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主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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指宿温泉「こらんの湯 錦江楼」宿泊記 1人でも桜島を眺められるお部屋に泊まれメタケイ酸豊富なお湯を楽しめる宿

2023年2月に日本最南端の始発・終着駅である枕崎駅まで、指宿枕崎線に乗って2泊3日で鉄道旅を楽しみました。1泊目に泊まった宿がこちらの「こらんの湯 錦江楼」という宿です。一人でも泊まることができ、全室錦江湾に面したオーシャンビューで、部屋にいながら桜島を眺めることができます。宿泊記をまとめました。

錦江楼の概要

  • 部屋数は33部屋(楽天トラベルの詳細情報)
  • 温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉。メタケイ酸が豊富で鉄分も含まれている
  • PWありの無料Wifiが部屋で問題なく使用でき、客室内にコンセントもありデジタル機器の充電も問題なし
  • 指宿市の宿だが、最寄り駅は指宿より2つ手前の宮ヶ浜。駅からは徒歩10分程度なので駅から歩いて行ける温泉宿
  • 木曜日の夜に1人で泊まって2食付き、1人17,200円(楽天トラベルから予約)。全国割で3000円割引があり、実際は14,200円

 公式サイト

www.kinkouroh.co.jp

宿泊したお部屋

今回宿泊したお部屋は3階のお部屋でした。入り口を開けると正面にトイレや洗面台などの水回りがあり、右手に客室があります。

お部屋の入り口を入ったところ

客室は6畳プラス広縁という広さです。

6畳のお部屋

テレビは床の間部分にあるので、6畳のお部屋がまるまる使えて、一人旅ならお布団を敷いても十分な広さがあります。

一人旅には十分な広さ

大きくとられた窓からは、錦江湾越しに桜島が見えます。手前のソーラーパネルが気になるという口コミも見かけて、確かにその通りではあるけれど、窓がきれいに掃除されていて良かったです。3階だと手前の電線も気になります。もう1階上のお部屋だと気にならないかもしれません。

窓からの眺め

お部屋には洗面所とトイレがついています。ドライヤーの用意もありますが、私は大浴場のドライヤーを使いました。また洗面台用に手ぬぐいがあるのも地味に嬉しいです。

お部屋の洗面台

持ち運び可能な拡大鏡の用意があり、居室の座椅子に座ってお化粧したりするのも便利でした。とても気が利く備品でした。

拡大鏡も便利でした

お部屋のお茶はティーバッグが2つ。珍しく湯のみじゃなくて取っ手があるカップ型の器でした。ドリップバッグを持ってくれば良かったと思いましたが、1階のラウンジでコーヒーのサービスがあります。

お茶とお菓子のセット

冷蔵庫は小型タイプで、広縁の隅っこに用意されています。ミネラルウォーターが1本サービスされていました。お茶を飲むためのお湯は電気ケトルでその都度沸かします。

冷蔵庫や電気ケトルなど

部屋の空調は個別調整はできず、風量の調整のみです。ここはちょっと残念なポイントです。室温て人によって好みの温度があるので、個別調整できる空調の方がありがたいです。ただ私が出かけたのは2月。鹿児島は暖かく、湯上りは暖房が入っていると暑いくらいですが、幸い窓を開けることができたので、それほど困ることはありませんでした。

お部屋の空調は風量調整のみ

Wifiとコンセント

Wifiはお部屋でもパブリックスペースでも無料Wifiがあり、快適に使えました。コンセントはたこ足配線になりそうではありますが、このように複数の差し込み口があるので、デジタルガジェットの充電も問題ありません。

お部屋のコンセント

お部屋のレイアウト

建物は5階建てで中央のエレベーターを挟んで左右にお部屋が並ぶ構造です。

お部屋は左右に長く並ぶ

左右のはじのお部屋だとエレベーターからちょっと歩くかもしれません。

館内の廊下

源泉かけ流しの温泉

大浴場

建物の最上階である5階に男女別の大浴場があります。エレベータ下りて手前が男湯、奥が女湯で暖簾の入れ替えはありません。夜は深夜1時まで、翌朝は5時から使用可能です。

最上階の大浴場がある

入口を入った所でスリッパを脱ぎます。コロナ対策なのか、スリッパはビニール袋に入れて管理する方式でしたが、あら、袋が終わってしまっていました。他にお客さんがいなかったので、はじっこに脱いでおきました。脱衣所は広々しています。3階のお部屋からだと電線が気になりましたが、5階だと電線も気にならず景色が楽しめます。

脱衣所

浴室内も大きく窓が取られて、景色を楽しみながら温泉を楽しめます。夜は外の景色も真っ暗ですが、朝はなかなか良いですよ。浴槽は3つあり、熱めとぬる目のお湯が満たされています。やや熱めの浴槽でもゆっくり入っていられる温度でした。

大浴場

洗い場も10人分くらいありましたが、結局独泉でした。食事の時には女性のお客さんそこそこいたのに、皆さんいつ温泉に入っているんだろう?

