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「エミレーツで行く遥かなるエジプト10日間の旅」の振り返り 良かったことや注意点など

テレビや雑誌などで古代エジプトの遺跡やピラミッドを見るたびに、一度はエジプトに行ってみたいと思っていました。2024年3月、ちょうど仕事が落ち着く時期に私の希望を満たすツアーを見つけたので夫婦で出かけてきました。

こちらの記事では旅の全体像と、主な観光スポットについてまとめた記事へのリンク、エジプトに行く時に持ち物や注意点などをまとめました。

利用したツアー

利用したツアーは、阪急交通社のフレンドツアーというブランドの10日間のツアーです。成田空港出発のツアーでした。10日間と言っても、初日は成田から夜10時半頃に出発する便に乗るだけだし、10日目もドバイから成田の戻ってくるだけなので、実質8日間の旅という感じです。

添乗員さんが成田から同行し、カイロ到着後は現地の日本語を話すガイドさんがクルーズ船の中も含めてずっと帯同してくれました。このガイドさんが大変すばらしく、あちこち効率的に観光でき、充実した旅になりました。

www.hankyu-travel.com

阪急さんは昨年スイスのツアーでも利用していて、添乗員さんが素晴らしく、信頼できる旅行社と言う印象があります。

ツアーを選ぶ時に重要視したポイント

エジプトを巡るツアーは大手の旅行会社ではたいてい扱いがありますが、私が選んだポイントは以下です。

  • エミレーツA380のビジネスクラスに乗れる
  • カイロ周辺だけでなくアブシンベルやルクソールの観光が含まれる
  • ナイル川クルーズが含まれる
  • スフィンクス足元観光が含まれる

エミレーツA380のビジネスクラスに乗る

2024年3月現在、エミレーツ航空は成田、羽田、関空からドバイまで、それぞれ毎日1往復飛んでいますが、総2階建てのA380が発着するのは成田空港のみです。エミレーツA380のビジネスはなかなか快適と評判なので、乗ってみたかったのです。

ビジネスクラスはこんな座席。シート幅が広く、1人1人の占有面積も広くて確かに快適でした。ミニバーがありエビアンの330mlが2本、ペリエ、ペプシがあらかじめセットされています。常温保存なので冷たくはないです。

ビジネスクラスのシート

2024年2月からアメニティが充実して、長距離路線ではパジャマまでもらえるのです。私はまだ着ていませんが、旦那さんがさっそく着用し、とても着心地が良いと言っていました。

prtimes.jp

飛行機には前方、下方、そしてたぶん尾翼あたりについているのだと思いますが、3つカメラが取り付けられていて、座席のモニターで映像を見ることができます。尾翼についていると思われるカメラからの映像はなんだか鳥目線のような感じで着陸の時などは見ていて楽しかったです。

空を飛んでいる感じが味わえるカメラの映像

今回のツアーでは、日本からドバイに飛んで、ドバイでカイロ行きに乗り継ぎました。どの路線もキャビンアテンダントが皆さん美人で、しかも親切だったのも印象に残りました。

アブシンベルやルクソールの観光が含まれる

エジプトのツアーにはカイロのみの滞在で6日間程度のものもあります。エジプトにはそう何回も行けるわけではないと思い、エジプトを代表する遺跡を回るコースを選びました。そうなると旅行期間も8~11日間程度になります。

カイロから800キロ以上南に位置するアブシンベル神殿

ナイル川クルーズが含まれる

アブシンベルやルクソールを観光するツアーだと、ほぼどのツアーでもナイル川クルーズが組み込まれるようです。クルーズ船だと昼食をクルーズ船で食べるため、午前中の観光の後、一度船に戻れてバス・トイレ付きの自分たちのお部屋で自由にくつろげるのでとても快適でした。

ナイル川クルーズはとっても快適

スフィンクスの足元観光が含まれる

エジプトと言えば真っ先にイメージするのがピラミッドとスフィンクスです。スフィンクスは通常の観光では足元には入れず、少し離れた位置からの観光になります。足元観光をするには特別な許可が必要で、そのために費用もかかります。ガイドさんに聞いた所では、1グループ40人まで1時間3000ドルとのこと。個人で行くにはちょっと難しい価格です。大手旅行社の場合は、スフィンクス足元観光が確約のツアーがあるので、そういうツアーを選びました。

