がある温泉を私は期待してしまうようです。

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誠山は雑誌にも紹介されている

お風呂に入るか読書するかくらいしかすることがないので、もう少しお風呂に入れる時間が長いと良いのですが、社員の出勤時間が7時のようで、7時前の入浴は我慢ですね。畑毛温泉の宿はもう一軒以前に泊まったことがあり、その宿もぬる湯の浴槽はジェットバスになっていたんですよ。なんででょうね? 

www.frostmoonweb.com

 

茶碗蒸しが蒸す前の状態ででてきたら、お造りのわさびが後から出てきたりと、オペレーションに課題はありますが、宿のスタッフは本当に一生懸命でとても好感が持てました。

注意点としては、宿内に自販機はなく、水やお茶はフロントで購入するシステムなので、宿のスタッフがいなくなってしまうと手に入りません。歩いて行ける範囲にコンビニはありません。支払いはカードが使えますが、プランによっては現金のみです。私のプランは現金のみだったので確認して出かけましょう。 

2020年の夏は8月の終わりになっても猛暑が収まりません。ぬる湯で涼をとるのも良いかも。