洗い場もたくさん

湯上りに水分補給として冷たいお茶がサービスされています。指宿の辺りでは知覧茶が名産のようで、こちらの緑茶も知覧茶です。

脱衣所内には冷たいお茶のサービス

脱衣所内の洗面台には化粧水や乳液、コットンや綿棒、シャワーキャップなどのアメニティとドライヤーの用意がありました。

洗面台のアメニティとドライヤー

露天風呂

こちらの露天風呂は19時以前は有料の貸し切り湯として使用しています。無料で入るには19時以降に利用することになります。私が泊まった時には全国割のクーポンがあったので、クーポンを利用して明るいうちに貸し切り湯で使わせていただきました。

露天風呂は建物の外にあります。後から作った感じのする湯小屋が、廊下からも見えました。

露天風呂の建物

露天風呂へは1階の通用口のような出入口で草履に履き替えて向かいます。19時以降はここにスリッパがいくつ脱いであるかで、露天風呂の混雑具合がわかりますね。

履物を履き替えて露天風呂へ

こんな渡り廊下を渡って湯小屋に向かいます。

露天風呂へ

露天風呂は19時以降は男女別になるので2か所あるわけです。私が利用したのは「でいご」という方の露天風呂でした。貸し切り湯で利用の時にはフロントで鍵を借りて、スタッフの方がここまで案内してくれます。バスタオルも体を洗うタオルも貸してくれました。

「でいご」という浴室を借りました

脱衣スペースは一人なら問題ない広さですが、脱衣籠は縦1列に並ぶ構造で、ここを宿泊客が自由に使うとなると、ちょっと狭いと思います。脱衣スペースに3人いたら狭そう。貸し切り湯にして良かったと思いました。狭いけどお水が用意されていたり、化粧品もあって設備は悪くないです。

脱衣所

露天風呂はこちらです。脱衣所の感じからすると意外に広いかも。湯口からはかなりの量の温泉が注がれています。お湯はちょっとにごりがありました。

露天風呂

周囲は塀に囲まれているので景色を楽しむ露天風呂ではありませんが、周囲の木に南国鹿児島の雰囲気を感じました。公式サイトによると、季節によってはブーゲンビリアの花を楽しめるそうです。

露天風呂からの眺め

露天風呂にもシャワーとカランがあります。貸切利用の時間帯はシャンプーやボディソープが用意されていますが、自由利用の時間帯にはシャンプー類は置かないそうで、体を洗うのは大浴場で、ということのようです。

露天風呂の洗い場は1つ

泉質

泉質は指宿らしくナトリウム-塩化物泉です。溶存物質量が5.385g/kgとそれなりの濃さがあります。成分表が光の反射でよく見えませんが、鉄イオンも6mg、メタケイ酸も287.5mgと結構な量が含まれています。お肌がなめらかになり、よく温まるお湯でした。

温泉の成分表

泉質はナトリウム-塩化物泉

浴槽の縁がオレンジになっているのは、鉄分の影響かもしれません。

オレンジいろは鉄分か?

指宿名物砂蒸し温泉へは送迎あり

指宿の温泉と聞くと、砂蒸し風呂が名物です。私はあまり砂蒸しやってみたいと思わないので行かなかったのですが、宿から砂蒸し温泉が体験できる「砂楽」まで無料の送迎があります。送迎の時間が決まっているので、もし砂蒸しを体験したい方は、あらかじめ計画をたてておきましょう。

砂蒸し温泉の案内

お食事

お食事は夕食・朝食ともに2階の食事処でいただきます。食事処に行くと、私以外にも一人旅の女性が2人いました。いずれもホール内の一番隅の壁際のテーブルが充てられていましたが、ホールの中央部を向いて座るようになっていて、間仕切りのような視線を遮れるものがあるとありがたいと思いました。まぁ、私なんぞはもう慣れっこなので気にせずいただきました。

食事処のテーブルについたところ

夕食

チェックインの時に夕食の時間を選びます。18時も18時半ももういっぱい、ということだったので私は19時からでお願いしました。この日はチェックインしたのが16時を過ぎていて、17時から貸し切り湯を使わせていただいたので、夕飯は19時スタートで良かったです。

