鉄道と自転車でプチ冒険に出よう

主に鉄道で行く温泉を楽しみ、旅の記念にマンホールの捕獲を楽しんでいます。宿の宿泊記やマンホールカードを紹介しています。

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八幡平のドラゴンアイと温泉を楽しむ旅

ドラゴンアイってご存じですか?岩手県と秋田県の県境にある日本百名山の一つ、八幡平という山の山頂付近にある鏡沼で見られる現象です。冬の間真っ白に凍っていた沼が雪解けを迎えて氷が解けていく時の様子が竜の目のようだということでこの名が付きました。2021年4月からは東北デスティネーションキャンペーンが始まり、ドラゴンアイも観光スポットとして注目を浴びています。JR東日本が東北新幹線の「お先にトクだ値スペシャル」を2021年9月末まで延長してくれたので、ドラゴンアイを見に行ってきました。5月20日にはまだ開眼状態ではなかったので、これからSNS上に開眼に向かってのドラゴンアイがアップされることでしょう。6月第一週あたりがねらい目かも。

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ドラゴンアイまでの道のり

冒頭の写真を見ても、ドラゴンアイ???という感じかもしれません。八幡平のパンフレットにはしっかり開眼した写真があり、こちらだと、なるほど竜の目のようだと思いませんか?このパンフレットの写真では、ドラゴンアイの奥の方に岩手山も見えていて、なかなかの絶景スポットです。

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しっかり開眼したドラゴンアイ

レンタカーで山頂の駐車場に向かう

東北新幹線で盛岡まで行き、盛岡駅からレンタカーを利用するのが手軽で時間と行動範囲の自由が効いておススメです。盛岡駅から八幡平山頂近くの駐車場までは、高速道路を利用すれば1時間ほどで到着。

盛岡から東北自動車道に乗り、松川八幡平インターで出て、あとは案内標識に従い八幡平の山頂を目指します。インターを出てからは、アスピーテラインか樹海ラインを選べますが、今回はアスピーテラインを選択しました。どちらも無料の道路ですが、夜間は通行止めです。

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夜間は通行止め

アスピーテラインからは岩手山が見えて景色が良く、走りやすい道路でした。ここも絶景道路の一つだと思います。

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アスピーテラインからの岩手山

ドラゴンアイは5月下旬から6月にかけて、八幡平の雪解けの時に見えるので、道路脇にはまだ雪が残っていました。

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まだ雪の壁が残るアスピーテライン

山頂レストランに駐車場があるのですが、こちらは有料です。山頂レストランに行くほんの少し手前にも駐車場があり、こちらは無料。山頂レストランまで徒歩5分もかからない感じなので、今回は無料駐車場に停めました。

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無料駐車場に車を停めて歩き出す

まずはレストハウス方向へ歩きます。

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山頂レストハウスに向かって歩道を歩く

雪が残る登山道を行く

山頂レストハウスまで来ると、道路の反対側に頂上入口の看板があるので横断歩道を渡って、登山道を歩きます。

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頂上入口から登山道に入る

頂上入口の看板の横の案内板で位置関係を確認します。ポイントごとに目安の時間が書いてあります。途中写真撮ったり、雪の上をそろりそろりと歩いたこともあり、表示されている時間よりかかりました。

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八幡平山頂付近の地図

現在地からはドラゴンアイが出現する鏡沼を経由して八幡平山頂に向かい、山頂からはガマ沼と見返り峠を経由して現在地まで戻るコースを歩きました。

初百名山。八幡平 ドラゴンアイ / Frostmoonさんの八幡平の活動データ | YAMAP / ヤマップ


レストハウスは標高1540mで、八幡平の山頂は1613mなので標高差はほとんどないようなものです。登山道もゆったりとした上り坂。ドラゴンアイの案内があるので左へ。

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緩やかな上り坂

ドラゴンアイが出現する鏡沼方面に向かうと、遊歩道は雪で覆われていました。雪の上は結構滑ります。上りは良いけど、下ってくる人はツルっと行きそうでこわごわ歩いていました。用心してチェーンスパイクを持っていましたが、ゆっくり登って行けば、上りは大丈夫そう。

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いきなり雪道。ちょっと滑ります

雪の上をゆっくり歩くこと10分ほどで鏡沼に到着です。この辺りまでは観光地化していて、スニーカーにカジュアルウェアのお客さんもいました。

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鏡沼

ドラゴンアイの奥の方、なんかヒビがはいっているんです。こんなこと初めてなんだとか。この先どんなお目目になるのでしょうね?

