鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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秘境駅を訪ねる飯田線1泊2日の旅

身延線は私の生活圏からは割と近い鉄道路線なのですが、地方在住者はマイカー移動が多く、私もその一人。身延線の沿線にはマイカーで出かけてしまうので、なかなか利用する機会がありませんでした。鉄道旅をするようになったので、乗ってみることに。富士駅と甲府駅の往復ではつまらないので、もうちょっと足を延ばして、秘境駅がたくさんいることで有名な飯田線も乗ってみるとこにしました。

身延線で甲府へ

まずは富士駅から身延線。身延線は特急ふじかわで時間を稼ぎます。身延線は誕生してから今年で90年なんですね。

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身延線全通90周年を知らせるマーク

特急ふじかわ1号が入線してきました。身延線の起点は富士駅ですが、特急ふじかわ号は静岡駅が始発駅で、富士駅からスイッチバックして身延線に入ります。

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特急ふじかわ 身延線を走ります

平日だったこともあり、車内は空いていました。指定をとりましたが、自由席でも良かったかも。

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フットレスト付きの座席


身延線のハイライトは、富士山の絶景と富士川の眺めですね。富士駅を出た後、富士宮駅までの間は、列車真正面に富士山が見えるので、運転席の後ろで前方撮影するのも良いかも。今回は座席がちょっと離れていたので、窓からの撮影となりました。

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富士駅を出て潤井川を渡る

富士宮駅を出ると電車は急こう配のカーブを上っていき、左側の車窓からも雄大な富士山を見ることができます。毎日見ている富士山ですが、やっぱりきれい。この場所が身延線最大のハイライトでしょう。

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ここが身延線最大のハイライト 富士山が裾野まで見える

峠を越えて富士川が見えてくると、富士山ともいったんお別れ。この後身延線は富士川の東側を北上し山梨県に入ります。

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富士川の東側に沿って甲府を目指す身延線

富士を出発して1時間44分で甲府に到着しました。普通列車だと2時間43分かかるので、先を急ぎたいときは特急利用の価値ありです。

中央線、あずさ号で上諏訪駅の足湯を目指す

甲府で中央線に乗り換えます。普通列車の利用も考えましたが、上諏訪駅で足湯に入りたかったので、ここでも時間が稼げる特急あずさに乗車。あずさ号初体験でしたが、スーパーあずさでないのがちょっと残念。

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特急あずさ

松本方向に向かって左側の座席を選びました。左側の車窓からは南アルプスの景色が楽しめます。

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特急あずさの車窓からのながめ

あずさには車内販売があるんですねー。新幹線はもっぱらこだま号の私には、とっても珍しく感じました。コーヒー飲みたかったけど、トイレが近くなるので我慢。トイレが近くならないコーヒー、誰か発明してほしい。

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あずさ号の座席ポケットには車内販売のメニューなどが入っている

あずさを上諏訪で下車。乗り継ぎの電車まで45分くらいあったので、ホームにある足湯へ。湯布院駅のホームの足湯は有料でしたが、ここは無料でした。ありがたい。どこで足湯に出くわすかわからないので、タオルはつねにバッグに入れてあります。

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上諏訪駅ホーム上にある足湯

いよいよ飯田線で車窓の景色を楽しむ

上諏訪から岡谷までは普通列車で移動。岡谷駅では乗り継ぎ時間時間3分なので、写真を撮る間もなく飯田線に乗り継ぎます。飯田線の起点は実は辰野という駅ですが、ほとんどが岡谷駅まで乗り入れているとのこと。さて、ここからが長い長い飯田線の旅です。なんせ94も駅があり、普通列車で全線走破するには6時間くらいかかります。景色もきれいで秘境駅もある路線なので、ただ6時間乗っているだけではもったいないので、秘境駅を訪ねるために途中の平岡駅で宿泊することにしました。平岡駅まで乗り継ぎ1回でトータル3時間以上かかりますが、車窓は中央アルプスが見えて結構楽しめます。岡谷から平岡駅に向かう時は右側の車窓がオススメです。