スフィンクス足元観光

良かったこと、イマイチだったこと

現地日本語ガイドさんが素晴らしい

日本からご一緒してくれた添乗員さんももちろん素晴らしかったですが、現地の日本語ガイドが素晴らしく、とても充実した旅になりました。エジプトに関する情報をたくさん持っていて、バス移動の間やちょっとした時間にもいろいろなことを教えてくれました。日本語レベルが大変高く、こちらからの質問をきちんと理解してくれるので、回答も明快です。ツアーにはこのガイドさん以外のガイドさんがサポートで入ることがありました。サポートのガイドさんも日本語話す方はいましたが、こちらの質問の意図が伝わらないことがありました。自分が話したいことを話すだけでなく、お客さんからの質問を理解して日本語で回答ができるスキルが高くて大変助かりました。

比較的すいていた

遺跡に到着する都度、現地ガイドさんが「今日は空いていますー」「貸切ですね」と言うことが多かったです。確かに空いていました。これは観光の時間帯がうまく空いている時間帯に組まれていたからなのかもしれないし、たまたま観光客が少ない時期に当たったからなのかもしれませんが、混雑が嫌いな私には大変良かったです。

階段ピラミッドはほとんど貸切状態

エジプトはどの遺跡にもゲートがあってセキュリティチェックがあります。機械が1台しか動いていないと、ここが大行列になる可能性がありますが、そういうことにはほとんど出くわしませんでした。

関心のないお土産物屋さんにも連れていかれる

イマイチだったことも一つ。ツアーの場合は仕方ないのですが、お土産物屋さんに案内されます。するとお店のスタッフが一組にのお客さんに1人ずつつく、という感じでつきっきりで何か買わせようとします。興味のないお店の場合は、バスの中で待機させてもらえる方が私には気楽なのですが、ツアーだとなかなかそうはいかないですね。

ただエジプトは観光客にとっては定価のない国とも言われます。道端の露店で何か買おうにも、いったいいくらが適正価格なのかさっぱりわからないし、そのお店で売られている物の品質もわかりません。ツアーで連れて行ってくれるお店は政府の保証があり、クレジットカードも安心して使えるとのことでした。

気候

3月のエジプトの気温は日中は35℃くらいまであがりますが、移動のために朝3時頃ホテルを出る時などは、気温が10度台でした。日中は暑いけれど、ものすごく乾燥しているので、木陰に入って風が吹いてくると、そんなに辛くありませんでした。

春になると砂嵐が起きることがあり、時には航空機の運行にも支障が出るとガイドブックなどには書かれていますが、ガイドさんが言うには最近はそこまでひどい砂嵐は少ないのだとか。これも温暖化のせいなのかもしれないとのことでした。

でも私が滞在中、一度雨が降りました。私は雨女なので、エジプトにも雨を降らせてしまうのか・・・と思いましたよ。この日はエジプト各地で雷雨があり、砂嵐でアスワンからアブシンベルに向かう道路が一時通行止めになったとか。その日にアブシンベルに向かう日程でなくて良かったと思いました。

雨女の旅はエジプトにも雨を降らせる

お食事

エジプトの食事は今回のツアーが割とランクの高いツアーだったせいなのか、私の口にはよく合いました。スイスに行った時のように毎日チーズたっぷりの高カロリー食というよりは、野菜を使った食事も多く、不慣れなスパイスたっぷりということもなかったです。

お食事は口にあいました

食事の時に注文するレモンジュースがお気に入りで何度も頼みました。

レモンジュースがお気に入り

水事情

エジプトでは飲む水はもちろんのこと、歯磨きにもペットボトルの水を使用してくださいと旅行会社から案内があり、その指示に従いました。ツアー会社から毎日1人当たり500mlのペットボトルの水が配られますが、歯磨きにも使うとなると、500mlでは足りません。ホテルにもクルーズ船にも無料の水が用意されているので、追加で購入することはありませんでした。買っても1本1~2ドルだと思います。たくさん使うので、こんな具合にペットボトルのゴミの山になるのが気になりました。

1泊分のペットボトルの山

治安

エジプト国内ではかつてテロ事件が何度か起きていたし、お隣のイスラエルでは戦争状態ということで、治安については少し心配でしたが、今回のツアーの中で言えば怖い思いはしませんでした。ツーリストポリスが私たちのバスに乗ってきたのは1回だけでした。遺跡や博物館には銃を持った人を時々見かけました。