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ひび割れしているドラゴンアイ

せっかくなので山頂まで

スニーカーにカジュアルウェアの皆さんは鏡沼から駐車場に引き返しますが、私は一応山歩きできる靴やストックなども持っていたので、山頂まで行ってみました。鏡沼の隣にはメガネ沼。こちらは緑ですね。

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緑の瞳

鏡沼から先は人はほとんどいなくなります。平日だからかな。八幡平というだけあって、ホント、平です。雪原上には10mおきくらいに蛍光ピンクのテープがついたポールが設置されていて、進む方向を示してくれています。

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ピンクのテープに従って歩く

ドラゴンアイからは歩いて20分くらいで山頂に到着しました。今までに上った山の中では一番楽に登頂できた山でした。しかも日本百名山の一つです。どの山もこれくらい簡単に登れたら、あちこち登るんですけど。山頂には展望台もあります。とんがった山頂ではないので、展望台に上った方が見晴らしがよいのです。

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山頂に到着

晴れていれば岩手山が見えます。もしかすると鳥海山とか岩木山も見えるのかもしれません。同じ時間帯に展望台にいた人たちがそんなことを話していました。

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展望台からの眺め

ガマ沼を経由して駐車場に戻る

では駐車場に戻りましょう。来た道を帰らず、ガマ沼の方を回る周遊ルートで戻ります。展望台からは再び雪原をピンクのテープに従って歩きます。歩いているうちに岩手山の雲が取れてきました。青と白のコントラストがまぶしい!

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岩手山の雲が取れてきた

こちらはガマ沼です。半分くらい氷が解けてきました。こちらの沼はドラゴンアイのようにはならないんですね。水面に逆さ岩手山が映りそうです。いやー、静かでホントにきれい。

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ガマ沼

こちらは八幡沼といいます。沼の周囲には木道がついていて、散策も可能。その先の源太森という山もあまり標高差がなく簡単に登れそうでしたが、それはまた次回。

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八幡沼

雪が全然ないところと、たっぷり残っている所とあって不思議な感じがしました。雪の歩道を歩いて見返り峠方向に向かいます。

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見返り峠からの岩手山

こちらにはトイレもあります。

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見返り峠のトイレ

見返り峠までは雪の遊歩道でしたが、ここから駐車場方向の遊歩道にはまったく雪はなく、歩きやすい石畳の階段で下ります。下りに雪がないのは助かります。逆向きに回っていたら、山頂から鏡沼までは緩やかですが雪の下りで、下りてくる人はありきづらそうでした。時計回りに歩いた方が良さそうです。

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駐車場に戻る

登山口に戻りました。ここは岩手県と秋田県の県境なんですね。

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登山口

岩手県北バスの自然散策バスを使う

レンタカーを使わずに、路線バスで八幡平山頂レストハウスまで行くこともできます。岩手県北バスが路線バスを運行していますが、本数は少ないです。また岩手県北バスが運行している自然散策バスでは、季節に応じた見どころをガイドツアーしてくれるんだそうです。私も最初はこちらを利用しようかなと思っていましたが、レンタカーの方が時間の自由が効くので、今回はバスは利用しなかったのです。

2021年度 八幡平自然散策バス時刻表(春) | 岩手県北バス(公式サイト)路線バス・高速バス・貸切バスの情報

ドラゴンアイの情報

ドラゴンアイが見ごろかどうか気になりますね。どうせ行くのなら天気が良い時に行きたいものです。ドラゴンアイや山頂付近の様子がわかる情報源をご案内します。

ドラゴンアイの状況 

ドラゴンアイの時期になると八幡平リゾートが頻繁にtwitter上に状況をupしてくれます。

八幡平レストハウスの状況はライブカメラで

山頂レストハウスにライブカメラがあります。以下のリンク集の中の「アスピーテライン(見返峠)」がそのカメラ。ほかにも山頂に向かう道路状況を確認できるカメラもあるので、冬タイヤの方が良いのか?なと確認するのに便利です。

orange.zero.jp

天気とくらすのサイトで八幡平の予報をチェックする

いろいろな山の天気予報を見ることができるサイトです。1週間先まで予報が出ています。Aランクなら眺望が期待できますが、Cだと八幡平は雨や霧の中なので避けた方が良いでしょう。八幡平は東北→岩手県の欄の中にあります。

tenkura.n-kishou.co.jp

魅力的な温泉がたくさんある

あれこれ写真撮りながらあるいても1時間半で戻ってきてしまいました。午後2時なので、これから車で盛岡まで戻れば十分日帰りできてしまうのですが、せっかく交通費かけてここまで来たので、温泉宿に泊まりましょう。周囲には魅力的な温泉がたくさんあります。実は2泊3日で八幡平に来たので、泊まった宿とこれから泊まりたい宿をご紹介します。

八幡平温泉郷

八幡平の麓にある温泉郷で、スキー場もあるので、大型のリゾートホテルがあります。今回は岩手山を間近に望む「八幡平マウンテンホテル」に1泊しました。建物には多少古さを感じますが、スタッフの対応も良く、部屋も広いのに、1泊2食で12,000円しませんでした(平日泊)。たいへんコスパの良い宿でした。