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飯田線の車窓の景色


天竜峡駅で乗り継ぎ2分の乗り換えで、普通列車に乗り継ぎます。天竜峡から先は、天竜川の絶景が待っています。翌日はこの区間を下車して楽しむ予定。

宿は平岡駅直結の龍泉閣

この日の宿をどこにとるかは実はちょっと悩みました。温泉旅館狙いなら天竜峡宿ですが、一人で泊まるプランがなかったり、温泉旅館だとお値段もいいお値段だったり。ビジネスホテルがあるのは飯田市ですが、翌日の行程が長くなってしまいます。ということで、秘境駅銀座の中にある平岡駅に宿をとることに。いろんな方のブログを見ると、平岡駅の龍泉閣に泊まったという旅行記が多数ありました。

 

 

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平岡駅直結の龍泉閣

龍泉閣は平岡駅直結の駅なので駅からの移動は無いに等しい。15:45平岡駅着の電車だったので、そのままチェックイン。食事の時に周囲を見たら、皆さん一人旅のお客さまでしたが、女性は私一人でした。ということで、温泉も貸しきりでした。宿の案内によると、ちょっと離れたところにある「おきよめの湯」からお湯を運んでいるそうです。源泉かけ流しでもないし、露天風呂もないけれど、温泉はとろとろっとした感触のお湯で気持ち良かった。

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温泉は内湯のみ

部屋はベッド2つのツインルーム。狭いけどウォシュレット付きトイレが室内にあるのは助かります。シャワーもなぜかありますが、ここでシャワー使うとは思えません。お風呂の方が絶対良いです。

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設備全体は古いけれど、掃除もされているし、鉄道の旅目的で一晩泊まるには全然問題ないです。1泊2食で7200円でした。駅が見えるお部屋でした(303号室)。

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夕食まで時間があったので周辺を散策。けれど、龍泉閣がある平岡駅はこの町の中では結構高台に位置していて、散策するとなると、かなり急な坂を下りていく、ということは帰りは上りになることを覚悟して出かけます。天竜川を渡る橋を渡ってみました。

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天竜川にかかる橋を渡ってみた

右手にヘリポートがありました。交通の便が良いとは言えないこの地域。急病人が出たらドクターヘリで運ぶのかも。

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そしてマンホールの蓋。どこの自治体になるのかネットで検索すると、長野県天龍村ということでした。 

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天龍村のマンホール

歩いたのでお腹がすきました。夕食はトンカツ。下の写真にご飯とみそ汁がつきます。私には十分でした。

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これにご飯と味噌汁がつきます

さて2日目。夕食より品数がある朝食(笑)を食べたらチェックアウト。売店で「秘境駅最中」というお菓子をお土産に買いたかったのですが、まだ開いていません。お土産を買う方は是非到着した時に買いましょう。

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秘境駅へ

当初の予定では秘境駅を3つほど回るつもりでいたのですが、天気が下り坂ということで秘境駅は1つのみにして、早めに帰る行程に変更。そういう時にお手製の時刻表が役立ちます。どの秘境駅で下車するのが、次の列車までの間隔が短いかがわかります。考えずに下車してしまうと、本数が少ない路線では、次の列車までに何時間も待つことにもなります。

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お手製時刻表。普通は横軸に時間をとる

その1つの秘境駅として選んだのが為栗駅。これ「してぐりえき」と読みます。読めませんよね、この漢字。飯田線にはこうした難読駅も多いです。

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秘境駅の割に駅名標は秘境駅らしくなくパキッとしてる

為栗駅で下車したのは私だけ。自分が乗ってきた電車のガタンガタンという音がだんだん遠ざかっていき、やがて静寂に包まれる。鳥の声と川が流れる音しか聞こえません。それがすごく新鮮。山側に住宅が一軒見えますが、今は人は住んでいないようです。

