鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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冬の沖縄でホエールウォッチングと飛行機ウォッチング

沖縄と言うと、サンゴ礁の海を楽しむ夏のイメージが強いですが、冬の沖縄ではホエールウオッチングが楽しめます。2018年2月24日~26日の2泊3日で沖縄へ行き、ホエールウォッチングと、ついでに飛行機ウォッチングやモノレールも含めて日本最西端の駅と最南端の駅にも行ってきました。冬の沖縄を楽しむ旅です。

人生初のホエールウォッチング

ホエールウォッチングをやっているツアー会社はたくさんありましたが、私はマリンシーサーというお店のツアーに申し込みました。ホテルまでの送迎もついています。

お店の名前が違いますが、たしかこちらの会社です。。

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天気予報ではこの日はお天気が下り坂で海も荒れる予報が出ていて、ツアーが実施されるかどうかは当日の朝決定でしたが、無事出発できました。ホエールウォッチングの船は揺れて船酔いする人も多いようなので、事前に購入した酔い止めを飲んでの乗船です。

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幸い、鯨が出没している場所が港から20分程度の場所で、酔わずに現地着。早速鯨を見ることができました。

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この時期沖縄で見られる鯨はザトウクジラだそうで、母子で泳いでいます。下の写真、右側にゾウの鼻の穴みたいに見えるのが、子クジラの潮吹き穴。左側はお母さんクジラです。

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ブハッとお母さんクジラの潮吹き。ちなみに2月はたいていどのツアー会社も「鯨に遭遇できない場合は全額返金」とうたっているので、クジラに会える確率は高そうです。

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マリンシーサーのスタッフの皆さんは、親切で明るく、楽しいホエールウォッチングができました。雨が降る前に港に戻れてラッキー。

瀬長島で飛行機ウォッチング

午後は瀬長島に飛行機ウォッチングに出かけました。この時は風の向きが期待と逆で、那覇空港に着陸する飛行機は瀬長島とは逆方向から着陸していました。ただ雨が通り過ぎればおそらく風向きが変わり、瀬長島からの着陸になるだろうと予測して、雨の間は那覇空港でお昼を食べることに。ゆいレールで那覇空港まで行き、ターミナルビルに入ろうとしたらこんな貼り紙が。さすが沖縄ですね。

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風向きが変わるまで、ターミナルビルから飛行機ウォッチング

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と、観ているうちに天気が回復し、飛行機の進入方向が逆転して瀬長島からの着陸となりました。なのでモノレールとバスで瀬長島に移動します。瀬長島行の無料シャトルバスは、那覇空港駅から一駅の赤嶺駅から出発します。この赤嶺駅は日本最南端の駅でもあります。

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やってきました瀬長島。シャトルバスは瀬長島の山頂にあるホテルの前につくので、那覇空港の滑走路の延長線上に行くにはテクテク20分ほど歩きます。

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歩いて到着、こちら誘導灯真正面。つまりこの上を飛行機が通過して那覇空港に着陸します。静岡空港では何時間に1本しか通らないけれど、那覇空港は離発着が多いので5分もすれば飛んでくるはず。

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 早速飛んできました。

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軍用機も那覇空港を利用しているので、旅客機に混ざって飛んできます。

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飛行機見ているだけですが、あぁ、幸せ。私は離陸する飛行機より着陸する飛行機の方が好きです。

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雨待ちの間にターミナルビルから青いジンベイザメ飛行機が見えましたが、今度はピンクのジンベイザメ飛行機が滑走路に進入してきました。

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コンパクトデジカメで撮影していますが、これくらい大きく撮れる、つまり空港にかなり近いというわけです。

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空港の近くには港もあり、この日は大型客船が来ていました。その客船が出港していきました。

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一人だと同行者が退屈していないか、などと気遣う必要もなく、存分に飛行機ウォッチングが楽しめます。シャトルバスに乗るために、また瀬長島山頂のホテル前まで歩きますが、途中ウミカジテラス内にある無料の足湯で休憩します。足湯に入るために、足ふきタオルは欠かさず持ち歩く私です。

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あぁ、気持ちいい。周囲から聞こえてくる言葉は日本語ではない言語ばかりだ。みんなどうやってこの場所を調べてくるんだろう。不思議。