ナイル川クルーズの後、カイロに2泊しましたが、その際、夜はホテルから出ないようにと現地のガイドさんから注意されました。現地のタクシーに乗ると、タクシードライバー懇意のお店に連れ込まれ、何か買うまで返してもらえないのだとか。もちろん私はそんな危ない橋は渡りません。

カイロのアメリカ大使館があるエリアは、暴徒の進入を防ぐためのバリケードができていて、イスラエルを支持するアメリカへの思いを感じることができました。

アメリカ大使館のある通りは暴徒の侵入を防ぐためにバリケードがあった

観光業はエジプトの外貨獲得の要の1つなので、ツアーの最後に現地のガイドさんからは私たちが日本に帰ったら、是非周囲の人にエジプトは安全だから、遊びに来て下さいと伝えてほしいと言われました。スエズ運河がちょっとキナ臭くて、クルーズ船などはスエズ運河を避けたりしていますから、運河からの収入はこの先も減ることが予想されます。エジプトとしては安全なイメージを打ち出して、世界から観光客を招き入れたいところなのだと思います。

注意点

トイレットペーパーが流せない

エジプトではトイレットペーパーの質が今一つで、使用済のペーパーはトイレに流さず、トイレ横のゴミ箱に捨てます。ゴミ箱は足で踏むと蓋が開くタイプだけど、公衆トイレでは、不特定多数の人の使用済トイレットペーパーが入っているので、ちょっと衛生面で抵抗はありました。日本に帰って来てせいせいとペーパーをトイレに流せることがどんなに素晴らしいことか、改めて実感しました。

またトイレそのものは、ホテルやレストランのトイレはきれいですが、遺跡やドライブインのトイレは必ずしもトイレそのものがきれいとは限りません。ガイドさんがここよりあっちのトイレの方がきれい、といった情報も提供してくれて助かりました。遺跡やドライブインのトイレはたいていチップが必要で、2人で1USドルが目安でした。

ワンダラ(1ドル)ワールド

観光客の行く所、物売りありで、どこへ行っても「ワンダラ、ワンダラ」と物売りがしつこく寄ってきます。時には「ゼンブタダ」とか言ってくる人もいます。

スカーフなど物を手に寄ってくる物売りにはNo Thank you と言って無視すれば良いのですが、気を付けるのは物を持っていない人々です。たとえばピラミッド周辺では写真を撮りましょうかと寄ってくる人がいますが、こういう人たちにスマホを渡してはいけません。ガイドさんがかなりマジに注意していました。スマホ渡したら1ドルでは済まないのかも。

遺跡でもここから先は入れない、という柵の前に門番ぽく座っている人がいて、柵から奥の写真を撮らせようとしたり、遺跡内を案内する風なジェスチャーで観光客を誘う門番がいますが、ついていくとお金を要求されます。

柵の前にいる門番さんの手招きには要注意

1USドルを多めに持って行く

現地の通貨はエジプトポンドだが、観光客が立ち寄る店では米ドルで買い物可能だし、日本円で購入し、お釣りの小銭まで日本円で返してくれる店もありました。トイレは有料の所が多く、1ドル紙幣は必須です。両替する時には1ドル紙幣を多く入れてもらうのが便利。またツアーだと参加者全員で同じテーブルでご飯を食べることがほとんどで、食事の時に頼む飲み物は、その場で現金会計でした。ホテルのベッドメイクのチップもすべて米ドルでOKでした。そんなわけで、現地の通貨であるエジプトポンドは一度も目にしなかったのでした。

1ドル紙幣を持って行こう

日焼け・暑さ対策と防寒対策の両方必要

朝と日中の温度差が大きいです。3月のエジプトは日中は35℃を超えますが、朝晩は10℃くらいで、風があるとかなり寒く感じます。朝から出かける時には、薄手の防寒着を着て、日中は防寒着を脱いで35度に対応できる服装になれる必要があります。

陽射しも強烈なので、日焼け対策も必要ですし、目の保護のためにサングラスも必要です。私は首元の日焼け対策としてコットンのストールを巻いて出かけていました。ハイキングの時にも使っています。

どこに行ってもセキュリティチェック

エジプトでは観光地でもホテルでも入り口にセキュリティチェックのゲートがあり、手荷物は検査台を通し、人間も検査ゲートを通過します。ただガイドさんいわく、形式的なものだとか。確かにあまり真剣にチェックしている様子はありませんでした。

