鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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ろくもんクルーズに行く。美味しいんだけど、景色がもう一つ

2017年6月、しなの鉄道の観光列車の「ろくもん」に乗りました。前年は大河ドラマが真田幸村だったこともあって、かなりの盛況だったようです。乗ってみようかと思って予約状況調べたら、満席の日も多々ありました。その状況は今年も継続しているのかな?どうせ乗るなら、軽井沢ー長野間だけでなく、もっと長い距離を乗ってみようと、あえて「ろくもんクルーズ」というのに申し込みました。クルーズだと長野駅をこえて、黒姫駅まで列車は走り、そのあと、小布施とか戸隠を散策するプランがついているのです。通常のコースだと週末は14,800円ですが、クルーズだと24,800と一万円の違いがあります。静岡在住の私が「ろくもん」に乗るには、東京までの新幹線、プラス長野新幹線で軽井沢まで行くので、トータルにすると結構なお値段。でも年金生活になったら、こんな道楽も自由にはできないだろうから、思い立った時に出掛けることにしました。

(特にことわりがない場合、金額や時刻は2017年6月の乗車当時のものです)

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ろくもんクルーズには、小布施に行くコースと戸隠神社に行くコースとがあり、私は断然戸隠だったのですが、申し込みの時に、戸隠希望者はゼロ。このままだと最少催行人員に満たず、実施されないです、とのことで、小布施コースに申し込みました。

さて当日。軽井沢駅にろくもんが到着。

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ろくもん

ボディの赤は真田の赤備えにならったのでしょう。3両編成で、小布施コースしか結局実施されないようで、3号車に案内されました。

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3号車の車内はご覧の通り、中央に通路、両側に個室風の座席で、向かい合わせに2人が座る配置です。障子をしめたら個室状態。

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座席の幅はゆったりサイズ。使い捨てのスリッパもついていて、くつろげます。けれど、途中の駅でスリッパのままホームに出てくるのはちょっとみっともないと思い、私は座席以外では靴を履きました。

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2号車は座席が窓を向くレイアウトでした。

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 出発の合図は、女性スタッフが吹くほらがい。誰でも吹けば鳴るのか、鳴らすのは大変なのかはわからず。

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本日のメニュー。けっこう品数ありますよ。デザートなんて2つもある!

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軽井沢を出発すると、まずは飲み物を選びます。ビールのセットかソフトドリンクのセット。飲めない私はソフトドリンクのセットをチョイス。他にミネラルウォーターがついてきた。

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次々に彩り鮮やかな食事が運ばれてきます。どれも本当に美しいし美味しい。(量はちょっと少な目)

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窓からは浅間山が見えました。長野に向かって右側に座らないと浅間山は見えないようです。

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 上田駅を出るとまもなく上田城が見えます。これも長野にむかって右側です。上田駅では、赤備えのコスプレで記念撮影のサービスもあります。

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こちらはデザート。

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三才という駅でしばし停車。七五三の記念撮影にくる方もあるんだとか。

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三才駅で、なんと湘南カラーの列車とすれ違いました!しなの鉄道20周年記念のイベントの1つとのことです。

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こんな渓流沿いを走ったりします。浅間山とこの辺りが景色を楽しめる場所だったかも。

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牟礼駅でしばし停車。この駅には天狗の像があります。この天狗様、左の手だけ指が6本あります。またやぎ舎があるのですが、この日は登場せず。もっと暖かくならないと登場しないらしい。

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さて、黒姫駅に到着。天気はどしゃ降りで黒姫山も見えず残念。

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ここからはバスに乗り換えて、小布施に向かいます。ベテランのバスガイドさんがいい味出していました。

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小布施では、古い町並みを楽しんだり、ケーキをいただいたりして過ごします。

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ろくもんをはじめ、いろいろな列車のデザインを手掛けている、水戸岡鋭治さんがデザインを手掛けた料亭「鈴花」を見学。

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最後はお庭がステキな花屋さんでおやつのケーキセット。雨なのでお庭の散策はしませんでした。

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このあと長野駅までバスで送ってもらいクルーズはおしまい。

ろくもんの売りは、車窓の景色よりは、お食事です。路線は町中みたいな所が多いし、見所といえば、浅間山、真田の城くらいかな。クルーズだと黒姫まで行くので、渓流沿いをちょっとだけ走るけれど、お天気も今ひとつだったこともあって、景色を楽しむ、という感じではない。うーん、食事は美味しいしから悪くはないのだけれど、ちょっと路線が期待と違ったかな。お値段も結構するし。もうちょっと景色を楽しめると最高なんですけどね。というろくもんクルーズでした。