鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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伊豆急行で行く5つの足湯めぐり日帰り旅

 

鉄道旅で温泉行くのが好きな私は、足湯も大好き。伊豆急行線には足湯がある駅が5つもあり、静岡在住の私はもちろんのこと、首都圏の方も日帰りで楽しめます。もちろん宿泊の行き・帰りに楽しむのも良いのでご紹介します。

伊豆急行を走る列車

伊豆急行線は伊東駅と伊豆急下田駅を結ぶ私鉄です。たいていの列車はJR熱海駅から直接乗り入れているので、伊東駅での乗り換えは必要ありません。特急「踊り子」なら東京から直接乗り入れているので、首都圏の方にはさらに便利な路線です。

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特急「スーパービュー踊り子」号

特急「踊り子」号には、2019年現在、今となってはレトロ感満載の「踊り子」号もあります。いまどき窓が開く特急列車ですが、まもなく引退なんだそうです。

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古い特急「踊り子」号

観光列車も走っています。こちらは「伊豆クレイル」。ピンクのボディが女性受けしそうです。中でお弁当形式のランチを食べることができます。

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伊豆クレイル

普通列車にも魅力的な列車が走っています。こちらはリゾート21の「キンメ列車」。普通列車なので特急料金は不要。

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キンメ列車

普通列車なのに、車内は観光列車のようなデザインです。

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キンメ列車の車内

先頭車両は展望車。座席に傾斜がついているので、最前列でなくても前面展望を楽しめます。

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展望車

リゾート21は乗車券だけで乗れるのが魅力です。リゾート21には「キンメ列車」以外に「黒船列車」という車両もあります。

伊豆急行線の足湯のある駅

さて本題。伊豆急行線沿いの足湯のある駅をご紹介します。

その1: 城ヶ崎海岸駅

伊東駅から普通列車で20分弱。景勝地でもある城ヶ崎海岸への玄関口です。木が使われたホームの屋根や駅舎がステキな駅です。特急は停まりません。

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城ヶ崎海岸駅

ホームから階段を下りて下田方向に行くと、ホーム横に「ぽっぽの湯」という足湯があります。

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ぽっぽの湯は線路沿いにある

線路沿いなので、足湯につかりながら目の前を列車が走っていくのを楽しめます。

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列車を間近に眺められるぽっぽの湯

その2: 伊豆高原駅

城ヶ崎駅から一駅下田方面に行った駅が伊豆高原駅。伊豆急行線の車両基地がある大きな駅です。特急も停まります。駅舎も立派。その駅舎を出たところに「伊豆高原美足の湯」があります。

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駅舎の外に足湯のやぐら

10人くらいが入れる湯船ですが、結構混んでいました。一人旅の私はこそっとつかります。

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浴槽は岩風呂

伊豆高原駅には車両基地があり、この日はロイヤルエクスプレスが停まっていました。

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ロイヤルエクスプレス

ところで、伊豆高原駅から先は列車編成が短くなります。なので、熱海や伊東から下田に向かう際、伊豆高原より先まで行く場合には、先頭側の車両に乗りましょう。伊豆高原駅で切り離し作業があります。逆に下田から熱海に向かう時には、連結作業があります。

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その3: 伊豆熱川駅

熱川温泉の玄関口で、特急も停まります。熱川温泉は100℃に近い湯量豊富な温泉が自噴する温泉地で、ホームからは温泉の湯気が立ち上る景色を見ることができます。

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勢いよく湯気が上がる熱川温泉

足湯は駅舎を出て右方向に進むとあります。屋根がついているので多少の雨でも楽しめるのが嬉しいです。

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熱川温泉の足湯

隣の源泉からかけ流しで楽しめるんです。湯温はそれほど熱くはないです。

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源泉かけ流し

足湯の隣にはこんな井戸のようなものがあり、実はここでゆで卵をつくることができます。隣の観光案内所で卵を売っているんですよ。

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足湯に入っている間にゆで卵をつくれる

熱川温泉にはこんなお湯かけ七福神がいらっしゃいます。足湯のところは大黒様ですね。お湯をかけて願いもかけましょう。ただこちらのお湯は足湯とは違い、100℃近いのでやけどには十分気を付けて下さい。

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お湯かけ七福神の一つ、大黒様

駅から徒歩10分も行くと、海沿いの露天風呂があり、大人一人600円で入浴できます。行きは急な下り坂なので、帰りが上り坂になり、せっかく汗を流してもまた汗をかいてしまう可能性がありますが、時間に余裕がある時には太平洋や伊豆諸島を眺めながらの露天風呂は格別と思います。 

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日帰り温泉「高磯の湯」

その4: 伊豆急下田駅

伊豆急行線の終点の駅です。皇族の皆さんが須崎の御用邸で静養される時にこちらの駅で市民がお出迎えするシーンをテレビで時々見かけます。駅舎の外に足湯「開国の湯」がありますが、ちょっと小さくて5人くらいでいっぱいという感じ。しかも座るとロータリーの方向を向くので、ちょっと恥ずかしいかもしれません。 

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下田駅の足湯は小さ目

 しかも私が入ったのは11月でしたが、とーってもぬるかったのです。

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この時はとてもぬるかった

ロータリーの中にもお湯が出ているところがあります。こちらのお湯は温かいお湯でした。

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ロータリーのお湯は温かかった

せっかく下田駅まで来たら、街歩きもしてみましょう。駅から15分くらい歩きますが、ペリーロードという古い町並みがあるのです。

 古民家カフェや食事処、なまこ壁の街並みなど、とても趣のある一角です。

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ペリーロードの一角

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趣のあるカフェ

そして、2019年8月1日、新たな新名所ができたんです。それは下田ロープーウェー。ロープーウェー自体はもともとあったのですが、ゴンドラや山頂駅がリニューアル。あの水戸岡鋭治氏デザインと言うことで、とてもおしゃれに生まれ変わりました。リニューアルオープン当日に、とらべるじゃーな!さんが乗車されています。詳しくはこちらをどうぞ。私も是非行きたいと思います。 

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その5: もう一つは伊豆大川駅らしい

伊豆急行線の駅の足湯は全部で5つ。残りの一つは伊豆大川駅前にあると聞いています。私が行った時には時間切れ、というか一駅間違えて隣の駅に下りてしまい、あら、ないじゃん、というポカをやらかしてしまい、時間切れとなってしまいました。宿題を残してしまったので、下田のロープーウェーを楽しみに行く時に、伊豆大川駅の足湯にも入ってみようと思います。

一日乗車券が便利なんだけど・・・

日帰りで伊豆急行線の足湯を全部楽しむとなると、下田まで往復することになります。伊東から下田までは片道1620円(ICだと1615円)かかります。私が行った時にはラッキーにも一日乗車券が発売されている期間でした。一日乗車券は1700円なので、下田まで往復するのなら絶対お得です。ですが、この一日乗車券は一年中発売されているわけではないようで、2019年8月現在、この切符はありません。

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一日乗車券

東京・横浜方面からのアクセスであれば、伊豆フリー切符みたいなものがあるようです。こちらも年中有効なわけではないようなので、事前に伊豆急行のHPで発売されているかどうかを確認しましょう。 

伊豆急-おすすめ電車旅<観光・海・リゾート・温泉>

 

それでは皆さまも良い旅を~