ゲートに人がいないこともあったし、いてもラマダン中で眠かったりお腹がすいているのか、全然検査への真剣さがありませんでした(笑)

ホテルに入るにもセキュリティチェック

でも最後に泊まったフォーシーズンズでは私の荷物がセキュリティチェックに引っ掛かり、中身を調べられました。怪しいと思われた物品は、目覚まし時計だったのですが。セキュリティチェックが機能している場所もあるのだなと思いました。

博物館は引っ越しの真っ最中

ツアーの最終日にエジプト考古学博物館を見学しました。

考古学博物館は引っ越しの真っ最中

ここにはツタンカーメンの黄金のマスクなどが展示されています。が、現在カイロではピラミッドの近くに新しい博物館を建設中で、すでに一部は移設済み。下の写真では小4つのコーナーにそれぞれ一体ずつあるはずにラムセス2世の立像が、2つはすでに新しい博物館に持って行ってしまった、などということがありました。

4体あるはずのラムセス2世の像のうち2体は新しい博物館に引っ越し済み

こちらもフロアの隅にひっそりと置かれていて、引っ越しを待つばかりの逗子。

引っ越し待ちの展示物

さすがにツタンカーメンの黄金のマスクを引っ越しするのならニュースにもなると思いますが、タイミングによっては期待していた展示物が見られない、ということもあり得そうです。

タバコ吸う人はライターの扱いに注意

飛行機に乗る時に、日本だとライターは飛行機に預ける荷物には入れられず、機内持ち込みの荷物に1人1個までOKというルールですが、エジプトだとそのルールが逆で、機内に持ち込もうとすると没収されました。

ちなみにエジプトは喫煙に対しては結構寛大で、客室のベランダなら吸って良いとか、初日のホテルは室内に灰皿があって室内でも吸えました。

ちなみにエジプトの国内線は、水の持ち込みは500mlのペットボトルくらいならスルーでした。

ラマダンの時期のエジプト旅行

今回の旅はイスラムのラマダンの時期に当たっていました。ラマダンの時期を調べずにツアーに申し込みをしてしまい、後から気づきました。ラマダンではない時のエジプトがどんな感じなのか知らないので、私自身は特段影響はありませんでしたが、お酒が提供されない日があるのは、お酒を飲む人にはちょっと辛いのかもしれません。

ナイル川クルーズ中の夜に、ベリーダンスショーがあるのですが、ラマダンの時はダンサーの衣装はおへそが見えない衣装でした。これには楽しみにしていたお客さんからがっかりした声も聞こえました。

ベリーダンスの衣装もラマダン仕様

現地で合流したガイドさんはものすごく大変そうでした。ラマダンだと夜明けから日没まで一滴の水も口にできません。遺跡は外にあることが多く、ルクソールなどでは気温も35℃超え、そんな中歩いて観光です。私達は水を飲めますが、ガイドさんは飲まず食わずで私達に説明し続ける、その姿を見るのはちょっと申し訳ない気持ちになりました。

ラマダンは毎年この時期、とは決まっておらず、毎年は少しずつ時期がずれて行くので、真夏に当たることもあります。そうなると3月よりもっと暑くて水も飲めないなかでのガイドは本当に大変というのも理解できます。

10日間の行程

1日目は成田からの出発のみ

成田空港から夜10時半くらいにエミレーツ航空で出発。A380は総2階建ての飛行機で、2階はファーストクラスとビジネスクラスです。ボーディングブリッジは直接2階に入れる構造でした。この構造があるスポットは成田空港のはじっこにあるので、結構歩きます。定刻の夜10時半より数分早く動き始めました。

エミレーツ航空A380@成田空港

2日目はカイロ到着とカイロ市内観光

ドバイでカイロ行きの飛行機に乗り継ぎです。ドバイ空港にはエミレーツのA380がうじゃうじゃいてびっくりしました。エミレーツの機材はA380とボーイング777のみだそうです。

ドバイ空港にはA380がいっぱい

ドバイからカイロに向かう飛行機もA380でしたが、ちょっと機内のデザインが日本から乗ってきたタイプと異なる仕様でした。

カイロには午前10時半くらいに到着。現地の日本語ガイドさんと合流し、いよいよエジプトツアーの始まりです。カイロ到着初日の様子はこちらにまとめました。

 