こちらがこの日の献立です。メインは黒豚のしゃぶしゃぶですね。

夕食のお品書き

では食前酒と前菜からいただきます。

食前酒と前菜で夕食スタート

前菜を終えた後は、おつくりです。キビナゴが鹿児島の特産のようで、この日の宿でも翌日の宿でも出てきました。光物、私は大好きです。

お造り 右上がキビナゴ

コンロの固形燃料に火をつけていただき、鍋物のしゃぶしゃぶをいただきます。お蕎麦もついていました。

黒豚肉をしゃぶしゃぶで

その後、蒸し物と酢の物、揚げ物のさつま揚げが運ばれてきました。

蒸し物、酢の物、揚げ物

揚げ物と一緒にお食事も運ばれてきます。白米とみそ汁が定番ですが、こちらの宿では鹿児島の郷土料理の一つ、鶏飯(けいはん)というスタイルです。ご飯の上にほぐした鶏肉や椎茸の甘辛煮などの具材を乗せ、お出汁をかけて頂きます。だし茶漬けという感じで、サラサラといただきました。

鶏飯

最後にデザートが出て夕食はおしまいです。

デザート

私はお酒を飲まないこともあり、一人旅だと食事のペースがけっこう早いんです。この日はお料理が運ばれてくるのに少し時間がかかり、食べるものが何もなくて手持無沙汰な時間が何度かあり、トータルでは1時間半くらい座っていました。

朝食

朝食も前日の夕食と同じテーブルでいただきます。私は朝8時からの朝食にしましたが、食事処に行くとすでに食べ終わっているテーブルもあり、早出の人もいたようです。

テーブルにはあらかじめお料理がセットされています。ジュースやコーヒーなどの飲み物はドリンクバーからセルフで持ってきます。

朝食

右側の卓上コンロの鍋の中はお豆腐です。私が席に着く頃、固形燃料の火が消えました。

お豆腐

もう一つ固形燃料で温められたお料理があり、こちらは蒸し野菜でした。

蒸し野菜

大好きな温泉卵もあり、一日のエネルギーを充填させていただきました。

ラウンジ

こちらの宿にはフロントの奥にラウンジがあります。大きく窓が取られていて明るいです。特に景色が良いというわけではないのですが、朝は朝刊を読んだりしてくつろげる場所です。

明るいラウンジ

チェックイン後から18時までと翌朝8時から10時まではコーヒーや知覧茶のサービスがあります。知覧茶は3種類の茶葉が用意されていて、飲み比べができるようになっていました。

日中はコーヒーと知覧茶のサービスがある

鹿児島と言えば芋焼酎ですが、有料で芋焼酎をこちらのラウンジで楽しむこともできます。カウンターの上にずらりと瓶が並んでいて壮観でした。

各種焼酎

アクセス

こちらの宿は指宿市にありますが、鉄道の指宿駅からは距離があります。

鹿児島中央駅から指宿方向に向かう場合、指宿駅の2つ手前の宮ヶ浜駅が最寄り駅です。駅のホームに立つと、目の前に長渕剛さんゆかりの地という横断幕が掲げられていて、桜島も見えていました。

宿の最寄り駅は宮ヶ浜駅

宿にお願いすれば駅まで送迎してくれるようですが、お天気が良かったので私は行きも帰りも歩きました。徒歩10分くらいです。

駅を背にして左に線路沿いに歩くと踏切があって、そこから海岸沿いの広い道路に出ます。踏切を渡る時に錦江楼の建物が見えています。広い道路は歩道の幅も広く、安心して歩くことができました。

踏切から遠くに宿の建物が見えている

宿の前に個人の住宅と思うのですが、側溝に並々と清流が流れていて、なんと錦鯉がいてびっくりしました。猫や水鳥とかに狙われないのかな・・・。

側溝に錦鯉

まとめ

指宿駅周辺の宿に2連泊することも考えましたが、1人で泊まれる宿は割と大型旅館タイプだったので、1泊目はこじんまりしてそうな宿を選び、こちらに宿泊しました。年配のご夫婦や女性のグループ、家族連れがいましたが、大浴場では一度も他のお客さんに会わず、静かに温泉が楽しめました。フロントのスタッフも食事の係の方もとても親切で、中には地元出身の方もいて、食材のことや温泉のことなどを教えてくれました。お食事は特に豪華というわけではいし、建物に古さを感じますが、お掃除もされていたし、何より潮風があたる窓ガラスがきれいに磨かれていて感動しました。そういう点で期待以上のお宿でした。駅から歩いて行けて、鉄道旅の私にはアクセスしやすかったです。指宿枕崎線乗車の旅で泊まるにも良いと思います。

今回の旅

今回は指宿枕崎線の終点であり、日本最南端の始発・終着駅でもある枕崎駅を訪ねてみようと旅に出かけました。静岡から鹿児島まではずっと鉄道で行こうとすると、ジパング割引を使ったとしても2万円くらいかかるし、時間も6時間くらいかかります。2023年2月はANAが70周年記念の国内線どこの路線も7000円というキャンペーンをやっていて、おかげで往復14,000円、時間も羽田から飛行機で2時間という大変お得に旅ができました。枕崎への旅はこちらです。

www.frostmoonweb.com

 

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