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私だけを駅におろして去っていく列車

駅から見える景色。あの橋まで行ってみましょう。

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駅から見える吊り橋

橋までは徒歩数分。橋から駅の方向を撮影。誰もいない・・・

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吊り橋から駅方面を撮影

橋は車は通れません。吊り橋なのでちょっと揺れます。もし何かの拍子に川に落っこちてしまっても、誰にも気が付かれないでしょう。こんなところに猿の群れに出くわしたりしたら怖いなぁ、などと思って橋を渡ってみました。

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車は通れません

 次の列車まで暇なのでトンネルや鉄橋も撮影。結構近い距離から撮影できます。(線路内には立ち入っていません)

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為栗駅近くのトンネル

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為栗駅近くの短い鉄橋

秘境駅らしい本数ですが、只見線に乗った時はもっと本数が少なかった・・・。

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為栗駅の時刻表。ローカル線にしては本数はある

待合室内に緊急避難場所の案内が掲示してありました。避難場所まで徒歩約2時間て・・・避難できる距離なんでしょうか。たどり着く前にがけ崩れとかありそうじゃん。

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為栗駅に貼られている緊急避難場所の地図

お手製の時刻表によると、間もなく豊橋へ向かう快速列車が通過予定。と思ったら遠くからカタンカタンという音が聞こえてきました。秘境駅で待っている時のこの音はとても素敵。やがてその列車が鉄橋を渡ってきました。

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40分ほど為栗駅で過ごしたら、そのあとの下り電車(天竜峡行)で天竜峡に移動。(当初の予定では田本駅で下車して、次の上り列車で小和田に行ってみる予定でした)

 天竜峡でも足湯に入ろう!

天竜峡には舟下りもあって天竜川の渓谷美が楽しめるようですが、この日は連休中とはいえ平日のせいか、駅周辺も閑散としていました。

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記念写真撮影ポイント

1時間後に出発する特急伊那路までは時間があるので駅周辺を散策。1時間ほどの遊歩道も整備されていますが、電車に間に合わないと困るのでこの日は散策を断念。

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天竜峡のよく見る景色の写真を撮ってみた

もうじき子供の日なので、川には鯉のぼりがたくさん泳いでいました。川下りの舟が係留されていますね。

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天竜峡を泳ぐたくさんの鯉のぼり

川の向こうに足湯らしき建物があるので言ってみると、「りんご足湯」とありましたが、朝10時から。まだ開いていません。そこへ管理人らしき人がやってきて、今から開けますから入って行って下さいとのこと。時間前ですが、たっぷり楽しませてもらいました。湯船が船の形の足湯でしたよ。

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天竜峡にある足湯



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足湯から見える天竜峡駅


お約束のマンホール。マンホールもりんごのデザインです。

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天竜峡のデザインマンホール

天竜峡駅から終点の豊橋までは普通列車だと3時間半くらいかかりますが、特急だと2時間16分。一日2往復走る特急に乗りました。ゴールデンウィーク中でしたが平日のせいか自由席もガラガラ。天竜川の眺めが見られる豊橋に向かって右側の席を確保。先頭車両の前方に座ってので、運転席からの眺めも楽しみました。

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トンネルと鉄橋の連続

天竜峡駅から小和田駅までは、天竜川の眺めを楽しみつつ、トンネルや鉄橋がつづく路線。山がせまっているので、線路の敷設は大変だっただろうし、がけ崩れとかがありそうな区間です。苦労して開通させたんだろうな…と思う路線でした。

おまけのマンホールカード

予定を繰り上げて帰ってきたので、豊橋には13時前に到着。時間に余裕があったので、豊橋市役所に出向いてマンホールカードをいただいてきました。

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飯田線は本当に景色がきれい。また季節を変えて行ってみたいし、今回行けなかった秘境駅にも行ってみたいです。

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