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トライアンフ・ラグジュアリー・カイロに宿泊

カイロに到着後に2か所観光した後、カイロで最初のホテルに移動しました。公式サイトを見るととても素敵なホテルですが、翌日は朝3時にホテル出発なので、ツアーの皆さんで夕食を食べた後は、早々に休みました。

triumphhotel.com

3日目 未明にホテルを出て空路アスワン、そしてアブシンベルへ

朝3時と言う朝というより深夜にホテルをチェックアウトしてカイロの空港へ。ここからアスワンまで飛行機で移動します。乗っている時間は1時間半くらいです。

アブシンベルの観光についてはこちらにまとめました。

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4日目はアブシンベルからアスワンに戻りクルーズ船にチェックイン

アブシンベルで朝の神殿を観光した後、再びバスでアスワンに戻り、いよいよナイル川クルーズの始まりです。クルーズ船に乗りながらナイル川中流域の遺跡を巡ります。

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5日目 クルーズ中に遺跡を観光

訪れた遺跡はこちらにまとめました。

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6日目と7日目 ルクソール観光

クルーズ旅も終盤、ルクソール観光です。そのあと飛行機でカイロに戻りました。

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8日目 ギザのピラミッドとスフィンクス観光

遺跡観光のフィナーレはピラミッドとスフィンクスの観光です。スフィンクス観光では足元エリアへの特別入場ができ、大変感動しました。

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カイロではフォーシーズンズホテルに2連泊しました。お部屋はナイル川に面していて、遠くにはギザのピラミッドも見えるお部屋でした。

ホテルのお部屋からピラミッドが見えた

9日目 エジプト考古学博物館とバザールに寄って帰国の途に着く

エジプト考古学博物館の最大の呼び物は、ツタンカーメンの黄金のマスクだと思います。私自身、実物を見るのがとても楽しみでした。博物館内はほとんどが撮影が許されていますが、ツタンカーメンのエリアは撮影不可でした。

ツタンカーメンのエリアの入り口

考古学博物館の後は、ハーン・ハリーリ・バザールへ。

狭い通りの両脇にお店がびっしり並んでいたけれど、ガイドさんからはこういうお店には定価はなく、もし買うのなら自分で価格交渉して購入してください、クレジットカードの使用はおススメしない、とのことだったので、私はスルー。

ハーン・ハリーリバザール

10日目 日本着(成田空港)

ドバイで飛行機を乗り継いで日本の成田空港に夕方6時半頃に到着しました。

まとめ

いつかは行ってみたいと思っていたエジプトに、乗ってみたかった飛行機に乗って行くことができました。古代エジプトの遺跡はどれもすばらしく、電力も重機もない時代に、どうしてこんなに立派な神殿やピラミッドができたのだろうと、いろいろな遺跡を見るたびに感じました。古代文明は世界史でも習ったけれど、エジプト文明の遺跡がもっとも壮大な感じがします(他の文明の遺跡をみていないけれど)。一度は見に行くべき遺跡だと思いました。現地ガイドさんがとても優秀だったこともあり、とても思い出深く、良い旅ができました。現地のことに詳しいガイドさんがいる・いないで、ずいぶんと得られる情報が変わると思います。

ツアーはらくちん

若いころの海外旅行は自分で手配して出かけることが多かったのですが、昨年のスイスやオーロラに続き、今回も大手旅行社のツアーを利用し、添乗員さんは日本から同行してくれるツアーです。もうメチャ楽です。知らない人と毎食同じテーブルにつくのは、ひとり旅が好きな私にはちょっと苦痛なこともあるのですが、エジプトのように価格が決まっていない、物売りが寄ってくる、みたいな国を周遊する場合はホントツアーが楽ちんと思いました。

以下は私が参加した今までの海外ツアーの旅行記です。

まずはスイス。一度添乗員さんとスイス全体を回って感じがつかめたので、次回はツアーを利用せずに行ってみようと思います。

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こちらはオーロラ。

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今とっても見てみたい映画

さてエジプトに行くことを決めてから、私にはとても見たい映画がありました。日本語のタイトルはズバリ「ピラミッド」というタイトルで、1955年の映画です。私はこの映画をたぶん子供の頃にテレビで放送されたのを母と見たのではないかと思うのですが、ラストシーンがとても印象に残っています。

WOWOWとか、Amazon Primeとかで放送してほしいけれど、可能性は低いかな。メルカリでDVDを見かけたけれど、その頃は1万円以上の価格設定で断念しました。moviewalker.jp

 

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