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ウミカジテラス。青空だったら白い建物がもっと映えるでしょう。飛行機も見えるし、温泉があるホテルにも泊まってみたいが、いちいちシャトルバスで移動するのがちょっと面倒かも。

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海沿いを歩いていたら、海鳥が獲物を狙っていました。

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那覇市のマンホールとマンホールカード

名は滞在の最終日。13時までに那覇空港に行けば良いし、ホテルのチェックアウトは12時。午前中は時間があるので、那覇のマンホールカードをもらいに行きました。リーガロイヤルに泊まったのも、マンホールカードの配布場所まで徒歩圏内だから、なのです。那覇のマンホールにはどうやら魚と波のデザインがあるようです。こちらは魚のデザイン。

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こちらは波のデザイン。どちらもモノクロ(とはいわないか。要はカラーではないということです)の蓋です。

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けれど、マンホールカードを配布している那覇浄化センターにはカラーのマンホールが展示されていました。説明書きによると、将来カラーの蓋が作成されることを祈って作ってみました、とのこと。

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こちらでは新潟からマンホールカードをもらいに来た、というオジサンに会い、声をかけられてしまった。オタクなおじさんに声をかけられる私もオタクなおばさんなんだろうな。

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ゆいレールで乗り鉄

ゆいレールには乗り降り自由な1日乗車券があります。購入後24時間有効なので、1泊2日で那覇を楽しむには便利な切符です。帰りの飛行機まで時間に余裕があったので、ゆいレールで乗り鉄してみました。

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モノレールを鉄道とするかしないかはいろいろご意見もあるかと思いますが、乗ってみると鉄道っぽいと私は思いました。2本レールの鉄道における日本最西端は松浦鉄道のたびら平戸口駅で、訪問時には「ついに最西端の駅に来た」と思ったけれど、那覇にはモノレールも含めた鉄道の最西端の駅があるのです。

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ゆいレールは那覇空港から首里城近くの首里駅を結んでいて、観光客だけでなく那覇市民の足になっていそうです。この時期はプロ野球の球団がキャンプをしていて、路線近くの球場ではオープン戦も開催されていて、野球帽を被ったファンも乗っていました。

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結構アップダウンがあり、乗り鉄さんには楽しい路線でした。

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その後首里駅から先に延伸し、今はてだこ浦西駅まで走っています。2020年にてだこ浦西駅まで行ってきました。

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静岡空港から出発する沖縄

今回那覇へは富士山静岡空港から向かいました。自宅から高速道路で1時間20分。駐車場代が無料というのが嬉しい空港です(2018年当時のことで、現在は無料スペースもありますがターミナルビルの前は有料です)。

早めに到着した時には、飛行機ウォッチングねおススメです。詳しくはこちらにまとめました。

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飛行機ウォッチングで待ち時間をつぶし、いよいよ沖縄に向けて出発です。2月だったこともあり、お見送りスタッフがこんな横断幕を持って見送ってくれました。が、沖縄行のこの便の中に、受験生が乗っているとは思えないのですが、そこは気にしないことにして、素直に私も手を振りかえしたのでした。

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離陸中の機内から見た静岡空港。空港が小さいので、ドアが閉まってプッシュバックが終わると、すぐに離陸なのが嬉しいです。

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すでに花粉の時期に突入していたせいか、本日は富士山も見えずちょっと残念。さらば静岡空港。

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一人旅でちょっと贅沢して、プレミアムクラス。なのでお昼御飯が出ました。見た目もきれいだし、機内食は美味しく感じます。

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Wi-fiのコンテンツが使える機材だったので、お昼ご飯の後は機内番組を見て過ごしました。離陸してから約2時間半で那覇空港に到着です。高度を下げてくると眼下には島が。海も青くて沖縄らしさが伝わってきます。

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着陸直前には窓から瀬長島が見えました。この島で飛行機ウォッチングを楽しみました。

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リーガロイヤルグラン沖縄に宿泊

今回の宿は、ゆいレールの旭橋という駅直結の、リーガロイヤルグラン沖縄というホテル。食事なしでも1泊2万円くらいするので、ちょっと贅沢でしたね。その分部屋はとても広くて快適でした。

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まとめ

冬の沖縄って、旅先に考えたことなかったのですが、ホエールウォッチングは貴重な体験でした。一度は見てみても良いと思います。