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岩手山がすぐ近くに見える八幡平マウンテンホテル

1人泊でしたが、こんなに広いツインルームを使わせていただきました。ソファースペースが広々です。

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広々したツィンルーム

ホテルなので部屋にバス・トイレ付きですが、温泉の大浴場があるので部屋のバスは使用せず、温泉で手足を伸ばしてゆっくりつかりました。内風呂から直接行ける屋根付き露天風呂もあり、晴れていれば八幡平を眺めながらの湯あみができるのですが、私が入った時は霧で真っ白でした。白い湯の花が舞うお湯でした。

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大浴場

食事は夕食・朝食ともにレストランでビュッフェ形式です。

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ビュッフェ形式の食事

ホテル内に自然ガイドステーションがあり、夜には八幡平の自然を解説してくれる催しがありました。こちらのガイドステーションでもアクティビティのプログラムがあり、ドラゴンアイと八幡平散策のコースに申し込みしたかったのですが、最少催行人員が2人からということで、私以外にお客さんがいなくて参加できませんでした。残念。有料ですが、ガイドさんと歩くプログラムがあるのは私のような一人歩きの初心者にはありがたいです。週末は予約が入っているようでした。

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館内に自然ガイドステーションがある

松川温泉 

八幡平温泉郷から八幡平山頂方向へ、樹海ラインを進む途中にあります。八幡平温泉郷からは車で20分くらいでしょうか。山間の小さな温泉郷で宿は3軒ほど。今回は日本の秘湯を守る会の会員宿でもある「峡雲荘」に宿泊しました。

www.kyounso.jp

こちらの宿の魅力はなんと言ってもこの青白く濁ったかけ流しの温泉です。硫黄(実は硫化水素)の匂いがして温泉らしい温泉です。ただ洗い場にシャワーやカランはなく、あがり湯用のお湯をためた桝から手桶で汲んで洗う仕組みです。

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硫黄の香がするにごり湯

お部屋はトイレ付きの本館とトイレ無しの別館があります。私はトイレ付きの部屋が好みなので本館をチョイス。一人でも泊まれるプランがあって助かります。あ、トイレは水仙ですが洗浄機能はありません。

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7.5畳くらいのサイズ

食事は夕食は部屋食で朝食は大広間でいただきました。

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夕食は部屋食

お部屋にはエアコンはありません。私が泊まった5月21日はまだ暖房していました。こちらの暖房は地熱を活用していて、温度調整はできません。部屋に入った時にはかなり暑く感じて、温度調整は窓を開けて行ってくださいとのこと。窓には網戸が入っているので、滞在中はずっと窓を開けて外の空気をいれていました。夏はさすがに暖房は入っていないでしょうけれど、エアコンがなくても快適なのかな?

地熱を活用した暖房と書きましたが、近所には地熱発電所があるのです。火山の恵みですね。発電所内の見学はできませんが、無料の展示施設があり、地熱発電の仕組みやこちらの発電所の歴史を学ぶことができます。

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地熱発電所

ドラゴンアイに近い藤七温泉「彩雲荘」

標高1400mにある宿で、絶景の露天風呂が魅力の宿です。

www.toshichi.com

地図で見ると八幡平山頂レストハウスから2キロと、歩いても行けそうな場所にあります。

今回はお邪魔しませんでしたが、次回、八幡平に行った時には泊まってみたいと思います。

後生掛温泉

八幡平山頂レストハウスから車で15分くらいの場所にある温泉です。こちらもまだ行ったことがないのですが、是非パワフルな温泉を楽しんでみたいです。

www.goshougake.com

蒸ノ湯温泉

こちらも八幡平山頂レストハウスから車で15分くらい。秘湯の宿などでも紹介される温泉宿です。

www.fukenoyu.jp

まとめ

今回は2泊3日で出かけて、お天気が良ければドラゴンアイ以外にも、八幡平付近のハイキングコースを歩く予定でしたが、初日だけが晴天。あとの2日間はずっと雨でした。自然相手の観光はお天気に左右されます。3日間現地にいれば1日くらいはチャンスがあると思い2泊3日にしたのです。今回は「お先にトクだ値スペシャル」を利用したかったので、3週間前までに予約が必要でした。「お先にトクだ値スペシャル」を使わないのであれば、週間予報と八幡平リゾートのtwitterを参考に、良さそうな日を決めて弾丸日帰りでも行けますが、ご紹介した通り魅力的な温泉がたくさんあるので、1泊温泉に泊まれると良いと思います。八幡平は秋の紅葉も素晴らしいそうなので、紅葉の時期にも行きたいです。

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